家系ラーメンの元祖「吉村家」の前社長の吉村実さんが話題です。
この記事では吉村実さんの現在の年齢、吉村家創業までの経歴、嫁との結婚や子供など家族、在日韓国人である事や逮捕歴、代表的な弟子達や過去のパワハラ、現在の様子などについてまとめました。
この記事の目次
- 吉村実(家系ラーメン吉村家前社長)のプロフィール
- 吉村実(家系ラーメン吉村家前社長)の年齢
- 吉村実(家系ラーメン吉村家前社長)の経歴① トラック運転手や左官職人
- 吉村実(家系ラーメン吉村家前社長)の経歴② 「吉村家」を創業
- 吉村実(家系ラーメン吉村家前社長)の年収と資産
- 吉村実(家系ラーメン吉村家前社長)の家族① 23歳で結婚した嫁
- 吉村実(家系ラーメン吉村家前社長)の家族② 子供(長男)・吉村政和さん
- 吉村実(家系ラーメン吉村家前社長)の家族③ 子供(次男)・吉村政紀さん
- 吉村実(家系ラーメン吉村家前社長)の家族④ 娘は息子の嫁を指している可能性も
- 吉村実(家系ラーメン吉村家前社長)は在日韓国人で過去に逮捕歴も
- 吉村実(家系ラーメン吉村家前社長)の弟子① 津村進さん(杉田家)
- 吉村実(家系ラーメン吉村家前社長)の弟子② 小沢肇さん(はじめ家)
- 吉村実(家系ラーメン吉村家前社長)の弟子③ 筒井康介さん(高松家)
- 吉村実(家系ラーメン吉村家前社長)の弟子④ 石平哲也さん(上越家)
- 吉村実(家系ラーメン吉村家前社長)の弟子⑤ 末廣良信さん(末廣家)
- 吉村実(家系ラーメン吉村家前社長)の弟子⑥ 内田陽介さん(内田家)
- 吉村実(家系ラーメン吉村家前社長)のパワハラも話題に
- 吉村実(家系ラーメン吉村家前社長)の現在
- まとめ
吉村実(家系ラーメン吉村家前社長)のプロフィール
吉村家前社長・吉村実のプロフィール
本名 :李用実(在日韓国人)
生年月:1948年6月
出生地:山形県
出身地:神奈川県横浜市
吉村実さんは、全国で人気を博す家系ラーメンの元祖で総本山とも呼ばれるラーメン店「吉村家」の創業者で、前社長です。現在は「吉村家」の店長の座を子供の吉村政和さんに譲って会長に就任していますが、年齢70歳を超えた今も厨房に立ち毎日のスープの仕込みは自身で行なっているという生粋のラーメン職人です。
吉村実さんはラーメン業界では伝説的人物であり、現在までに数百人の弟子を持ち、何人もの弟子が自身の店を持って独立し、全国各地で元祖家系直系の味を伝えています。
弟子たちや家系ラーメンのファンからの尊敬を集める吉村実さんですが、一方でその破天荒すぎる生き様ゆえか、過去のパワハラや逮捕で韓国籍である事が発覚した騒動などがネット上で度々話題にされています。
吉村実(家系ラーメン吉村家前社長)の年齢
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家系ラーメン総本山「吉村家」の前社長・吉村実さんの生年月は1948年6月なので、現在の年齢は「76歳」です。
一般的には引退している年齢ですが、現在も吉村実さんは「吉村家」の厨房に立ち、毎日午前2時からスープの仕込みをしている鉄人です。
吉村実(家系ラーメン吉村家前社長)の経歴① トラック運転手や左官職人
家系ラーメン総本山「吉村家」の前社長・吉村実さんは、1948年6月に山形県で生まれ、神奈川県横浜市で育っています。
吉村実さんは父親が50歳の時の子供で、裕福な家庭ではなかったそうで、中学を卒業後にすぐに働きに出たそうです。なお、吉村実さんは在日韓国人である事がわかっています。両親の両方かどちらかが韓国の方のようです。
吉村実さんの出身校は横浜市中区の「横浜市立仲尾台中学校」で、第1期生として卒業し、その後はトラックの運転手や左官職人、弁護士の秘書、大工の見習い、洋食屋のコック、床屋の見習いなど、様々な職業を経験したとの経歴を明かされています。
「僕は(中区)仲尾台中学の第一期生。そっからトラックの運転手やったり、左官屋やったり、いろんなことを経てきたから、23歳まで全然モテなかった。自分にとって良い仕事じゃなかったから。でも金は稼いだ。私の父が50歳のとき僕が生まれたんだけど、とにかくお金がなくて。僕は働くことが大好きだったから、金を稼ぐと母親が喜ぶわけよ。すごい喜ぶの。そういう意味では、いい経験させてもらったな」
