竹内力は「ミナミの帝王」で知られる強面俳優

竹内力さんと言えば、これまでに「難波金融伝・ミナミの帝王」、「極道の妻たち」など裏社会系の作品で活躍してきた俳優さんで、強面と漢（おとこ）らしさで存在感を見せてきました。

竹内力のプロフィール

強面俳優として知られる竹内力さんは、1985年に俳優デビューします。

当時は爽やかイケメンとしてテレビで活躍していましたが、次第に活動の場をVシネマにスイッチしていき、1990年代後半には「Vシネマの帝王」と呼ばれるまでになりました。

2000年代後半からは、再びテレビドラマや一般の映画にも出演しています。

特技はアクションと札勘定。俳優業の他に「RIKI TAKEUCHI」ブランドを立ち上げていて、デザイナーとしての顔も持っています。

2022年現在、年齢は58歳でベテラン俳優として活躍中です。

竹内力がハーフと言われる理由とは？身長・体重も関係している

外国人並みの彫りの深さと体格

竹内力さんには、ハーフの噂が囁かれています。

確かに、竹内力さんの顔立ちは彫が深く日本人離れしていて、外国の血が混じっていると考える人がいてもおかしくはありません。

そして、彫の深い顔立ちにマッチしたガタイの良さも影響しているでしょう。

竹内力さんの身長は180cmで、日本人成人男性の平均身長は171cmであることを考えると、かなりの高身長です。

そして体重は公式サイトを見ると85kgとのこと。180cmで85kgですと、太ってはいないものの、かなりガッシリした大柄な体格であることは間違いありません。

このように、彫の深い顔立ちと体格から、竹内力さんのハーフ説が浮上した可能性はあります。

安岡力也と間違えられた？

竹内力さんにハーフ説が出たもう1つの理由には、同じ強面俳優の安岡力也さんと間違えられたからと言われています。

安岡力也さんはイタリア人の父親と、日本人の母親との間に誕生した正真正銘ハーフだった俳優です。

若い頃はキックボクサーをしていた経歴があり、彫の深い強面で187cmとかなりの高身長の安岡力也さんは、名前だけではなく、顔も体格も竹内力さんと似ていたんです。

そのため、共通点が多かったハーフ俳優の安岡力也さんと竹内力さんを誤認した人がいた可能性はあるでしょう。

竹内力のハーフ説の真相：実家の家族（父親・母親）が外国人？  

ここでは、竹内力さんの父親と母親の国籍、そして人物像についても調査しました。

父親は腕の立つ大工だった

竹内力さんの父親は、竹内守人さんというお名前で1932年に大分県で生まれた方です。生い立ちから見ると日本人だと思われます。

若い頃は商船学校を出て、将来は船乗りになりたいと考えていたそうです。しかし、第二次世界大戦が勃発し、日本全体は混乱に陥ったため、その夢を叶えることができなかったようです。

その後、手先が器用だった父親は大工となり、プライベートでは釣りを趣味にしてイカ釣りの疑似餌を手作りしていたといいます。

仲間からは「守人さんの疑似餌は良く釣れる」と評判だったそうで、いつしか手作りの疑似餌を釣り道具屋さんに納品することで収入を得るまでになっていたそうです。

竹内力さんによると、父親は手先が器用なだけではなく、モノづくりをする時に常に客観的な視点を大事にしていたといいます。

例えば、イカの疑似餌を作る時にはイカの気持ちになって、どうやったら食いつきたくなるだろうと想像力を働かせていたとのこと。

この父親の教えは、後に竹内力さんが社会に出た時にとても役に立ったそうで、竹内力さんが父親をとても尊敬している気持ちが伝わってきますね。

そんな父親は、脳梗塞を起こして入院した後、2015年8月に死去。享年83歳でした。

竹内力さんは以下のように後悔を語っています。

「残念なのは、親孝行が全然できなかったこと。本当は海外旅行に連れて行ってあげたかった。その引け目もあって、オレも仕事以外は海外に行けずにいるんです」

 

引用：俳優・竹内力さん　ダメもとでなんでも挑戦する – ライフ&マネー https://www.sankeibiz.jp/

母親の情報は明かされていない

父親が日本人であるとすると、母親が外国の方である可能性が残っていますが、残念ながら母親についての情報が見つかりませんでした。

ネットでは、恐らく母親も日本人ではないかと見ている人が多いようでした。

仮にこの説が正しければ、竹内力さんはハーフではなく、純日本人ということになりますね。

竹内力さんが今後、ハーフ説の真相について語ってくれることを期待しましょう。

竹内力の双子の兄弟が歌手デビューし話題に

2007年、竹内力さんの双子の兄弟が歌手デビューし、大きな話題になりました。

デビューしたのは双子の弟で、芸名は「RIKI」さんといいます。

写真を見る限り、リーゼントにサングラス姿は竹内力さんととても似ています。どのような人物なのでしょうか。

双子の兄弟の名前はRIKI?

