プロのスケートボーダーとして小学生の時から活躍する瀬尻稜さんですが、オリンピックに出場しなかった理由や神解説が話題です。
今回は瀬尻稜さんの経歴や学歴（小学校・中学・高校）、年収や結婚、現在をまとめてみました。
この記事の目次
瀬尻稜はオリンピックでの神解説がバズったプロスケートボーダー
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小学生でプロデビューした瀬尻稜
瀬尻稜さんはプロのスケートボーダーです。
熱い闘いが繰り広げられた2021年夏開催の東京オリンピックで、瀬尻稜さんの解説が面白いと話題を呼んでいます。
スケートボードは2020年に初めてオリンピック競技として認定された、注目度の高いスポーツです。
まだまだ競技人口の少なかった時代に、スケートボードを始めた瀬尻稜さん。現在では、その世界の第一人者として日本のみならず、海外でも大人気です。
まずは、若くして成功した瀬尻稜さんのプロフィールを見ていきましょう。
瀬尻稜のプロフィール
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瀬尻 稜（せじり りょう）
生年月日: 1996年12月11日
出身地: 東京都
身長: 177cm
体重: 68kg
スポンサー: ムラサキスポーツ
瀬尻稜の経歴① 11歳で最年少チャンピオンに
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日本では、子育ての一環としてスポーツを習わせる親が多数います。
これまでは少年サッカーや野球が一般的でしたが、2010年頃から、これらのスポーツに加えてスケートボードも子供の一般的な習い事へと徐々に浸透。
その先駆者として前人未到の記録を達成したのが、5歳でスケートボードを始めた瀬尻稜さんでした。
まだ20代前半ながら、スケートボード歴は10年以上と、かなりのベテランです。
どのような理由で習い始めたのでしょうか。天才の名を欲しいままにしていた、瀬尻稜さんの少年時代について見ていきましょう。
5歳でスケートボードを開始
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瀬尻稜さんがスケートボードを始めたのは5歳で、幼稚園に通っていた頃です。
きっかけは、父親がスケートボードをやっていたからだそう。近所にある武蔵野ストリートスポーツ広場で、父親の熱血特訓を受けて育ちました。
初めて大会に出場したのは2003年。瀬尻稜さんはまだ6歳でしたが、父親から「大きな大会があるから出てみなよ」と勧められて、言われるがままに出場したそうです。
この大会には世代の近い子供が多数参加していたようですが、それでも一番下だったそう。
やればやる程スケートボードにのめり込んだ瀬尻稜さん。
今よりもずっとスケートボードをスポーツとして行う人が少なかったので、コミュニティもこじんまりしていて、アットホームな環境が気に入っていたそうです。
2005年には、弱冠8歳の若さでAJSA(一般法人在団日本スケートボード協会)の全日本アマチュア選手権で優勝し、翌年2006年にはプロに昇格して注目を集めました。
3年連続でチャンピオン
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11歳で、プロクラスのグランドチャンピオンに史上最年少で輝いた瀬尻稜さん。2010年から3年間、無敗の記録を打ち立てています。
向かうところ敵なしだった瀬尻稜さんでしたが、実はかなりプレッシャーを感じていたそう。
最初のうちは勝つことがとても嬉しく、純粋にスケートボードを楽しんでいたものの、次第に周囲の期待が重荷になっていったのだとか。
それでも、努力は惜しまず全力で取り組んで、そのプレッシャーに打ち勝ってきました。
また、スケートボードの英才教育を施した父親はとても厳しく、当時は怖い存在だったことを明かしています。
10代前半の頃の僕にとって父親の存在は本当に大きくて。大会で結果が出なかった時の帰りの車の空気がピリピリしてたこととか、嫌な記憶もあります(笑)。
引用：五輪の狭間で揺れ動いた先駆者 瀬尻稜とは? – Number https://number.bunshun.jp/
今では、父親が発破かけてくれたことで結果的に無敗記録を打ち立てることができた、と当時を振り返って感謝しているようです。
