池内万平(伊丹十三の息子)の現在!母親の宮本信子・兄弟の池内万作など家族情報・結婚歴や芸能界を辞めた理由も総まとめ

父親は伊丹十三監督、母親は女優の宮本信子さんという芸能一家に生まれた池内万作さんですが、子役として一時期活動するものの現在は引退しています。

 

今回は池内万平さんの経歴、家族(父親・母親・兄弟)、結婚歴など現在を紹介します。

池内万平は伊丹十三の息子で元子役

池内万平のプロフィール

 

出典:https://okan-nikki.com/

子役時代の池内万平(真ん中の男児)と家族

 

池内万平さんは、伊丹十三さんの次男です。

 

子役として、今は亡き伊丹十三さんの映画に出演していましたが、俳優業は既に廃業しており、一般人として生活を送っています。

 

1975年生まれ、出身地が東京都ということ以外、誕生日や血液型、身長といった基本的なプロフィールは謎に包まれています。

 

インスタやツイッターなど、池内万平さんだと思われるアカウントは見つからず、今後も詳細な情報を得ることは難しいかもしれません。

 

 

池内万平の家族① 父親は映画監督・伊丹十三

 

出典:https://bunshun.jp/

生前の伊丹十三

 

池内万平さんの父親は伊丹十三さんで、池内万平さんは次男として誕生しました。

 

伊丹十三さんと聞くと監督のイメージが強いですが、実は晩年まで、商業デザイナーやマルチタレント、俳優など様々なクリエイティブな活動をしてきました。

 

その人生は波乱万丈で、謎の死が令和になった今も語り継がれています。

 

まずは伊丹十三さんのプロフィール、経歴を振り返ってみましょう。

 

伊丹十三のプロフィール

出典:https://www2.nhk.or.jp/

伊丹 十三(いたみ じゅうぞう)

本名: 池内義弘

生年月日: 1933年5月15日

没年月日: 1997年12月20日

出身地: 京都府京都市右京区

身長: 180cm

 

伊丹十三さんは、高校を卒業すると新東宝の編集部に就職しました。

 

その後、商業デザイナーとして手腕を発揮し、高いレタリングの能力で、映画監督の山本嘉次郎さんから「日本一、いや世界一の明朝体」と評されています。

 

その後、舞台芸術学院で演技を学んで26歳で俳優デビュー。伊丹十三さんの身長は180cmと、芸能界の中でも目立って高かったそうです。

 

伊丹十三さんが映画監督になったのは1984年、51歳とかなりの遅咲きでした。

 

映画「お葬式」で映画監督デビューを果たし、日本アカデミー賞、芸術選新人賞など30を超える賞を受賞し、国内で高い評価を受けています。

 

その後は「タンポポ」、「マルサの女」、「ミンボーの女」など次々に日本映画を代表する作品を世に送り出してきたのです。

 

突然の訃報

出典:https://mylifestory32.hatenadiary.jp/

 

伊丹十三さんが死去したのは、1997年12月20日のこと。伊丹プロダクションが所在する東京都港区麻布3丁目のマンションの屋上から飛び降りたのです。

 

この日の午後6時40分頃、麻布台のマンションに大きな物音が響き渡り、同じ建物に住む住人が駆けつけたところ、伊丹十三さんが駐車場で倒れているのを発見しました。

 

事務所のワープロには「身をもって潔白を証明します。なんにもなかったというのはこれ以外の方法では立証できないのです」と遺書らしきものが残されており、自殺と断定されています。

 

享年64歳。伊丹十三さんの遺志により葬儀は行われませんでした。

 

 

今も謎が多い

出典:https://peoples-free.com/

 

 

ここで気になるのは、伊丹十三さんがなぜマンションから飛び降り自殺をしたのかという点です。残された遺書らしき文書は注目を集め、様々な憶測が飛び交いました。

 

実は、伊丹十三さんが亡くなる直前、週刊誌『FLASH』が伊丹十三さんの不倫疑惑を報じていたため、不倫を苦に自殺したのでは?と言われました。

 

