兵藤ゆきは日本とアメリカで活躍中のタレント

兵藤ゆきのプロフィール

兵藤ゆきさんは、独特の髪型と「ゆき姐」の愛称で親しまれているタレントでありエッセイストです。

特技は日常英会話と漫画イラスト、和太鼓。趣味は世界中のおふくろ料理研究なのだとか。

年間500回は料理をしているそうで、「愛のエプロン」に出演した際には、存分に腕前を披露し、「特エプ」を獲得したこともあります。

所属事務所はジェイピィールームで、同じ事務所には、加藤紀子さん、保田圭さん、石川梨華さん、KANさんなどミュージシャンが多数所属しています。

兵藤ゆきの髪型は9秒に1回会話される？

兵藤ゆきさんといえば、若い頃から独特のツンツンとはねた髪型が特徴的で、ずっと同じ髪型をキープし続けています。

実は、この髪型にはこだわりを持っていることをインタビューで明かした兵藤ゆきさん。

ここでは、髪型を変えたくない理由や、9秒に1回話題に上がるという面白エピソードも紹介します。

美容院でのトークのために変えない？

自分の髪型が日本の美容院で話題に上がる頻度について、兵藤ゆきさんは自前の統計を持っているといいます。

例えば、ベリーショート希望のお客さんがいた時、「ベリーショートと言っても兵藤ゆきほど短くないでしょ」「あそこまで短くないよ」という会話が9秒に1回美容院でされていると力説。

もし兵藤ゆきさんがベリーショートからヘアスタイルを変えてしまったら、こういった会話がなくなってしまうと心配して、自身の髪型をツンツンショートでずっと貫いているのだそう。

どうしても変えられないと断言しているので、この先年齢を重ねても、このままベリーショートを継続しそうですね。

HYO-DOを組んでいたことも

芸能界で顔が広い兵藤ゆきさんは、仲間内で髪型を変えないメンバーが集うグループ「HYO-DO」を作ったこともありました。

兵藤ゆきさんによると「HYO-DO」の年会費は5万円で、その資金を元手にグループ旅行に出掛けたりしているそうです。

メンバーには、玉ねぎヘアで知られる黒柳徹子さん、アフロのようなモジャモジャ頭の葉加瀬太郎さん、常に坊主頭のいでらっきょさんなど、個性的な芸能人ばかり。

一時期は、ボクサーの亀田三兄弟も加入していたのですが、脱退してしまったようです。

脱退理由は、亀田興毅さんのある一言がきっかけでした。

なんか、髪型が同じまま変わらずにいる芸能人ばっかりで旅行してるのに、一般の人にその共通点、見抜かれないまま旅行終わりそうですよね。

これって、やっぱり世間はどうでもいいと思ってるんじゃないでしょうか。

 

引用：兵藤ゆきさんにインタビューしました – note https://note.com/

やはり、個性的なメンバーで固めるからには、目立ちたいという願望があったのでしょうか。

亀田興毅さん兄弟が脱退してしまったことで、メンバーは次々に抜けてしまい、今は実質1人になってしまったそうです。

兵藤ゆきの若い頃の経歴①　ラジオ局でアルバイト

兵藤ゆきさんは、タレントとして活動する前は、ローカルラジオ局の人気のパーソナリティとして活躍していました。

明るいキャラクターで芸能人がピッタリの兵藤ゆきさんですが、若い頃は全く違う職業に就くことを希望していたといいます。

兵藤ゆきさんの若い頃の意外な一面について、見ていきましょう。

デザイナーを希望していた

兵藤ゆきさんは愛知県名古屋市の出身で、地元の愛知県立東郷高等学校に進学しました。

高校在学中からラジオ好きで、高校3年生の時には東海ラジオのラジオドラマ「たむたむ劇場」に出演したこともあるようです。

高校卒業後は、ファッションデザイナーを夢見て、愛知県にある老舗の洋裁和裁の専修学校・常盤女学院服装デザイナー科に進学。（2007年に閉校）

専修学校卒業後は、ファッションショーの演出や構成を手がけていました。

ラジオ局のバイトが人生の転機

何事もなければ、デザイナーとしての道を極めるはずだった兵藤ゆきさんでしたが、学生時代に東海ラジオでのアルバイトがタレントになる転機となったようです。

ラジオ局でのアルバイトは、投稿ハガキの整理という裏方業務でしたが、ある日、休んだパーソナリティのピンチヒッターとして番組に出演。

これがきっかけでラジオ番組を担当するようになり、その後はラジオに留まらず、ローカルタレント活動を開始しました。

当時の代表番組は東海ラジオの「ミッドナイト東海」、CBCラジオの「土曜天国」などがあります。

兵藤ゆきの若い頃の経歴②　笑っていいとも！でブレイク

ポジティブでカラッと明るい姉御肌の兵藤ゆきさんは、次第に「ゆき姐」の名前でファンから親しまれていきます。

1983年からは「笑っていいとも！」などの人気番組に出演し、全国区デビュー。テレビでも、明るいお姉さんとして親しまれ、あっという間にお茶の間の人気者になりました。

