1980年から2020年までワイドショーなどで活躍した芸能リポーターの前田忠明さんが81歳で亡くなりました。
この記事では前田忠明さんの身長や芸能リポーターになるまでの若い頃の経歴、結婚した嫁や子供、病気や死因、新型コロナワクチンとの関連の噂などについてまとめました。
この記事の目次
前田忠明(芸能リポーター)のプロフィール
前田忠明のプロフィール
生年月日:1941年5月15日
没年月日:2022年9月28日(享年81歳)
出身地 :北海道空知郡岩見沢町(現在の岩見沢市)
前田忠明(まえだ・ただあき)さんは、1980年から2020年にかけてフジテレビと専属契約を結び、ワイドショーなどを中心に芸能リポーターとして活躍された方で「前忠(まえちゅう)」、本名を音読みした「忠明(ちゅうめい)」などの愛称で親しまれました。
フジテレビでは長年続いたワイドショー・情報番組「情報プレゼンター とくダネ!」の芸能デスクも務めたのをはじめ、「スーパーナイト」、「2時のホント」、「ビッグトゥディ」、関西テレビ「あっぷ&UP!」、「2時ドキッ!」、テレビ西日本「情報レシピ ニジ☆ゴジ」など数多くの情報・ワイドショー番組で芸能リポーターとして長年活躍されていました。
また、芸能リポーターとしてのテレビでの活動の他にも、週刊誌やスポーツ紙での芸能系の連載記事執筆でも幅広く活躍されました。
2020年3月にフジテレビとの契約が終了して以降は、表舞台に姿を見せる事はほぼ無くなっており、2022年12月18日に同年9月28日に亡くなっていた事が報じられ久々にネット上でも話題に上っています。
今回はそんな芸能リポーター・前田忠明さんについて改めて紹介していきます。
前田忠明(芸能リポーター)の身長は173cm
出典:https://www.nikkansports.com/
前田忠明さんの身長は「173cm」です。
過去に雑誌で紹介されていた事がありました。
前田忠明(芸能リポーター)の若い頃① 演劇に打ち込んでいた
前田忠明さんの若い頃についても紹介していきます。
前田忠明さんは、地元の北海道岩見沢東高等学校を卒業後、上京して明治大学文学部演劇学科へと進学されていて、学生時代から劇団に入って演劇に打ち込まれていました。
大学卒業後には自身の劇団を作り、唐十郎さんや蜷川幸雄さんといった後に演劇界の重鎮となる人々ともよく演劇論を戦わせていたのだそうです。
前田 もともと僕は演劇をやっていたんですよ。学生時代から劇団に入っていて、卒業してからは自分の劇団を作ったりもしましたし。唐十郎が僕の先輩にあたるんですけどね。唐十郎、蜷川幸雄……そのへんの連中とは、よく演劇論を戦わせながら遅くまで呑んでいました。
引用:ヤクザ、闇営業、音事協、梨元勝について語るーー「前田忠明」の50年の芸能リポーター人生とは、何だったのか?【前編】
若い頃の前田忠明さんはかなり真剣に演劇活動をされていたようで、シェイクスピアを学ぶために本場のロンドンへ留学までされています。
前田 でも新劇っていうのは、とにかく食えなかった! 寺山のところだけは人気があったけど、それ以外は全然ダメでね。そもそもアングラ劇団なんて、劇場も借りられないんだから。これじゃしょうがないだろうってことで、僕はロンドンに留学したんです。本場でシェイクスピアを学びたかったから。でも向こうでも本当に貧乏で、バイトをしていても生活は本当に苦しかった。
引用:ヤクザ、闇営業、音事協、梨元勝について語るーー「前田忠明」の50年の芸能リポーター人生とは、何だったのか?【前編】
ただ、この留学生活は経済的にあまりにも苦しかったため、2年半の予定だったのが途中で挫折して1年半ほどで帰国されています。
帰国されたのはちょうど前田忠明さんが28歳だった1969年くらいだったそうで、この頃には演劇の世界からは足を洗おうと決心されたという事でした。
前田忠明(芸能リポーター)の若い頃② 「女性自身」で芸能記者の道へ
演劇の世界から足を洗った若い頃の前田忠明さんは、ロンドン留学時代に知り合ったという光文社(「女性自身」や「JJ」などの女性向け雑誌を中心に発行する大手出版社)の社員の紹介で女性向け週刊誌「女性自身」の記者になっています。
──『女性自身』には、どういうきっかけで?
