「おかあさんといっしょ」の「たいそうのおにいさん」として人気を誇った佐藤弘道さんは、事故の噂や病気での活動休止など現在も話題です。
今回は佐藤弘道さんのおかあさんといっしょ時代など経歴、嫁や息子、事故の噂と真相、病気で下半身麻痺となった現在を紹介します。
この記事の目次
佐藤弘道のプロフィール~おかあさんといっしょ時代の動画も紹介
本名:佐藤弘道(さとう ひろみち)
生年月日:1968年7月14日
出身地:東京都新宿区(生まれ)中野区(育ち)
身長:168cm
血液型:A型
佐藤弘道の経歴
佐藤弘道さんは、子供の頃にオリンピックの体操選手を志していたそうで、高校時代には器械体操部に入部し、卒業後は日本体育大学体育学部へと進学しています。
大学卒業後は、実家の経営する焼き鳥屋の手伝いをしながら、世田谷区の教育指導員やスポーツインストラクターとしても活躍していました。
そんな中、大学の同級生でその後妻となる久美子さんに勧められ、NHK教育「おかあさんといっしょ」の「たいそうのおにいさん」のオーディションに挑戦しました。
その結果、超難関を突破し見事採用されます。
1993年4月、24歳で10代目の「たいそうのおにいさん」としてデビュー。
その快活な性格や抜群の身体能力で子供達やその親達から絶大な支持を集め、12年間に渡って同番組で活躍しました。
2005年4月に「たいそうのおにいさん」を卒業しましたが、同時に放送開始された新番組「おかあさんといっしょ あそびだいすき!」のメインパーソナリティに抜擢。
引き続き、子供達やその親達に運動の楽しさを伝えました。
その後は、主にタレントや体操のインストラクターとして活躍し、テレビ番組やイベントへの出演、歌手や俳優、テレビCMなど活動の幅を広げ、人気を集めています。
佐藤弘道の家族① 嫁
続いては、佐藤弘道さんの家族について詳しく紹介していきます。
佐藤弘道さんには、嫁の佐藤久美子さん、そして2人の息子がいる事を公表されています。
佐藤弘道の嫁は大学時代の同級生
佐藤弘道さんの嫁は、大学時代の同級生だという佐藤久美子さんという女性です。かつては、テレビ体操のアシスタントも務めていました。
佐藤弘道さんが経営する「佐藤弘道のらくがきっ子体操クラブ」では現在もスタッフとして活躍、中心になって運営に携わっている様子です。
また、夫婦仲がかなり良い様子で、おしどり夫婦としてテレビ番組で紹介された事もあります。
佐藤弘道と嫁の馴れ初めは?
佐藤弘道さんと嫁の佐藤久美子さんは、日本体育大学時代に体操部で出会いました。
大学3年生の頃に交際を始めたそうで、一緒にスキー場の住み込みのアルバイトへ行った事もあるのだそうです。
また、佐藤久美子さんはよく、佐藤弘道さんの実家の焼き鳥屋にも手伝いに行っていたそうです。
2人は、佐藤弘道さんが「たいそうのおにいさん」として活躍中の1995年頃に結婚しました。
しかし、「たいそうのおにいさん」は私生活を秘密にしなくてはならないというルールがあったため、卒業するまで10年間結婚を秘密にしていました。
そんな2人の結婚でしたが、プロポーズしたのは嫁の佐藤久美子さんだったそうです。
当時、「たいそうのおにいさん」として多忙を極めていた佐藤弘道さんの空いている日を見つけ、勝手に結婚式の日取りも決めてしまったのだとか。
佐藤弘道の家族② 息子2人
佐藤弘道の2人の息子は揃ってイケメン
佐藤弘道さんには2人の息子さんがいます。息子さんの名前は長男が文哉さん、次男が友哉さんであるようです。
佐藤弘道さんの公式ブログにもこの2人の息子は度々登場するのですが、ファンからはこの2人が「かなりのイケメン」だと話題になっています。
出典:https://nlab.itmedia.co.jp/
佐藤弘道さんの息子さんは2人とも野球をやっていたようで、大学は両親と同じ日本体育大学を卒業していると言われています。
また、長男の文哉さんは現在は「佐藤弘道のらくがきっ子体操クラブ」のスタッフとして活動しており、次男の友哉さんも職業は不明ながら社会人として会社勤めをしているようです。
佐藤弘道の性格や家族への対応が話題に
佐藤弘道は家庭内ではモラハラキャラ?
