山下徹大（加山徹）は加山雄三の次男

山下徹大のプロフィール

山下徹大さんは、加山雄三さんの第2子として誕生しました。

本名は、池端徹大（いけはたてつお）さんといいます。最近まで名乗っていた「山下」という苗字も芸名ということになりますね。

1995年にテレビドラマデビューを果たし、これまでに様々な作品に出演。

関係者からは、名脇役として味のある演技をすると高評価を得ています。

山下徹大（加山徹）の豪華な家族①  父親は加山雄三

加山雄三さんは、「若大将」の愛称で知られる昭和のスター。

俳優だけでなく、シンガーソングライターやタレント、画家などの幅広い活動をしています。

加山雄三のプロフィール

加山雄三さんは、高校から慶応義塾高校に進学し、慶応義塾大学を卒業しました。

1960年に東宝へ入り、俳優デビュー。その後、「夜の太陽」で歌手活動を開始したところ、瞬く間に大ヒットします。

これまでに、紅白歌合戦に17回出場し、押しも押されぬ国民的な歌手として愛されています。

近年は軽い脳梗塞や小脳出血を発症し、入院しがちでしたが、2021年3月に久しぶりにテレビに出演し話題になりました。

脳梗塞の後遺症が残っているものの、自力での歩行が可能でリハビリ中であることを明かしています。

山下徹大（加山徹）の豪華な家族②　母親は松本めぐみ

母親は、元女優の松本めぐみさんです。1961年から1970年まで活動していました。

ロサンゼルスで加山雄三さんと挙式して以降は、家庭を優先する生活を送っています。

松本めぐみさんのプロフィールを見ていきましょう。

松本めぐみのプロフィール

山下徹大さんの母親は、元女優の松本めぐみさん。大阪出身で、高校生の時に松下電器のCMガールに抜擢されたことをきっかけに、芸能界デビューを果たしました。

1964年に「七人の孫」、「さぼてん」などに出演するなど女優として活躍していましたが、1970年に加山雄三さんと結婚したことを機に、芸能界を引退。

4人の子供の母親として家庭に専念しています。

ただ、たまに家族とトーク番組に出演することがあります。

徹底した教育ポリシーを持っている

松本めぐみさんは、子育てのポリシーとして、「加山雄三がスターなのであり、子供はそうではない」と子供たちを一切特別扱いしなかったのだとか。

例えば、家族旅行で飛行機に搭乗する時も、父親である加山雄三さんはファーストクラスで、子供たちはエコノミーに乗せていたそうです。

山下徹大さんによると、とても羨ましくてファーストクラスに乗ってみたいと頼んだら「自分の力で乗れる大人になりなさい」と言われたのだとか。

山下徹大（加山徹）の豪華な家族③　兄弟も華やか

両親だけでも充分豪華ですが、妹は2人とも芸能人で、兄も花火師兼アーティストとして活躍中です。

兄は花火師の池端信宏

池端信宏さんは、加山雄三さんの長男として1972年7月14日誕生。花火師をメインの職業として、映像クリエーターや画家としての顔も持っています。

幼稚園から中学校まで慶応義塾に通い、高校からはアメリカに留学。大学は、ソルトレイクコミュニティ大学を選びました。

大学時代から音楽活動を開始し、その後、幼少期から興味があった花火師の資格を取得しています。

帰国後は、2016年にリオデジャネイロオリンピックの閉会式において、花火演出を担当し注目を集めました。

2020年以降はCGと花火、そして音楽の融合で新しいジャンルの花火大会を手掛けています。

妹の梓真悠子