吉村実(家系ラーメン吉村家前社長)の経歴② 「吉村家」を創業
そして、吉村実さんは、1974年に神奈川県横浜市磯子区新杉田駅近く(磯子産業道路沿い)で「吉村家」を創業し、徹底的なこだわりで全国区の人気店へと成長させました。
吉村実さんは20代半ば頃に羽田空港のトラックターミナルにあったラーメンの屋台と平和島の京浜トラックターミナルにあった「ラーメンショップ」(全国展開するラーメンのフランチャイズチェーン)で修行し、ラーメン作りのノウハウを身につけたと各メディアで明かされています。
中卒のね。良い思い出はない。勉強できない、足は遅い、おまけにこんな顔だ。真面目な人間でもなかった。ラーメン以外はね。20代半ばでラーメンに出会った。羽田空港のトラックターミナルに屋台が出ていて、そこで修業した。好きで始めた仕事だから最初は大変だった。貧乏人と金持ちに平等なのは、時間だけだ。なら、人の倍働こうってね。10年間、18時間ほど働いていた。家に帰らず、ゴザを敷いて寝た。
吉村家は横浜市屈指の人気ラーメン店となり、吉村実さんは1999年9月には横浜駅の西口の一等地に店舗を移転し、2023年3月には横浜市西区岡野の自社ビルに移転し現在もそこで行列の絶えない超人気ラーメン店として営業を続けられています。
吉村実(家系ラーメン吉村家前社長)の年収と資産
吉村実さんは100億近い資産を元手に他業種の経営、自社ビルの開発なども手掛ける実業家であることが知られています。吉村家さんの現在の年収と資産については情報がなく不明ですが、かなりの資産があることが予想されます。
吉村実(家系ラーメン吉村家前社長)の家族① 23歳で結婚した嫁
吉村実さんは23歳の時に結婚されています。
吉村実さんはインタビューで結婚50年を振り返りつつ、嫁への深い信頼感と離婚を考えた事は1度もない事などを明かし、吉村家がここまで成長したのは嫁のおかげだと感謝の気持ちを明かされていました。
女の人はいらない、僕は家内ひとりで十分。うちの女房と23で結婚したから50年近いだろ? チャラチャラしてないし、お金の信頼感もあるし、離婚しようなんて思ったこともない。余所へ飲みに言ってジョークを言うことはあってもそれ以上のことはない。吉村家がここまできたのは、女房が全部手作りの食事を必ず一食作ってくれたから。とんかつ揚げたり野菜炒めしたり。
吉村実さんは嫁について「あんみつ姫」という愛称で呼ばれている事や月に一回夫婦で必ず旅行をしている事なども明かされていました。
奥さんはね、旦那が働くとね、働かないの。そういうもんみたい。どちらかと言うとほわんとしているし、あだ名が『あんみつ姫』っていうの。なんで『あんみつ姫』かは知らないけど、ぼーっとしているからじゃない?(笑)。でもそれでいいの、うちの家内は。だから家内とは必ず月に1回旅行するんだ
吉村実(家系ラーメン吉村家前社長)の家族② 子供(長男)・吉村政和さん
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吉村実さんには少なくとも子供が2人おり、長男は「吉村家」の現在の店長(吉村家現社長)である吉村政和さんです。現在も吉村政和さんが「吉村家」を切り盛りされているようです。
吉村実(家系ラーメン吉村家前社長)の家族③ 子供(次男)・吉村政紀さん
吉村実さんの子供のうち、次男の吉村政紀(よしむら・まさのり)さんは、2005年11月に神奈川県厚木市に「厚木家」を開業し独立されています。
吉村政紀さんは、「吉村家」と、吉村実さんの一番弟子である津村進さんの店「杉田家」で合わせて15年間もの修行を積み「厚木家」をオープンさせました。
「厚木家」は「吉村家」や「杉田家」に負けない人気店へと成長しています。
厚木家さんが地上波に出演されました😊
— 【本店】ラーメン杉田家/朝5時〜夜22時30分 (@sugitaya_) December 18, 2021
ノリ社長、カッコ良すぎました!!