竹内力さんの双子の弟・RIKIさんがデビューしたのは2007年11月のこと。

初仕事は、デビュー曲「魁!ミッドナイド」のプロモーションイベントです。

リーゼントにサングラス、特攻服のいで立ちで会場に登場すると、「え？アニキとよく似ている？一卵性双生児ですからね。よくアニキの代わりにサインを求められてる」とコメント。

どう見ても竹内力さんだったので、さらに「本当は竹内力さんですよね」とツッコまれると、「弟ですよ。自分、ズブの素人でデビューしたばっかりなんですから」と否定しました。

報道陣との間でこんなやり取りがありましたが、実はRIKIさんは竹内力さん本人だったんです。

ただ、双子の弟・RIKIさんは、配送センターでトラックの積み下ろしを担当していたという前職の経歴や、子供の頃はチャンバラで遊んでいたなど詳細な設定がされていました。

RIKIさんは、最後まで自身が竹内力であることは否定して会場を後にし、入れ違いに竹内力さんが会場に到着して、「弟をよろしく」という内容の挨拶までする入念ぶり。

なお、デビューを報じた各種メディアは「竹内力の弟（？）のRIKI、CDデビュー」など疑問符付きのタイトルが付けられていました。

avexの公式YouTubeチャンネルで、RIKIさんの動画が公開されていますので、興味のある方はぜひ視聴してみてください。

実家の兄弟は何人？

RIKIさんは、実際には双子の兄弟ではありませんでしたが、実家に本当の兄弟はいるのでしょうか。

調査したところ、竹内力さんの実家は大分県佐伯（さいき）市で、大分駅から車で40分程の場所に所在しています。

兄弟は、兄が1人と妹が1人の3人兄弟です。竹内力さんは第2子ということになりますね。

兄も妹も一般人のようで、氏名や生年月日など個人を特定できるような情報は公開されていません。

竹内力の若い頃の経歴①　トレードマークのリーゼントで通学

強面で知られる竹内力さんですが、若い頃はどんな学生だったのでしょうか。

通っていた高校や大学などの学歴や当時のエピソードについて紹介します。

勉強を強要されたことがない

地元の大分県佐伯市で育った竹内力さんは、親から勉強しなさいと1度も言われたことがなかったそうです。

大工をしていた父親からは「習字とそろばんだけは行っとけ」と言われたくらいで、それ以外は自由に育ったのだとか。

そのせいか勉強は苦手で、「夏休みの読書感想文は兄貴に書かせていたなあ」と、カミングアウトしています。

16歳からリーゼントだった

高校生になった竹内力さんは、大分県立佐伯豊南高校に進学。この学校は、商業高校で偏差値は当時40だったことが判明しています。

16歳からヘアスタイルはリーゼントやパンチパーマにしていたそうなので、相当なヤンチャだったということがうかがえますね。

運動神経は抜群だったのでサッカー部に所属し、趣味でバンドを組んでいました。ボーカルを務めていたので、とてもモテモテだったようです。

竹内力の若い頃の経歴②　イケメン銀行員として評判に

高校卒業後は大学には進学せずに、現在の三菱UFJ銀行にあたる三和銀行淡路支店に就職しましたが、今では考えられないほど自由に振る舞っていたそうです。

また、銀行は一般企業よりも年収が高いと言われているにも関わらず、退職してしまった理由や俳優になった経緯についても調査しました。

リーゼントの銀行員だった

竹内力さんが就職したのは1982年春です。三和銀行に入るために大阪に転居し、新生活がスタートしました。

学生時代はリーゼントで突っ張っていた竹内力さんでしたが、社会人になってもヘアスタイルは変わらなかったようです。

時代背景として、こういった人物が認められていた寛容な社会だったようで、皮ジャンを羽織り、リーゼントで通勤していました。

銀行に訪れたお客様にも「いらっしゃいませ」ではなく、「へい、らっしゃいませ」と居酒屋のような挨拶を元気に発していたのだとか。

特技の1つである札勘定は、銀行員時代に仕事で身に付けたものだったんですね。

俳優になった後も、イベントやバラエティ番組で札勘定を披露したり、金融系のドラマなどで役立てています。

イケメン過ぎて注目の的に

銀行で普通口座預金の窓口担当だった竹内力さん。当時は番号札式ではなく、お客さまが窓口に直接並んでいたため、いつも竹内力さんの窓口だけ女性客でごった返していたそうです。

さらに、竹内力さんのイケメンぶりが評判を呼んで、近隣の銀行員が三和銀行淡路支店に偵察に来ていたことも。

また当時、同じ支店に勤務する2歳年上の彼女と、一緒に通勤していたそうです。

退職の理由は将来が不安だったから

就職して1年を過ぎたあたりから、竹内力さんは銀行員としての将来に不安を感じ、俳優を目指すようになりました。

上司と面談をした際に「高卒では店長になれないし、将来が不安なので退職したい」と訴えたところ、「高卒でも店長に絶対なれないというわけではない」との答えが返ってきたそう。

