高橋和也のプロフィール

高橋和也さんは役者・歌手・声優で、ジャニーズ事務所所属のロックバンド「男闘呼組」のメンバーであったことで知られています。

本名は「高橋一也」で、男闘呼組では本名で活動していました。

高橋和也の昔や若い頃の経歴：「男闘呼組」として活動

高橋和也さんの父親は、新宿でライブハウス兼バー「新宿マローネ」を経営。そのため、幼い頃から音楽に親しんで育ったようです。

そして中学2年生の時に、歌手になりたいとジャニーズ事務所に入所。その時の経緯を、高橋和也さんは以下のように語っています。

僕が子どもの頃は歌番組の全盛期で、テレビでキラキラ輝いているアイドルに憧れを抱いていました。それがやがて「僕もやってみたい」という気持ちに変わりました。そのきっかけが“たのきんトリオ”の登場です。それまでのアイドルよりも、なんだか普通っぽくて身近な感じがして、それでいて、歌ったり踊ったりはもちろん、映画やドラマでも活躍していた。自分もあんなふうになりたいと強く思ったんですね。

 

引用：元男闘呼組・高橋和也【人間力】インタビュー「早朝から映画ロケ、昼に舞台本番、夜は子育て…今も昔も自分の心の声に正直だから、苦ではない」

ジャニーズ事務所入所後、すぐにロックバンド「男闘呼組」のメンバーに選出され、ブレイク。

役者としても、1985年放送のTBS系ドラマ「毎度おさわがせします」といった人気作品に出演したり、1987年放送のフジテレビ系ドラマ「ナイン」で主演を務めたりと活躍を見せます。

1989年には、男闘呼組として日本武道館でコンサートを行い、NHK紅白歌合戦にも出場。

しかし、1993年に男闘呼組のメンバーで出演した舞台「スラブボーイズ」が終了すると、突然ジャニーズ事務所から解雇されてしまいました。

その後、演技とソングライティングを学ぶために渡米し、1995年に帰国。芸名を本名の「高橋一也」から「高橋和也」へと変えて、役者として再始動しています。

高橋和也さんは渡米したきっかけについて、インタビューで以下のように語りました。

ロバート・アラン・アッカーマンという素晴らしい演出家の方がいらして、その方が男闘呼組の最後の舞台「スラブ・ボーイズ」の演出家で、「ハリウッドで勉強した方がいい」と助言を下さり、渡米しました。

 

引用：インタビュー Vol.36 俳優、歌手としていつも全力投球！真摯に向き合う精神力の強さ 高橋和也

以降、高橋和也さんは1996年公開の映画「八つ墓村」や、2002年公開の映画「ひとりね」などに出演。

ドラマにおいては、1997年放送のNHK総合の時代劇ドラマ「寺子屋ゆめ指南」で主演。

さらに、2006年放送のNHK朝の連続テレビ小説「純情きらり」や2007年放送のNHK大河ドラマ「風林火山」といった人気作品にも出演しています。

2002年公開の映画「ハッシュ！」ではゲイの役を演じたことで注目を集め、2014年公開の映画「そこのみにて光輝く」では「高崎映画祭」で最優秀助演男優賞を受賞しました。

また、役者と並行してバンド活動を行い、声優として韓国俳優のイ・ビョンホンの日本語吹き替えで知られており、数多くの作品を担当しています。

高橋和也が所属していたロックバンド「男闘呼組」とは

高橋和也さんがメンバーだったジャニーズ事務所所属のロックバンド「男闘呼組」は、1988年に結成。

当初は「東京」というグループ名で、成田昭次さん・高橋一也さん・岡本健一さんの3名体制でスタート。

遠藤直人さんと守屋二郎さんが加入した際に、グループ名が「東京男組」に改められました。

のちに正式メンバーとなる前田耕陽さんがサポートメンバーとなり、グループ名を「男闘呼組」に再度改名。

その後、守屋二郎さんが大学受験を理由に脱退し、ジャニーズ事務所社長の故・ジャニー喜田川さんにスカウトされた土田一徳さんが入れ替わりで加入するも、すぐに脱退してしまいます。