瀬尻稜の経歴② ワールドカップで優勝
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フランス開催のワールドカップで優勝した瀬尻稜
スケートボードの才能を開花させた瀬尻稜さんは、徐々に海外の大会にも進出。
2013年には、フランスで行われたスケートボードのワールドカップで優勝しています。
日本人初優勝の快挙を成し遂げた
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瀬尻稜さんが初めて海外のスケートボード大会に参加したのは、2008年にAJSAで優勝したことがきっかけでした。
当時のAJSAは、国外に選手を派遣して技術を身に付けさせることに力を入れていました。
そのため、将来有望な選手として眼に留まった瀬尻稜さんは、WCS（WORLD CUP SKATEBOADING）主催のコンテストに派遣されたのです。
残念ながらそのコンテストではセミファイナル敗退でしたが、その後も積極的に海外の試合に出るようになると、顔を覚えてもらえるようになり、試合に招待されることが増えていきました。
こうして、少しずつ世界で通用する力を付けていった瀬尻稜さんは、フランスで開催された2013年のWCSの大会に参加し、日本人初の優勝を手にしました。
さらに2015年には、バルセロナで開催された「STREET LEAGUE」に日本人どころかアジア人として初出場という快挙を成し遂げています。
元々この大会は、アメリカのプロのスケーターが優先的に出場するという伝統があり、アジア人の参加が難しいと言われていました。
しかし、「STREET LEAGUE」の運営委員会の中に人種の多様性を認める流れが生まれたことで、アジア枠が2枠設けられ、瀬尻稜さんに白羽の矢が当たったのです。
瀬尻稜さんは、後年「その時に海外で頑張ってきて良かったな」と心から思ったと明かしています。
瀬尻稜の出身小学校・中学・高校は？学歴まとめ
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ここからは、瀬尻稜さんの学歴について紹介します。
小学生でスケートボードのプロとしてデビューしましたが、学校には通えていたのでしょうか。
小学校は不明
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瀬尻稜さんの出身地は東京都練馬区です。このため、練馬区内の公立小学校に通っていた可能性が高いでしょう。
しかし瀬尻稜さん自身は出身校を明かしていないので、現時点では詳細は不明です。
中学校は地元の公立
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瀬尻稜さんは、東京都練馬区の関中学校を卒業していることが判明しています。
なぜ中学校の名前が分かっているのかというと、平成23年度の練馬区教育委員会の児童・生徒として表彰された記録が残っているからです。
この賞は、練馬区で様々なジャンルで活躍する生徒を表彰する制度で、主にスポーツや文化芸術などで貢献度が高い生徒が選ばれます。
瀬尻稜さんは、練馬区教育委員会のHPに掲載されている「教育だより第158号」に、「関中学 瀬尻稜」として記載があります。
中学校の時にはすでに海外で華々しい活動をしたので、まさにピッタリの賞ですね。
高校は通信制に通っていた？
瀬尻稜さんは出身高校を明かしていません。
高校生の年齢になった頃にはスケートボードの世界では名が知れた存在だったことから、海外遠征を度々していたと思われますので、恐らく公立高校の可能性は低いでしょう。
スポーツを推進している私立の学校か、通信制の高校が考えられます。
ネットでは、スポーツを推している都内の高校・目黒日本大学高等学校通信ではないかと噂されています。
瀬尻亮がオリンピックに出場しなかった理由
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2021年7月に1年遅れで開催された東京オリンピックは、初めてスケートボードがオフィシャル競技として認められた記念すべき大会です。
しかし、選手名簿に瀬尻稜さんの名前はありませんでした。
瀬尻稜さんが東京オリンピックに出場しなかったのはなぜなのでしょうか。
楽しむために目指さない！