加山雄三さんと松本めぐみさんとの間に第3子として誕生したのは、梓真悠子さん。山下徹大さんから見ると、1人目の妹です。

大学生の時にスカウトされ、NHK大河ドラマ「毛利元就」に出演して女優デビューを果たしました。

大学卒業後に一般人男性と結婚しましたが、2011年に離婚。

現在は、クッキングサロンを開くなど料理研究家として活動しています。

末妹は池端えみ

池端えみさんは、加山雄三さんと松本めぐみさんとの間に第4子として誕生しました。2000年に女優としてデビュー。

現在は、ニューヨークで女優活動を継続しています。

母親の松本めぐみさんもニューヨークに移住して、一緒に住んでいるそうです。

山下徹大（加山徹大）の大学など学歴

慶應義塾大学に在学していた

山下徹大さんの学歴については、あまり詳しい情報が入っていません。

慶應義塾幼稚舎に入り、そのまま慶応義塾大学に進学したことは確かですが、卒業したのか中退したのかは判明していません。

ネットの声を集めてみたところ、大学時代にデビューしているので俳優に専念するために中退したのではないか、という噂や留年が続いて退学したという噂が浮上しています。

ただし、2021年現在も山下徹大さんは学歴を明確にしていないので、真実は定かではありません。

山下徹大（加山徹）の経歴①　幼少期のトラウマを引きずる

ここからは、山下徹大さんの経歴を時系列に追いかけてみましょう。

実は、子供の頃に父親がスターであることを隠したくなるような事件があったことを明かしています。

成長した後も長い年月に渡り、山下徹大さんのトラウマとなり、苦しんだといいます。

小学生の時にからかわれていた

インタビューによると、小学校低学年の頃に電車で帰宅していた際に同級生から「こいつは、加山雄三の息子なんだぜ」とからかわれたそうです。

電車に乗っていた人たちはハッとして、山下徹大さんに遠慮のない目線を飛ばしてきたのです。

好奇の目に晒され、いたたまれない、なんとも居心地の悪い思いをしただけではなく、幼いながらも傷ついていました。

この体験から、周りから「加山雄三の息子」という色眼鏡で見られることに嫌悪感や抵抗感を感じるようになります。

ただ、父親の加山雄三さんのことは大好きで、親子関係は良好でした。

それだけに、自分自身が消えてしまうような言われようが、嫌でたまらなかったようです。

ディレクターからスカウトを受けてデビュー

芸能界デビューしたきっかけは、1992年の日本テレビ「24時間テレビ」で「サライ」を聞くために、武道館を訪れたことでした。

現地で山下徹大さんを見つけたディレクターは、ピンとくるものがあったのか、加山雄三さんが所属する事務所に「ドラマに出てもらえないか」とオファーしたそうです。

加山雄三さんから話を聞いた山下徹大さんは、「やりたい」と答えると、「うそだろ？！本気なのか」と驚かれたと言います。

その後、トントン拍子にデビューが決まり、芸名を決める段階になると、加山雄三さんの子供であることがわからないような苗字にしたいと考えた山下徹大さん。

後に「山下という芸名にこだわりはなかったのですが、加山だけは絶対嫌でしたね」と答えていたので、やはり幼少期の苦い思い出が影響していたようです。

また、スターの息子であることを隠した理由を以下のように語っています。

スターの息子であることで、まちがいなくいろんなことで特別扱いされて、メリットもたくさんあったことは自覚していましたが、親父の名前に頼らず自分の力で勝負してやるっていうつっぱる気持ちが強かったですね

 