テレビで紹介されるほどのおしどり夫婦で、家族仲も円満な様子の佐藤弘道さん一家。
ですが、佐藤弘道さんのキャラクターがあまりに個性的すぎるため、家庭内ではモラハラキャラでは?という噂も浮上しているようです。
実は、嫁の佐藤久美子さんの家事が完璧でないと我慢がならない性格の佐藤弘道さん。
佐藤久美子さんが料理していると、横から口出しして見本を見せたり、洗濯物の畳み方が気に入らないと自ら全て畳み直したりするのだとか。
ただ、これらのエピソードは佐藤弘道さんが自らテレビ番組でネタにするくらいです。
なので、実際の佐藤弘道さん夫婦はこうした佐藤弘道さんの個性的なキャラクターも含めて、お互いに惹かれあっているのだと思われます。
佐藤弘道は極度の潔癖症で家族を困らせている?
そんな佐藤弘道さんのモラハラ疑惑が出る行動の原因は、極度の潔癖症からでは?とも言われています。
佐藤弘道さんは、2015年に人気バラエティ番組「有吉ゼミ」に出演し、自身が異常なほどの潔癖症である事を告白しました。
それによれば、自宅の洗面所には常時20枚のタオルを用意しているそうで、その理由は「手を拭くたびに菌が繁殖するのが嫌」なので、手を拭いた瞬間にすぐ洗濯するためなのだそうです。
そのため、日に3度は洗濯機を回すハメになるそうで、嫁や息子たちはうんざりしているという事でした。
このように、佐藤弘道さんは清潔さへのこだわりが強すぎるため、側から見るとモラハラのように見られてしまうようです。
とはいえ、それで嫁や息子を怒ったりする事はなく、自らせっせと家事をこなすようで、モラハラ夫と言うよりは、完璧に仕事も家事もこなすハイスペック夫と言えるかもしれません。
佐藤弘道の「事故」の噂と真相
そんな個性溢れるキャラクターが注目を集める佐藤弘道さんですが、以前、佐藤弘道さんと関連して「事故」というキーワードが噂に上りました。
佐藤弘道さんが事故に遭った?あるいは事故を起こした?と想像したのですが、真相はどうやら別のようです。
佐藤弘道さんの「事故」の噂について見ていきましょう。
佐藤弘道がパフォーマー吉野和剛の事故死について言及
2017年4月、佐藤弘道さんと親交の深かった人気パフォーマー・吉野和剛さんが事故により亡くなりました。
吉野和剛さんは、自身が監督を手がけ、出演もする予定だった舞台「ライブインパクト・進撃の巨人」の舞台装置の点検中、誤って落下してしまったのです。
この事故に対して、佐藤弘道さんが「日本の宝が一人いなくなるなんて…。」と悲しみのツイートを投稿したのでした。
これが佐藤弘道さんの「事故」の噂が浮上した原因のようです。高校時代には佐藤弘道さんも脊椎を損傷する大事故に遭っており、とても他人事には思えなかったのでしょう。
佐藤弘道の現在① タレントとしての活動や体操教室の運営
ここからは、そんな佐藤弘道さんの近年の活躍を詳しく紹介します。
佐藤弘道さんの人気は「たいそうのおにいさん」卒業後も絶大で、様々なジャンルに活動の幅を広げていました。
情報番組「ぐっと」のMCなどタレントとして活躍
佐藤弘道さんは「おかあさんといっしょ」卒業後に、タレントとしての活動を本格的に開始しており、バラエティ番組や情報番組を中心に数々のテレビ番組に出演してきました。
中京テレビで毎週金曜日午前中に放送されている情報番組「ぐっと」ではメインMCを担当しています。
「ぐっと」は主婦層へのお得な情報発信をメインコンセプトとしている事もあって、主婦層に根強い人気を誇る佐藤弘道さんは、視聴者からかなりの好評を得ているようです。
その他、古巣とも言えるNHKの番組にも現在も度々出演しています。
会社を立ち上げ全国の保育園・幼稚園で体操教室を開催
佐藤弘道さんは「たいそうのおにいさん」として活躍していた2002年に「エスアールシーカンパニー」という会社を立ち上げています。
この会社は、全国の子供達やその親達に向けての体操教室、次世代の体操指導者を育成する目的で設立されました。
佐藤弘道さんは現在も、この「エスアールシーカンパニー」代表として経営に関わっているようです。
また、「佐藤弘道のらくがきっ子体操クラブ」を運営し、全国(主に関東圏)の幼稚園・保育園など向けの「体操教室」や「正課体育指導」などを開催しています。
ちなみに、佐藤弘道さんの嫁・佐藤久美子さんもこの「佐藤弘道のらくがきっ子体操クラブ」のインストラクターとして活躍中です。
後輩の小林よしひさおにいさんの卒業にも言及
