若尾文子のプロフィール

若尾文子の若い頃①　経歴

東京府東京市荒川区（現：東京都荒川区）に5人兄姉の末っ子として生まれ育った若尾文子さんは、第二次大戦中は父親の仕事の関係で宮城県仙台市に疎開していました。

若尾文子さんは宮城県第二女子高等学校を中退していますが、女学校時代は『石仏』というニックネームで呼ばれていたそうです。

このニックネームは、若尾文子さんが読書ばかりしており、ほとんど喋らなかったことから同級生に名付けられたそうです。

疎開中、仙台で観た長谷川一夫さんの舞台に感動し、なんとなく「私も女優になりたいんです」といったところ、「学校を卒業してからおいで」と言われ、その時はそれで終わっています。

そんな若尾文子さんは1951年、大映の第5期ニューフェイスとして映画界入りします。

そして翌1952年、急病で倒れたた久我美子さんの代役として、小石栄一監督の『死の街を脱れて』で銀幕デビューしています。

そして翌1953年、映画『十代の性典』での素晴らしい演技により、若尾文子さんは女優として知名度が急上昇したのです。一方、マスコミには性典女優と酷評されました。

しかし、映画『祇園囃子』で溝口健二監督に起用された若尾文子さんは、女優としての実力を発揮し、熱演が高く評価されたことで性典女優の汚名を返上しています。

以降は、可憐でありながらも強烈な情念と内に秘めた気性を表す演技から、日本映画を代表する正統派美人女優の1人となった若尾文子さん。

京マチ子、山本富士子と並ぶ「大映の看板女優」と言われ、260本以上の映画に出演し活躍したのです。

そんな若尾文子さんは、その後、川島雄三さんにより本格派女優に鍛え上げられ、和服姿の艶やかな美貌から未だに海外での人気が高い女優です。

また、増村保造さんとは、監督第2作目の映画『青空娘』以降、『清作の妻』『妻は告白する』『赤い天使』『刺青』など、20作にわたってコンビを組み、多くの名作を残しています。

【映画の美男美女画像】（1）

若尾文子

『青空娘』
1957年
監督：増村保造#映画美女 #若尾文子 #増村保造 #映画の美男美女画像 pic.twitter.com/FElqGREYXw

— 小諸橋マイルス@歌謡曲生活者 (@kayo_kyoku_ism) September 30, 2019

出典：http://yukiusagi.air-nifty.com/

映画からテレビドラマへシフトした若尾文子　

そして1971年に大映が倒産して以降は、映画からドラマへシフトし、『新・平家物語』などテレビドラマで活躍します。

こうして映画からテレビドラマへシフトした若尾文子さんは、舞台『雪国』にも挑戦。

1988年には、NHK『武田信玄』で信玄の母親役とナレーションをこなし、『今宵はここまでに致しとうござりまする』が流行語大賞を受賞し、注目を集めました。

若尾文子の若い頃②　美しい画像まとめ

若い頃、日本を代表する大映の看板女優と言われた若尾文子さんですが、若い頃が綺麗！可愛いと話題です。

バスで高齢のご婦人を「僕は86年生きてきて、貴女のような美人を見て衝撃を受けたのは二度目だ。一度目は映画館で観た若尾文子なんですが」と口説いてる男性にスゲーってなってたんだが、気になって若尾文子を調べてみたら、確かに衝撃を受けるレベルの美人でヤベー(語彙) pic.twitter.com/ypvwS34IP8

— 茉莉花べにこ (@beniko71) June 18, 2019

若尾文子の若い頃がほんとう可愛い💓 pic.twitter.com/4jqboiQKV9

— ルミエット☞ 5/17演奏会 (@lumi_anje) November 20, 2018

かわいい若尾文子さん♡

昔、図案家同期の綺麗な年上お姉様が

『若い頃は永遠これが続くと思ってたけど、最近人生の大半が「若い状態でない」ことに気づき。女の大事な時間を費やした重みを男は感じていない』

と仰っていて儚さを感じた…
其々の年代の輝きもあるけどね

出典：若尾文子シャシン館 pic.twitter.com/RqXnv03grz

— 川原マリア (@mariaria108_new) October 23, 2018

“@seki_yoshi: 綺麗だなぁ… RT @maplecat_eve: 「若尾文子特集」、４種。 pic.twitter.com/W4yw7QwZ64” 若い時の若尾文子の美しさは素晴らしいですよね。赤い天使とか。

— 中島かずき (@k_z_ki) March 20, 2015

そこで若尾文子さんの若い頃の画像を見ていきましょう。

『美人！可愛い！』と話題の若尾文子さんの若い頃の画像5選　

若尾文子さんの若い頃の画像を見てきましたが、いかがですか？

これぞ日本美人という感じで、本当に美人ですね。そして着物がとても似合い、海外では未だに人気が高いのが納得です。

若尾文子の若い頃③　色気動画が話題に　

若い頃、綺麗！可愛い！と話題だった若尾文子さんですが、映画『十代の性典』では性典女優として酷評されただけあり、若い頃は色気もすごかったのです。

若尾文子さん。色気と気品と貫禄。素晴らしい。 #昭和の美しい人 pic.twitter.com/RhCmmsvGsg

— シズエ (@stila327) January 15, 2017

「女経」若尾文子・山本富士子・京マチ子がそれぞれ主演するゴージャスな美女3人のオムニバス。若尾のとびきりセクシーで蓮っ葉な魅力、山本のキュートな悪女っぷり、京のしっとり美しい大人の女ぶり、女優の魅力満載・満喫 #キューティー旧作邦画部 pic.twitter.com/F5g7bq2Vhb