引用：加山姓を継ぐことを決意するまでの葛藤を明かす – 現代ビジネス　https://gendai.ismedia.jp/

山下徹大（加山徹）の経歴②　周囲の対応にとまどうことも

加山徹大さんがテレビドラマデビューしたのは1995年。

加山雄三さんの息子であることを隠して芸能界に入るも、これまでの葛藤は消えませんでした。

ここからは、デビュー後の山下徹大さんについて見ていきましょう。

デビュー作品は「終わらない夏」

日本テレビのディレクターが見染めて俳優デビューした山下徹大さん。初出演作品は、1995年に放送された「終わらない夏」です。

メインキャストは瀬戸朝香さんと大浦龍宇一さん、山下徹大さんはビルの壁面に絵を描くアーティスト・浅香耕平役を演じました。

瀬戸朝香さん演じる向日葵に思いを寄せて、三角関係を繰り広げるキーマンとして重要な役どころでした。

その後、映画「踊る大捜査線」やフジテレビのドラマ「プライド」など、人気作品に多数出演しています。

掌返しの態度に余計傷つく

身分を隠してデビューしたことで、自身が望んだとおり、現場では「無名の若手」として扱われました。

しかし、何かのきっかけで、加山雄三さんの息子であることがバレると、スタッフが掌を返したかのように、丁寧な態度で接してくるという露骨な変わり方だったそう。

またある時は、バラエティ番組に出演するにあたり、共演者の楽屋に挨拶回りをすると、ベテランの芸能人に無視されたことがありました。

山下徹大さんは「若手のぺーぺーだから仕方がないよな」と割り切って考えていましたが、収録で司会者のタレントが、加山雄三さんの息子だとみんなの前でバラしてしまいます。

山下徹大さんは、先ほど無視されたタレントの顔色がみるみる変わっていく様子を冷静に見ていたそうです。

さらに、その芸能人は収録が終わるとすかさず寄ってきて、「加山さんにこんな素敵な息子さんがいたんですね」と言ったそうで、「まるでコントだな」と呆れたと、当時を語っています。

この体験で山下徹大さんは、「自分は決してこんな人間にはなるまい」と心の底から考えるようになり、反面教師として糧にすることができたそうです。

山下徹大が加山徹に改名した理由

2019年1月、山下徹大さんは長年名乗ってきた芸名を「加山徹」に改名したと発表しました。

これまで、加山雄三さんとの繋がりを頑なに隠しにしてきた山下徹大さんですが、一体どういった心境の変化があったのでしょうか。

父親の努力に気が付いた

年齢を重ねるごとに、次第に父親・加山雄三さんが陰で相当な努力をしていたことに気が付いたという山下徹大さん。

世間が期待する「若大将」のイメージに近づけるよう、楽器の練習を懸命に行っていたといいます。

そんな努力をし続ける姿を見るにつけ、心の中にわだかまっていた気持ちが徐々に溶けていくのを感じたのだとか。

そして、「加山雄三の息子」と言われることへの反抗心は、いつしか消えていったのです。

光進丸の沈没から立ち直る姿に感動

加山雄三さんは、愛船の「光進丸」を大事にしていましたが、2018年4月、沖合で停泊中に船が全焼するという事件が起きました。

幸い怪我人は出なかったのですが、「光進丸」は加山雄三さんにとってかけがえのない存在で、がっくりと落ち込み、寝込んでしまったそうです。

トイレに行くのもままならず、家族が交代しながら付きっ切りで看病する日々。

その後、どうにか歩けるようになったので、コンサートに出るためにハワイへ渡ったところ、加山雄三さんはみるみる回復。パフォーマンスの精度も完璧に仕上がったのです。

そんな加山雄三さんの仕事への情熱を間近で見て、「不死鳥のように復活して、観衆を感激させることができるなんてカッコイイ人だ」と感動した山下徹大さんは、1つの決意をしました。

