小澤征良のプロフィール

小澤征良（おざわ・せいら）さんは世界的指揮者だった小澤征爾さんの長女で、エッセイスト、作家として活躍されている方です。

小澤征良さんはアメリカのカリフォルニア州サンフランシスコで生まれ、小学校入学までアメリカで育っています。

6歳の時に家族で日本に帰国してボストンの小学校から成城学園初等科に転校し、内部進学で成城学園中学校・高等学校を経て成城大学へと進学。成城大学を中退して上智大学比較文化学部へと移り卒業されています。

小澤征良さんは大学卒業後は、再びアメリカへ渡りニューヨークマンハッタンのメトロポリタン歌劇場の主席演出家のデイヴィッド・ニース氏に師事してアシスタントを務めながらオペラ演出を学ばれています。

その後、再び日本に戻ってテレビ番組の司会などを務めながら雑誌などにエッセイを寄稿するようになり、2002年、30歳の時に発表したエッセイ集「おわらない夏」がベストセラーとなり、本格的にエッセイスト、作家として活動を始められています。

これまでの著作に、エッセイ集では「思い出のむこうへ」、「そら　いろいろ」、「言葉のミルフィーユ」、小説では「蒼いみち」、「しずかの朝」があり、写真家の久保田光一さんの写真に小澤征良さんの詩を寄せた「聖地へ – Light & Shadow」などの作品があります。

アンソロジー「いつも一緒に」、「君と過ごす季節」にも作品を寄稿されています。

その他、マドンナの絵本「アブディーの冒険物語」の翻訳を手掛けるなど、作家として多方面に活躍されています。

また、小澤征良さんは小澤征爾さんの長女としてクラシック、オペラ界での影響力も高く、公益財団法人サイトウ・キネン・オーケストラ代表理事、小澤国際室内楽アカデミー理事などを務められています。

小澤征良の身長

出典：https://runtime-familyclub.jp/

小澤征良さんの身長は公表されていません。

上の画像は小澤征良さんの家族写真で、父親の小澤征爾さん（真ん中）、母親の入江美樹さん（左から2番目）、兄弟の小澤征悦さん（左端）と一緒に写っています。

小澤征良さんの父親の小澤征爾さんの身長は推定で160cmほど、母親の入江美樹さんの身長は165cm、弟の小澤征悦さんの身長は183cmです。

この写真を見る限り、小澤征良さんの身長は170cm超に見え女性としてはかなりの高身長である事がわかります。

出典：https://www.tfm.co.jp/

さらに、上の画像は歌手の坂本美雨さんと小澤征良さんの写真です。坂本美雨さんの公称身長は160cmなのでやはり小澤征良さんの身長は確実に170cmを超えていそうです。

小澤征良の家系図

小澤征良さんは世界の小澤征爾の長女として知られていますが、父親の小澤征爾さん以外の家族も凄すぎると話題です。

上は小澤征良さんの家系図で、各方面で名前の知られた方がずらりと並んでいます。次の見出しから小澤征良さんの家族について順番に見ていきます。

小澤征良の家族①　父親は世界的指揮者の小澤征爾

既に触れているように小澤征良さんの父親は世界的に高名な指揮者である小澤征爾さんです。

小澤征良さんの父親の小澤征爾さんは、桐朋学園で音楽教育者・チェロ奏者の齋藤秀雄さんに指揮を学び、1959年にフランスのブザンソンで行われたオーケストラ指揮者国際コンクールで第1位を獲得。

その審査員だった指揮者のシャルル・ミュンシュの誘いで、1960年にアメリカ・マサチューセッツ州でボストン交響楽団が主宰したタングルウッド音楽祭に参加しました。

これがきっかけとなり、1961年にレナード・バーンスタインのニューヨーク・フィルハーモニックの副指揮者に抜擢されると、ヘルベルト・フォン・カラヤンの弟子選出コンクールにも合格。小澤征爾さんは世界を代表する指揮者2人の薫陶を受けました。

その後、NHK交響楽団指揮者、トロント交響楽団指揮者、サンフランシスコ交響楽団の音楽監督、新日本フィルハーモニー交響楽団指揮者などを経て、1973年にボストン交響楽団の音楽監督に就任し以降29年にわたって務められています。