— maki (@mackie51832255) March 25, 2015

2020年2月28日から、2015年以来5年ぶりに『若尾文子映画祭2020』が開催されており、『刺青』の4Kデジタル修復版が世界初披露されてました。

他にも『女は二度生まれる』と『雁の寺』『しとやかな獣』など、全41作品が4K復元版で上映されます。

そんな若尾文子さんの代表作からお蔵出しまで一挙公開されるにあたり、公開された予告編の色気動画が話題となりました。

４１作品が上映される同映画祭では代表作の一つ「刺青」（１９６６年公開）が４Ｋ復元版として世界初披露される。若尾が持つ“破滅のエロチシズム”の魅力を、本紙が独占入手した未公開ショットとともに大公開する。

若尾を知らない世代もその色気をスクリーンからかぎ取ることができる映画祭になりそうだ。

 

引用：若尾文子の「刺青」４Ｋ復元版として世界初披露！ https://www.tokyo-sports.co.jp/

若尾文子の旦那・黒川紀章の詳細は略奪婚について

1983年、黒川紀章と結婚

若尾文子さんは1983年の50歳の時、建築家の黒川紀章さんと結婚しています。

若尾文子の旦那・黒川紀章のプロフィール

若尾文子さんの旦那である黒川紀章さんは、世界的な有名な建築家で、弱冠26歳で建築の理論運動メタボリズムを結成、衝撃的に世界にデビューしたのです。

そんな黒川紀章さんは、建築界のノーベル賞とも言われているフランス建築アカデミーのゴールドメダルを受賞しています。

略奪婚だった若尾文子　

1981年に結婚した若尾文子さんと旦那の黒川紀章さんは、お互いに再婚同士だったのです。

そんな若尾文子さんと旦那の黒川紀章さんは、1976年のトーク番組『すばらしき仲間』で出会います。

この時、黒川紀章さんには妻子がいましたが、若尾文子さんの美貌の虜となってしまうのです。

そしてその後、黒川紀章さんは若尾文子さんに「君はバロックのような女性だ」とプロポーズしたのです。

７６年にテレビ番組の対談で知り合った。その日の内に黒川さんは若尾の自宅を聞き出し、絵画を持参して訪問。交際が始まった。当時、黒川さんは前妻と別居中で、離婚成立直後の８３年末に結婚した。プロポーズの言葉は「君はバロックのような女性だ」。若尾も再婚だった。若尾は世界を駆け回る黒川さんに合わせ、年３分の１の外遊に同行。ドラマや映画出演は控え、舞台中心となった。

 

引用：若尾文子「こんなに早く死ぬなんて」 https://www.nikkansports.com/

死ぬ直前まで若尾文子にがんを明かさなかった黒川紀章　

出典：https://ameblo.jp/

おしどり夫婦として知られていた若尾文子さんと旦那の黒川紀章さんですが、2007年に黒川紀章さんは膵臓がんで亡くなっています。

黒川紀章さんは、手術したり闘病生活をしていたそうですが、妻の若尾文子さんには最後の最後までがんを明かさなかったそうです。

私には何も言いませんでした。私は本当に最後の最後までそれを知らなかった。最後の会話で初めて聞いたんですから…。まあ、がんかも？　と、どこかで思っていても、言われない限りは、信じたくないし、怖くて詮索もしたくないじゃないですか。きっと私が冷たいのね。普通だったら、無理やりにでも聞くんでしょうが…。言わなかったのは、言うと私がガタガタになると思ったんでしょう。

 

引用：黒川紀章　死ぬ直前まで妻・若尾文子にがん明かさず https://dot.asahi.com/

若尾文子の子供とは？

2人が出会った時、黒川紀章さんは妻子がいましたが別居中だったため、若尾文子さんとはすぐに同棲を開始したそうです。

そんな若尾文子さんと黒川紀章さんには、結論から言うと子供はいません。

結婚した当時、若尾文子さんはすでに50歳と高齢でした。また、若尾文子さんと黒川紀章さんは互いに多忙を極めており、別居していたとも言われています。

こうして多忙により別居していた若尾文子さんと黒川紀章さんですが、夫婦仲は非常によく、おしどり夫婦として有名でした。

そして黒川紀章さんが亡くなる前、若尾文子さんが“私、あまりいい奥さんじゃなかった”と言うと、黒川紀章さんは“そんなことない、本当に好きだったんだから”と答えたそうです。

若尾文子の現在　

現在80代後半となった若尾文子さんですが、現役として活動しています。

若尾文子さんは、2007年に旦那である黒川紀章さんをがんで亡くしていますが、現在でも黒川紀章さんに貰ったイヤリングを身につけるなどし、変わらぬ愛情がうかがえます。

ファー付きの白いドレスで、カラフルな貴石があしらわれた大ぶりのイヤリングがアクセントになっており、司会がその美しさを称えると「黒川がつくってくれたんです」。亡き夫で、世界的建築家として知られた黒川紀章さんとブラジルを訪れた際に、若尾が購入した石に合わせて黒川さんがイヤリングとしてデザインしたという逸話を明かした。

 

引用：若尾文子、夫・黒川紀章さんデザインのジュエリー着けトーク　巨匠たちとの思い出語る https://eiga.com/

まとめ

いかがでしたでしょうか。

昭和を代表する大女優・若尾文子さんについて、若い頃や結婚した旦那などについてまとめました。

若尾文子さんの若い頃は、誰もが認める美貌の持ち主で、色気もすごかったのです。

また、旦那の黒川紀章さんとは再婚同士の上、略奪婚だったようですが、おしどり夫婦としてとても仲が良かったようです。

若尾文子さんが今後もお元気で、いつまでも大女優として活躍してくれることを期待しましょう。