井上和子は布施博の嫁で舞台女優

井上和子のプロフィール

井上和子さんは舞台女優のため、テレビドラマや映画への出演歴は残っていません。結婚後に、布施博さんと共にバラエティ番組に出演したくらいです。

このため、詳細なプロフィールの情報が見当たりませんでしたが、1972年生まれで、2022年現在の年齢は50歳だと思われます。

学歴を調べたところ、都立昭和高等学校を経て山野美容専門学校を卒業していることが判明しましたので、出身地は東京都の可能性が高そうです。

これまでの経歴

1981年から1991年まで劇団あすなろに所属し、子役として「夏の子供名作劇場 ハックルベリーの冒険」、「宝島」、「不思議の国のアリス」などの作品に出演してきました。

その後、移籍した「いずみたくミュージカルアカデミー」に1992年から1993年まで在籍し、1994年に布施博さんが旗揚げした劇団「東京ロックンパラダイス」に1期生として入団します。

1997年からは女優業だけではなく、劇団の脚本も手掛けるようになりました。

2012年に「いなほ銀行上石神井出張所~8番でお待ちのお客様」に出演して以降は、公の情報がありません。

2012年に布施博さんとの結婚を発表していますので、これを機に家庭に専念することを決意したのかもしれませんね。

井上和子が結婚した旦那は俳優の布施博

布施博のプロフィール

布施博さんは東京都足立区で生まれ育ち、高校は二松學舍大学附属高等学校に進学しましたが、中退して俳優を目指しています。

1981年にミュージカル劇団「ミスタースリムカンパニー」に入団。初めてテレビに出演したのは1982年5月に放送されたドラマ「刑事ヨロシク」の死神組員役でした。

1984年に放送された倉本聰さん脚本のドラマ「昨日、悲別で」に出演したところ、素朴な演技が注目を集め、その後は倉本作品に多数出演しています。

1988年のドラマ「君が嘘をついた」でブレイク。

1994年以降は「学校に行こう!」、「伊藤家の食卓」などのバラエティ番組にもレギュラー出演してお茶の間の人気を獲得。

自身の劇団「東京ロックンパラダイス」を旗揚げして、2022年で28年になります。現在も年に1～2本のペースで活動を継続しています。

井上和子の旦那・布施博の元嫁は古村比呂

井上和子さんの結婚生活を語るにあたり、布施博さんの結婚歴の説明が必要です。

布施博さんは、井上和子さんと結婚する前、1992年に女優の古村比呂さんと結婚し、2009年に離婚が成立しています。

2人が離婚した理由には、井上和子さんが影響しているという噂がありますが、本当でしょうか。

古村比呂さんのプロフィールや布施博さんとの馴れ初め、離婚までの経緯について紹介します。

古村比呂のプロフィール

古村比呂さんは北海道で生まれ育ち、養護教諭の資格を取得するために短大に進学。

しかし休学して、洋品店や宝石店などでアルバイトをしたり、ローカルモデルをしたりして過ごしていました。

1984年から北海道テレビの情報番組に出演していたところ、放送作家の影山民夫さんの目に留まり、スカウトされて上京。

その翌年である1985年、クラリオンガールの準グランプリを獲得。1987年にはNHKの朝ドラ「チョッちゃん」のヒロインに抜擢されて、一躍人気女優となりました。

古村比呂と布施博の馴れ初めは？

布施博さんが古村比呂さんと出会ったのは、1989年の東芝日曜ドラマ「カラス泣いたか笑ったか」での共演です。

3年程の交際期間を経て、2人は1992年に結婚。

当時の布施博さんはトレンディ俳優として人気を博していたので、「古村比呂さんとはお似合いだ」と祝福する意見が多かったそうです。

都内に豪邸を購入して、3人の息子も誕生。まさに順風満帆という言葉がピッタリな夫婦関係でした。

別居が報じられた

おしどり夫婦として知られていた2人でしたが、2008年に週刊誌が「2年前から別居している」と報じ、注目を集めました。

実は、1995年に布施博さんの浮気が発覚したことがありました。相手の女性は公表されていませんが、女優の富田靖子さんではないかとも言われています。

ただし、双方コメントを発していないため真相は定かではありませんが、布施博さんに女性関係の問題があったことは事実です。

