庄司哲郎さんは2016年に覚醒剤取締法違反容疑で逮捕され、フリーアナの小倉智昭さんから資金援助を受けていた事が報じられて話題になりました。
この記事では庄司哲郎さんの経歴や身長、結婚や恋人、小倉智昭さんからの資金援助報道や現在の活動などについてまとめました。
庄司哲郎のプロフィール
庄司哲郎(しょうじてつお)のプロフィール
生年月日:1966年12月26日
出身地 :東京都
庄司哲郎さんは、1990年代からVシネマを中心に映画やテレビドラマでも活躍する俳優で、映画「BE-BOP-HIGHSCHOOL」の加藤浩志(主人公の1人ヒロシ)役や、特撮ドラマ「ウルトラマンガイア」の横谷勝歳役などで知られています。
個性派俳優として注目を集める一方、世界的肖像画家の庄司佼氏を父に持ち、自身も父親譲りの芸術的な才能がある事から画家としても活躍しており高い評価を得ています。
また、UFOなどの超常現象に詳しく、自身も超常現象の体験者である事を自称しており、UFOコンダクターとしてオカルト系雑誌やメディアにも数多く出演されています。
他にはいない独自の魅力を持つ庄司哲郎さんですが、2016年に覚醒剤の所持・使用の容疑で逮捕されており、それに「とくダネ!」の司会で知られるフリーアナウンサーの小倉智昭さんが関わっているとの報道が出た事で大きな騒動となり、悪い意味で注目を集めてしまいました。
庄司哲郎の経歴
まずは、庄司哲郎さんの経歴をみて行きます。
庄司哲郎さんは、20代はじめ頃から俳優として活動していましたが、1994年に公開された映画「BE-BOP-HIGHSCHOOL」の主役の1人・ヒロシ(加藤浩志)役に、5万人の候補者の中から選ばれ、本格的に俳優としての人気を獲得しました。
その後は、1997年公開の任侠映画「なにわ忠臣蔵」や1998年放送の特撮ドラマ「ウルトラマンガイア」など、Vシネマを含めて約100本の映画やドラマに出演した経歴を持ちます。
2000年代に入ると画家としての活動に力を入れはじめ、2009年から2012年にかけて、4年連続で肖像画の世界チャンピオンに輝き、AMSC(国際美術評論家選考委員会)の認定画家となりました。
この間、多数の芸術賞を受賞しており、公式プロフィールによれば、「中国西湖芸術博覧会グランプリ」、「日本芸術家連盟最優秀肖像画大賞」、「日本美術評論家大賞」、国際画廊連盟「金獅子賞」、「国際芸術批評家大賞」などを受賞しているという事です。
また、小倉智昭さんや、森光子さん、「クイーン」のフレディ・マーキュリーの肖像画なども手がけた他、有名な音楽アーティストのCDジャケット制作なども手がけています。
2016年からはUFOコンダクターとして月刊「ムー」で連載をスタートさせましたが、その矢先に覚醒剤所持・使用容疑で逮捕されてしまいました。
庄司哲郎の身長
庄司哲郎さんは身長を公表されていません。
ネット上の情報では、庄司哲郎さんの身長は176cm〜179cmまで複数の情報が上がっています。
出演作品などをみる限り、庄司哲郎さんの身長は概ね、170cm半ばから180cmほどではないかと推測されます。
庄司哲郎の結婚や子供
庄司哲郎さんは結婚や子供などの情報は公開されていません。
しかし、庄司哲郎さんは、2018年にAsageiプラスで配信された、自身の覚醒剤取締法違反での逮捕騒動に関連するインタビューで婚約者の存在について語っていました。
幼稚園の頃からの幼な馴染みで、婚約者でもあるパートナーをはじめ、多くの俳優仲間たちに支えてもらいました。
これによると、庄司哲郎さんには幼稚園時代からの幼なじみの女性と婚約されていたようです。
2018年からは既に何年も経過しているので、この女性と結婚されている可能性も考えられますが確認は取れませんでした。
庄司哲郎が覚醒剤取締法違反で逮捕
庄司哲郎さんは、2016年8月25日に覚醒剤取締法違反(所持)の容疑で逮捕されました。
その後、尿検査によって陽性反応が出たという事で、使用の容疑でも逮捕されています。
庄司哲郎の資金源が小倉智昭だと週刊文春が報じて騒動に
庄司哲郎さんが覚醒剤取締法違反の所持・使用の容疑で逮捕された後、週刊文春が、庄司哲郎さんとフリーアナウンサーの小倉智昭さんの親密な関係を報じて騒動になりました。
週刊文春の記事は、庄司哲郎さんの覚醒剤の資金源が小倉智昭さんだったと匂わせるような内容で、逮捕直前の8月25日の昼にも小倉智昭さんは庄司哲郎さんに会って小遣いを渡していた事や、多額の金銭が贈られていた事などを示す証拠のメールなども掲載されていました。