2002年には日本人として初めて、ウィーン・フィルのニューイヤー・コンサートを指揮すると、その年の秋にはウィーン国立歌劇場の音楽監督に就任し2010年まで務めました。

2010年に食道がんが見つかり、食道全摘出手術を受けた後は休養と復帰を繰り返すようになりますが、セイジ・オザワ松本フェスティバルの開催など精力的に音楽活動に取り組まれていました。

2024年2月6日、東京都内の自宅で心不全で88歳で亡くなりました。

小澤征良の家族②　母親は元モデルでファッションデザイナーの入江美樹

小澤征良さんの母親は、元モデルでファッションデザイナーの入江美樹さんです。

入江美樹さんはロシア人の父親と日本人の母親を持つハーフで、サンモール修道院（サンモールインターナショナルスクール）在学中だった14歳の時に雑誌「装苑」のモデル募集に応募し、2000人の中から1位に選ばれてモデルとしてデビューしました。

その後はファッション雑誌やテレビなどで活躍し、1964年4月、19歳歳の時にラスベガスのデザートインで開かれた第1回インターナショナル・ファッション・フェスティバルにて、日本人デザイナーとして初めて世界進出していた森英恵さんのモデルとして起用され世界11ヶ国50人以上のモデルの中から1位に選ばれて世界一美しいモデルの称号を得ました。

以降も活躍し、日本テレビの音楽バラエティ「シャボン玉ホリデー」のマスコットガールやNHK紅白歌合戦にも審査委員として出演。映画「他人の顔」にケロイドの女役で出演し女優デビューを果たしています。

1968年9月、24歳の時に小澤征爾さんと結婚し、結婚後はファッションデザイナーとなり、レディースブランド「ザ・ギンザ・バイ・ミズ・ヴェラ」を手掛けました。

小澤征良の家族③　兄弟は弟に俳優の小澤征悦

小澤征良さんの兄弟は、弟の小澤征悦（おざわ・ゆきよし）さんです。

小澤征悦さんは、ボストン交響楽団の音楽監督を務めていた小澤征爾さんの長男としてアメリカカリフォルニア州サンフランシスコで生まれ、3歳の時に家族で日本に帰国し、成城学園初等学校、成城学園中学校高等学校を経て成城大学へと進学しました。

成城大学在学中にボストン大学演劇科に留学して演技を学び、大学卒業後の1998年にNHK大河ドラマ「徳川慶喜」の沖田総司役で俳優デビューしました。

2001年の映画「ホタル」での特攻隊員役、2002年のNHK朝ドラ「さくら」の桂木慶介役などを好演して評価を上げて人気俳優となり、2005年のNHK大河「義経」の源義仲役、2008年NHK大河「篤姫」の西郷隆盛役など印象深い役に次々と抜擢されました。

その他の小澤征悦さんの代表作としては2002年映画「釣りバカ日誌13 ハマちゃん危機一髪!」、2018年ドラマ「もみ消して冬〜わが家の問題なかったことに〜」、2019年ドラマ「ハケン占い師アタル」、2019年NHK大河「いだてん〜東京オリムピック噺〜」、2020年ドラマ「パパがも一度恋をした」（主演）、2020年映画「水上のフライト」などがあります。

現在も俳優として活躍を続けている小澤征悦さんですが、小澤征良さんとの兄弟仲はあまり良くないという情報が一部週刊誌から出ています。

それによると、小澤征悦さんと小澤征良さんは父親の小澤征爾さんの活動をめぐって対立があった他、独身時代の小澤征悦さんの女性との交際をめぐって小澤征良さんが激しく反発した事や、小澤征悦さんが桑子真帆アナと結婚した際に小澤征爾さんの前で結婚指輪を交換したいと希望したのをを小澤征良さんが却下し、その日に小澤征爾さんを「セイジ・オザワ 松本フェスティバル」のリハーサルに連れ出してしまった事があったそうです。

小澤征良の兄弟の小澤征悦はNHKアナウンサーの桑子真帆と結婚

小澤征良さんの兄弟の小澤征悦さんは2021年にNHKアナウンサーの桑子真帆さんと結婚しています。

2人の馴れ初めについては、小澤征悦さんが俳優仲間の和田正人さんと吉木りささんの結婚式で初めて会った際に運命的なものを感じ、その後2019年に交際がスタート。約2年の交際を経て結婚されています。

