佐山聡の現在!嫁と息子・身長や身体能力・パーキンソン病や糖尿病の真相まとめ【初代タイガーマスク】

初代タイガーマスクとして知られるプロレスラーの佐山聡さんの現在が話題です。

 

この記事では佐山聡さんの若い頃の画像や経歴、驚異の身体能力と身長、結婚と嫁、息子の佐山聖斗さん、糖尿病やパーキンソン病など病気について、現在の様子などについてまとめました。

佐山聡(初代タイガーマスク)のプロフィール

 

佐山聡(初代タイガーマスク)のプロフィール

 

生年月日:1957年11月27日

出身地 :山口県下関市長府

身長  :172cm(公称値)

血液型 :B型

 

佐山聡(さやま・さとる)さんは、1980年代に国民的な人気を誇ったプロレスラー「初代タイガーマスク」として活躍したプロレスラーで、現在の総合格闘技の元祖とも言われている「シューティング(現在の名称は修斗)」の創始者としても知られている格闘技界のレジェンドです。

 

 

佐山聡(初代タイガーマスク)の若い頃① 小学校で柔道を高校でレスリングを始める

 

出典:https://cdn.clipkit.co/

 

佐山聡さんの若い頃の画像や経歴を紹介していきます。

 

佐山聡さんは山口県下関市の出身で、市立豊浦小学校2年生の時に自宅近くにあった乃木神社の境内で開かれた道場に入門して柔道を始めています。

 

小学校4年の時には、梶原一騎の漫画「キックの鬼」のモデルにもなったキックボクサーの沢村忠に憧れ格闘技に強い憧れを抱くようになりました。やがて興味はプロレスへと移り「プロレス&ボクシング」や「ゴング」などの雑誌を熱心に読むようになったそうです。

 

1970年4月、佐山聡さんは下関市立長府中学校へ進学して柔道部に入部していますが、ここで柔道ではなくプロレスの技の練習をしていたのだそうです。ただ、佐山聡さんは元々の身体能力の高さもあって普通に柔道をやらせても強く中学3年生の秋には下関市の代表として山口県中学校秋季体育大会に出場しています。

 

佐山聡さんは高校には進学せずにプロレスラーになりたいと希望しますが、担任の先生に「レスリングでオリンピックに行って、その後にプロレスラーになればいいじゃないか」と説得され、レスリング部のある山口県長門市の「県立水産高校」へと進学しています。

 

佐山聡さんは高校では寮に入ってレスリングの練習に打ち込み、入学直後に出場した「山口県高等学校レスリング大会」75キロ以上級で3位になると、国体候補選手に選ばれて、強豪の桜丘高校レスリング部の練習に参加するようになります。

 

その後、佐山聡さんは新人戦に出場しますが、合宿の練習でその強さが知れ渡ったため75キロ以上級の対戦相手がいなくなり、1階級下の1位〜3位の選手、1階級上の優勝選手と試合をする事になり、全試合で1ラウンドフォール勝ちという圧倒的強さを見せて特例で優勝を認められています。

 

 

佐山聡(初代タイガーマスク)の若い頃② 高校を中退し上京し新日本プロレス入門

 

出典:https://drlucha.com/

 

高校レスリングの新人戦で他を寄せ付けない強さを見せた佐山聡さんは自信を深め、高校を中退してすぐにプロレスラーになりたいと望むようになりました。

 

佐山聡さんは高校1年生の1974年2月に高校を中退し、プロレスラーを目指すために単身上京しています。

 

その後、佐山聡さんは一時期、千葉県千葉市の「サン・アルミニウム工業」の工場で勤務し、会社のサッカー部に所属して、県内の社会人リーグでプレーしています。しかし、佐山聡さんがプロレスラーになる事に反対していた父親の文雄さんが「息子をプロレスに近づけるな」と会社の関係者に手を回していた事がわかり、それを知って怒った佐山聡さんは会社をすぐに辞めてしまいます。

 

次に勤務したのは柏市内の新聞販売店でしたが、これも父親の紹介だった事から佐山聡さんは反発してすぐに退職し、東京南千住の「レストラン泉」で住み込みで働き始めています。

 

そして、佐山聡さんは、新日本プロレスの専務だった新間寿さんに連絡をとり、後楽園ホールで行われた入団テストを受けて合格し入門しています。

 

プロレスラーとしては身長が低く小柄だった佐山聡さんは当初はアントニオ猪木さんから「ちんこいの(小さいの)ばっかり入れるなよ」と否定的にみられていましたが、練習で圧倒的な身体能力と練習で他を圧倒する根性を示した事で次第に認められ2年目にはアントニオ猪木さんの付き人も務めています。

 

