清水健さんと言えば元読売テレビの人気アナウンサーでしたが、嫁の死去や読売テレビ退社理由が話題です。
今回は清水健アナウンサーについて、プロフィールや経歴、嫁と子供、嫁が死去した理由、現在の活動をまとめました。
この記事の目次
清水健アナウンサーのプロフィール
名前:清水健(しみず けん)
生年月日:1976年4月19日
出身地:大阪府堺市南区
身長:161cm
血液型:A型
学歴:中央大学文学部社会学科卒業
清水健さんは、かつては大阪府に本社を置く読売テレビのアナウンサーとして、『かんさい情報ネットten!』『どっちの料理でショー』など多くの番組に出演し、人気を集めました。
現在はすでに読売テレビを退社しており、清水健さんが今どう過ごしているか、気になっている人も多いようです。
ここではまず、そんな清水健さんのプロフィールを紹介します。
出身中学・高校
大阪府立泉陽高等学校の画像
清水健さんは大阪府堺市南区で生まれました。堺市立晴美台中学校卒業後、大阪府立泉陽高等学校に進学。
大阪府立泉陽高等学校は堺市堺区にある進学校で、歌人の与謝野晶子さんや女優の沢口靖子さん、脚本家の橋田壽賀子さん、小説家の西加奈子さんといった著名人を輩出しています。
清水健さんは運動神経抜群で、高校時代には陸上部に所属。100m、10秒9の公式記録を持っています。
ちなみに、清水健さんの小中学校の同級生には、コブクロの黒田俊介さんがいます。
中央大学文学部卒業
中央大学の画像
大阪府立泉陽高等学校卒業後、中央大学文学部社会学科に進学。
アメリカンフットボール部で活躍しました。アナウンサーになるために1年留年し、2001年に卒業しています。
読売テレビに入社し、バラエティ番組などで活躍
2001年、見事読売テレビのアナウンサーとなった清水健さんは、すぐにバラエティ番組を中心に活躍するように。全国ネット『どっちの料理ショー』など、人気番組に出演しました。
2009年には、平日放送の関西ローカル『かんさい情報ネットten.』の情報担当キャスターに就任し、2011年にはメインキャスターに昇格しています。
清水健アナウンサーは2013年に結婚・子供も誕生している
読売テレビのアナウンサーになってから約12年後の2013年5月19日、清水健さんは一般女性と結婚しました。
相手の女性は、『かんさい情報ネットten!』のスタイリストをしていた奈緒さんという方です。
年齢は清水健さんより9歳年下で、大阪市在住。こちらの画像で清水健さんと一緒に写っているのが奈緒さんです。
出典:https://www.shogakukan.co.jp
とても美人で優しそうな女性ですね。
2人は大阪市の住吉大社で挙式し、2013年9月にはビルボードライブ大阪で結婚披露パーティーを行いました。
結婚披露パーティーには、円広志さんやハイヒールさん、西田ひかるさんなど、有名人が多く出席したそうです。
嫁・奈緒さんの妊娠が発覚し子供(長男)誕生
結婚してから約1年後の2014年3月には、奈緒さんの妊娠が発覚。2014年10月に長男が誕生しました。
清水健アナウンサーの嫁・奈緒さんは乳がんで死去していた
清水健さんの嫁・奈緒さんは、子供が誕生した4ヶ月後の2015年2月11日に29歳という若さで亡くなりました。
乳がんであることが分かったのは、妊娠発覚直後だったとか。
妊娠後、左胸のしこりに気付いた妻は、妊婦健診で医師に相談し、「念のため」と検査を受けることになったそうです。
出典:産経ニュース
検査のことを清水健さんが聞かされたのは検査当日の朝で、清水健さんはいつもどおり出社し、生放送の間に悪性であることを電話で知らされたといいます。
精密検査の結果、妻の乳がんは「トリプルネガティブ」というタイプで、ホルモン療法や分子標的薬を使った治療が難しく、さらに進行が速いものだと分かりました。
出典:産経ニュース
