佐野有美のプロフィール

佐野有美の生い立ち

愛知県豊川市で生まれた佐野有美さんには、両親と3歳年上の姉がいます。

そんな佐野有美さんは、数万人に1人が発症するという原因不明の難病“先天性四肢欠損症”で、生まれつき両腕と右脚が無く、短い左足に3本の指という状態で生まれました。

こうして、生まれつき“先天性四肢欠損症”という障害を持って生まれてきた佐野有美さんに対し、両親は大きなショックを受けたそうです。

そんな両親を救ったのは、現在看護師として働いている佐野有美さんの姉の一言だったそうです。

佐野有美さんの姉はまだ幼いながらにも、『大きくなったら看護婦さんになって有美の病気を治してあげる』と言ったそうです。

この言葉を聞いて、佐野有美さんの両親は勇気をもらったと言います。

現在は看護師として働いている姉について綴る。「私が障害を持って生まれてきたこと」に両親が大きなショックを受けたことを明かす佐野さん。そんなあるとき、まだ幼かった姉が両親に向かって「私大きくなったら看護婦さんになる。看護婦さんになって有美の病気を治してあげる」と言ったという。残念ながら当時の記憶は姉にはないそうだが、その言葉を聞いて両親はとても大きな勇気をもらうことになったそうだ。

 

引用：先天性四肢欠損症の女性、幼少期に姉が両親に一言　「涙が出ました」 https://news.nicovideo.jp/

そんな佐野有美さんは、両親の希望と周囲の協力により、小学校から高校までを通常学級で学んでいます。

佐野有美は高校在学中、チアリーディング部で活躍し話題に

昔から自分が特別だと感じていなかった佐野有美さんは、豊川高校在学中はチアリーディング部に所属し、『車いすのチアリーダー』として地元で話題になったのです。

久しぶりに母校
豊川高校に行って
チアのみんなに会ってきました♡
先生ともお話し出来てうれしかった！
やっぱチアスマイルはすごすぎる♬*
元気をもらいました！ありがとう〜♡ pic.twitter.com/IhIzMqThCI

— 佐野有美 (@sanoCo2ami) June 3, 2014

2011年歌手デビュー

佐野有美さんは高校卒業後、就職したのちに講演活動を行っていましたが、、2011年にシングル『歩き続けよう』で歌手デビュー、2013年6月にはアルバム『あきらめないで』をリリース。

そして、2011年の日本レコード大賞で『企画賞』を受賞しています。

2015年には、ファッションショー『東京コレクション』でモデルデビュー。

さらに、NHKEテレ『バリバラ〜障害者情報バラエティー〜』で、特集ドラマのヒロインを演じ、演技が高く評価されています。

佐野有美が結婚した旦那は一般男性（画像あり）

佐野有美さんは、2017年6月30日、婚姻届けを提出し結婚したことを自身のブログで明かしています。

この度、私事ではありますが　昨日6月30日に婚姻届を提出し結婚致しましたことを

ご報告させていただきます。

 

いつも応援して下さる皆様には　心より感謝の気持ちでいっぱいです。

 

 

引用：”笑顔は最高のおしゃれ”佐野有美オフィシャルブログ『ご報告』　https://ameblo.jp/

そんな佐野有美さんが結婚した旦那様は一般人のため、名前や職業などのプロフィールは明かされていませんでしたが、結婚式の写真で顔が公開されています。

ちなみに、2人が結婚式を挙げたホテルはホテルアークリッシュ豊橋だそうです。

また水野祐香さんは、TwitterやInstagramでも旦那様の顔を公開しており、愛妻弁当なども披露しています。

Valentine day💝
日頃の感謝の気持ちを込めて。
旦那さんのお弁当を水玉柄のオムライスにしてみたくてハート型でやってみたけどイマイチ。あと位置をずらし忘れておかしくなっちゃった😂でも他のおかずも含めて頑張りました(;∀;)また次チャレンジするときはうまくできるように頑張ろう😊 pic.twitter.com/bZEYCbfH80

