甘いマスクと確かな演技力で若い頃から人気を誇っている俳優・西村和彦さんですが、結婚歴や離婚理由も話題です。
今回は西村和彦さんのプロフィールや実家、若い頃の活躍、現在の生活、元嫁2人との離婚理由と子供をまとめました。
この記事の目次
西村和彦のプロフィール
西村和彦のプロフィール
生年月日:1966年8月21日
出身地:京都府京都市伏見区
身長:175cm
血液型:O型
所属事務所:ソニー・ミュージックアーティスツ
俳優・西村和彦さんは、高校生で役者を志し、18歳で大学を中退して上京、俳優・夏木陽介さんが主催する「夏アクターズスタジオ」第1期生として参加、俳優の世界に飛び込みました。
1988年、スーパー戦隊シリーズ「超獣戦隊ライブマン」のイエローライオン・大原丈役に抜擢され、本格的な俳優デビューを果たし、新人ながらその好演が高い評価を受ける事になります。
これをきっかけに、1990年のドラマ「スクール・ウォーズ2」、1991年のドラマ「ヴァンサンカン・結婚」、1993年放送のドラマ「同窓会」など、数々の話題作に出演し注目を集めます。
瞬く間に人気を上昇させた西村和彦さんは、毎年10本近い作品に出演するほどの売れっ子となり、1990年代を代表する俳優の1人として数えられるようになりました。
私生活では、女優でジャズシンガーとしても活躍する立原麻衣さんと1996年に結婚しますが、2005年1月に離婚しています。
翌2006年に、書家・芸術家として活躍する國重友美さんと2度目の結婚、2008年に長男、2009年に長女と2人の子供に恵まれますが、2015年に離婚しています。
これについては、詳しく後で紹介します。
西村和彦の実家は茶屋「仁志むら亭」
西村和彦さんの実家は、京都でもっとも有名な神社の1つである「伏見大社稲荷」の境内で「仁志むら亭」という茶屋を営んでいます。
稲荷山の山頂に続く「四ツ辻」と呼ばれる場所で、有名な「千本鳥居」の朱色の鳥居が立ち並ぶ道を登る参道の中腹に店を構え、その店の2階が西村和彦さん一家の住まいなのだそうです。
「仁志むら亭」は、なんと創業150年以上の歴史を持つ店で、西村和彦さんが子供の頃は、祖父母、両親、兄、姉、叔母2人と9人でそこに暮らし、家族で店を営んでいたのだとか。
西村和彦さんも、子供の頃は当然家業を手伝っていたのだそうで、ジュースやビール、プロパンガスなどの重い荷物を参道を登って運ぶのが日課だったのだそうです。
③伏見稲荷大社の中腹
— でらっくす(まっちゃん iPhone) (@macchan358) October 6, 2015
四つ辻にある仁志むら亭さん
俳優の西村和彦さんの実家です。 pic.twitter.com/OZxMQuKD3x
現在も「仁志むら亭」は同じ場所で営まれており、伏見稲荷大社の参拝者に親しまれています。
おすすめ料理は、「いなり寿司」と大きな海老天入りの「なべ焼うどん」のようです。
西村和彦の若い頃の活躍
続いては、1990年代に絶大な人気を誇った西村和彦さんの若い頃の活躍を紹介していきます。
西村和彦の若い頃① スーパー戦隊シリーズ「超獣戦隊ライブマン」で注目
超獣戦隊ライブマン、イエローライオン・大原丈。
— ☆★あおい★☆@令和もやっぱりグリーンサイ♡ (@yukariracer4752) June 19, 2016
西村和彦さんは今でも超格好良い!!