滋賀県の乳酸クリニックで左胸の摘出手術を受け、手術は成功してリンパ節への転移はなく、抗がん剤の副作用も少なかったそう。
出産までは穏やかな日々が続いたようです。
出産後のMRI検査で余命1ヶ月宣告
しかし出産から1週間後、高熱や腰痛が続き、妊娠中にはできなかったMRI検査をしたところ、肝臓や骨に転移しており、余命1ヶ月と宣告を受けたそうです。
「ちょうど1週間前、『まだまだいい妻でいたい、いいママでいたい』と言っていました。『胸を張って、いい妻だったよ、いいママだったよ』と言ってやりたいと思います」
出典:デイリー
生まれたばかりの我が子と永遠に別れなければならないなんて、「辛い」なんて言葉では表しきれないほどの気持ちだったでしょうね。
奈緒さんは子供とわずか112日間一緒に過ごした後、亡くなってしまったということです。
清水健は嫁の死去から8日後に仕事復帰
奈緒さんが亡くなる約10日前の2015年2月2日から、清水健さんは『かんさい情報ネットten.』への出演を見合わせて、奈緒さんの介護を行なっていました。
葬儀では3ヶ月の息子さんを抱きながら喪主を務め、奈緒さんが亡くなった8日後に『かんさい情報ネットten.』に復帰しています。
「今日から復帰します。皆様の温かいご理解のもと、妻を見送ることが出来ました。今日からまたニュースと向き合い、しっかりとお伝えします」
出典:Wikipedia
嫁・奈緒さんを亡くし、生まれて間もない息子さんと生きていかなければならない中で、すぐに仕事に復帰するのは大変だったと思います。
清水健さんはこの後、降板・退社するまでの約2年間『かんさい情報ネットten.』に出演し続けました。
清水健アナウンサーの現在① 読売テレビを退社
清水健さんは2009年3月から『かんさい情報ネットten.』に出演し、2011年9年からはメインキャスターとして活躍していました。
ですが、2017年1月27日をもって『かんさい情報ネットten.』を降板し、1月31日付で読売テレビを退社しました。
2016年12月26日に清水健さんが読売テレビで会見を開き、降板・退社を決めた理由を語っています。
「妻の三回忌を前に、がんの撲滅やがん患者の入院施設を支援する活動に専念させていただくことになりました。『今、私ができることは何なのか』を悩みに悩んで考えた末に、退社の決断に至りました。」
出典:Wikipedia
がんの撲滅やがん患者の支援活動に専念したいと考えたことの他、精神的・体力的に追い詰められていたことも、降板・退社を決断した背景にあったようです。
降板を決めたきっかけの1つとして「心も体もいっぱいいっぱい」の状態であることを涙ながらに告白。
出典:デイリー
この決断に対して、『かんさい情報ネットten.』のスタイリストだった嫁・奈緒さんはきっと怒っていると思うと話していました。
【ten.】妻早世の清水健アナ 退社は「心も体も」限界と涙…政界転身は否定
— たまや@単冠湾提督 (@daisuke0923pax) December 27, 2016
「こんなに悩んだのは人生初めて」「心も身体もいっぱいいっぱい」「息子の前で心から笑えていない自分がいるな」とhttps://t.co/hAP11QW6fX pic.twitter.com/tHCZQsAtQU
清水健さんがこれまで頑張れたのは、天国の奈緒さんが清水健さんの活躍を喜び、応援してくれていると考えていたからなのかもしれませんね。
清水健アナウンサーの現在② 多忙なスケジュールで体重が-20kgの激減
降板・退社会見で清水健さんが明かしたところによれば、2016年9月くらいから会見を開いた12月までの間に体重が激減したのだとか。
体重が減った理由はがん撲滅などの支援活動のための講演会と、アナウンサーとしての仕事の両方を掛け持ちし、休みがなかったためのようです。