加山雄三は改名を喜んでいた

ハワイでのコンサートから2ヶ月が経過した2018年6月、山下徹大さんは加山雄三さんに「加山の名前を継がせてほしい。芸名を加山徹に変えるつもりだ」と伝えたのです。

加山雄三さんは、これを聞くと「ああ、いいじゃないか。大賛成だ」と喜んでもらえました。

その直後、真剣な顔をして考え込んでしまったという加山雄三さん。

どうしたのだろうと、ハラハラしていると「加山徹。23画だな。俺の加山雄三と同じだな」とニッコリ。

こうして、山下徹大さんは「加山徹」として再スタートしたのです。

山下徹大（加山徹）はドラゴン桜の迫田孝也に激似？

芸能人の中でも話題になりがちなのが、誰かに似ているという情報ですよね。

山下徹大さんは、近年話題のドラマ「ドラゴン桜」に出演した迫田孝也さんに似ていると言われています。

迫田孝也のプロフィール

2008年6月に公開された映画「ザ・マジックアワー」のオーディションを受けた際、三谷幸喜さんの目に留まり、三谷作品に出演することになった迫田孝也さん。

2016年には、NHK大河ドラマ「真田丸」に出演し、矢沢三十郎頼幸役で注目を浴びました。

その後は、2021年のドラマ「天国と地獄～サイコな2人」で、ミステリ要素のキーマンとなる東朔也を演じ、存在感の高さで話題になりました。

「ドラゴン桜」においては、成績優秀な高校生の娘に向かって「大学なんていかなくていい」と言い放つなど、勉強に対して後ろ向きな態度をとる父親の役を演じました。

2人が似てると話題に

Twitterを見ると、山下徹大さんと迫田孝也さんが「似ている」という声が多数寄せられていま

す。

また、インターネットサイトには、「芸能人同士の似ている、似ていないの投票サイト」にも2人の名前があります。

2人の顔を見比べると、確かに面長のフェイスラインや目の形が似ているので、全体的な雰囲気も自ずと似通って見えるのかもしれませんね。

山下徹大（加山徹）は結婚している？

ここからは、山下徹大さんのプライベートについて見ていきましょう。やはり気になるのは、結婚ではないでしょうか。

2021年現在の年齢は46歳なので、結婚していてもおかしくはありませんね。

独身の可能性が高い

これまで、山下徹大さんが結婚したという情報はまだないため、独身の可能性が高そうです。

もちろん、芸能人だからといって公にしなければならないという義務はないので、極秘婚している可能性も考えられます。

結婚をすることで人気に陰りが出ることを気に掛ける芸能人もいますが、実力派として知られる山下徹大さんですから、隠す必要もないような気がします。

また、彼女の存在についても明かされていません。

山下徹大（加山徹）の現在

山下徹大さんは、2021年現在も俳優として活動中です。

2020年からのコロナ禍の影響からか、最近テレビドラマに出演している様子は見られませんが、2021年7月に舞台俳優として主演を務めています。

演じた作品は、現在の社会情勢に通ずるものがあると感じているようです。

作品に対する想いを語る

2021年7月から始まった舞台「IN EASY MOTION」で主演に抜擢された山下徹大さん。

この作品は、戦争に翻弄される人々の人生を描いています。

演じるにあたり、主役としてコメントを求められた山下徹大さんは、以下のように意気込みを力強く語っています。

「コロナ禍に、戦争と向き合うことは、どこか今を生きる意味に通じている部分がある気がしています。私の肉体、魂を通して心に残る何かをお伝えすることが出来ればと思っています。」

俳優として、父親・加山雄三さんと肩を並べる日が来るのは近いかもしれません。

まとめ

俳優の山下徹大さんは、加山雄三さんの次男として誕生しましたが、幼少期から「加山雄三の息子」と特別扱いをされることに苦しんできました。

芸能界に入る際には、素姓を隠して「山下徹大」名義で1995年にデビュー、名脇役のポジションを確立しています。

2018年、愛船「光進丸」が燃えてしまったことで、加山雄三さんは落ち込み、さらに寝込んでしまったことから、家族が付きっ切りで看護した時期がありました。

しかし、ファンを楽しませるためならと奮闘する父親の姿を見た山下徹大さんは、それまでの反抗する気持ちが消えて、「加山」を名乗りたいと思うようになったそう。

そして2019年1月、「加山徹」に芸名を改名したことを発表しました。

2021年に46歳になり、舞台をメインに俳優として活躍中の山下徹大さん。

親の七光りを乗り越えて成長し続ける山下徹大さんを、これからも応援しましょう。