— 佐野有美 (@sanoCo2ami) February 14, 2019

旦那の両親が温かかった

佐野有美さんが旦那様の両親に初めて会ったのは、付き合い出した頃だそうです。

そんな佐野有美さんは、事前に自分の障害について旦那様から話してもらっていたそうですが、いざ会うとショックを受けるのでは？と心配していたそうです。

しかし、佐野有美さんの心配とは裏腹に、旦那様の家族はみんなとても温かく迎えてくれたそうです。

そしてそれから3年後、佐野有美さんは入籍報告をする際も、付き合うことと結婚は違うことから、また不安に感じていたそうです。

しかし、旦那様の両親から返ってきた言葉は『息子でいいの？』だったそうで、思いがけない言葉にビックリしたと言います。

佐野さんにかけられた言葉は「息子でいいの？」というものだった。これに対し、佐野さんは「正直、驚きでした」「反対に私で良いのかと何度も思っていた私からすると思いがけないお言葉だったのです」と当時の心境を回顧。

それだけでなく、親戚と会った際にもみな温かく受け入れてくれ、今でも温かく接してもらっているという。

 

引用：先天性四肢欠損症の女性、結婚の挨拶で”恋人の両親が発した言葉”に驚き https://sirabee.com/

佐野有美の現在　【子供を出産し、ママになっている】

2020年5月15日に第一子を出産

2017年6月30日に旦那様と結婚した佐野有美さんは、それから約3年後の2020年5月15日、第一子となる長女を出産しています。

佐野有美さんは、当日は手や足に点滴をして帝王切開で出産したことを報告し、ミルクやおむつ替えの方法を、看護師さんも親身になって一緒に考えてくれていることも明かしています。

手術当日は足や首に点滴をして全身麻酔の帝王切開での出産となりました。

今ではもう動けるようになり赤ちゃんにミルクをあげてみたり、おむつ替えをしてみたりと看護師さんたちもどうやったら出来るか親身になって一緒に考えてもくださり

子育てについて教えてもらいながら育児に向けて始めています。

 

引用：”笑顔は最高のおしゃれ”佐野有美オフィシャルブログ『第一子を出産しました』　https://ameblo.jp/

そして、先天性四肢欠損症で手足が欠損しているこの体でも出産できたこと、そして旦那様をパパにしてあげられたことに感謝していることも綴っています。

先天性四肢欠損症ということで「何よりこの体でも無事に出産することが出来て本当に良かったです」と安堵。「子どもを授かる事が出来るか不安で悩んだ事もありましたが　夫をパパにしてあげる事が出来た事　ふたりの間に生まれてきてくれた事に　感動と感謝で溢れます」とつづった。

 

引用：“車いすのチアリーダー”佐野有美　第１子女児誕生「家族３人で笑って…」 https://news.yahoo.co.jp/

家族の協力を得て育児に奮闘中

こうして待望の第一子を出産した佐野有美さんですが、生まれつきの障害により、育児は母親や旦那様に協力して貰いながら奮闘しているようです。

佐野有美さん自身のブログで、沐浴は母親や旦那様がしてくれていることを明かしています。

また育児で心掛けていることは、『娘の立場になって考えながら行う事』を1番に考えているそうです。

育児をしていく上で色々と私でも出来る事が増えてきていますが、娘の立場になって考えながら行う事を１番心がけています。

やはり私でも出来そうという思いだけでは自己満足に過ぎないですし、自分のやりやすさを優先して娘が辛い思いをしていたら意味がないので、娘に負担にならないように考えて出来る方法を見つけていきたいと思っています。

 

引用：“車いすのチアリーダー”佐野有美　第１子女児誕生「家族３人で笑って…」 https://news.yahoo.co.jp/

まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回は、佐野有美さん生い立ちや高校時代、そして結婚した旦那様、子供の出産やその後など現在をまとめました。

「先天性四肢欠損症」という生まれつきの障害により手足が欠損している佐野有美さんは、障害があるとは思えないほど前向きで、高校時代はチアリーディング部に所属し話題となりました。

そして現在は結婚して待望の第一子を出産し、育児に奮闘している佐野有美さんは、YouTubeチャンネルも開設しています。

佐野有美さんの今後にも注目です。