演技派俳優の三浦友和さんですが、嫁は山口百恵さんであり、長男と次男も芸能界で活躍するなど家族も話題です。
今回は三浦友和さんの若い頃、山口百恵さんとの馴れ初め~結婚までの経緯、子供(息子)2人、現在をまとめました。
この記事の目次
三浦友和のプロフィール
プロフィール
・名前: 三浦 友和(みうら ともかず)
・本名:三浦 稔(みうら みのる)
・生年月日: 1952年1月28日
・出身地: 山梨県塩山市(現・甲州市)
・身長: 178cm
・血液型: AB型
・職業: 俳優
・デビュー: 1972年
・最終学歴:東京都立日野高等学校卒業
・所属事務所:テアトル・ド・ポッシュ
三浦友和の若い頃① 人生を変えた忌野清志郎との出会い
三浦友和が進学率95%の高校に通いながら大学を受験しなかった理由
三浦友和さんと忌野清志郎さんは東京都立日野高等学校の同級生で、毎朝のように同じバスで通学していたそうです。
当時、既にRCサクセションとして活動していた忌野清志郎さんの姿を、すぐ近くで見ていた三浦友和さん。
「才能のない奴は大学へ行け!」
そんな忌野清志郎さんの言葉に衝撃を受けた三浦友和さん。
忌野清志郎さんにできるなら自分も音楽で食べていけるんじゃないか…なんて勘違いしてしまい、進学率95%の日野高校に通いながら、大学受験すらしなかったそうです。
忌野清志郎というとんでもない大天才がそばにいたんですけど、あまりにも近くにいてそのすごさにすぐには気が付かなかったんですよね。あいつができるんだから、おれにもできるなんて思ったりしてね(笑)。
引用:三浦友和「忌野清志郎がいてくれたから今の自分がいる」21年ぶりラジオパーソナリティーに復活で亡き親友への思いを語る! – シネマトゥデイ https://www.cinematoday.jp/
三浦友和、RCサクセションと行動を共にするも、己の才能のなさを痛感
高校の卒業が近づくと、三浦友和さんはRCサクセションの楽器運びなどをしながら、同バンドでギターを担当する破廉ケンチさんと同居していたようです。
RCサクセションの活躍をすぐ近くから見るようになり、次第に己の才能の無さに気付いていった三浦友和さんでしたが、なかなか現実を直視することができなかったと言います。
そんなある日、三浦友和さんはRCサクセションのマネージャーから「君はバンドマンには向いていない」とキッパリと言われるのですが、そのことが俳優を目指すきっかけになりました。
三浦友和の若い頃② 俳優デビュー
三浦友和、20歳の春に俳優デビューを果たす
そして、三浦友和さん20歳の春、1972年に放送されたテレビドラマ「シークレット部隊」で俳優デビューを果たすんですよね。
当時の若者と言えば長い髪に汚れた服の“ヒッピー族”が流行していた時代、そんな姿とは真逆の「こんな奴いないだろう」というような七三分けの真面目なガードマン役でのデビューでした。
そんな三浦友和さんの姿に、忌野清志郎さんは「お前なんかもう友達じゃないよ」なんて言いながらも、たった一言だった三浦友和さんのセリフを何回も何回も繰り返していたと言います。
芸名「友和」を命名したのは先輩の名優・宇津井健だった
三浦友和さんは本名、プロフィールでも紹介した通り“三浦稔”と言います。
そんな彼に「友和」と命名したのは、デビュードラマで共演した先輩俳優の宇津井健さんでした。
同ドラマのプロデューサー・野添和子さんの「和」を取り、“友を大切にし、友と和を持つ”という想いを込めて命名したそうです。
そんな三浦友和さんは、1974年の初主演映画「伊豆の踊子」の川島役で一躍脚光を浴びると、イケメン俳優として大ブレイクを果たすことに…。
三浦友和は山口百恵と結婚① 馴れ初め~結婚までの経緯
三浦友和と山口百恵の馴れ初めは初主演映画「伊豆の踊子」
三浦友和さんは初主演した映画「伊豆の踊子」で、ともに主演として山口百恵さんと共演、それ以降も映画やドラマで度々共演を重ねていくことになります。
と言うのも、三浦友和さんと山口百恵さんの主演映画やドラマが次々と大ヒットを記録したからなんですよね。
出典:https://www.hikaritv.net/
いつしか、マスコミからは「ゴールデンコンビ」と呼ばれるようになった2人。