佐山聡さんはデビューしてから数年間は多くの敗北を重ねほとんど勝利を得られませんでしたが、1978年に武者修行のためにプロレス先進国であるメキシコへと渡り、抜群の身体能力と身軽さを活かした空中技を駆使して本領を発揮するようになります。

 

その後さらに佐山聡さんはイギリスロンドンへと渡り、「サミー・リー」のリングネームで活躍し、派手な空中技を次々と繰り出すスタイルでイギリスで爆発的な人気を獲得しました。下は、若い頃、サミー・リー時代の佐山聡さんの動画です。

 

 

 

佐山聡(初代タイガーマスク)の若い頃③ タイガーマスクとして絶大な人気

 

出典:https://spice.eplus.jp/

 

「サミー・リー」としてイギリスで人気を得ていた佐山聡さんでしたが、1981年に新日本プロレスの新間寿さんから電話で「戻ってこい」と命じられます。

 

佐山聡さんはイギリスでの人気もあって1度は帰国を断るも、「アントニオ猪木の顔を潰さないで欲しい」などと説得されて1試合だけの条件で1981年4月21日に帰国します。

 

実際にはこの時点で佐山聡さんを実写版「タイガーマスク」としてデビューさせる計画が進んでおり、4月23日に佐山聡さんはタイガーマスクとしてデビューし、ダイナマイト・キッドに勝利すると、ストロングスタイルとアクロバティックな空中殺法を織り交ぜた革新的なスタイルは人気を呼び、漫画やアニメ「タイガーマスク」のファンであった子供達を中心に全国的な「タイガーマスクブーム」が巻き起こりました。

 

佐山聡さんはタイガーマスクとして、当時、国民的プロレスラーであったアントニオ猪木さんを凌ぐほどの人気を獲得し、特に当時の子供達にとってはまさにアニメや漫画の世界から飛び出してきたスーパーヒーローでした。

 

 

佐山聡(初代タイガーマスク)の身体能力は驚異的だった

 

佐山聡さんの身体能力の高さも話題になっています。佐山聡さんは現役時代から各分野のオリンピック選手や日本代表選手級の身体能力を叩き出して注目されました。

 

 

佐山聡(タイガーマスク)の若い頃の身体能力① 100m走で12秒7

 

出典:https://cdn.clipkit.co/

 

佐山聡さんの若い頃の100m走のタイムは12秒7という記録が映像とともに残っています。

 

佐山聡さんの体重は全盛期90kg台〜100kg台でした。この体重で100m12秒で走るというのは驚異的な脚力だと言えます。

 

ラグビー、アメフトなどウエイトとともにスピードも求められる競技では体重100kg超でありながら100m10秒台を記録する選手もいますが、佐山聡さんは重く強靭で持久力を備えた筋肉を求められるプロレス選手です。プロレス選手で100m12秒台というのは抜群の身体能力です。

 

 

佐山聡(タイガーマスク)の若い頃の身体能力② 背筋293kg

 

出典:https://cdn.clipkit.co/

 

佐山聡さんの若い頃の背筋力は293kgという驚異的な数値でした。

 

メジャーリーグでも活躍した元プロ野球選手で日本球界を代表するパワーヒッターの松井秀喜さんの現役時代の背筋力は240kg〜270kgであり、佐山聡さんの背筋力はメジャーリーグのホームランバッター以上だったという事になります。

 

 

佐山聡(タイガーマスク)の若い頃の身体能力③ 脚力は360ワット

 

出典:https://cdn.clipkit.co/

 

佐山聡さんの現役時代の脚力は「360ワット」でした。

 

これは、アルペンスキーの日本代表選手の平均値「350ワット」を上回る数値でした。

 

 

佐山聡(タイガーマスク)の若い頃の身体能力④ 垂直跳び73cm

 

出典:https://cdn.clipkit.co/

 

佐山聡さんの垂直跳びの記録は「73cm」です。

 

ミズノスポーツ科学研究所によれば、野球選手の平均値が「65.5cm」、サッカー選手の平均値が「61.2cm」、ラグビー選手が「58.9cm」、陸上短距離選手が「73.2cm」、一般の成人で「55.2cm」となっています。

 

 

佐山聡(タイガーマスク)の若い頃の身体能力⑤ 全身反応時間0.30秒

 

出典:https://cdn.clipkit.co/

 

ライトの光に合わせジャンプし全身反応時間を測るテストで、佐山聡さんは「0.30秒」という記録を出しています。これは短距離の日本代表の平均値0.32秒を上回る驚異的な数値でした。

 

 

佐山聡(初代タイガーマスク)の身長について

 

出典:https://chie-pctr.c.yimg.jp/

 