前田 そのロンドン時代、光文社の社員と知り合いになったんです。その人に紹介してもらったんですけどね。ちょうどそのころ、光文社の社内は労働組合が反旗を翻してグッチャグッチャの状態になっていたの。社員が何十人も辞めていたしね。そのドサクサに乗じて僕は入った感じです(笑)。
引用:ヤクザ、闇営業、音事協、梨元勝について語るーー「前田忠明」の50年の芸能リポーター人生とは、何だったのか?【前編】
前田忠明さんは、この若い頃の「女性自身」記者時代に、芸能関係の取材のノウハウを学び、芸能界での人脈も築かれています。
前田忠明さんはこの「女性自身」の記者を10年続けた後、1980年にヘッドハンティングされてフジテレビと専属契約を結び、以降は芸能リポーターとして長年活躍を続けられました。
前田忠明(芸能リポーター)の結婚は2度目で嫁は一般女性
出典:https://www.nikkansports.com/
前田忠明さんの結婚についても紹介していきます。
前田忠明さんは若い頃の1度目の結婚をされていますが、その後最初の嫁とは離婚しています。その後、7歳年下の一般女性と2度目の結婚をし亡くなるまで連れ添っています。
74歳の妻と2人で暮らしていた東京・新宿区の自宅マンションで転倒。
前田忠明さんはこの2度目の結婚となった嫁(夫人)をとても大切にされていたようで、年に1度は必ず忙しい中、ハワイの最高級ホテルの部屋を取り、嫁と2人で滞在されていたそうです。
ホノルル空港でお見かけした前忠さんは奥様を連れ立って、カートの上にルイヴィトンのスーツケースを4~5個も載せて、芸能人以上に芸能人らしい出で立ちだったのです。 「あぁ、あれは年に一度の“奥さん孝行”だったんですよ」と、フジテレビのスタッフさんが教えてくれました。(中略)前忠さんは、最高級のホテルを自腹でリザーブし、他のスタッフよりも長めにハワイに滞在し、奥様を労っていらしたというのです。
引用:追悼・芸能リポーター 前田忠明さん。多忙の中、ハワイで奥様孝行をしていた姿を思い出す。グレイヘアブームの火付け役でもあった
一方の嫁(夫人)も前田忠明さんを献身的に支えられていたようで、前田忠明さんの出演時の衣装は全てこの嫁が担当されていたのだそうです。
前田忠明(芸能リポーター)の子供は前妻との間に少なくとも2人
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前田忠明さんは2度の結婚をされていますが、前の嫁との間に子供が少なくとも2人以上いたようです。
前田忠明さんの訃報を報じた「サンスポ」の記事では、前田忠明さんが前の嫁との間の「子供たち」の将来を考えて終活をされていた事が明かされています。
「子供たち」と複数形の表現がされているため、少なくとも子供が2人以上いたと思われます。
最近は体調を崩しがちで、妻や前妻の子供たちの将来を考え、終活を始めていた。
前田忠明さんの子供の性別やいつ誕生されたのか、現在子供たちが何をされているのかなどは明かされておらず不明です。
前田忠明(芸能リポーター)の死因は病気ではなくくも膜下出血
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2022年12月19日に、前田忠明さんが同年9月28日に81歳で死去していた事が報じられましたが、死因は病気ではなく自宅で転倒した事による「くも膜下出血」と発表されています。
フジテレビ系情報番組で活躍した芸能リポーター、前田忠明(まえだ・ただあき)さんが9月28日にくも膜下出血のため急死していたことが18日、分かった。81歳だった。東京都内の自宅で転倒し、頭を強打したことが原因とみられる。