しかし、本人のもとに記者が突撃取材を敢行した時には、笑いながら「妻に聞いてみればいいよ。(不倫は)いつものことだから」と不倫報道に動じていない様子だったようです。

 

そして、亡くなる3時間前にスポニチの記者が伊丹十三さんに取材依頼の連絡をしていました。

 

その時、「来週対応します」と約束していたことや「私のコメントはどんな感じで載っているんですか」と報道に対する興味を持っていたそうで、自殺するような雰囲気はなかったそう。

 

これらの数々の証言を繋ぎ合わせると、伊丹十三さんが自ら死を選んだということは考えにくく、何らかの事件に巻き込まれたという説も浮上

 

そのため、伊丹十三さんは死の5日前まで、医療廃棄物問題に関する取材をしていたことで、関係者から消されたのではないか?とささやかれました。

 

また、1992年公開の映画「ミンボーの女」以降、襲撃されたり、映画館のスクリーンが刃物で裂かれるなど、物騒な事件が相次いでいたこともあり、ヤクザ殺害説も流れたのです。

 

また、ワープロに残された遺書についても、「レタリングデザイナーとして文字を大事にしてきたのに、遺書が手書きではなくワープロとは考えにくい」と疑問の声が挙がりました。

 

しかし、これまでに他殺説の決定的な証拠となりうる情報は出ておらず、現在も伊丹十三さんの死は多くの謎に包まれています。

 

 

池内万平の家族② 母親は女優・宮本信子

宮本信子のプロフィール

出典:https://www.chunichi.co.jp/

宮本 信子(みやもと のぶこ)

生年月日: 1945年3月27日

出身地: 愛知県名古屋市

血液型: O型

身長: 157cm

 

宮本信子さんといえば、穏やかで上品な婦人を演じる役が多いことで知られている女優です。

 

高校を卒業後、文学座付属演劇研究所で演技を学び、劇団青俳を経てフリーとなりました。

 

1965年~1967年まで放送された「あしたの家族」で共演した伊丹十三さんと交際に発展したのですが、当時の宮本信子さんは女優を目指し名古屋から上京したばかり。

 

一方の伊丹十三さんは、俳優として認められて海外の作品に出演したり、自身のエッセイ「ヨーロッパ退屈日記」を出版したりと売れっ子の頃で、2人の格差は明白でした。

 

宮本信子さんは、当時を振り返り「最初に感じたのは、今まで逢ったことがない別世界のすごい人。一つ言葉を選ぶなら『異質』」と、伊丹十三さんに対する第一印象を語っています。

 

結婚後は主婦に専念し、女優を休んでいた期間がありましたが、子育てが一段落した1984年に伊丹十三さんの映画監督デビュー作品「お葬式」で主演したことで女優としてブレイク

 

その後は、伊丹十三さんが監督を務めた作品全てに出演しています。

 

結婚生活はカルチャーショックの連続

出典:https://mainichi.jp/

 

海外生活が長かった伊丹十三さんとの結婚生活は、驚くことばかりだったそうです。

 

例えば、昼間にあった仕事の食事会でビールやワインを飲んでいたそうで、後年、「当時は仕事中に飲むなんて不謹慎でしたもの。時代は変わりましたね」と新婚当初の思い出を語りました。

 

性格は真逆な2人でしたが、夫婦仲は良好そのもので、宮本信子さんが3歩下がって旦那を立てていたようです。

 

ただ、1つだけ宮本信子さんが譲れなかったことは、子供についてでした。

 

結婚後、宮本信子さんは子供が欲しいと考えていましたが、伊丹十三さんは「人口が溢れかえってるから要らない」と、消極的だったようです。

 

そこで、宮本信子さんが「2人死ぬんだから、2人(出産)はいいんじゃないですか」と説得。

 

こうして1972年に第1子で長男の池内万作さん、1975年に第2子で次男の池内万平さんが誕生したのです。

 

そして、いざ子供が生まれると「子育ての十三」と呼ばれるほど子煩悩になった伊丹十三さん。

 

子供を良い環境で育てたいという伊丹十三さんの強い思いがあったようで、「東京では子育てはできない」と断言して、湯河原に引越しました。

 

