名脇役として知れる役者のもたいまさこさんが3年前から引退状態だとして話題になっています。
この記事ではもたいまさこさんの本名、実家のパン屋や兄弟など家族、若い頃の画像や経歴、盟友と言われる小林聡美さんとの共演作、結婚や自宅、今現在の様子についてまとめました。
この記事の目次
- もたいまさこのプロフィール
- もたいまさこの本名は罇真佐子
- もたいまさこの実家はパン屋
- もたいまさこの家族① 父親は「コーヒーの神様」と呼ばれた罇広志さん
- もたいまさこの家族② 母親は2016年に93歳で死去
- もたいまさこの家族③ 兄弟の有無は不明
- もたいまさこの若い頃① 舞台芸術学院卒業後に渡辺えりらと「劇団3○○」を旗揚げ
- もたいまさこの若い頃② タンスにゴンのCM「亭主元気で留守がいい」が話題に
- もたいまさこの若い頃③ 小林聡美と共演の「やっぱり猫が好き」がヒット
- もたいまさこと小林聡美はその後も「めがね」など共演作多数
- もたいまさこは結婚はしておらず独身
- もたいまさこの自宅は東京都内のマンション
- もたいまさこの今現在…出演依頼を断っていて女優は実質的に引退状態
- まとめ
もたいまさこのプロフィール
もたいまさこのプロフィール
本名 :罇真佐子(もたい・まさこ)
生年月日:1952年10月17日
出身地 :東京都渋谷区
身長 :152cm
血液型 :O型
もたいまさこさんは、1970年代終わりから活躍されている女優で、日本を代表する個性派女優、名バイプレイヤーとして知られています。
もたいまさこさんは確かで味わいのある演技力と、決して派手ではないのに何故か印象に残るキャラクター性で作品に深みを持たせる存在として定評があり、2007年映画「それでもボクはやってない」にて日本アカデミー賞最優秀助演女優賞を受賞しています。
特に、多くの作品で共演している実力派女優の小林聡美さんとのコンビは何度でも見返しなくなるような魅力があり、多くのファンを抱えています。
そんな、名バイプレイヤーであるもたいまさこさんですが、実は2021年のドラマ「ペンションメッツア」(この作品も小林聡美さんとの共演)を最後に現在まで3年にわたってドラマにも映画にも舞台にも1度も出演されていません。
もたいまさこの本名は罇真佐子
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もたいまさこさんの本名は「罇真佐子」さんです。
読みは同じで芸名の「もたまさこ」は、本名をひらがなにしたものです。
「罇(もたい)」は、全国におよそ400人しかいない非常に珍しい苗字で、新潟県にルーツがあると言われています。
もたいまさこの実家はパン屋
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もたいまさこさんの実家は東京都内でパン屋を営んでいた事が知られています。
もたいまさこさんの実家の近くに住んでいたという方によると、若い頃のもたいまさこさんが店番をされていた事がよくあったのだそうです。
また、もたいまさこさんの父親は東京都千代田区有楽町で「メッカ」という有名なコーヒー店を経営されていたそうなので、都内で少なくとも2つのお店を経営しているという点から見て、実家はお金持ちだった可能性が高そうです。
なお、もたいまさこさんの実家のパン屋は、目黒区洗足の「ロンシェール」(2019年に閉店)という噂がありますが、真偽不明です。
現在の最新の情報では、もたいまさこさんの実家は今でも都内の一等地にあるようです。
ただ、この実家には現在はもたいまさこさんは住んでおらず、両親は既に他界、郵便物は近所の方が管理し、もたいまさこさんが時々やってきて実家の手入れをされているという事なので、家族や親族も住まわれていないのかも知れません。
東京・渋谷区で生まれ育ったもたいの実家は都内の一等地にある。
「お父さんを亡くして、高齢だったお母さんも10年ほど前に亡くなりました。もたいさんはこの家には住んでいませんが、時々やってきて駐車場を掃除したり、玄関の扉に季節ごとの飾りつけをして帰っていきますよ。どこにいるかは知りませんが、郵便物も近所の方が管理しているそうです」(実家近くの住人)
引用:《人気女優・もたいまさこの現在》ドラマ『やっぱり猫が好き』から36年、目撃した激やせ姿「出演予定の作品なし」の引退危機
もたいまさこの家族① 父親は「コーヒーの神様」と呼ばれた罇広志さん
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もたいまさこさんは、あまり自身の家族について話された事はありませんが、父親は罇広志さんという方のようです。