小澤征悦さんは初めての結婚で、桑子真帆さんは谷岡慎一アナウンサーと2018年に離婚しており2度目の結婚でした。

小澤征良の家族④　従兄はミュージシャンの小沢健二

1990年代のシティポップブームで一世を風靡したシンガーソングライターの小沢健二さんは、小澤征良さんにとって従兄にあたります。

小沢健二さんの父親はドイツ文学者の小澤俊夫さんという方で、小澤征爾さんの兄にあたります。

小澤征良の家族⑤　伯父はドイツ文学者の小澤俊夫

小澤征良さんの伯父にあたるのがドイツ文学者の小澤俊夫さんです。小澤征良さんの父親の小澤征爾さんの兄弟（次兄）にあたります。

小澤俊夫さんは日本女子大学教授、筑波大学教授、同副学長、同名誉教授、白百合女子大学教授などを歴任されました。

小澤征爾さんの兄弟には他に、長兄に彫刻家で後に「嵐山レディースホテル」を開業した小澤克己さん、弟に俳優でエッセイストの小澤幹雄さんがいます。

また、小澤征爾さんの父親の小澤開作さんは満州建国運動のリーダーとして活動した人物でした。

小澤征良はは2012年に極秘結婚し話題に

小澤征良さんは2012年に極秘で結婚式を挙げていたことを「女性自身」が報じて話題になりました。

秋風が舞う休日の17時。東京・表参道のフラワーショップでは、歓声が上がっていた。世界的指揮者の小澤征爾（77）の長女でエッセイストの小澤征良（40）が、極秘に結婚式を執り行っていたのだ。

 

引用：小澤征爾長女・征良が極秘結婚！きっかけは父のがん闘病

小澤征良の結婚した旦那は小学校時代の同級生だったがすぐに離婚

小澤征良さんが2012年に結婚した旦那さんですが、小学校時代の同級生で幼馴染の方だと明かされています。

小澤征良さんは旦那さんとは長く友人関係だったということですが、2010年に父親の小澤征爾さんに食道がんが見つかった際に、父が生きているうちに花嫁姿を見せたいと考えるようになり、ずっと仲が良かったという旦那さんとの結婚を決意されたそうです。

お相手は、小学校時代の同級生。これまでも仲が良かったが、結婚のきっかけとなったのは２年前に父・征爾が食道がんで倒れたことだった。

「手術を受けたとき、征良さんは自分の体が半分無くなるようなショックを受けたそうです。そのとき『大好きなお父さんが生きているうちに花嫁姿を見せてあげたい』と思った彼女は、ずっと仲のよかった彼との結婚を考えるようになったそうです」

 

引用：小澤征爾長女・征良が極秘結婚！きっかけは父のがん闘病

しかしその後正確な時期は不明ですが小澤征良さんは旦那さんとは離婚されています。

小澤征良の子供は元旦那との間に息子が1人いる

小澤征良さんには2012年に結婚し、その後離婚した元旦那さんとの間に子供が1人います。

小澤征良さんの子供は息子さんです。

2012年に結婚し、その後離婚した征良さんには、息子さんがいます。

 

引用：《哀悼秘話》小澤征爾さん「30億円相続」の行方　病床で長男・征悦と長女の怒号が飛び交ったことも

小澤征良さんの子供の年齢については、2021年の内田也哉子さんとの対談記事の中で息子さんが6歳だと明かされているため、生まれたのは結婚3年目の2015年頃で2024年現在は9歳前後だと思われます。

小澤　そう!　息子は、6歳と思えないようなハッとするようなことをときどき言い出すの。「ママはいったい誰なの?」とか「親というものはどうしてそんなに子どもに一生懸命になるの?」なんて（笑）。

 

引用：【内田也哉子さん・小澤征良さん対談】こうであるべき、は一切ない。親子の関係は多様に成熟していくもの。

小澤征良さんは元旦那さんとの離婚後は実家へ戻り、シングルマザーとして子供を育てられていたそうです。

小澤征良の自宅は東京都世田谷区成城の大豪邸

出典：https://presidenthouse.net/

小澤征良さんの現在の自宅ですが、父親の小澤征爾さんが建てた東京都世田谷区成城の豪邸の敷地内に住んでいる事がわかっています。

晩年、病院で過ごすことを嫌がり、自宅療養を続けていた征爾さんの身の回りをケアし、常に寄り添っていたのは同じ敷地内に住む長女・征良さんだった。

 