天才肌であり芸術肌の伊丹十三さんに振り回されているように見えて、宮本信子さんは旦那を掌の上で転がしていたのかもしれませんね。

 

旦那の死去が受け入れられなかった

出典:https://eigo.plus/

 

芸能界きってのおしどり夫婦と呼ばれた2人。伊丹十三さんの転落死は到底受け入れることができませんでした。

 

あまりにもショックが強く、映画を観ることもできず、映画館に入ることすら恐怖を感じていたそうです。

 

女優としての活動もセーブして、「伊丹十三が亡くなった後で何ができるんだろう」と日々1人で自分に問いかけていました。

 

そんな中、1999年に偶然、作曲家で歌手の小椋佳さんの番組に出演し、歌を披露したことをきっかけにジャズ歌手として活動を開始。

 

自身で考えていた以上に、歌は宮本信子さんの心を捉え、精神的な支えになりました。

 

そして徐々に立ち直り、ずっと断り続けてきた映画の仕事を2007年に再開しています。

 

 

池内万平の家族③ 兄弟は俳優の池内万作

出典:https://www2.nhk.or.jp/

 

池内万平さんは2人兄弟で、兄は味のある俳優として愛されている池内万作さんです。

 

池内万作のプロフィール

出典:https://www.toho-ent.co.jp/

池内 万作(いけうち まんさく)

生年月日: 1972年3月27日

出身地: 東京都

血液型: O型

身長: 180cm

 

兄の池内万作さんは、1989年に和光高校からアメリカの高校へと編入し、1991年に卒業。その後、ロンドンに渡って演技の勉強を3年間みっちり行いました。

 

帰国後の1995年に映画「フラート」でデビュー。2002年に放送された連続ドラマ「こちら本池上署」では、刑事二課の相馬俊彦役に抜擢されてレギュラー出演を果たしました。

 

その後、数々のドラマや映画に出演し、2022年1月からはフジテレビの「ミステリと言うこと勿れ」8話から9話にかけて、アイビーハウスの主人である蔦薫平を演じて注目を集めました。

 

 

池内万平の家族④ 兄の嫁は本田みちよ

 

出典:https://www.michiyohonda.com/

兄嫁でミュージシャンの本田みちよ

 

兄である池内万作さんは既婚者です。嫁はミュージシャンで「MUSIC SHARE」の代表を務める本田みちよさん

 

池内万平さんから見ると兄の嫁なので、戸籍上は義理の姉という関係にあたります。どんな人物なのでしょうか。

 

本田みちよのプロフィール

出典:https://eggs.mu/

本田 みちよ(ほんだ みちよ)

生年月日: 1973年11月20日

出身地: 京都府

職業: 歌手、作詞作曲家

 

10歳の頃から地元京都の少年合唱団に所属して、音楽に親しんで育ちました。1997年から2013年まで「OVER ROCKET」のメンバーとして活動し、その後ソロに転向しています。

 

おしゃべりが大好きで、2時間で2曲しか歌わずしゃべり続け、ライブがほぼトークショーになったというエピソードを持つ異例のシンガーです。

 

2012年から音楽配信サイト「MUSIC SHARE」を立ち上げ、代表を務めながら、番組司会やプロデュースも手掛ける幅広い活動をしています。

 

作詞作曲家として、アニメ「ギルティークラウン」の劇中歌、ゲーム「ファイナルファンタジー13-2」など各分野への音楽提供を行っています。

 

池内万作との馴れ初めは?

出典:https://aumo.jp/

 

 

池内万作さんが嫁と初めて出会ったのは、お互い20代の頃だったそうです。

 

仕事仲間によって開催されたお花見で意気投合し、その後は友人としての付き合いが始まり、一緒に映画製作にあたるなど仕事もプライベートも一緒に年月を過ごしてきました。

 

交際に発展したのは2012年頃で、本田みちよさんは「MUSIC SHARE」を立ち上げる大変な時期でした。

 

その後、2016年に「MUSIC SHARE」を法人化したことを1つの区切りとして、同年5月に結婚を発表しました。

 