見逃し配信アプリで見れますよ〜✨ pic.twitter.com/DRIALtMuAM
吉村実(家系ラーメン吉村家前社長)の家族④ 娘は息子の嫁を指している可能性も
吉村実さんはメディアのインタビュー取材で息子世代について語った際に「息子も娘も合格点」と語られていました。
僕はほら、ずっと出てるから、ますます味が良くなっても、悪くはならないと思う。ただ息子の代になったら分からないけどね。今の所は息子も娘も合格点。世界に飛び出しても勝てるかもしれない。
この発言から吉村実さんの子供は3人で娘さんもいるのではとの見方が出ていますが、これは息子達の嫁を指している可能性の方が高いと思われます。
吉村実さんは本当の家系ラーメン店は仕込みや切り盛りが非常に大変であるため、信頼のおける嫁と協力しあって経営していく必要があるという考え方を持たれています。
吉村実(家系ラーメン吉村家前社長)は在日韓国人で過去に逮捕歴も
日本を代表するラーメンである家系ラーメンの生みの親である吉村実さんですが、実は韓国籍である事がわかっています。
吉村実さんは2000年7月8日に当時経営していた中古書店「アゲインBOOK’S」で、無修正の猥褻ビデオを販売したとして、わいせつ図画販売目的所持の容疑で神奈川県警に逮捕されました。
これを読売新聞が報じた際に『ラーメン店「吉村家」経営、吉村実こと李用実』と書かれたため、本名は韓国名である「李用実」で、吉村実というのは通名である事が明らかになりました。
当時の読売新聞の記事は以下の内容でした。
わいせつビデオで横浜の名物ラーメン店主逮捕
神奈川県警磯子署は七日までに、横浜市磯子区杉田、
ラーメン店「吉村家」経営、吉村実こと李用実(52)と、同市保土ヶ谷区月見台、古本店店長、宮原実(50)の両容疑者を、わいせつ図画販売目的所持の疑いで逮捕した。吉村家は神奈川、東京を中心に約百軒の“のれん分け”店を抱える一方で、李容疑者はわいせつビデオを販売する古本店も経営しており、県警は入手ルートなどを追及している。
調べによると、李容疑者らは今月四日、同市磯子区杉田の古本店「アゲインBOOK’S」で、無修正のわいせつビデオ九十六本を販売目的で所持していた疑い。
調べに対し、李容疑者らは「約三年前から一巻二千七百~三千円で、わいせつビデオを約三千本売った」などと供述しているという。県警は、李容疑者が宮原容疑者に販売を指示していたとみている。
逮捕については、人を傷つけたといった内容ではないためか寛容に受け止めている方が多いようです。
また、在日韓国人である事についても、吉村実さんは別に反日的な思想でもないし、反日的な活動をしているわけでもなく、むしろ日本のラーメン界を盛り上げた立役者であるとして、差別的なバッシングはあまり起きていない模様です。
在日韓国人だから差別してるわけじゃありません。どさくさに紛れて日本をディスるから嫌われるんです。
— しごおわって言葉は私が2013年に初めて使い出して気づいたら流行り言葉になってました。 (@U5jiSE6jdB0VvuM) September 6, 2022
同じ在日でも孫正義や吉村実みたいに
日本を盛り上げてくれるような
在日韓国人は好きです。
#潜在能力テスト
吉村実(家系ラーメン吉村家前社長)の弟子① 津村進さん(杉田家)
吉村実さんは、これまでに数百人の弟子を持っており、その中から厳しい修行を乗り越えた方々が、元祖家系ラーメンの味を受け継いで全国各地で独立し人気ラーメン店を経営されています。
その中でも、吉村実さんの1番弟子とされているのが、家系四天王にも数えられる超人気店「杉田家」を経営する津村進さんです。
津村進さんは東京大学を卒業後、一流商社の営業を務めた経歴を持ちますが、ある日突然ラーメン屋をやりたいとの思いが起こり、脱サラして千葉県船橋市に「ラーメンまるよし」を開業するも失敗してしまい元々リスペクトしていたという吉村実さんに弟子入りしました。
当時の吉村実さんは、現在であれば間違いなくパワハラだと言われて炎上するほど厳しく弟子を指導していました。この様子は1999年にテレビの特別番組(テレビ東京系「横浜家系ラーメン 〜地獄の修行180日〜」)で放送され大きな反響を呼びました。
誰もが驚愕するような厳しい修行を乗り越えた津村進さんは、1999年9月に新杉田駅前(吉村家の創業店があった場所の向かい)に「杉田家」を開業しました。