結成からわずか1年の1986年には初の冠番組である、日本テレビ系音楽バラエティ番組「アイドル花組おとこ組」がスタート。

同じジャニーズ事務所のアイドルグループ「光GENJI」「少年忍者」とともに”少年御三家”として人気を博しました。

1988年にシングル「DAYBEAK」でデビューすると、オリコン最高チャート1位を獲得。同年の「第30回日本レコード大賞」で最優秀新人賞を受賞したほか、「NHK紅白歌合戦」にも出場。

同年公開の男闘呼組主演映画「ロックよ、静かに流れよ」でスクリーンデビューすると、各々の高い演技力が評価され、「第10回ヨコハマ映画祭」で男闘呼組として新人賞を受賞します。

音楽面だけではなく、演技面でも才能を見出され、順風満帆かのように思われた男闘呼組ですが、1993年に高橋和也さんが突然の解雇。

男闘呼組自体も活動休止となり、公式発表のないまま解散状態となりました。

その後、成田昭次さん・前田耕陽さんもそれぞれ退社し、岡本健一さんのみがジャニーズ事務所に残って舞台を中心に役者として活躍しています。

高橋和也が解雇された理由は薬物？メリー喜多川との不仲？

男闘呼組の解散（活動休止）はあまりに突然の出来事で、当時のファンは大混乱に陥ったと言われています。

1993年6月に男闘呼組が主演を務めていた舞台が終了すると同時に、ジャニーズ事務所は高橋和也さんの解雇を発表。

以降予定されていた夏のコンサートツアーが全公演チケット完売の状態で中止となり、そのまま男闘呼組は活動休止の状態に。そして、翌年の1994年春にはファンクラブが解散。

活動休止のきっかけとなった高橋和也さんの解雇理由については明らかにされないままでした。

当時、写真週刊誌『FOCUS』は高橋和也さんの薬物使用疑惑・素行不良・協調性のなさに、ジャニーズ事務所副社長・メリー喜多川さんが激怒したためだと報じました。

しかし、高橋和也さんはこれを否定。

高橋和也さんいわく、演技とソングライティングを学ぶために渡米し、帰国するとマネージャーに呼び出され、契約更新を行わないと一方的に通告されたそうです。

また、現在に至るまで男闘呼組の解散はジャニーズ事務所から発表されていません。

そして、メンバーもまた正式な通告を受けておらず、マスコミの報道で解散状態になったことを知ったのだとか。

その一方で男闘呼組を「解散」と報じた日刊スポーツ担当記者は、当時のファンの阿鼻叫喚ぶりをこう振り返っています。

実は29年前の93年9月17日付芸能面で、私が「男闘呼組　解散」をいち早く記事にした。メンバーの路線の違いが理由と書いた。朝から女性ファンの「ウソ書かないで！」という悲鳴にも似た抗議電話が会社に殺到した。中には「本当ですか…」と電話口で泣きだす子もいた。当時は読者広報室がなく、担当部署に直接電話が回ってきた。あまりの本数にデスクから「静まるまで電話の前に座っていろ。動くな！」と厳命された

 

引用：抗議殺到「解散」記事から29年…男闘呼組が再活動　「解散」ではなく「活動休止」と表現する理由

それまで人気絶頂だったグループが事務所の発表もなく解散と報じられる、ファンとしては信じがたい出来事だったのかもしれません。

この記者は、この一件や近年のグループ再結成の多さから、それ以降は「解散」ではなく「活動休止」や「無期限活動休止」という言葉を用いるようになったとも述べています。

高橋和也が結婚した嫁は”ファン第1号”だった

高橋和也さんは既婚者です。

嫁は一般人で、なんと高橋和也さんのファン第1号。男闘呼組でデビューする前のジャニーズJr.の時からのファンで、初めてサインをした相手でもあります。

高橋和也さんは24歳の時に渡米していますがその時はまだ結婚はしておらず、帰国してジャニーズ事務所を退所したのちに入籍。

約10年もの交際期間を経て、ゴールインとなりました。

高橋和也の子供は6人：どんなに仕事がハードでも子供に向き合ってきた

高橋和也さんが25歳の時に第1子が誕生して以降、現在は6人のお子さんがいらっしゃいます。

6人というたくさんのお子さんを育てていることについて、高橋和也さんはインタビューで以下のように語りました。

妻が良くしてくれます。僕は普通です。一年の半分は家を空けています。妻がしっかりやってくれているおかげです。子供と遊ぶ時間が欲しいですが、休みが合いません。

 