今年10月からは週末(土日)はほとんど講演会を行っており、平日は帯番組、週末は講演会という生活に、「本当に正直フラフラで、今、家に帰ると親に心配かける」と吐露。「9月くらいから20キロ近く体重が減りました」と告白した。
出典:デイリー
62kgあった体重が44kgにまで減ってしまったみたいですよ。
もともと太っていたわけではないのに、わずか3〜4ヶ月で20kgも体重が減るなんて、もしこのままこの生活を続けたら、身体を壊していたかもしれませんね。
清水健アナウンサーの現在③ がん患者の支援活動
清水健さんは、嫁・奈緒さんが亡くなってから1年後に「一般社団法人清水健基金」を設立しました。
・一般社団法人清水健基金のホームページはこちら
この基金の目的は、新薬開発や難病対策などに取り組む事業を助成することで、医療サービスを必要な人のところまで行き届くことを目指しているそうです。
さらに、清水健さんはがん患者やその家族を対象とした講演会に講師として登壇。
清水健基金のホームページで活動スケジュールが公開されていますが、2019年現在も定期的に講演会が行われています。
清水健基金のホームページには、清水健基金の活動についてスタッフの方のメッセージが掲載されています。
一言一言、想いをこめマイクを握り、
お一人お一人、手を握りしめる清水の姿は、
私たちstaffにも、本当の清水の姿にみえます。
ありがとうございます。
今現在、病と闘っている方々、様々なことと向き合っていらっしゃる方々がいます。
清水の言葉が、想いが、少しでも、皆様にとって、
また、清水にとっても、前を向く勇気や、力になれば、嬉しく思います。
一人でも笑顔の人が増えてほしい…。
一人でも悲しむ人が減ってほしい…。
一般社団法人清水健基金は、皆様の想いとともに進んでまいります。出典:清水健基金
辛い経験をした清水健さんは現在、その経験を他の人の悲しみを減らしたり笑顔の人を増やすために使っているんですね。
清水健アナウンサーの現在④ 書籍を発売
現在、清水健さんが執筆した2冊の本が販売されています。
最初に出版された『112日間のママ』は、嫁・奈緒さんが息子さんと過ごした日々について書かれたものです。
もう1冊『笑顔のママと僕と息子と973日間』には、奈緒さんを亡くした清水健さんと息子さんとの生活がつづられています。
『112日間のママ』
清水健さんが2016年2月に出版した『112日間のママ』は、15万部のベストセラーになりました。
嫁・奈緒さんが子供を出産してから亡くなるまでの3ヶ月間が書かれています。
番組のスタイリストとしてサポートしてくれていた奈緒さんとの結婚から、
妊娠中の乳がん発覚、その後の出産、闘病、そして最後の日々までが、
悲しみと悔恨を込めて驚くほど克明に記されています。
こうやって記録に残すことは大切なことである一方、清水健さんにとって辛い作業でもあったでしょうね。
この本の印税は、清水健基金の設立に使ったということです。
『笑顔のママと僕と息子と973日間』
2017年10月に出版された『笑顔のママと僕と息子と973日間』は、嫁・奈緒さんを亡くしてから清水健さんがどうやって前に進み始めたかが、具体的なエピソードが綴られています。
妻をなくしたあとの孤独、子育ての大変さ、退社の決意、今の心境などについて本書で初めて綴られています。
出典:amazon.co.jp
この本を執筆した背景には、自分と同じ境遇の人を元気づけたいという気持ちもあったようですよ。
まとめ
嫁・奈緒さんを亡くした清水健アナウンサーの現在についてまとめると…
・読売テレビを退社
・がん患者の支援活動
・書籍を発売
2015年2月に奈緒さんが他界し、その後仕事に復帰しましたが、2017年1月いっぱいで読売テレビを退社しました。その後はがん患者の支援活動に携わっています。
清水健アナウンサーの姿をテレビで見ることはなくなりましたが、今でも前向きに進んでいると知るとファンとしては安心ですよね。