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オリンピック競技に追加されたことで、スケートボードの人気はうなぎ上りになりました。
しかし瀬尻稜さんは、世の中のお祭りモードとは裏腹に、オリンピックに特別な興味を抱くことができなかったようです。
瀬尻稜さんは「スケートボードの正義は楽しむことなんだ！」と考えて、オリンピックを目指さないという決断を下しました。
瀬尻稜の年収は？
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ここからは、選手としても解説者としても活躍している瀬尻稜さんの年収について紹介します。
瀬尻稜さん自身が金額を公開しているわけではありませんので、あくまでも推定年収です。
スポンサーがいるので安定している？
公表されている瀬尻稜さんのスポンサーは、ムラサキスポーツとレッドブル、オークリーです。
一般的に、プロのスケーターの収入源はスポンサー収入と大会に出場した際の賞金です。
スポンサー収入は定期的な金額が約束されていますが、賞金は当然ですが入賞しないと獲得できないため、年収は安定しないというのが定説です。
瀬尻稜さんの場合、スポンサー収入が最低でも500万円、そして大会の賞金を合わせると、年収は数千万円はあると言われています。
瀬尻稜は結婚している？
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イケメンスケートボーダーとして絶賛されている瀬尻稜さんですが、結婚しているのかも気になりますよね。
2021年12月の誕生日を迎えると26歳になりますが、現時点では結婚していないようです。
まだまだ若いので、結婚はこれからかもしれません。
瀬尻稜の現在 【東京オリンピックでの神解説がトレンド入り】
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2021年の瀬尻稜さんは、スケートボーダーとして華麗なプレイをするだけではなく、競技の解説があまりにも面白いとTwitterのトレンド入りしています。
ここでは、神がかっていると大盛り上がりを見せた、瀬尻稜さんの解説について紹介します。
倉田アナウンサーとの掛け合いが絶妙だった
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瀬尻稜との名コンビっぷりを絶賛された倉田大誠アナ
2021年7月25日、東京オリンピックでのスケートボードの試合がテレビで放送され、番組司会を務めたのはフジテレビアナウンサー・倉田大誠さんでした。
試合中、瀬尻稜さんは「半端ねーヤベー。ビタビタにはめてましたねえ」とかなりフランクな口調。倉田アナも「ビタビタでしたか！」と、その口調を瀬尻稜さんに合わせていました。
その他にも「練習でもゴン詰めで攻めてましたねー」と瀬尻稜さんが語ると、「ゴン攻めとは？」と倉田アナも食らいつきます。
「ええと、すごい攻めてきますよね」と、競技ではなく若者言葉を解説する瀬尻稜さんの様子が視聴者に大評判に。
「2人のギャップが面白すぎる」、「なんかホッコリ」、「すき」などと絶賛コメントが多数寄せられたそうです。
盛り上がりを見せているとはいえ、まだまだスケートボードのルールは知られておらず、スケートボード初心者や年齢が上の人にも分かりやすかったこの解説は、Twitterでトレンド入り。
解説中、瀬尻稜さん自身が楽しんでいる様子も視聴者から共感を得たようですね。
まとめ
出典：https://hi-five-mag.wowow.co.jp/
瀬尻稜さんは、小学生でプロになったのスケートボーダーの先駆者として知られています。
5歳でスケートボードを習い始め、11歳の若さでプロクラスグランドチャンピオンに史上最年少で輝く経歴の持ち主です。
中学生の頃にはすでに海外の試合に出場し、目覚ましい功績を残して東京都教育委員会から表彰されています。
出身高校は不明ですが、定時制の高校に通っていたのではないかと言われています。2013年にはワールドカップで優勝しています。
スケートボードを人と競うのではなく、楽しむために、意図してオリンピックには出場しなかった瀬尻稜さんですが、競技の解説がとにかく面白いと若い世代を中心に絶賛されました。
現在もスケートボードを全力で楽しむ瀬尻稜さんを、これからも応援していきましょう。