やがて周囲の期待そのままに、三浦友和さんと山口百恵さんは結婚に至るのですが、馴れ初めを辿るとすれば…やはりこの映画「伊豆の踊子」が馴れ初めということになりそうです。
その意味で、この作品は“俳優・三浦友和”のターニングポイントとなった作品であると同時に、三浦友和さんの人生においてもターニングポイントとなった作品だと言えますね。
山口百恵のプロフィール
プロフィール
・名前: 山口 百恵(やまぐち ももえ)
・本名: 三浦 百惠(みうら ももえ)
・別名義: 横須賀 恵(よこすか けい)
・生年月日: 1959年1月17日
・出生地: 東京都渋谷区恵比寿
・出身地:神奈川県
・身長: 158cm
・血液型: A型
・職業: 元歌手、元女優
・活動期間: 1973年 – 1980年
山口百恵さんと言えば、現在では“伝説の歌姫”と語り継がれていますが、実は女優としても顕著な実績を残しています。
1973年にデビューしてから1980年の引退までの約8年間に、映画だけで17本の作品に出演した傍らで、15本のドラマに出演し、そのどれもが大ヒットを記録しているんですよね。
三浦友和と山口百恵の共演作で振り返る二人の結婚までの軌跡
そこで今回、三浦友和さんと山口百恵さんが結婚するまでの代表的な共演歴を、だいたいの時系列に沿って、たっぷりの画像で振り返ってみることにしました。
ちなみに、この映画で共演していた頃には、三浦友和さんは山口百恵さんにアプローチをかけていたと言われています。
三浦友和は山口百恵と結婚② 交際宣言からの婚約発表と引退宣言
山口百恵、コンサートで突然発表された三浦友和との交際
山口百恵さんが自身のコンサートの中で、突然に発表した三浦友和さんとの交際宣言がファンやマスコミの度肝を抜いたのは、1979年10月20日のことでした。
出典:https://yamagutimomoe.com/
この山口百恵さんの突然の交際宣言は、当然ながら大きな反響を呼び、遂には三浦友和さんが記者会見を開かざるを得ないほどの大騒動に発展することに…。
ちなみに2人の交際発覚以降は、「ゴールデンコンビ」から「ゴールデンカップル」へとマスコミの呼び方も変わったそうです。
三浦友和と山口百恵の婚約発表と引退宣言が世間に衝撃を与える
その後に開かれた記者会見の中で、「山口百恵さんと結婚を前提に交際しています」と堂々と宣言した三浦友和さん。
そしてそれから半年も経っていない1980年3月7日に、今度は2人揃っての“婚約発表”の記者会見を開いているんですよね。
出典:http://livedoor.blogimg.jp/
そして、この三浦友和さんと山口百恵さんによる婚約発表会見では、山口百恵さんの「引退宣言」が飛び出すサプライズまであり、世間に衝撃を与えました。
その後、山口百恵さんは4枚のシングルと3枚のアルバムがリリースされた他、1980年10月には日本武道館にて「ファイナルコンサート」と呼ばれる引退記念コンサートが行われました。
出典:https://a-genzai.com/
女優としては、その後3本のドラマに出演し、1980年12月には三浦友和さんとの最後の共演作品となった引退記念映画「古都」が公開されています。
三浦友和は山口百恵と結婚③ 結婚特集番組は驚異的な視聴率に
山口百恵さんの引退記念映画「古都」が公開される直前である1980年11月19日、三浦友和さんと山口百恵さんは結婚式を挙げました。
出典:https://www.nikkansports.com/
後日放送された2人の結婚特集番組は、なんと30%を超える視聴率を記録したと言います。
三浦友和さんと山口百恵さんの結婚によって、日本中はまさに祝福モードに包まれたのです。
三浦友和と山口百恵の息子とは
そんな三浦友和さんと山口百恵さん夫妻は、1984年4月に長男である祐太朗さん、そして翌1985年11月には、次男である貴大さんという2人の息子さんに恵まれました。
かつて「ゴールデンコンビ」と騒がれ、日本中の熱い視線が注がれた三浦友和さんと山口百恵さんを両親に持つという、特殊な家庭環境の中で大切に育てられた祐太朗さんと貴大さん。
現在では、ともに芸能界で活躍されています。
そこで今回、三浦友和さんの頼もしい2人の息子さんに注目し、現在の活動についてじっくりと見ていくことにしましょう。
三浦友和の息子① 長男・三浦祐太朗のプロフィール
プロフィール