フジテレビ「ダウンタウンのごっつええ感じ」ではコント「悩みの相談、兵藤ゆき」を披露し、名古屋名物と言われているほど。

1985年になると「天才！たけしの元気が出るテレビ！！」にレギュラー出演し、その人気を不動のものとしました。

また、高田純次さんとのデュエット曲「CHANCE！心ときめいて」をリリースし、音楽活動でも注目を集めました。

兵藤ゆきが結婚した旦那はヒロスケ

兵藤ゆきさんは1996年に結婚しています。

旦那は、フォーライフ・レコードに所属していたミュージシャンのヒロスケさん。本名は「文田博資」さんといいます。

ここでは、旦那のプロフィールや経歴を紹介します。

ヒロスケのプロフィール

ヒロスケさんと音楽との出会いはビートルズでした。中学生の時にギターを手に入れて以降、音楽に夢中になっていたそうです。

高校生になるとエレキバンドを結成。一度はデザイナーになることも考えてデザイン学校を卒業しましたが、どうしても音楽を捨てられず、再びロックの世界へと舞い戻ります。

警備員や役者のアルバイトで生活費を賄いながら、プロのバンドマンを目指して数々のオーディションを受けては落ちるという生活だったようです。

その後、ニッポン放送「ライオンフォーク’79」や、フォーライフ・レコードの新人発掘オーディションでグランプリを獲得。

これをきっかけに、29歳でようやくヒロスケとしてデビューにこぎ着けたのです。

現在は引退している？

1982年にデビューして以降、ヒロスケさんはアルバム2枚とシングルを5枚リリースしています。

テレビ朝日のドラマ「ザ・ハングマン」のエンディング曲「あ・れ・か・ら」は、今でも名曲として知られています。

ただし、1982年6月にリリースした5枚目シングル「哀愁ツイスト」の後は、音楽活動をしている様子が見られません。

1996年に兵藤ゆきさんと結婚、1997年には社会学博士号を取るためにニューヨークへ渡っています。歌手は引退して、一般人として生活している可能性が高そうです。

兵藤ゆきと旦那・ヒロスケの子供は息子が1人

兵藤ゆきさんと旦那との間には、息子が1人誕生しました。

1996年に出産当時、兵藤ゆきさんは44歳という高齢出産が大きな話題を呼びました。

翌年の1997年春からは、旦那のアメリカ留学に息子とともに同行し、家族揃ってニューヨークへ渡っています。

ほんの2年のつもりだったニューヨーク生活は、旦那が博士号課程に進むことが決定したことで、帰国までに11年という年月がかかっています。

そのため、物心がつく前に渡米した息子は、生粋のニューヨーカーとして育っているようです。

日本の同年代の子供と息子の大きな違いについて、兵藤ゆきさんは「スキンシップ」と語っています。

2013年に受けたインタビューでは「17歳になった息子は今でも、帰宅時にただいま！といいながらハグしてくれます。何でも話してくれます」と明かしました。

なお、1996年生まれであれば、2022年現在の息子さんの年齢は26歳になります。一般人だからか、名前や画像、職業といった詳細な情報は公表されていません。

兵藤ゆき流の英語習得法とは

長くアメリカ在住だった兵藤ゆきさんですが、意外なことにもともとは英語がとても苦手だったのだとか。

11年間過ごす中でいつしか英語を習得し、今では英語学習方法についての本を出版するなど、エッセイストとして活動を行うほどに英語が上達。

どのようにして苦手な英語を克服したのでしょうか。兵藤ゆきさんの英語エピソードについて紹介します。

危機感を持ったきっかけは？

学生時代から英語が苦手だった兵藤ゆきさんでしたが、英語が話せなくてもそれまでは海外で特段困ることはなかったそうです。

ショップやレストランで話す会話は限られていますし、身振り手振りで概ね伝わっていたといいます。

また、家族で渡米した後も「Can I ～」から始めて単語を繋げていればどうにかなっていましたし、英語が得意だった旦那に通訳をしてもらっていたようです。

英語が話せなくてもそれほど不便を感じていなかった兵藤ゆきさんが、危機感を感じるきっかけは息子が幼稚園に入った頃だといいます。