この罇広志さんですが東京都千代田区有楽町にあったコーヒー店「メッカ」を経営し、「コーヒーの神様」とも呼ばれていた方だという事です。
もたいまさこさんの父親だという罇広志さんは多くの弟子を抱えられていたそうで、コーヒー業界では有名な方のようです。
罇広志さんは既に亡くなられているという事です。
もたいまさこの家族② 母親は2016年に93歳で死去
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もたいまさこさんは母親については、2016年に93歳で亡くなった事が「AERA」(2017年7月17日号)で明かされています。
昨年春、93歳の母を看取った。
もたいまさこの家族③ 兄弟の有無は不明
もたいまさこさんの兄弟の有無は不明です。
もたいまさこさんのブレイクのきっかけとなった1989年のドラマ「やっぱり猫が好き」で、小林聡美さんと室井滋さんとの(恩田三姉妹)の役を演じているため、実際の兄弟構成書きになる方も多いようです。
ただ、「女性セブン」(6月20日号)では、もたいまさこさんの東京都内の実家に現在家族は住んでおらず、もたいまさこさんが管理におとずれていると書かれています。仮にもたいまさこさんに兄弟がいれば、実家を相続して住んでいる事も考えられますが、そうした事実はないようなので、もたいまさこさんには兄弟はいないという事なのかも知れません。
もた、もたいまさこさんの実家は、パン屋とコーヒー店を経営していた事がわかっていますが、いずれも後継がおらず閉店しており、ここからももたいまさこさんに兄弟はいない可能性が高いのではないかと推測できそうです。
もたいまさこの若い頃① 舞台芸術学院卒業後に渡辺えりらと「劇団3○○」を旗揚げ
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もたいまさこさんは、実践学園中学・高等学校を卒業後、2年間銀座三越のベビー用品売り場で働いて学費を貯め、「舞台芸術学院」へ入学。
1978年に、舞台芸術学院で出会った女優の渡辺えりさんらと「劇団3○○(さんじゅうまる)」を旗揚げしています。
もたいまさこさんは当初は女優志望ではなく制作を担当していたそうなのですが、役者の数が足らず出演したのが女優になるきっかけになったそうです。
もともとは女優志望ではなかった。
「舞台芸術学院で仲間だった渡辺えりさんと『劇団3○○(さんじゅうまる)』を作ったときは、制作の方だったんです。でも、最初は劇団員が10人もいなくて、役者が足りなかったので出ることになりました」
当時、もたいまさこさんは、個性的なキャラクターと芝居で演劇界で話題を集めますが、熱しやすい性格だったために座長の渡辺えりさんと衝突する事が多く、1986年に劇団3○○を退団されています。
もたいまさこの若い頃② タンスにゴンのCM「亭主元気で留守がいい」が話題に
もたいまさこさんは1986年に放送が開始されたキンチョーの防虫剤「タンスにゴン」のテレビCMに出演しています。
このテレビCMの決め台詞「亭主元気で留守がいい」は、その年の流行語大賞で銅賞を獲得するなど話題になり、出演していたもたいまさこさんにも注目が集まりました。
もたいまさこの若い頃③ 小林聡美と共演の「やっぱり猫が好き」がヒット
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もたいまさこさんのテレビドラマ初出演は1984年で、TBSの「ビートたけしの学問ノススメ」の桃園つぼみ先生役でした。
その後、1985年のNHK大河ドラマ「春の波涛」に小千代役で出演したのをはじめ、1986年のNHK「清水みなとストーリー」、日本テレビ「新・熱中時代宣言」、1987年フジテレビ「ひみつのアッコちゃん」、「同級生は13歳」、「MORUMO 1/10」などに出演し、1986年公開「童貞物語」で映画初出演も果たしています。
そして、1988年にフジテレビで放送されたコメディドラマ「やっぱり猫が好き」への出演がもたいまさこさんの若い頃の転機となりました。
もたいまさこさんは「やっぱり猫が好き」にて、主人公の“恩田姉妹”の長女のかや乃役で出演し、次女のレイ子役の室井滋さん、三女のきみえ役を演じた小林聡美さんとの面白みのある掛け合いが話題を呼びました。
ドラマ「やっぱり猫が好き」は深夜枠のドラマとしては異例の大ヒットを記録し、1990年から放送された第2シリーズではゴールデンタイムに昇格。その後もスペシャル版が何度も放送される大人気シリーズとなりました。
もたいまさこさんの人気もこのドラマとともに上昇し、演技力抜群の個性派女優として知名度を獲得。