・名前: 三浦 祐太朗(みうら ゆうたろう)
・生年月日: 1984年4月30日(35歳)
・出身地: 東京都国立市
・学歴: 成城大学法学部
・職業: シンガーソングライター、俳優
・ジャンル: J-POP、ロック
・活動期間: 2008年 –
・事務所: 株式会社ドリームゼロワン
・共同作業者: Peaky SALT
三浦友和さんの長男・三浦祐太朗さんは、城大学法学部を卒業した後、2008年11月16日に「PeakySALT」というロックバンドでメジャーデビューを果たしています。
「PeakySALT」は、ハウス食品の「うるおい美率」や「こんがりポテト」のCMに起用されるなど、大きな期待をもって華々しいデビューを飾りました。
しかし、2010年9月20日に、メンバーの方向性の違いにより活動休止を発表しています。
その後の三浦祐太朗さんは、ソロ歌手として活動を再開、俳優としても活動をスタートしています。
2012年に、歌手・松山千春さんの自伝小説を原作とした舞台「旅立ち〜足寄より〜」や、舞台「FLAMENCO 曽根崎心中」などに出演しています。
出典:https://tower.jp/
息子が母・山口百恵の名曲をカバー!母への感謝と尊敬を添えて…
そんな中、2017年7月5日に、三浦祐太朗さんは歌手活動10周年を記念して、伝説の歌姫と呼ばれた母・山口百恵さんの名曲をカバーしたミニアルバム「I’m HOME」をリリースしました。
出典:https://www.m-on-music.jp/
アルバムの発売に先立って、同年4月29日に行われた三浦祐太朗さんのバースデーライブ「Birthday Live 2017」にて、詰めかけたファンに対して次のようなコメントを残しています。
「間違いなく自然と、時代を越えて歌い継がれて行くであろう名曲たちを、僭越ながら私三浦祐太朗がカバーさせて頂きました。
私はアーティストとしての「山口百恵」をリアルタイムでは知りません。ファンの皆様の方があらゆる面で詳しいと思います。当時の圧倒的な輝きをこの目で見てみたかったとつくづく思います。
私にとっては生まれた時から、そしてこれからも、母としての「三浦百惠」です。逆に言えばこの部分は私だけが知っています。
今回この素晴らしい楽曲をカバーさせて頂くということで大きなプレッシャーを感じましたが、作詞曲者の皆さんのお話から自分なりに咀嚼しその曲の持つ色や表情を壊さぬよう歌いました。
そして前述した「母」へのありったけの感謝と尊敬を歌に添えて。どうか手にとってお聴き頂ければと思います。」
引用:三浦祐太朗が自身の母の歌を歌い継ぐ、山口百恵カバー・アルバム『I’m HOME』 – TOWER RECORDS ONLINE https://tower.jp/
出典:https://www.m-on-music.jp/
なおこのアルバムは、オリコン週間7位、同デイリー3位を記録し、レコード大賞企画賞を受賞しています。
三浦友和の息子② 次男・貴大は父親の影を追って俳優として活躍
三浦友和の息子・三浦貴大のプロフィール
プロフィール
・名前: 三浦 貴大(みうら たかひろ)
・生年月日: 1985年11月10日
・出生地: 東京都
・身長: 178 cm
・血液型: A型
・学歴: 順天堂大学スポーツ健康科学部卒業
・職業: 俳優
・ジャンル: テレビドラマ・映画
・活動期間: 2010年 –
・事務所: アノレ
三浦友和さんの次男・三浦貴大さんは、2010年公開の映画「RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語」で芸能界デビューを果たしました。
三浦貴大さんは、この作品での演技が評価され、第34回日本アカデミー賞新人俳優賞、および第35回報知映画賞新人賞を受賞しています。
また、順天堂大学時代はライフセービング部に所属し、ベーシックライフセーバーの資格も取得しているというバリバリの体育会系な三浦貴大さん。
2010年からは「ファイト~いっぱぁ~つ!」でお馴染みの「リポビタンD」のCMの16代目キャラクターに起用され、注目を集めました。
三浦貴大さんは三浦友和さんの若い頃とは異なり、主役よりもその周辺の主要キャストを演じる機会が多く、その実直な演技に俳優としての評価は出演を重ねるごとに高まっているようです。