思ったほどキャプは撮ってなかったけど、5人になってからの純一くんに対する絡みと言うかお兄さんっぷりは超ヤバかった!!#ライブマン#戦隊黄色の日 pic.twitter.com/wHNmv6ihf4
西村和彦さんの名が世に知れ渡るきっかけとなったのが、1988年放送のスーパー戦隊シリーズの特撮ドラマ「超獣戦隊ライブマン」の主人公の1人、イエローライオン・大原丈役です。
大原丈は、一見女好きの気取り屋に見えるものの、実は情に厚い熱血漢で、熱くなるとまっすぐに突き進んでしまうような典型的なヒーローキャラでした。
2枚目新人としてデビューした西村和彦さんのイメージがぴったりと重なり、子供たちからの絶大な人気を集めました。
西村和彦の若い頃② 「リポビタンD」のテレビCMで人気爆発
西村和彦さんの人気を爆発させたのが、大正製薬「リポビタンD」のテレビCMです。
危機的な状況を「ファイトー!」「いっぱーつ!」の掛け声とともに切り抜ける定番の人気CMシリーズです。
1991年に西村和彦さんが新キャラクターとして起用されると、ヒーローのイメージも重なり、子供達を中心に「ファイト、一発!」の掛け声がブームになるほどの人気を爆発させます。
西村和彦さんは、1991年から1998年までの長期に渡って、リポビタンDのCMキャラクターを務め、全国的な知名度を獲得しました。
西村和彦の若い頃③ ドラマ「同窓会」での同性愛者役が話題に
「リポD」のCMによって筋肉マッチョイメージも定着し、熱血キャラクターでの出演が多かった西村和彦さん。
しかし、1993年に放送され大ヒットを記録した連続ドラマ「同窓会」では、シリアスな役柄を演じ、これまでのイメージを大きく覆し、話題を呼びました。
西村和彦さんが「同窓会」で演じたのは、妻を愛しているものの実は同性愛者であることを隠しており、その葛藤に悩む青年・安藤風馬の役でした。
当時はまだ「LCBT」への理解が現在ほど高くなく、挑戦的なテーマに人気絶頂だった西村和彦さんが挑んだという事で社会に大きなインパクトを与えた作品です。
西村和彦の若い頃④ 火サス「警視庁鑑識班」では長年主演
西村和彦さんは、火曜サスペンス劇場で長年に渡って放送された大人気シリーズ「警視庁鑑識班」の主演を務めた事でも有名です。
西村和彦さんが演じる主人公・中山淳彦は、第一現場鑑識班に配属された新人として登場。1996年から2005年にかけて全19シリーズで活躍し、優秀な鑑識班員へと成長していきます。
2004年には「警視庁鑑識班2004」のタイトルで連続ドラマ化もされるなど、火サスを代表する大人気作品でした。
火曜サスペンス劇場から連続ドラマ化された唯一の作品、としても知られています。
西村和彦の元嫁① 立原麻衣との離婚理由
西村和彦さんが2度も離婚していた、というのは少し意外な印象を受ける方も多いのではないでしょうか。
ここからは、西村和彦さんの2度の離婚の理由についてを見ていきましょう。また、離婚した2人の元嫁についても併せて紹介していきたいと思います。
元嫁・立原麻衣について
西村和彦さんの1度目の離婚は2005年でした。この時離婚した元嫁は、1996年に結婚した女優、ジャズシンガーとして活躍する立原麻衣さんです。
立原麻衣さんは東京都出身、1967年生まれで西村和彦さんの1歳年下です。
2人は上でも紹介した、俳優養成所「夏アクターズスクール」で知り合ったそうなので、かなり長期の交際期間を経ての結婚だったようです。
立原麻衣との離婚理由とは
2人の離婚理由については公表されていませんが、一部では西村和彦さんの浮気が原因だったという噂が囁かれています。
また、2人が結婚していた時期は2人とも人気の絶頂期だった事もあり、忙しい生活の中ですれ違いが続き、次第に心が離れてしまったのではとの見方もあるようです。
西村和彦さんと立原麻衣さんは9年間の結婚生活でしたが、2人の間には子供はいません。
西村和彦の元嫁② 國重友美との離婚理由
元嫁・國重友美について
出典:https://www.sanspo.com