さらに、1989年の大林宣彦監督映画「北京的西瓜」での中国人留学生を親身になって世話する八百屋の店主に文句を言いつつも支える妻役で見事な演技を見せて映画界でも高い評価を得ました。
以後、滝田洋二郎監督の1992年映画「病は気から・病院へ行こう2」でのソーシャルワーカー役や1999年の原田眞人監督「金融腐蝕列島・呪縛」の弁護士役など多種多様な役柄を見事に演じ名脇役の地位を確かなものとしました。
もたいまさこと小林聡美はその後も「めがね」など共演作多数
もたいまさこさんの若い頃の代表作であるドラマ「やっぱり猫が好き」では、実力派女優の小林聡美さんとの兄弟役が大きな話題になりました。
もたいまさこさんはその後も小林聡美さんとは映画やドラマで何度も共演していて息のあった演技を見せていて、「盟友」とも言われています。
もたいまさこと小林聡美の共演作① 「かもめ食堂」
もたいまさこさんと小林聡美さんは、2006年の映画「かもめ食堂」で共演されています。
小林聡美さんが主人公のサチエ役、もたいまさこさんは、サチエがフィンランドでオープンさせた日本食の食堂「かもめ食堂」をひょんな縁から手伝う事になるマサコの役を演じています。
もたいまさこと小林聡美の共演作② 「めがね」
もたいまさこさんと小林聡美さんは2007年の映画「めがね」でも共演しています。
小林聡美さんは、南の小島の民宿を1人訪れた主人公のタエコ役、もたいまさこさんは、毎年春にその島を訪れかき氷屋を開く謎の女性サクラ役を演じています。
もたいまさこと小林聡美の共演作③ 「プール」
もたいまさこさんと小林聡美さんは、2009年映画「プール」でも共演しています。
小林聡美さんはタイのチェンマイのゲストハウスで働く女性・京子の役、もたいまさこさんはゲストハウスのオーナーの菊子役を演じています。
もたいまさこと小林聡美の共演作④ 「マザーウォーター」
もたいまさこさんと小林聡美さんは2010年の映画「マザーウォーター」でも共演されています。
小林聡美さんは京都でウィスキーしか置いていないバーを経営する主人公のセツコ役、もたいまさこさんは京都で1人自由気ままに暮らす女性・マコトの役を演じています。
もたいまさこと小林聡美の共演作⑤ 「パンとスープとネコ日和」
もたいまさこさんと小林聡美さんは2013年にWOWOWで放送されたドラマ「パンとスープとネコ日和」でも共演されています。
小林聡美さんは、サンドイッチとスープのお店を開店する元編集者のアキコ役、もたいまさこさんはそのお店の向かいで喫茶店を経営する「喫茶ハッピー」のママの役を演じています。
もたいまさこと小林聡美は同じ芸能事務所所属
数々の作品で共演し「盟友」とも言われているもたいまさこさんと小林聡美さんですが、実は同じ事務所に所属しています。
2人の所属する芸能事務所は「シャシャ・コーポレイション」で、所属している役者は2024年の現在は小林聡美さんともたいまさこさんの2人だけです。この事からも小林聡美さんともたいまさこさんの役者としての深い関係性がわかります。
もたいまさこは結婚はしておらず独身
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もたいまさこさんはこれまでに1度も結婚はされておらず独身を貫いています。
もたいまさこさんは過去に「結婚をしなくても旦那がいなくても、毎日楽しい」と発言されていた事があるようで、特に結婚を望まれていなかったという事です。
もたいまさこさんは2024年に71歳になられているため、これから結婚するといった事も考えづらそうです。現在は、都内のマンションで1人暮らしをされているという事でパートナー的な方もいない様子です。
2016年の情報なので少し古いので現在がどうかはわからないのですが、作家の群ようこさんともたいまさこさんは仲が良く、同じマンションの隣同士の部屋に住まわれているそうで、結婚していない者同士で互助会のようになっているとの事です。
群 今のマンションに引っ越したのは、友人で女優のもたいまさこさんが〝隣の部屋が空いたから引っ越して来ない?〟と声をかけてくれたからなんです。それまで放浪の日々だったのに居心地がいいせいか、あれから二十年も経ってしまいました。隣に住んでるのが他人だったらまた違ったかもしれないけど、顔見知りで友達だと、何かあったら助け合う互助会みたいになってますね。
もたいまさこさんは現在も出演依頼が多く来る売れっ子女優、群ようこさんも超売れっ子の作家なので独り身でも将来の不安はないのではないかと思いきや、群ようこさんは「私もフリーランスだし、将来どうなるかわからないじゃないですか。別に貯金がたくさんあるわけではないし、身内もいないし。」と語られていて、さらに「女友達がいれば全然大丈夫、全然オッケー」と続けられているので、もたいまさこさんも同じ気持ちでいるのかも知れません。