なお、2020年3月6日公開予定の話題の映画「サクリファイス」に出演する他、2021年5月公開予定の映画「大綱引の恋」では、主役である“有馬武志”役に抜擢されています。
今後のさらなる活躍が期待されますね。
三浦友和・山口百恵夫妻の現在
仕事が激減した大変な時期を救ったのは山口百恵の強さだった
三浦友和さんと言えば、今でこそ実力派俳優としての地位を確立していますが、30代に入る頃には仕事が激減した時期があり、後に三浦友和さん本人はその要因を次のように語っています。
出典:https://news.merumo.ne.jp/
「品行方正な二枚目役、って使う方も困っちゃったと思うんです。30代になって青春ものでもないし。芝居もたいしてうまくないし。というので仕事がなくなっちゃったんです」
引用:三浦友和 百恵さん結婚引退決意に「慌てた」 https://www.daily.co.jp/
出典:https://www.zakzak.co.jp/
その頃は、ちょうど2人の息子さんが誕生した時期と重なっていたそう。
普通のお嫁さんだったら幼い2人の赤ちゃんを抱えて、嫌味の1つも言いたくなるでしょうし、お尻の1つも叩きたくなるところなのですが、山口百恵さんは違っていたようです。
離乳食を作ったり、子育てを手伝ってはいたものの、俳優としての仕事はなく、収入は激減。それでも百恵さんは何も言わなかったという。「(彼女には)基本的な強さがあって。ぼくが“イクメン”とかいってニコニコして暮らせたのは…、はっぱかけるでもなく、なるようになる、って思ってくれてたのがありがたかったです」と明かした。
引用:三浦友和 百恵さん結婚引退決意に「慌てた」 https://www.daily.co.jp/
出典:https://bunshun.jp/
喧嘩したことがない…三浦友和夫妻の共通の趣味は映画鑑賞
このように山口百恵さんに対する感謝の気持ちを、現在も持ち続けているという三浦友和さん。
なんと今まで1度も夫婦ゲンカをしたことがないのだとか!
今日まで、一度も夫婦ゲンカをしたことがないという三浦は、「信じてもらえないんですけど、本当にないんですよね。不思議がられるんですけどね。『ちょっとしたことで、何かあるでしょ?』って言われるんですけど。本当にないんですよ。ガマンしなければいけないような出来事が起こらないんだと思います」
引用:三浦友和 結婚37年目の百恵さんに「ありがたいですね」と感謝 https://www.excite.co.jp/
現在は、成人した2人の息子さんも独立し、国立にある白亜の豪邸には三浦友和さんと山口百恵さんの2人きりなのだとか。
そんな2人の共通の趣味は映画鑑賞。
若い頃は2人連れだって外出なんてしようものなら、ファンやマスコミに騒がれてエラいことになったようですが、現在は普通に夫婦で都内の映画館に出かけているそうです。
出典:https://jisin.jp/
三浦は「二人の本当の共通の趣味が映画。新宿、六本木、銀座、渋谷…。いろんなところの映画館に行きます」と話し「いまネットで予約ができるので、僕らは本当は正規の値段で見なきゃいけない立場なんですが『夫婦割引』ってところのコーナーがあると、どうしてもそこをクリックしてしまう(笑)。2200円ですからね。普通に払ったら3600円ですからね」と照れながら口にした。
引用:三浦友和、オフは百恵さんと「夫婦割引」で映画鑑賞 https://hochi.news/
まとめ
いかがでしたでしょうか。
あの忌野清志郎さんと同級生だった三浦友和さんの若い頃の経歴と、「ゴールデンコンビ」ともて囃された山口百恵さんとの馴れ初めから結婚までの軌跡をたっぷりの画像で振り返りました。
さらに、現在はともに芸能界入りしている三浦友和さんの2人の息子、長男・祐太朗さんと、次男・貴大さんの活躍、そして現在の三浦友和さん夫妻の生活ぶりについてまとめてみました。
出典:https://ameblo.jp/
映画が公開される度に、かつて日本全国の映画館を満員にした2人の大スターが、現在では「夫婦割引」でお得に大好きな映画を楽しんでいる…そう考えると、なんともほっこりしますね。
出典:https://twitter.com/
三浦友和さんと百恵さんの幸せな日々が末永く続きますように…。