鳩山幸のプロフィール　

鳩山幸の若い頃①　生い立ち

中華人民共和国の上海で生まれ鳩山幸さんは、アメリカの市民権をもつ楠瀬幸雄さん・秀子さんの二女として生まれます。

しかし翌1944年、戦況の悪化から母親と一緒に日本に疎開した鳩山幸さんは、その後、高知県で生活を始めたのです。

その後、父親も一緒に高知県で生活を始めた鳩山幸さん一家。

周りは着物やモンペを着ていたのに、母親はハイヒール、娘の鳩山幸さんもウエストがキュッとしまったワンピースを着るなど、裕福な生活をしていたそうです。

そんな鳩山幸さんは、近所の人が言うにはフランス人形のようだったそうです。

また、自宅には英語の本が山積みで、鳩山幸さんの両親の会話は英語だったそうです。台所をキッチンと言い、トイレも和式から洋式へ改造したそうです。

そして『これからの時代は女性も英語力が必要だ』という両親の考えから、鳩山幸さんも幼い頃から英語を学びました。

しかし、10歳の時に父親ががんで亡くなってからは、その後は母親の実家である神戸に引っ越し、『諏訪山ホテル東館』の一軒家で生活しています。

鳩山幸の若い頃②　学歴

父親の死を機に母親の実家である神戸市へ移り住んだ鳩山幸さんは、母親と姉との3人暮らしになりますが、とても規則が厳しい小学校に入学します。

校則で髪型は『三つ編み』か『おかっぱ』と厳しく決められていたのにもかかわらず、鳩山幸さんは1人だけ、校則違反のマッシュルームカットで登校していたそうです。

その後、中学校を経て神戸海星女子学院高等学校に進学しています。

鳩山幸の若い頃③　タカラジェンヌとして活躍

神戸海星女子学院高等学校に進学した鳩山幸さんでしたが、1年修了の2年に上がるタイミングで宝塚音楽学校に入学し、1961年に66人中47位の成績で宝塚歌劇団に入団しています。