西村和彦さんは、立原麻衣さんとの離婚の翌2006年に、書家・芸術家として活躍する國重友美さんとの2度目の結婚を発表しています。
西村和彦さんにとって2人目の嫁である國重友美さんは山口県山口市出身、1978年生まれで西村和彦さんの12歳年下です。
幼い頃から書家を目指しており、書家になるためのきっかけにしようと「ホリプロスカウトキャラバン」に挑戦、見事最終選考に残った事で芸能界入りを果たしています。
2003年にタレントは引退し、書家としての活動に専念。現在は国内のみならず海外でも高い評価を受けるアーティストとして活躍中です。
そんな國重友美さんと西村和彦さんの出会いは2005年、テレビ番組での共演で、西村和彦さんは初めて國重友美さんと会った瞬間「稲妻に打たれたような衝撃を感じた」のだそうです。
一目惚れした西村和彦さんは、國重友美さんに猛アタックして交際に発展、それからわずか2ヶ月の交際期間を経て2006年5月に結婚しています。
國重友美との離婚理由とは
西村知美さんと國重友美さんの離婚理由についても非公開にされていますが、慰謝料などは発生しない円満離婚だったそうです。
離婚理由については、一部メディアでは、國重友美さんが活動拠点をアメリカに移した事で遠距離生活が続き、次第に2人の気持ちにすれ違いが生じたのではないかと推察しています。
また、2人は2015年冬には既に離婚していたそうですが、離婚が公表されたのは2017年12月のことでした。
発表を遅らせた理由については、「2人の子供の気持ちを考えての事」と説明されていました。
西村和彦の現在① 2人の子供を育てるシングルファーザー
西村和彦さんは、前述の通り、2006年に結婚した有名書家の國重友美さんと2015年冬に離婚しています。
國重友美さんとの間の2人の子供の親権は、西村和彦さんが持っているとの事で、現在は俳優業を続けながらシングルファーザーとして奮闘中です。
実は、國重友美さんとの結婚中も、2人の子供の世話はほとんど西村和彦さんがしていたそう。
長女が生まれ時には育休を取り、その後も子供達のお弁当作りや、料理や洗濯などの家事全般を担当している事を明かしており、芸能界屈指のイクメンとして知られていました。
また、2012年に嫁の國重友美さんが、創作活動の拠点をアメリカに移した際にも、子供達の面倒は主に西村和彦さんが見ていたのだそうです
。こうした経緯が考慮され、親権については父親の西村和彦さんが持つ事になったようです。
西村和彦の現在② 俳優として活躍
シングルファーザーとして奮闘している西村和彦さんですが、俳優活動も精力的に続けられています。
離婚したのは2015年冬ですが、2016年から2017年にかけては、刑事ドラマなどを中心に数々の作品に出演しています。
さらに、2018年にも「三匹のおっさん」「執事 西園寺の名推理」「サイレント・ヴォイス」など、話題の連続ドラマにゲスト出演し、安定の人気を見せています。
2019年に入ってからも東海テレビ、BSフジで放送されたスペシャルドラマ「ただいま 大須商店街」に主要キャストの1人として出演。
9月には、AbemaTVで配信された「奪い愛、夏」の第7話にゲスト出演されています。
まとめ
1990年代に絶大な人気を誇った俳優・西村和彦さんについて、プロフィールや実家、若い頃からの活躍、結婚と離婚歴、そして元嫁2人との離婚理由や子供をまとめてみました。
西村和彦さんはこれまでに2度の離婚を経験しており、現在は俳優業を続けながら2人の子供を育てるシングルファーザーとして奮闘しているようです。
また、過去には「リポビタンD」のテレビCMや、社会に大きな影響を与えた連続ドラマ「同窓会」への出演など、数々の話題作に出演し、その演技力でも支持を集めていた西村和彦さん。
ベテランとなった現在も根強い人気を維持しており、ドラマを中心に俳優としての活躍を続けられています。
年齢を重ねてますます魅力的になった西村和彦さんを、これからも応援していきたいと思います。