最初は説得されたそうですが、竹内力さんの性分を考えると俳優の方が合っているかもしれないと、最終的には上司も応援してくれたといいます。

こうして、就職から2年で退職した竹内力さんは、東京で音楽をやっている高校時代の先輩に偶然出会ったことで上京。

銀行員時代に貯めた30万円を握りしめてバイクで東京に向かい、ライブハウスのウェイターとして働いている時に芸能事務所からスカウトされて、デビューを果たしました。

竹内力の若い頃の経歴③　爽やかイケメン路線でデビュー

竹内力さんと聞くと、現在のダンディで強面の悪を演じるVシネマの俳優というメージを持つ方が多いかもしれません。

しかし若い頃は、爽やかイケメンとして映画やドラマに出演していたんです。

何がきっかけでイメチェンに至ったのでしょうか。出演してきた作品や、昔の画像も紹介していきます。

2枚目役を演じた作品は？

竹内力さんの若い頃の画像がこちら。柔和な笑顔が爽やかですね。

芸能界に入ったのは1985年で、1986年に公開された映画「彼のオートバイ、彼女の島」で主演を務めたことで注目を集めました。

その後、ドラマでは「ママハハ・ブギ」、「101回目のプロポーズ」、映画「YAWARA！」、「彼女が水着にきがえたら」などの作品で、たびたび好青年を演じています。

人気を博していたものの、素の竹内力さんとキャラが異なりすぎてストレスを感じ、10円ハゲができてしまったといいます。

また、地元の友人達からは「気持ちが悪い」、「似合わない」と酷評されていたそう。

一方で、テレビ局の監督からは学生時代にヤンチャをしていた時に身に付いたガニ股が、好青年らしくないと咎められていました。

俳優としては成功したものの、竹内力さんとしては決して幸せとは言える状態ではなかったのです。

竹内力の若い頃の経歴④　「ミナミの帝王」が当たり役に

1993年、竹内力さんに転機がやってきました。人気漫画『ミナミの帝王』が実写化された、Vシネマ「難波金融伝・ミナミの帝王」の主人公・萬田銀次郎役に抜擢されたのです。

萬田銀次郎は貸金融業を営む冷酷な男ですが、義理人情に厚い一面も持っています。

サングラスとリーゼントがハマリ役と言われ、竹内力さんもたちまちブレイクを果たしました。

関西圏を歩くと今でも「銀ちゃん！」と声をかけられることもあるそうで、竹内力さん自身も「全部楽しかった」と、当時を振り返っています。

無理して2枚目を演じなくても良くなったことで、プレッシャーから解放されたのかもしれませんね。

竹内力の結婚・離婚歴

竹内力さんのプライベートについて紹介します。やはり気になるのは結婚や嫁ですよね。

竹内力さんはこれまで、2回の結婚歴と1回の離婚歴があります。なぜ離婚してしまったのか、離婚理由についても調査しました。

最初の嫁は20歳の一般人女性

最初に結婚したのは2000年のことで、元嫁は飲食店を経営する16歳下の女性でした。一般人で顔や名前は公表されていません。

結婚生活は6年で破綻、2006年に離婚を発表しましたが、離婚理由については言及していません。

関係者によると「難波金融・ミナミの帝王」が大ヒットを飛ばしたことで、寝る時間すらなくなるほど多忙になり、夫婦の時間を取れなくなってすれ違いが生じたのでは？と言われています。

2人目の嫁はバツイチ

2010年に再婚を発表した時点で、竹内力さんの年齢は47歳でした。再婚相手は、10歳下の由紀子さんです。

2人は友人が開催したパーティで出会い、交際に発展したのだとか。

嫁の由紀子さんも離婚歴があり、当時はシングルマザーだったようですので、お互いに再婚同士だったということになりますね。

竹内力に子供はいるの？

息子の名前は龍

竹内力さんの子供は、元嫁との間に誕生した息子が1人だけいます。

息子は「龍」さんという名前で、元嫁と共に大分県に住んでいるそうです。

竹内力さんは、度々大分県に行かれているようで、もしかしたら息子さんと会っているのかもしれませんね。

まとめ

竹内力さんは、Vシネマ「難波金融伝・ミナミの帝王」でブレイクした強面俳優です。

彫の深い顔立ちと高身長からハーフ説が浮上していますが、どうやら日本人の可能性が高そうです。

学生時代は、リーゼントやパンチパーマ姿で喧嘩をしたりヤンチャな生活を送ったりしましたが、高校卒業後は銀行員として2年間サラリーマン生活をしていました。

高卒では出世は難しいと感じた竹内力さんは、銀行を退職しわずかな貯金を握りしめて上京。ライブハウスでアルバイトをしている時にスカウトされています。

若い頃は爽やかイケメンを演じることが多かったものの、1993年にVシネマに転向して以降、現在の強面の俳優のポジションを確立しています。

プライベートでは、2000年に結婚し、最初の嫁との間に1人息子に恵まれるも2006年に離婚。2010年に現在の嫁の由紀子さんと再婚しています。

現在58歳になった竹内力さんですが、まだまだ俳優として第一線で活躍中です。これからの出演作品にも注目していきましょう。