「杉田家」は家系ラーメンと代表する大人気店に成長し2011年2号店を、2022年3月に3号店をオープンさせています。
吉村実(家系ラーメン吉村家前社長)の弟子② 小沢肇さん(はじめ家)
吉村実さんの弟子の中でも代表格の1人である小沢肇(おざわ・はじめ)さんは、吉村家四天王の1店にも数えられる「はじめ家」を自身の地元である富山県魚津市吉島で経営されています。
小沢肇さんは元々トラック運転手をされていましたが、ラーメン屋になりたいとの気持ちを強め、多くの店を回った中で本当に美味しいと感じた吉村家に弟子入りしています。
吉村家や吉村実さんの一番弟子である津村進さんの「杉田家」でも約2年間の修行を積み、2001年3月に「はじめ家」をオープンされています。
吉村実(家系ラーメン吉村家前社長)の弟子③ 筒井康介さん(高松家)
香川県高松市で、吉村家の直系店「高松家」を経営する筒井康介さんも吉村実さんの弟子を代表する1人です。
筒井康介さんは元職人でしたが、所属していた会社が解散する事になり、身の振り方を考えていた時に元々大好きだったという家系のラーメン職人を目指そうと志し、家系の創始者である吉村実さんに弟子入りしました。
約1年間の修行を経て、2005年9月にうどんで有名な香川県高松市で「高松家」を開業されています。四国地方唯一の吉村家直系店として現在も人気を集めています。
吉村実(家系ラーメン吉村家前社長)の弟子④ 石平哲也さん(上越家)
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新潟県上越市下源入の「上越家」の店主・石平哲也さんも吉村実さんの弟子を代表する1人です。
石平哲也さんは某人気外食チェーンの重要なポストで働いていましたが、ある日、吉村家のラーメンと出会って衝撃を受け、脱サラして吉村家に弟子入りされています。
石平哲也さんは過酷な修行を終え、2009年7月に地元の上越市で「上越家」を開業し、現在も吉村家直系店として絶大な人気を集めています。
吉村実(家系ラーメン吉村家前社長)の弟子⑤ 末廣良信さん(末廣家)
ラーメン激戦区として知られる神奈川県横浜市六角橋でも屈指の人気店「末廣家」を構える末廣良信(すえひろ・よしのぶ)さんも、吉村実さんから免許皆伝を授かった数少ない弟子の1人です。
末廣良信さんは、元々はサラリーマンをされていましたが、大の家系ラーメン愛好家で、ずっと「いつか自分の家系ラーメン店を持つ」という夢を持っており、必死に倹約して開業資金を貯め、吉村家の弟子入りを志願。
何度も門前払いにされるも、毎朝5時に店へ行って弟子入りを願い続け、ついに弟子入りを許可された経歴を持ちます。
吉村実さんにもその思いが伝わり、パワハラと言われるほど厳しい修行に必死に食らいつく末廣良信さんに対し「おまえ絶対リタイアするんじゃないぞ」との言葉をかけてくれたのだそうです。
そして、2013年7月16日に念願叶って「末廣家」を開業し独立。現在も大人気店となっており、特にチャーシューは本家の吉村家を凌ぐとの評価の声も聞かれます。
吉村実(家系ラーメン吉村家前社長)の弟子⑥ 内田陽介さん(内田家)
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2020年4月6日に福岡県福岡市博多区に、九州地方初の吉村家直系店としてオープンした「内田家」の店主・内田陽介さんは吉村実さんの愛弟子といっても良い存在です。
ただ、内田陽介さんは吉村家の弟子の中でも移植の経歴を持ち、元々は、吉村家と対立関係にあると一時期言われていた「六角家」(吉村家の弟子だった神藤隆さんが吉村実さんと袂をわかって創業)で修行し、2012年にタイで家系ラーメン「ラーメン内田家」を創業し成功を収めました。
その後帰国した内田陽介さんは、自身の地元である九州地方に本当の家系ラーメンを広めたいとの思いを強め、まずは筋を通さなければと家系ラーメンの創始者である吉村実さんの下へ挨拶に出向かれています。
内田陽介さんの家系ラーメンに対する情熱を受け取った吉村実さんは、異例となるマンツーマンでの特訓を提案し、内田陽介さんは思いがけず吉村実さんの修行を受ける事になったそうです。
吉村実さんの薫陶を受けた内田陽介さんは2020年4月6日にラーメン店の超激戦区である福岡県福岡市博多区に「内田家」を開業しました。九州地方初となる吉村家直系店の開業という事で地元メディアも大きく報じ、現在も人気店となっています。