そして翌1962年、星組に配属された鳩山幸さんは、“若みゆき”の芸名で娘役で活躍し、コンちゃんの愛称で親しまれたのです。

ちなみに、このコンちゃんという愛称の由来は、喜劇役者である大村崑さんの物真似ばかりしていたからだそうです。

鳩山幸さんは宝塚在団中に宝塚歌劇団創立50周年を迎えており、1965年にはフランスのパリ公演メンバーに那智わたるさん、甲にしきさん、如月美和子さんらと共に抜擢。

パリ市内のアルハンブラ劇場で約1か月間、33回の一般公演を行っています。

その後、鳩山幸さんは1967年8月に宝塚歌劇団を退団しています。

鳩山幸の若い頃④　離婚した前夫とは？

出典：https://pixabay.com/

1967年に宝塚歌劇団を退団した鳩山幸さんは、それから2年後の1969年に渡米しています。

そして知人から、『僕の知り合いで結婚相手を探している人がいるんでけど、誰かいない？』と聞かれた鳩山幸さんは、軽い気持ちでお見合いしたそうです。

その後、サンフランシスコの日本料理店『蝶蝶』でマネジャーをしていた男性“田浦新一朗”さんとお見合いした鳩山幸さんは、1年間の交際を経て結婚しています。

そして得意の英語を生かしてお店にも立ち、海外生活も順調にスタートさせます。

しかしその後、価値観の違いから夫婦間に亀裂が生じ、離婚を前提に別居生活を始めたのです。

そして鳩山幸さんは逃げ出す形で離婚したそうです。

そんな鳩山幸さんの前夫は、現在もサンフランシスコの高級住宅街で暮らしていると言われています。

鳩山幸の現在の夫は鳩山由紀夫

若い頃に離婚歴がある鳩山幸さんは、1975年に鳩山由紀夫さんと再婚しています。

鳩山由紀夫のプロフィール

大蔵官僚だった父・鳩山威一郎さんと母・安子さんの長男として生まれた鳩山由紀夫さんは、スタンフォード大学大学院博士課程終了後、1976年に東京工業大学助手に就任。

1981年には、専修大学の経営学部助教授に就任しています。

その後、政界を志すようになった鳩山由紀夫さんは、1986年の衆議院議員総選挙で初当選を果たしています。

そして自民党・新党さきがけ・旧民主党を経た鳩山由紀夫さんは、1999年に民主党代表に就任しています。

2009年に民主党代表に返り咲いた鳩山由紀夫さんは、第93代内閣総理大臣に就任しています。

しかし、普天間基地移設問題や、政治資金問題が表面化したことで、2010年6月に総理大臣を辞職、引退を撤回し活動を続けますが、2012年に政界を引退しています。

鳩山幸と鳩山由紀夫の馴れ初めは？

1970年、サンフランシスコの日本料理店『蝶蝶』のマネージャーと結婚した鳩山幸さんは、鳩山由紀夫さんと出会った時はまだ既婚者だったのです。

ただ、その後は会わないまま約1年半の月日が流れ、この間に鳩山幸さんは夫と離婚を前提に別居生活を開始しています。

こうして偶然の再会から交際に発展した2人は、鳩山由紀夫さんが大学を卒業した1975年に再婚しています。

鳩山幸と鳩山由紀夫は不倫略奪婚だった

馴れ初めを見ると、偶然再会した時には鳩山幸さんは離婚が成立していたとなっていますが、実は不倫から始まった略奪婚だったそうです。

そして鳩山由紀夫さんは、鳩山幸さんの前夫に『略奪婚』で告発されていたのです。

田浦氏は現在72歳。サンフランシスコの有名日本料理店「蝶々」を経営していて、アマンドの社長だった滝原健之氏に、宝塚を退団していた幸さんを紹介され、結婚した。

3年ほど過ぎた頃、やはり滝原氏の紹介で、鳩山由紀夫氏と会い、スタンフォード大学に留学中の彼の面倒を見ていた。そこから田浦夫人だった幸さんと鳩山氏が急接近して、2人で手に手を取って駆け落ちとなる。

 

引用：鳩山夫妻の略奪婚問題　「今さら」なのか「火だね」か https://www.j-cast.com/

こうして略奪婚だったという鳩山幸さんと鳩山由紀夫さんですが、一方的に熱を上げたのは鳩山由紀夫さんだったそうです。

週刊誌には幸さんが一方的にアプローチした「不倫略奪婚」と報じられていたが、実は一方的に熱を上げたのは由紀夫さんのほうだった。

 

引用：ファーストレディ務めた元女優の意外な経歴 鳩山由紀夫を支える妻の華麗 https://www.msn.com/

そんな鳩山由紀夫さんは、後のインタビューで不倫を認めています。

由紀夫氏は、後のインタビューでこう語っている。
《人の妻に惚れてしまい、それでも突き進むことはつまり「不倫」という結果を招くことになるわけだけど、どうしても自分の気持ちに抵抗できずにゴールまで走ってしまった…》

 

引用：鳩山幸アンチ鳩山夫妻由紀夫コミュの忘恩と不実の「略奪婚」・・・その真相・・・https://mixi.jp/

鳩山幸の子供は息子が1人

離婚歴がある鳩山幸さんですが、前夫との間に子供はいません。

そんな鳩山幸さんには、鳩山由紀夫さんとの間に子供が1人います。

鳩山幸の子供は“鳩山紀一郎”　

●鳩山紀一郎さんの学歴

●鳩山紀一郎さんの職歴

父親と同じ東大出身の鳩山紀一郎さんは、父親と同じ工学を学び、専門は、交通工学・都市工学になるそうです。

そんな鳩山紀一郎さんは現在、長岡技術科学大学大学院で特任准教授を務めています。

また、趣味がチェロ演奏をはじめとする音楽鑑賞・演奏だという鳩山紀一郎さんは、2003年の『すぎやまこういちを囲む会』では「ドラゴンクエスト組曲」の指揮を担当しています。

そして2010年には、モスクワの渋滞緩和対策の提言を発表し、ロシア語で書かれた書籍『モスクワ 巨大都市の交通問題』を現地で出版しています。

また鳩山紀一郎さんはすでに結婚しており、妻と子供が2人いるそうです。

そして妻も東京大学を卒業しているそうです。

鳩山幸の現在

かつてファーストレディーを務めた鳩山幸さんは、現在はライフコーディネーターとして活動しています。

また鳩山幸さんは、マクロビオティック食の提唱者として、料理研究本も出版しています。

そんな鳩山幸さんは、2009年に韓国の俳優であるイ・ソジンさんと知り合って以降、“食事の際にはキムチを欠かさない”と韓国文化を深く取り入れてています。

そして2010年に開催された『日韓交流お祭り』では、韓国の民族衣装を着てキムチの美味しさをアピールするなど、キムチに対するこだわりは特に強いそうです。

また鳩山幸さんは現在、”スワンシスターズ”というコーラスグループを結成し、活動しています。

“スワンシスターズ”とは、下村満子塾長をはじめ、細川元首相夫人の細川佳代子さん、鳩山元首相夫人の鳩山幸さん、音楽評論家の湯川れい子さんの４人によるコーラスグループ。結成から10年以上のキャリアがあり、毎年チャリティショーやライブを開催している本格派です。

 

引用：｢下村満子の生き方塾｣公開講座スワンシスターズコンサート　http://weekly-new.seesaa.net/

まとめ

いかがでしたでしょうか。

かつてファーストレディーとして活躍した鳩山幸さんについてまとめました。

若い頃はタカラジェンヌとして活躍し、離婚歴もある鳩山幸さんは、再婚した夫・鳩山由紀夫さんとは不倫略奪婚だったようですが、現在でも夫婦仲は良好なようです。

また、ライフコーディネーターやコーラスグループの一員として幅広く活躍しています。

鳩山幸さんの今後の活躍にも注目です。