引用：インタビュー Vol.36 俳優、歌手としていつも全力投球！真摯に向き合う精神力の強さ 高橋和也

第1子が誕生したばかりの頃、ちょうど舞台に出演していたという高橋和也さん。

さらに、そこに映画のオファーが舞い込み、悩んだ末にそのオファーを受け、舞台・映画撮影・育児と怒涛の日々を送っていたこともあるそうです。

悩みに悩んで結局、早朝から千葉の九十九里で映画のロケ。昼間は渋谷で舞台に出演して、終わったらまた映画の撮影。家に帰ったら、泣きやまない息子をあやすという、今考えても壮絶な日々を送ることになりました（笑）。もちろん大変でしたが、今も昔も「やりたい」という自分の心の声に正直に生きてきたから、苦ではなかったです。

 

引用：インタビュー Vol.36 俳優、歌手としていつも全力投球！真摯に向き合う精神力の強さ 高橋和也

どんなに仕事がハードであっても、家にいる間は子供たちときちんと向き合う、そんな姿勢がうかがえます。

高橋和也の子供がキンプリ高橋海人？

ジャニーズ事務所のアイドルグループ「King&Prince」の高橋海人さんについて、一部ネットでは「高橋和也さんの子供では？」と話題になっているようです。

お顔立ちも心なしか似てるように思えますが、実はこれはガセネタ。

高橋和也さんとちょうど親子でもおかしくない年齢差であることや、高橋和也さんの三男の名前が「海斗」であったことから生まれた誤解のようです。

さらに、同じ男闘呼組のメンバー岡本健一さんの息子・岡本圭人さんがジャニーズのアイドルグループ「Hey! Say! JUMP」の元メンバーだったことも誤解を生む要因となりました。

高橋海人のプロフィール

高橋海人さんはジャニーズ事務所所属のアイドルで、アイドルグループ「King&Prince」のメンバーです。

2008年にダンスグループを結成し、全国大会静岡予選で優勝。中学時代は世界的ダンスチーム「s**t kingz」のメンバー・NOPPOさんの元でダンスを学びました。

親が履歴書を送ったことをきっかけに、オーディションを受けて2013年にジャニーズ事務所に入所しています。

入所後しばらくして、期間限定ユニット「Mr.King vs Mr.Prince」のメンバーに選出され、「Mr.King」のメンバーとして活動。

2018年にアイドルグループ「King&Prince」として再スタートを切り、シングル「シンデレラガール」でデビューしました。

また、翌年の2019年には少女漫画雑誌「ベツコミ」で少女漫画家デビューも果たしており、幅広い活躍を見せています。

高橋和也の自宅

高橋和也さんの自宅に注目が集まっています。

お子さんが6人もいて、どのような生活をしてどのようなところに住んでいるのか気になる人が多いのでしょう。

また、同じく男闘呼組に所属していた岡本健一さんが2019年、出演したトーク番組で自宅を公開しており、その流れで高橋和也さんの自宅も知りたいという声が高まったとも考えられます。

しかし、高橋和也さんの自宅について、場所や間取りなどは明かされていませんでした。

ちなみに、岡本健一さんが同番組で公開した自宅の写真には、数多くのアンティークの品々も写っており、「おしゃれすぎる！」と高く評価されていました。

高橋和也の現在①　役者として数多くの作品に出演中

高橋和也さんは現在も役者として活躍しており、2018年放送のTBS系ドラマ「チア☆ダン」や2021年放送のテレビ朝日系ドラマ「泣くな研修医」などに出演。

映画においては、2019年公開の「新聞記者」や2022年公開の「今はちょっと、ついてないだけ」などの作品に出演しています。

そのほか、舞台・ナレーション・ラジオドラマと様々な分野で活躍中です。

高橋和也の現在②　「男闘呼組」を期間限定で再結成

男闘呼組解散後、メンバーはそれぞれの道を歩んでいましたが、2019年頃から交流するようになり、2020年に初めて4人そろって再会。スタジオでセッションなどを行うようになりました。

そして、2022年7月にTBS系音楽特番「音楽の日」でおよそ29年ぶりに期間限定で再結成。

同番組の総合司会を務める予定だったものの、虫垂炎で出演を取りやめた中居正広も、収録を観覧に来たといいます。

中居正広は後日出演したテレビ番組で、男闘呼組について「まったくいじわるをしない先輩だった」と語り、収録の様子についても以下のように述べました。

中居は男闘呼組メンバーから「すごくいじられた」と語り、「僕、もういじられないじゃないですか。嫌ないじり方とかないじゃないですか、すごい直球ないじり方しますね」と続け、「『中居こいつすげぇ金持ってんだよ、聞いてくれよ昭次！』一発目来ましたね」と、岡本健一との会話を再現した。

