肺炎で死去した芸能人・有名人：1～10人目

1．美空ひばりさん

晩年の美空ひばりさんは、肝硬変のほかに特発性間質性肺炎を患っていました。特質性間質性肺炎の症状が悪化し、人工呼吸器が装着され、懸命の治療が続いていましたが、1989年6月24日に死去しています。

2．市川團十郎さん

歌舞伎役者の12代目市川團十郎さんは、白血病を患っていましたが、回復して舞台に復帰していましたが、2012年末頃から肺炎をこじらせ、2013年2月3日に肺炎で死去しています。

3．モンキー・パンチさん

漫画家のモンキー・パンチさんは、ルパン三世等で有名ですが、2019年4月11日に誤嚥性肺炎が原因で死去しています。

4．内田裕也さん

ミュージシャンの内田裕也さんは、晩年は体調を崩し、脱水症状などで入院することがありましたが、奥様の樹木希林さんが亡くなって約半年後に、肺炎得で死去しています。

5．安部譲二さん

『塀の中の懲りない面々』、『RAINBOW-二舎六房の七人-』などの作品で知られる安部譲二さんは、2019年に急性肺炎で死去しました。

6．大島渚さん

映画監督の大島渚さんは、1996年に脳出血で倒れ、その後は闘病・リハビリ生活を送っていましたが、2013年1月15日に肺炎で死去しました。

7．野坂昭如さん

「火垂るの墓」の原作や「おもちゃのチャチャチャ」の作詞で知られる野坂昭如さんは、2015年に誤嚥性肺炎を起こし、そこから症状として現れる心不全のために死去しました。

8．三遊亭小円朝さん

4代目三遊亭小円朝さんは、2005年に真打に昇進します。しかし2018年12月に、肺炎のために亡くなりました。49歳の若さでした。

9．小池一夫さん

子連れ狼などの漫画の原作者であり、初期のゴルゴ13にも携わっていた小池一夫さんは、2019年4月17日に肺炎で亡くなっています。

10．佐々木すみ江さん

たくさんのドラマや映画に出演していた佐々木すみ江さんは、2019年まで精力的に活動しています。しかし、2019年2月17日の午前中に自宅で倒れ、12時59分に肺炎で亡くなりました。高齢になると、症状があまり出ないまま、病状が悪化していく典型的な例だと思います。

肺炎で死去した芸能人・有名人：11～20人目

11．降旗康男さん

高倉健さんとコンビを組み、「冬の華」や「鉄道員」などの作品を作った映画監督の降旗康男さんは、2016年にパーキンソン病を発症し、2019年に肺炎で死去しています。

12．原田芳雄さん

俳優の原田芳雄さんは2008年に大腸がんが発見され、この時点で末期だったそうです。闘病を続けながら、2011年には映画のプレミア試写会に車椅子で出席していますが、この時はがんのほかに誤嚥性肺炎も発症し、その一週間後に肺炎で亡くなりました。

13．和田誠さん

イラストレーターでエッセイストとして活躍し、平野レミさんの旦那さんである和田誠さんは、83歳で肺炎で死去しました。

14．山谷初男さん

俳優の山谷初男さんは、数えきれないくらいのドラマ・映画に出演していますが、2019年に間質性肺炎のために死去しました。

15．天野祐吉さん

コラムニストであり、雑誌『広告批評』主宰者・マドラ出版社主でもある天野祐吉さんは、2013年に間質性肺炎で亡くなっていますが、亡くなる4日前まで朝日新聞に連載を掲載していました。

16．飯島愛さん

元タレントの飯島愛さんは、2008年12月24日に自宅マンションで亡くなっているのが発見されました。司法解剖の結果、亡くなったのは発見された1週間前であることがわかっています。死因は肺炎とのことです。

17．海老一染之助さん

「海老一染之助・染太郎」の海老一 染之助さんは、晩年は糖尿病を患っていましたが、2017年に肺炎で死去しました。糖尿病は免疫力を低下させますので、それが原因で肺炎になったのかもしれません。

18．京唄子さん

漫才コンビ「唄子・啓助」として活動したこともある女優の京唄子さんは、2017年に肺炎で死去しています。

19．フランク永井さん

ムード歌謡歌手で紅白歌合戦に26回連続出場したフランク永井さんは、2008年に自宅で肺炎のために死去しています。1985年に自殺未遂をしてからは、脳に後遺症が残り、会話が不自由になっていたようです。