週刊文春の記事によれば、小倉智昭さんから庄司哲郎さんに送信されたというメールは以下の文面だったようです。
とくにあなたへの送金が長く、額も相当になるため、あなたの所得にする、との見解でした。そうなると、過去の所得税、地方税、重加算税、延滞税など、多額の請求があなたに行きます
引用:週刊文春の記事より
文春に掲載されたメールは、小倉智昭さんは庄司哲郎さんに長年送金を続けており、その事実が税務署に発覚した事でこれが庄司哲郎さんの所得だとみなされ、合計で1億円もの追徴課税が課されたが、(小倉智昭さんが)国税局の知人に申し入れて、自分が負担することにしたといった事が読み取れる内容でした。
1億円の追徴課税が事実だとすれば、小倉智昭さんから庄司哲郎さんに贈られた金銭の総額は2億5千万円にも上るとの推測も報じられました。
ただ、小倉智昭さんはこのメールの真相について以下のように説明されています。
メールにある税務署の査察や1億円の追徴課税の納付書も「一切ない」と明言し、「こう言えば庄司に伝わると思って、すべて作り事を書いた」と大きな声で強調。
また、小倉智昭さんは、庄司哲郎さんに資金援助なり金を貸すなりをしていた事は認めつつも、それはあくまでも庄司哲郎さんの描く絵画を高く評価していたからであり、過去には同じ事務所に所属する後輩だった関係性などもあって、庄司氏の絵画を買うなどして応援してきただけであるとして、覚醒剤の資金源だったなどと言われるのは心外だともコメントされています。
小倉智昭さんはさらにその後、「本当に興味があったのは彼のお父さんの庄司佼氏」、「記事を読んだら(庄司哲郎さんは)ひでぇヤツだなと思った」、「絵を買うなら他の人のものを買う」などと、庄司哲郎さんを突き放す発言などもしていました。
小倉は先週の放送で庄司容疑者について「肖像画を古典技法の油絵で描ける人は少ない。彼の絵が世にでるよう応援したいと思っていた」と才能に惚れ込んで絵を買っていたと話していたが、この日は「記事を見るたびにひでぇヤツだと思った」「もっと興味があったのは彼の父の絵」「絵を買うならほかの人の絵を買う」など、何度も突き放すような発言をした。
一方、庄司哲郎さんは、自身の覚醒剤取締法違反容疑での逮捕後、小倉智昭さんから「私は庄司を信じている」という励ましのメールが届いた事などを明かしています。
小倉(智昭)さんからも『私は庄司を信じている』とメールをいただいたのも、大きな励みになりました
庄司哲郎さんは小倉智昭さんに絵画を買ってもらい、その絵の代金という名目で給料をもらっていた事なども明かしており、2人の言い分は少しずつ食い違っているようでした。
小倉さんに引き抜かれて、かつて同じ事務所に所属していたんです。その時、小倉さんから「最近、生活はどう?」と聞かれて、俺が「最近は役者の仕事では稼げないので、バイトをしようかと思っている」と言うと、「お前は絵の才能があるからバイトなどせずに絵で生計を立てなさい」とアドバイスされました。そして、最初は小倉さんから絵の注文を受けて、その絵の代金を給料としてもらっていたのです。
いずれにしても、これまでに出てきている情報を総合すると、庄司哲郎さんと小倉智昭さんが、相当な額のお金のやり取りをするほどには親密な仲だった事は間違いなさそうです。
庄司哲郎の現在
庄司哲郎さんは現在も画家や俳優として活動を続けています。
画家としては今も高く評価されており、特に精細なタッチで描かれた竜神の絵は、幸運をもたらすとして人気が高いようです。
また、俳優としても復活を遂げており、2020年にリリースされたVシネマ「極道の門」の第六部、第七部、第八部に出演されています。
まとめ
今回は、2016年に覚醒剤取締法違反で逮捕され、それにフリーアナウンサーの小倉智昭さんが関係していると週刊誌で報じられた事で注目された俳優で画家の庄司哲郎さんについてまとめてみました。
庄司哲郎さんは映画「BE-BOP-HIGHSCHOOL」のヒロシ役や、「ウルトラマンガイア」などへの出演で知られる俳優でしたが、2016年に覚醒剤を所持使用したとして逮捕され、有罪判決を受けました。
週刊文春が、その庄司哲郎さんに多額の資金援助を行なっていたのが小倉智昭さんだとする記事を掲載し物議を醸しましたが、小倉智昭さんは、あくまでも庄司哲郎さんの画家としての才能を応援するために絵を買っていただけと説明されています。
現在も庄司哲郎さんは俳優や画家として活動されており、2020年にはVシネマへの出演もされています。
庄司哲郎さんが俳優や画家として素晴らしい才能を持つ方であるのは確かなので、今後の活躍も応援して行きたいと思います。