佐藤弘道さんの後継として2005年から14年に渡って「たいそうのおにいさん」を担当してきた小林よしひささんが、2019年3月をもって「おかあさんといっしょ」を卒業しました。
佐藤弘道さんは小林よしひささんの卒業に、「本当に長い期間お疲れ様でした」とねぎらいの言葉を送っています。
また、佐藤弘道さんは小林よしひささんについて「大学の後輩で体操部の後輩」で「特別な思いでずっと応援していた」と語りました。
また、自分が「たいそうのおにいさん」を卒業するときには「絶対に自分の後輩に!と勝手に決めていた」ことなど、その熱い想いを明かしました。
佐藤弘道の現在② 半月板損傷で手術・リハビリしていた
佐藤弘道さんは、2019年3月に左膝の半月板が損傷する負傷をし、手術を受けていたことを自身の公式ブログにて明かしました。
佐藤弘道さんは、半月板の損傷が判明する少し前から膝に違和感を感じていたんだとか。
しかし、そのまま仕事を続けていたところ、突然左膝が「バキッ」と大きな音を立て、その瞬間にその場から動けなくなるほどの激痛が走ったのだそうです。
しかし、責任感の強い佐藤弘道さんは、激痛に耐えながらしばらくの間仕事を続けていたそう。
ファンからは、「全然気がつかなった」「びっくり」「プロ意識が凄い」と佐藤弘道さんの仕事への姿勢を賞賛する声が相次ぎました。
佐藤弘道の現在③ 脊髄梗塞による下半身麻痺のため活動を休止
出典:https://www.sponichi.co.jp/
佐藤弘道さんは、2024年6月に脊髄梗塞という病気を発症したため活動を一時休止することを発表しました。
佐藤弘道さんは直筆の文書で、「研修会指導に向かう機内で体調を崩し、下半身麻痺となり歩けなくなってしまいました」と病状を説明しています。
脊髄梗塞は、脊髄に酸素を運ぶ血液が途絶えてしまう虚血という状態になってしまうことで起きる、発症頻度の低い病気であるといいます。
症状としては、突然背中の痛みを感じてから両方の手足に力が入らない弛緩という状態になってしまうとのことですが、症例が少ないこともあり有効な治療法は確立されていないそうです。
佐藤弘道さんは、病気を公表した当時は入院し投薬とリハビリの日々を過ごしていましたが、歩くことが全くできない状態であったようです。
元気なイメージのある佐藤弘道さんが病気で歩けなくなってしまったということで、世間にも大きな衝撃を与えることになりましたが、佐藤弘道さんは病気公表の約2カ月後の2024年8月に無事に退院したことをSNSで報告しています。
出典:https://news.infoseek.co.jp/
さらに、奇跡的に歩くことが出来るようになったことも明かし、自力で立って笑顔を浮かべる写真をアップしました。
一方で「半身の麻痺やしびれが残り、失ってしまった機能もある為、一般の方々のような歩き方は出来ません」とも報告しています。
佐藤弘道さんは退院後に「女性自身」の取材に応じ、入院中は「もう僕はダメなんだ、一生車いす生活なんだ」と絶望し、一時は抜け殻のような状態だったことを明かしています。
しかし、家族や周囲のサポートのおかげで再び前を向くことができたといい、生まれ持った運動神経もあり、リハビリに励んだ結果奇跡的なスピードで回復を遂げることができたのだそうです。
佐藤弘道さんは、トーク番組やイベントのMCなど下半身を動かさなくてもできる仕事から少しずつ再開させていきたいと考えているようで、病気のことを知ってもらう啓発活動も行っていきたいと語っていました。
まとめ
NHK「おかあさんといっしょ」の「たいそうのおにいさん」として絶大な人気を誇った佐藤弘道さんの現在を中心にまとめてみました。
佐藤弘道さんは「おかあさんといっしょ」卒業後、タレントとしてバラエティ番組や情報番組などに数多く出演。また、2002年に自らが立ち上げた会社「エスアールシーカンパニー」を経営し、子供達を対象にした「佐藤弘道のらくがきっ子体操クラブ」を運営するなど、精力的に活動していました。
しかし、2024年に脊髄梗塞という病気を発症し下半身麻痺となり、活動を一時休止することになりました。ファンからも心配や応援の声が寄せられましたが、佐藤弘道さんはリハビリに励んだ結果、奇跡の回復を見せ2カ月後には退院し歩けるようになったことを報告しています。
諦めずに前向きな気持ちでリハビリを続ける佐藤弘道さんはさすがですね。今後の佐藤弘道さんからも目が離せません。