また、一見穏やかに見える布施博さんですが、学生の頃はヤンチャな時代があったようで、お酒の席ではトラブルを起こしてきました。

1997年には、都内の居酒屋で、男性の劇団員の喧嘩を止めようとした布施博さんはグラスを投げつけ、向かい側に座っていた女性団員の顔に当たり、大出血。

女性団員は救急車で運ばれ、顔を30針も縫う大怪我を負ってしまったのです。

医者から「今後も傷が残る」と告げられた女性団員は、「女優は断念しないといけないから」と布施博さんを相手取り、損害賠償3768万円を求める訴訟を起こしています。

このように、以前から布施博さんに酒乱の気があったことはで仲間内では有名な話でした。

また、古村比呂さんと別居に至った理由は、DVを受けていたからでは？ともささやかれていました。

井上和子の旦那・布施博と元嫁・古村比呂の離婚理由

離婚の理由は浮気だった

別居した古村比呂さんは、布施博さんに根気強く離婚を求めるも応じてもらえず、2008年に家庭裁判所に離婚調停を求めました。

調停に布施博さんが欠席するなど裁判は難航しますが、裁判所から離婚が認められ、2009年に正式離婚。

2006年から離婚話が出始めたそうなので、実際に離婚するまで3年もかかったことになります。

布施博さんと古村比呂さんは、揃って大阪府で会見を開き、メディアに離婚を報告しました。

会見の席で、離婚の理由について記者から「DVや金銭トラブルではないか」と、問われると古村比呂さんは否定。

ただ、浮気について聞かれると「そういうことがあったのは事実。何度も裏切られるのは女性として複雑というのもある」と、離婚の原因が浮気だったことを認めました。

しかも、浮気は一度ではなく、何度も繰り返されていたという衝撃の事実は、あっという間に日本中を駆け巡り、連日ワイドショーを賑わせました。

なお、子供の親権は古村比呂さんが持ち、養育費の支払い額については明かされていません。

井上和子と旦那・布施博の馴れ初め

気になる井上和子さんと布施博さんの馴れ初めですが、どちらも明かしていません。

ただ、1992年に布施博さんが古村比呂さんと結婚後すぐに不倫関係が始まったらしいと言われています。

井上和子さんが布施博さんが立ち上げた劇団に入ったのは1994年なので、その前から不倫関係になっていたようです。

井上和子が古村比呂を激怒させた理由

井上和子さんが布施博さんと結婚した翌年の2013年、元嫁の古村比呂さんが井上和子さんの言動に激怒したという騒動が浮上し、ワイドショーを賑わせました。

元嫁の古村比呂さんが「どうしても許せない」と激怒した理由を紹介します。

息子3人への手紙が原因だった

事件が勃発したのは、2013年3月のこと。布施博さんと井上和子さんは、日本テレビで放送中の「行列のできる法律相談所」にゲストとして出演。

番組内で井上和子さんは、布施博さんに向けて感謝の気持ちを綴った手紙を読み上げたのですが、その中で、古村比呂さんとの間にできた息子3人についても触れたのです。

離婚後、布施博さんの3人の息子の親権は古村比呂さんにあり、井上和子さんとは一緒に生活は送っていません。

井上和子さんは「血の繋がりはなくても、仲良くしたい」と3人の息子たちに以下のように語りかけました。

3人とも私の本当の子供ではないけれど、とても愛おしく、また頼もしいとも思っています。

子供たちが、いつ泊まりに来てもいいようにと用意してる小さな部屋も、ほとんど使ったことはないけれど、もう少しこのままにしておきましょう

 

引用：前夫・布施博再婚相手発言にイラつく – NEWSポストセブン https://www.news-postseven.com/

この手紙に感激した布施博さんは「かーちゃん（井上和子）も息子3人とも仲良くしてくれるし、向こうもすごく歓迎してくれたんでやっぱり嬉しかったですね」を涙を堪えきれない様子。

スタジオの共演者や視聴者からも感動の涙を誘った手紙でしたが、実は古村比呂さんは怒り心頭だった、ということが後日週刊誌「NEWSポストセブン」が報じました。

それによると、結婚後すぐに浮気を察知していた古村比呂さんでしたが、布施博さんは「仕事だから」と毎晩遅い時間の帰宅が続き、1人で黙々と3人の息子を育てきたといいます。