旦那だけではなく、息子も英語がペラペラになっていて、家庭内でのコミュニケーションはもっぱら英語。

さらに、息子が友人を連れて帰って来た時には2人の会話が全く分からず、愕然としたのだとか。

このままでは、誰ともコミュニケーションが取れなくなってしまうと考えた兵藤ゆきさんは、本腰を入れて英語を勉強することにしたのです。

生活に英語を取り入れて慣らした

しかし、いざ英語の文法を勉強しようにも全く頭に入ってこず、最初は苦労したそうです。

そこで、少しずつ時間をかける作戦に切り替え、家の中にいる時は英語の音楽を流し、英語のカレンダーに切り替えたり、ソファに「sofa」と書いた紙を貼り付けたりと工夫をしました。

また、家族と会話する時には「Good morning」と挨拶だけでも英語を自分から発する習慣を付けていったのだとか。

挨拶ができるようになったら、次は単語を2つ使う、慣れてきたら3つ使うというように完璧を目指さず、ハードルを小刻みに上げることで、できなくても嫌にならないように意識したそう。

大人になってから語学を習得することはかなりの苦労がありそうですが、楽しんで学習するという兵藤ゆきさんのポジティブさを見習いたいものですね。

兵藤ゆきの現在：病気って本当？噂のきっかけと真相

兵藤ゆきさんは2007年に帰国しました。

その後は日本でも芸能活動を再開していますが、実は以前より病気の噂があります。

どうしてそのような噂が立ってしまったのでしょうか。

テレビで見なくなったから？

兵藤ゆきさんが闘病中という情報はありません。

2007年に帰国後、テレビやラジオに出演して渡米前と変わらない明るいキャラで登場し、ファンを安心させていたのですが、最近はメディアでは見かけなくなりました。

こういった、露出の減少から「病気なのではないか」という噂になったと思われます。

また、もともとスレンダーな女性なので、「兵藤ゆきさんは痩せすぎだから、具合が悪いのかもしれない」と疑われてしまった可能性もあります。

もちろん2022年現在70歳という年齢を考えたら、多少なりとも具合の悪いところもあるでしょうが、大きな病気は患ってはいないと思われます。

さらに、現在も日本とニューヨークを行き来する生活を続けているようで、芸能活動は控えているのかもしれません。

兵藤ゆきの現在：下着デザイナーとして活動中

兵藤ゆきさんは現在、下着のデザイナーとしての活動に力を入れているようです。

若い頃は、デザイナーになりたくて常盤女学院デザイナー科を卒業し、洋裁正教員資格も持っています。

この頃の夢を叶えるために、2009年にヌーブラで知られる「ゴールドフラッグ」とコラボして、デザイナーデビューを果たしました。

その後は、自身のブランド「Yukinei.inc」を立ち上げていて、インナーやホームウェアを中心に展開中。

ノンワイヤーなのに寄せて上げる効果のあるブラや、背中に付いた贅肉も綺麗に見せるキャミソールなど、女性が喜ぶアイテムが多数販売されています。

まとめ

兵藤ゆきさんは、ハリネズミのような独特のベリーショートが特徴のマルチタレントであり、エッセイストです。

地元の愛知県でデザイナーを目指していたのですが、学生時代にラジオ局のアルバイトをしている時に、ひょんなきっかけでパーソナリティデビュー。

その明るく表裏の無いキャラが受けて「ゆき姐」の愛称で親しまれるローカルタレントとして人気を博し、1983年に「笑っていいとも！」出演で全国区のタレントになりました。

1986年にはミュージシャンのヒロスケさんと結婚。1人息子を出産後、旦那の留学が決まりニューヨークへ渡った兵藤ゆきさん。

アメリカでの生活は11年間に渡り、帰国後は芸能活動を再開しました。

ただ、近年はテレビへの出演が減少していることもあり「病気説」も浮上していますが、今のところ体調不良の類の発表はありません。

そんな兵藤ゆきさんは現在、下着のデザイナーとして、自身のブランド「Yukinei.inc」を立ち上げて、アメリカと日本を忙しく往復する日々を送っているようです。

兵藤ゆきさんが今後、再びタレントとしてテレビに出演する日はやってくるのでしょうか。兵藤ゆきさんの動向に注目していきましょう。