 

引用：中居正広、男闘呼組との再会を振り返る「ピリッとする感じと同窓会の感じ」

高橋和也以外の「男闘呼組」メンバーの解散～再結成まで①　成田昭次

成田昭次さんはジャニーズ事務所を退所後も、アーティストやギタリストとして活動。

2009年に大麻取締法違反で逮捕されるといった騒動もありましたが、2020年頃より再びライブハウスを中心に活動を再開しています。

高橋和也以外の「男闘呼組」メンバーの解散～再結成まで②　岡本健一

岡本健一さんは男闘呼組が実質的な解散状態となった後も、ジャニーズ事務所に留まりました。（現在は専属ではなくエージェント契約になっている）

現在は主に役者として活動し、舞台を中心に活躍。2019年公演の「海辺のカフカ」など話題作に出演したほか、ドラマ・映画などの映像作品にも出演しています。

また、2016年放送のNHK大河ドラマ「真田丸」では高橋和也さんと共演し、話題となりました。

息子である岡本圭人さんもジャニーズ事務所に所属しており、アイドルグループ「Hey！Say！JUMP！」のメンバーとして活動していました。

息子・岡本圭人のプロフィール

岡本圭人さんは岡本健一さんの息子で、役者として活動しています。

2006年に芸能界入りを果たし、その翌年の2007年にアイドルグループ「Hey！Say！JUMP！」のメンバーとしてシングル「Ultra Music Power」でデビュー。

2011年にはTBS系ドラマ「3年B組金八先生ファイナル」で役者デビューも果たしました。

その後、芸能活動を休止し、2018年にアメリカの演劇学校「アメリカン・アカデミー・オブ・ドラマティック・アーツニューヨーク校」に留学。

帰国後の2021年にHey! Say! JUMPを脱退し、役者として活動していくことを発表しました。

高橋和也以外の「男闘呼組」メンバーの解散～再結成まで③　前田耕陽

前田耕陽さんはジャニーズ事務所を退所後、バンドや役者として活動。

近年では、関西ローカル番組などでのタレントとしての活動が目立ち、お笑いコンビ「海原やすよともこ」の海原ともこさんと再婚したことを機に関西へと拠点を移しています。

嫁・海原ともこのプロフィール

海原ともこさんは、漫才コンビ「海原やすよ・ともこ」として活動している漫才師です。

相方の海原やすよさんは実の妹で、祖母は同じく女性漫才コンビである「海原お浜・小浜」の海原小浜さん。

父親は漫才コンビ「海原かける・めぐる」の海原かけるで、母親はマジシャン・ワンダーのり子さんという上方漫才の名門一家に生まれました。

自身を含め、親子3代で漫才コンテスト「上方漫才大賞」を受賞。

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• バツイチで、2006年に前田耕陽さんと再婚したのち、2007年に第1子、2013年に第2子を出産しました。
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まとめ

高橋和也さんはジャニーズ事務所属のロックバンド「男闘呼組」の元メンバーです。

男闘呼組はデビューしてすぐにブレイクするも、高橋和也さんは1993年に突然解雇されてしまいました。

高橋和也さんのジャニーズ事務所退所を機に、男闘呼組は活動を休止。明確な解散発表がないまま事実上の解散となります。

以降、高橋和也さんは役者として活動。2016年放送の大河ドラマ「真田丸」では男闘呼組のメンバーだった岡本健一さんとも共演しています。

そして2022年、ついに男闘呼組が期間限定で再結成。突然の活動休止からおよそ29年ぶりの再始動に当時のファンのみならず、ジャニーズ事務所の後輩たちも歓喜の声を挙げました。

ジャニーズ事務所は退所者に厳しいことで知られていましたが、そんな中でも高橋和也さんは役者として確実なキャリアを築いてきました。

ジャニーズ事務所に残った岡本健一さんと退所した3人の再結成は、同じく解散したアイドルグループ「SMAP」「V6」といった後輩たちの新たな布石となりえるのではないでしょうか。

今後のジャニーズ事務所の動向にも注目したいですね。