前田忠明さんは最近は体調を崩しがちだったとの情報も出ていたので、死因については病気ではという噂もあったようですが、頭を強く打った事が直接的な死因となったようです。
前田忠明(芸能リポーター)の死因と新型コロナワクチンの関係を疑う声も
前田忠明さんの死因は自宅での転倒が直接的な原因となった「くも膜下出血」と報じられていますが、この死因と新型コロナワクチンの関連性を疑うような声も見られます。
芸能人(前田忠明さん、仲田育史さん、あき竹城さん)の訃報が続く。そして「いちいちワクチンに結びつける奴やばい」と言う声があがる。確かにそのとおり。死因は公表されても、その原因はわからない。
— 杉原航太 (@kota_sugihara) December 20, 2022
しかし、一つだけ言っておく。
「くも膜下出血」という死因はこれほど頻発するものではない。
俳優の藤山陽子さん80歳、くも膜下出血で死去
— Chiyohime🇯🇵 (@SherryChiyohime) December 20, 2022
芸能レポーターの前田忠明氏81歳、くも膜下出血で死去
と
ワクチン接種は何回されたのかしら? https://t.co/ZVzOuvAwst
新型コロナワクチンの接種後にくも膜下出血によって亡くなった方がいるのは事実のようですが、厚生労働省の新型コロナワクチンについてのWebページでは、その関連性が確認されたという報告はないと説明されています。
厚生労働省では、ワクチン接種後にくも膜下出血などが起きたという報告を公表しています。しかしながら、現時点において、日本で使用されている新型コロナワクチンで、ワクチンを接種した人の方が、接種していない人よりも、こうした重い病気が起こりやすいということが確認されたとの報告はありません。
ただ一方で、新型コロナワクチンの接種後にくも膜下出血で死亡された方がいるのも事実で、医師の方の中にも新型コロナワクチンとくも膜下出血の関連の可能性を指摘されている方もいるようなので、前田忠明さんの死因と新型コロナワクチンとの関連は絶対にないと断言する事もまた難しいようです。
まとめ
今回は、1980年から2020年にかけてワイドショーなどで活躍した芸能リポーターの前田忠明さんについてまとめてみました。
前田忠明さんの身長は「173cm」で過去に雑誌のプロフィール情報で明かされています。
前田忠明さんは芸能リポーターになる前の若い頃は演劇に打ち込まれていて、明治大学文学部演劇学科に通い、卒業後も自身の劇団を立ち上げ、シェイクスピアを学ぶために本場ロンドンへの留学も経験されています。
ただ、演劇の世界で食べていく事の難しさを悟り、日本に帰国後に「女性自身」の編集部に入り、芸能記者に転身されています。
そして、10年間芸能記者として経験を積まれた後、1980年にヘッドハンティングされてフジテレビと専属契約を結び、以降は芸能リポーターとして長年活躍されました。
そんな前田忠明さんですが、2度の結婚を経験されており2人目の嫁は7歳年下の一般女性で亡くなるまで連れ添われ、晩年は2人で暮らされていたようです。また、1度目の結婚の嫁との間に子供が少なくとも2人以上いる事も明かされています。
2022年12月19日に前田忠明さんが、同年9月28日に81歳で亡くなられていた事が報じられました。死因は自宅で転倒して頭を強く打った事による「くも膜下出血」と発表されています。
この前田忠明さんの死因と新型コロナワクチンの関連を疑う声も出ているようですが、厚生労働省は新型コロナウイルスとくも膜下出血の関連を示す報告は出ていないと説明しています。