吉村実(家系ラーメン吉村家前社長)のパワハラも話題に
ラーメン業界のレジェンドの1人である吉村家・吉村実さんですが、コンプライアンス意識の強まった現在は、過去の修行スタイルがパワハラではないかといった批判を受ける事も増えているようです。
なんと!もっと調べたら過去に逮捕されてた。しかも在日韓国人。常識では考えられない火病のような暴力とパワハラはそこから来てるのだろうか?#家系ラーメン 店「#吉村家」経営、#吉村実 こと #李用実 (イ・ヨンシル)容疑者を、わいせつ図画販売目的所持の疑いで逮捕した。https://t.co/pT48SELIvS https://t.co/apDP0uH70a pic.twitter.com/bSyk2rci7Y
— 好奇心電球男 (@curiosity_bulb) April 28, 2021
1999年にテレビ東京系で放送された「横浜家系ラーメン 〜地獄の修行180日〜」は、吉村実さんの元に修行に訪れた弟子の津村進さんと石川聡さんに密着するドキュメンタリー番組でしたが、その放送で吉村実さんが弟子達をビンタしたり、蹴りを入れたり、罵声を浴びせたりするシーンが次々と登場し、パワハラという言葉がなかった当時でさえ「ちょっとやりすぎでは」という声が上がるほどでした。
当時のテレビ局は現在よりも派手な演出(やらせを含む)を多用していたため、番組で見せ場を作るための演技だった可能性もありますが、それでも吉村実さんの弟子への指導は厳しい事で知られており、ある程度事実を捉えたものだったと思われます。
実際にこうしたパワハラ(というか暴力)に耐えられずに逃げ出してしまった弟子も多数いるという事なので、批判されるべきところは確かにあったのかもしれません。ただ、現在も活躍している弟子達は吉村実さんからの厳しい指導に感謝している様子である事からパワハラなのかどうかは受けた側の意識次第だと言えます。
吉村実は現在はパワハラはしていない
吉村実さんはインタビューで、過去のパワハラ(というか暴力)について触れる事がありますが、現在は時代の流れに合わせてそうしたパワハラ的な行為はしていないと説明されています。
俺も今は叱らなくなった。昔は引っぱたいて、蹴っ飛ばしていたけどな。時代に応じたやり方が必要だよ。
吉村実(家系ラーメン吉村家前社長)の現在
出典:https://www.nikkansports.com/
吉村実さんは現在は社長の座を子供の吉村政和さんに譲り、自身は会長に就任しています。
ただ、現在も毎朝「吉村家」のスープの仕込みを続け、厨房に立ち続けておりラーメン職人として健在だという事です。
吉村実さんの一番弟子である津村進さんの「杉田家」の公式インスタグラムが2024年6月24日に更新され、吉村実さんを中心に直系店を営む弟子達との集合写真が掲載されています。
これを見る限り、吉村実さんは現在も元気にされている様子です。
まとめ
今回は、家系ラーメンの創始者であり、その総本山である「吉村家」の元社長である吉村実さんについてまとめてみました。
吉村実さんの2024年7月現在の年齢は「76歳」ですが、今なお、毎朝午前2時から「吉村家」の厨房に立ちスープの仕込みを自身で行っているそうです。
吉村実さんは、左官職人、弁護士の秘書、大工の見習い、洋食屋のコック、床屋の見習い、トラック運転手など様々な職業を経験した後、1974年に神奈川県横浜市磯子区新杉田駅近くに「吉村家」を創業した経歴を持ち、九州の豚骨に東京の醤油を組み合わせた「家系ラーメン」を生み出し、一代で全国区の大人気店へと成長させました。
吉村実さんの家族は、23歳の時に結婚し「吉村家」の成長を支えた嫁と、少なくとも2人の子供がいます。2人の子供は長男が吉村政和さんで現在の吉村家の社長です。次男は吉村政紀さんで直系店「厚木家」を経営されています。
吉村実さんは在日韓国人である事がわかっており、本名は「李用実」といいます。
吉村実さんは現在までに数百人の弟子を持っており、その中でも免許皆伝を受けて暖簾分けを許された数名が経営する店舗が吉村家の直系店として認められており、いずれも大人気店として繁盛しているようです。
吉村実さんは過去には現在であればパワハラと批判されるような厳しい指導を弟子達にしていましたが、現在成功されている弟子達はそうした吉村実さんの厳しい指導があったからこそ成功できたと感謝の念を強く抱かれているようです。
現在も吉村実さんは健在だという事です。