2人の間には子供はいませんが、夫婦仲は良好で、インスタにはツーショット写真が頻繁にアップされています。

 

 

池内万平の経歴① 子役として父親の映画に出演

出典:https://www.human.or.jp/

 

 

池内万平さんは、子役として俳優活動を開始ましたが、すぐに芸能界を引退しました。

 

このため、その後の人生についてはあまり詳しい情報が公表されていません。子役時代や、芸能界を引退後の経歴が少しだけ判明しているので、紹介します。

 

子役として父親の映画に出演

 

出典:http://eastend55.jpn.org/

親子共演した宮本信子と池内万平

 

池内万平さんが子役として出演した作品は、1985年に公開された伊丹十三監督の映画「タンポポ」です。

 

この作品は「ラーメンウエスタン」と称したコメディ映画で、売れないラーメン屋を立て直すというドタバタストーリー。

 

池内万平さんは、宮本信子さん演じるタンポポの次男・ターボーを演じました。ターボーは、気弱でいじめられっ子の息子という設定で、助監督にビシビシと演技指導を受けたそうです。

 

宮本信子さんによると、この時の厳しい指導は子供心に相当辛い体験だったようで、芸能界自体が苦手になってしまい、芸能界を引退したと明かされています。

 

 

池内万平の経歴② 高校卒業後はアルバイト生活

出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/

 

一般の学生に戻った池内万平さんは、通っていた学校や部活など学生時代のエピソードは殆ど明かされていません。

 

しかし、2020年にインタビューを受けて、生前の伊丹十三さんとの関係や高校卒業後のエピソードを語っています。

 

それによると、池内万平さんは高校生の頃に解体作業のアルバイトを始め、そのアルバイトが楽しすぎて、早い段階で大学には行かないと決めていたそうです。

 

そして、進学しないことを父でる伊丹十三さんに打ち明けると、「初の大学入学者が池内家から出ると思ったんだけどな」と苦笑されただけで、それ以上は何も言われなかったとのこと。

 

高校卒業後は、昼に解体作業のアルバイトをして、仕事が終わると夜はビールを飲むという気ままな生活を送ってきました。

 

伊丹十三さんの死去後は、母親の宮本信子さんが愛媛県松山市に「伊丹十三記念館」を設立し、池内万平さんは評議員に就任しています。

 

 

池内万平の現在の仕事や結婚情報

出典:https://www.huffingtonpost.jp/

 

池内万平さんは1975年生まれなので、誕生日を迎えると2022年で47歳になるはずです。

 

今はどのように暮らしているのでしょうか。

 

ツイッターやインスタなどのアカウントが見当たらないため、詳細は不明です。

 

ただし、伊丹十三記念館のホームページには、2022年6月時点の役員一覧に評議員として池内万平さんの名前が掲載されています。

 

また、株式会社伊丹プロダクションの代表取締役としての肩書きを持っているため、東京を拠点として必要に応じて愛媛県に出張しているようです。

 

気になる結婚歴や子供についてですが、母親の宮本信子さんも兄の池内万作さんも池内万平さんのプライベートについて語ったことがないため、結婚しているかどうかも不明です。

 

いつか、何らの形で池内万平さんの暮らしぶりが判明することを楽しみに待ちたいものですね。

 

 

まとめ

池内万平さんは父親が伊丹十三さん、母親は女優の宮本信子さんで、兄弟は俳優の池内万作さんという芸能一家で、本人もかつて子役として活動をしていました。

 

しかし、母親の宮本信子さんと共演した映画「タンポポ」に出演した際、厳しい演技指導に嫌気がさしてしまったようで、既に引退して一般人として生活しています。

 

引退後は、高校卒業後に解体作業のアルバイターだったようですが、現在は伊丹十三記念館の評議員、そして伊丹プロダクションの代表取締役に就任しています。

 

既に一般人になって長い年月が経過しており、SNSもやっていないことから、プライベートに関する情報がなく、現在の年齢は47歳になるはずですが結婚しているのかも判明していません。

 

いつか、宮本信子さんや兄の池内万作さんによって、近況が伝えられる日を待ちましょう。

 

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