引用：《哀悼秘話》小澤征爾さん「30億円相続」の行方　病床で長男・征悦と長女の怒号が飛び交ったことも

小澤征良さんの自宅がある小澤家については、敷地面積750平方メートルで土地だけで10億円の資産価値があるとも報じられています。

成城の一等地に、広大な敷地を所有する小澤家の資産は莫大だ。

「約750平方メートルの土地だけでも10億円の資産価値がある。かつて征悦さんもバラエティー番組で明かしていたが、征爾さんはハワイやロサンゼルス、パリやスイスなど、世界各地に最大6軒の別荘を所有していました。それらを少なく見積もっても、全盛期の資産は30億円をくだらないはずです」

 

引用：小澤征爾氏の30億円資産を巡って家族が分断　小澤征悦、姉、母が対立

小澤征良さんは離婚後にまだ幼い子供を連れて実家に戻ったという事ですが、父親の小澤征爾さんは孫といつでも遊べるととても喜ばれていたのだそうです。実家に戻った後、小澤征良さんは自宅で療養を続けられていた小澤征爾さんの介護を甲斐甲斐しくされていたそうです。

病と闘う征爾氏に寄り添っているのは長女の征良さん（50才）だ。彼女は大江健三郎や村上春樹とも交流があるエッセイストで翻訳家だが、現在は父のサポートにあたっている。

「同じ敷地に暮らす征良さんが、征爾さんの車いすを押して、外をよく散歩していますよ。本当に甲斐甲斐しくサポートしています。

 

引用：小澤征爾氏、24時間対応の看護体制で自宅療養　長女が甲斐甲斐しくサポート

父親の小澤征爾さんは2024年2月6日に自宅で亡くなりましたが、現在も小澤征良さんはこの自宅に子供と母親の入江美樹さんと住まわれているようです。

小澤征良の現在

小澤征良さんは現在もエッセイストの肩書きで活動されていますが、父親の小澤征爾さんの遺された知的財産を管理する役割を中心的に担われているようです。

2024年2月6日に父親の小澤征爾さんが88歳で死去した事が報じられた際には、テレビの報道番組などでメッセージを発表されていました。

それによると、小澤征良さんは小澤征爾さんの最期に立ちあわれていたようです。

「2月5日の夜は大雪で、いつもより遅くの時間まで大はしゃぎして、ガヤガヤワイワイ、父のベットの近くで笑ったり、喜んだりしていました。父は嬉しそうな顔で穏やかに目をつぶっていました。『アイラブユー』といつものように寝る前に手をさすったら、私の指をギュッと握り返してくれて、目をつぶっていても『分かっているよ』と合図してくれました。全く呼吸が乱れたり、苦しそうな様子もなく、そのまま寝ていった感じです。

 

引用：小澤征良が明かした父・小澤征爾氏の最期　雪の朝「全く呼吸が乱れたり、苦しそうな様子もなく」

まとめ

今回は世界的指揮者である小澤征爾さんの長女で、エッセイスト、作家として活躍されている小澤征良さんについてまとめてみました。

小澤征良さんは身長を公表されていませんが、画像などで検証すると170cm超と推測され女性としてはかなりの高身長のようです。

小澤征良さんは父親に小澤征爾さん、母親に元モデルでデザイナーの入江美樹さん、兄弟に人気俳優の小澤征悦さん、従兄にミュージシャンの小沢健二さんがいる家族も話題で華麗な家系図も話題になっています。

小澤征良さんは2012年に結婚されていて、旦那さんは小学校時代の同級生で幼馴染だという一般の男性でした。旦那さんとの間に子供が1人誕生していますがその後離婚しており、現在はシングルマザーとして子供を育てられています。

小澤征良さんは離婚後に東京都世田谷区成城の実家に戻っており、現在もそこに実家を構えられています。

現在も小澤征良さんはエッセイストとして活動されていますが、小澤征爾さんの遺した知的財産を管理する役割を中心に担われているようです。