そのため、浮気相手だった井上和子さんから「親子として仲良くしましょう」とのメッセージは、古村比呂さんの過去の傷をえぐったと言われています。

さらに、番組内では井上和子さんが「バカねぇ～。浮気っていうのはね、バレないようにしなきゃいけないんだよ」と、明らかに古村比呂さん向けたと思われる言葉にカチンと来たようです。

古村比呂さんが怒り心頭と報道されると、井上和子さんはバッシングを受けることになりました。

井上和子に子供はいる？

2012年4月に布施博さんと結婚した井上和子さんですが、2人の間に子供が誕生したという情報はないようです。

結婚した時点で、井上和子さんの年齢は40歳、布施博さんは54歳だったということもあり、子供は厳しいと考えていたのかもしれません。

井上和子は自宅で旦那・布施博の母親を介護していた

布施博さんと結婚後、井上和子さんは旦那の母親を自宅で介護していたことが判明しています。

施設に預けることなく、最後まで自宅で看取る壮絶な介護生活だったと布施博さんが明かしています。

発症したのは2013年頃

井上和子さんは布施博さんと義母と同居していたのですが、2013年頃から義母が認知症を発症。

布施博さんによると、介護はほとんど井上和子さんが担当。さらに当時、井上和子さんの母親も介護が必要な状態だったため、かなり大変な思いをしていたそうです。

井上和子さんの母親のもとにもすぐに行けるように、と考えて小金井市か、あきる野市に引っ越しました。

認知症が悪化してしまった

引っ越したことで、井上和子さんの実の母親が住んでいる家との行き来が楽になった一方、同居していた布施博さんの母親は急激な環境の変化に対応できず、認知症が悪化してしまったそう。

この様子を見て、井上和子さんは心を痛め「お義母さんは施設には預けないで自宅で面倒見る」と宣言。

症状が重くなるに従い、徘徊して家に戻ってこれなくなったり、ドッグフードを食べてしまったりなど、危なくて一時も目を離すことができなかったそうです。

根気強く介護を続けましたが、義母は2016年の秋に肺炎を患って死去。布施博さんは1周忌を済ませた後も、母親に似ている人を見ると涙ぐんでしまうのだと明かしていました。

井上和子の現在

2022年の井上和子さんの現在の様子について調査しました。

50歳前後になっているはずですが、舞台女優として活動しているという様子はなく、現在も専業主婦として布施博さんを支え続けているようです。

SNSについても調査したのですが、公式のアカウントは残念ながら見当たりませんでした。

2022年7月16日には、布施博さんはインタビューで、母親の介護について「本当によくやってくれました。感謝してもしきれませんよ」と語り、今でも井上和子さんに感謝している様子。

さらに「今は家に帰ってきたら、なるべく彼女の作業がないように、皿を洗ったり、風呂を沸かしたり、犬の散歩とか…いろんなことをやっていますよ」と、積極的に家事もしているそう。

それだけ当時の井上和子さんの介護生活が過酷であり、介護が終わった今、労わってあげたいという布施博さんの気持ちが伝わってきますね。

きっとこれからも、井上和子さんは布施博さんにとって頭が上がらないでしょう。

まとめ

井上和子さんは元舞台女優で、俳優の布施博さんが旦那です。

プロフィールは謎に包まれていて、辛うじて判明しているのが1972年生まれという点のみです。それ以外の出身地や身長、血液型などの情報は公開されていません。

布施博さんが立ち上げた劇団「東京ロックンパラダイス」の第1期の女優として活動していましたが、2012年に結婚後は実質引退状態。

今のところ明確な馴れ初めについては語られていませんが、どうやら布施博さんが前の嫁と結婚した1992年以降から2人は不倫関係にあったようです。

結婚後は布施博さんの母親とも同居し、義母が認知症を発症すると、自宅で最後まで介護するとの宣言通り、2016年10月に亡くなるまで井上和子さんは介護生活をやり切りました。

現在も布施博さんは、井上和子さんにとても感謝していて、夫婦仲は良好のようです。

介護を終えて、穏やかに過ごしていると思われる井上和子さん。舞台女優としてまた芸能活動を再開するのか、動向に注目していきましょう。