もたいまさこの自宅は東京都内のマンション
もたいまさこさんの実家は東京都内の一等地にあることはこの記事でも触れましたが、30代の半ばの頃まで家族とその実家に住まわれていたそうです。
その後、女優として人気を上げたもたいまさこさんは東京都内にマンションを購入しており、そしばらくはそのマンションを自宅にされていたようです。
しかし、「女性セブン」(6月20日号)によると、2024年現在はもたいまさこさんはこちらのマンションとは別の、都内のマンションで1人暮らされているのだそうです。
もたいまさこさんは、役者業から距離を置くためにこちらの自宅で気ままに生活していると見られているようです。
以前、彼女は『老後は南の島に家を建ててのんびり暮らしたい』と言っていましたが、今は都内のマンションで役者業からは距離を置いた生活をしています。少し痩せたようですが、親しい知人のサポートを受けながら自由気ままな生活をしているようです
引用:《人気女優・もたいまさこの現在》ドラマ『やっぱり猫が好き』から36年、目撃した激やせ姿「出演予定の作品なし」の引退危機
もたいまさこの今現在…出演依頼を断っていて女優は実質的に引退状態
もたいまさこさんは2021年のドラマ「ペンションメッツア」に出演したのを最後に、表舞台から姿を消しています。
「女性セブン」(6月20日号)に掲載された映画関係者の証言によれば、もたいまさこさんは周囲に「もう仕事はしたくない」と話していて、新型コロナウイルスが流行した頃から行きつけのお店にも顔を見せなくなっているのだそうです。
同記事ではもたいまさこさんの知人女性の証言として、もたいまさこさんが出演依頼を断っている事も明かされました。
若い頃に比べ、『体が動かなくなった』と話していて、出演のオファーは断っているそうです。次回作に出演する予定もありません。
引用:《人気女優・もたいまさこの現在》ドラマ『やっぱり猫が好き』から36年、目撃した激やせ姿「出演予定の作品なし」の引退危機
記事の内容が事実であれば、今現在、もたいまさこさんは役者を続けていく意思はもうなく、実質的に引退状態にある可能性が高そうです。
現在のもたいまさこさんについて、「女性セブン」のウェブメディアである「NEWSポストセブン」が続報を出していて、もたいまさこさんと小林聡美さんが所属する事務所「シャシャ・コーポレイション」が閉所する方向で動いているそうです。
現在、小林聡美さんは新たに個人サイトを立ち上げて準備をしているという事ですが、もたいまさこさんの名前はないという事で、小林聡美さんはもたいまさこさんからすでに何か話を聞いているのかも知れません。
40年近くマネジメントとエンターテイメント活動を手掛けてきた2人がの所属してきたする事務所が、暖簾を下ろす方向で動いていることがわかった。「スタッフの高齢化などもあり、事務所はま間もなく閉める予定で、現在は閉鎖に向けた整理を始めているそうです。事務所と二人三脚で長年活動してきた小林さんも、昨年から個人名のオフィシャルサイトを立ち上げて、すでに動いています。そこにはもたいさんの名前はありません。
まとめ
今回は個性的なキャラクターと確かな演技力で名バイプレイヤーとして長年活躍されていた女優のもたいまさこさんについてまとめてみました。
もたいまさこさんの本名は「罇真佐子」で読みは同じです。
もたいまさこさんの実家は東京都内にあり、パン屋やコーヒー店を経営されていました。
もたいまさこさんの家族については、両親は既に他界されていて、兄弟の有無も明かされていません。もたいまさこさんは結婚もされておらずずっと独身で旦那さんも子供いません。
もたいまさこさんは若い頃は、舞台芸術学院卒業後に、渡辺えりさんらと「劇団3○○(さんじゅうまる)」を旗揚げして役者の道へ入り、ドラマを中心に活躍後、キンチョーの防虫剤「タンスにゴン」のテレビCMで話題になり、1988年にフジテレビドラマ「やっぱり猫が好き」の大ヒットにより個性派女優としての人気を上昇させました。
もたいまさこさんは「やっぱり猫が好き」で兄弟役で共演した小林聡美さんと、その後も数々の作品で共演し「盟友」と呼ばれる関係になっています。
もたいまさこさんは、小林聡美さんとは同じ所属事務所に所属し、2021年のドラマ「ペンションメッツア」でも共演されていますが、この作品を最後に表舞台から姿を消しています。
今現在、もたいまさこさんは周囲に役者の引退を仄めかしており、東京都内の自宅マンションで自由気ままな生活を送られているという事です。