20．ジョニー大倉さん

キャロルのメンバーだったジョニー大倉さんは、2013年に肺がんと診断され、闘病生活を続けていましたが、2014年に肺炎で死去しています。

肺炎で死去した芸能人・有名人：21～30人目

21．周富徳さん

料理の鉄人で一躍有名になった中華料理の鉄人である周富徳さんは、2014年に誤嚥性肺炎が原因で死去しました。

22．田中角栄さん

第64代・第65代の内閣総理大臣で、日本の高度経済期の象徴的な政治家でもある田中角栄さんは、脳梗塞を発症して以降はあまり表舞台に出ることがなくなりますが、1993年に痰が喉につっかえたことで肺炎を発症し死去しました。

23．丹波哲郎さん

俳優として活動し、さらにベストセラーの『丹波哲郎の大霊界』でも知られる丹波哲郎さんは、2005年ごろから体調を崩し、インフルエンザや虫垂炎などで入院していましたが、2006年に肺炎のために死去しています。

24．夏目雅子さん

女優の夏目雅子さんは白血病を発症し、闘病を続けていました。順調に回復を見せていましたが、抗がん剤の副作用により肺炎を発症し、それが原因で死去しています。

25．原節子さん

往年の大女優である原節子さんは、1963年に女優を引退して以降は公の場に出てくることはありませんでしたが、2015年に肺炎で亡くなったことが、死去後2ヶ月半たってから公表されました。

26．坂口良子さん

女優の坂口良子さんは、晩年に体調を崩していたようでした。2013年3月に横行結腸がんと肺炎で死去しています。

27．中村勘三郎さん

歌舞伎役者の中村勘三郎さんは、2012年5月に初期の食道がんが見つかり、療養生活に入ります。抗がん剤治療により免疫力が低下したことで、ウイルスに感染して肺炎を発症し、そこから急性呼吸窮迫症候群を発症して死去しています。

28．市川崑さん

『ビルマの竪琴』、『炎上』、『おとうと』などの作品で知られる映画監督の市川崑さんは、2008年に肺炎で亡くなっています。

29．村田英雄さん

持病の糖尿病を長年患い、闘病生活を続けてきましたが、2003年に肺炎を発症して亡くなっています。

30．山城新伍さん

俳優の山城新伍さんは、2009年に嚥下障害による肺炎を発症して死去しています。晩年は特別養護老人ホームに入居していたようです。

肺炎の症状

肺炎は肺に炎症が起こった状態ですので、次のような症状が現れます。

これらが典型的な症状ですが、高齢者の場合は、このような症状は少なく、次のような症状が現れることもあります。

そして、肺炎が重症化し、症状が進行すると、全身の症状が現れてきます。

肺炎の種類

肺炎はその原因によって、また感染場所、肺のどこに感染したかによって、いくつかの種類に分けることができます。

1．肺炎の原因

肺炎は「肺に感染が起こって炎症を起こった状態」です。何に感染して肺炎が起こったかによって、肺炎の種類は分かれます。

細菌性肺炎の原因には、肺炎球菌、インフルエンザ菌、黄色ブドウ球菌などがあります。ウイルス性肺炎は、インフルエンザウイルス、麻疹ウイルス、水痘ウイルスなどが、非定型肺炎には、マイコプラズマ、クラミジアなどがあります。

2．感染した場所

感染した場所でも、肺炎はいくつかの種類に分けることができます。

人工呼吸器をつけている患者さんは、どうしても肺炎が起こりやすいです。人工呼吸器をつけている患者さんが起こした院内肺炎は、人工呼吸器関連肺炎（ventilator-associated pneumonia、VAP）と呼びます。

3．感染した組織

肺炎は肺のどの部分に炎症を起こしたかでも種類を分けることができます。

肺炎の原因

肺炎の原因は、先ほども説明したように、次のようなものに感染することです。

まとめ

肺炎で死去した芸能人・有名人と肺炎の症状、種類、原因をまとめましたが、いかがでしたか？80歳以上の死因の3位である肺炎は、死の危険がある怖い病気です。2020年には中国の武漢で発生した新型のコロナウイルスによる肺炎で、全世界を恐怖に包まれました。

肺炎にかからないためには、まずは自分の免疫力をあげること！栄養のバランスや睡眠に気を付けて、しっかり免疫力をあげておきましょう。