佐山聡さんの現役時代の公称身長は「172cm」〜「175cm」でした。

 

当時のプロレスラーは若干身長を盛る傾向にあったため、佐山聡さんの実際の身長は170cmくらいだと言われています。

 

当時プライベートで目撃したという方からも見た目の身長は一般的な日本人男性と同じくらいだったとの証言が出ています。

 

 

佐山聡(初代タイガーマスク)の結婚と嫁

 

あまり知られていませんが佐山聡さんは結婚されていて嫁がいます。

 

佐山聡さんの結婚の時期はタイガーマスクとして人気絶頂であった20代半ばの頃でした。しかし当時、正体不明でミステリアスな存在であったタイガーマスクが結婚するとなればマスコミも反応し、正体が明かされてしまう可能性がありました。

 

タイガーマスクの正体がバレる事を避けたかった新日本プロレスは、佐山聡さんに結婚式は極秘で挙げる事を命じました。

 

そこで佐山聡さんは、日本のマスコミに嗅ぎつかれないようにアメリカのロサンゼルスで結婚式を挙げています。結婚式にはアントニオ猪木さんをはじめ、坂口征二さん、藤波辰爾さんら新日本プロレスを代表するプロレスラーらが出席しました。

 

佐山聡さんの結婚相手の嫁についてですが、これは本人がのちのインタビューで、新日本プロレスと関わりの深い菅谷整骨院の院長の娘さんである事が明かされています。

 

 

 

佐山聡(初代タイガーマスク)の息子は元プロバスケ選手の佐山聖斗さん

 

佐山聡の息子・佐山聖斗のプロフィール

 

生年月日:1990年9月10日

出身地 :東京都

身長  :179cm

 

佐山聡さんは嫁との間に子供がいます。

 

佐山聡さんの子供は息子さんで、佐山聖斗(さやま・せいと)さんという方です。

 

佐山聡さんの息子の佐山聖斗さんは、中学時代にバスケットボールをはじめ、東海大学バスケ部の時代には神奈川県の最優秀選手に選ばれるほどの有力選手でした。

 

佐山聡さんの息子さんの佐山聖斗さんは身長179cmとバスケ選手としては高い方ではありませんでしたが、父親の佐山聡さんから受け継いだ身体能力の高さで注目されていました。

 

息子さんの佐山聖斗さんは大学卒業後は、外資系の広告代理店に就職しつつ、東京都江東区のプロバスケチーム「江東フェニックス」に所属してバスケットボールを続けています。

 

2020年、佐山聡さんが総合格闘技の「佐山道場」を新たに立ち上げると、息子さんの佐山聖斗さんはそれをサポートすべく会社を辞めて入門。格闘家としてもデビューすべくトレーニングを始め、2021年大晦日のRIZINのリングに登場して2022年7月の大会で総合格闘家としてデビューする事が発表されました。

 

しかし、トレーニング中に怪我をしてしまい、さらに佐山道場も無くなってしまったため、この試合の話は流れてしまい格闘家デビューは現在まで果たされていません。

 

その後、息子さんの佐山聖斗さんは初代タイガーマスクのライセンス管理会社「初代タイガーマスクネットワーク株式会社」を設立して代表取締役に就任。K-1の人気選手で、元3階級制覇王者の武尊さんが7代目タイガーマスクを襲名するプロジェクトを始動し格闘技ファンの注目を集めています。

 

 

佐山聡(初代タイガーマスク)の病気はパーキンソン病でなくメニエール病

 

出典:https://www.nikkansports.com/

 

佐山聡さんは1994年に現役に復帰し、翌年には初代タイガーマスクにリングネームをもどし、1997年にはタイガーキングに改名してアントニオ猪木さんとのエキジビションマッチを実現するなどし、その後もプロレスラー、格闘家として活躍を続けていました。

 

しかし、2015年に心臓の痛みを訴え、何らかの病気を発症。同年5月22日に心臓のカテーテル手術を受けています。手術は成功したものの医師からは「いつ突然死してもおかしくない状態」と言われ、最終的に「狭心症」と診断されています。

 

その後、佐山聡さんは2016年に1度復帰を果たすも、12月の試合を最後にリングから離れました。

 

そして、2020年2月、リアルジャパンプロレス会長に就任していた新間寿さんは会見で佐山聡さんが現在「パーキンソン病に近い状態」で歩行が困難であると説明しました。

 

この時点では、佐山聡さんの病気は「パーキンソン病」とみられていましたが、はっきり何の病気かは分からずに、効果的な治療方法が判明しないまま闘病生活を続けられていました。

 

それから約4年後の2023年12月7日、佐山聡さんは後楽園ホールでのプロレス興行「初代タイガーマスク ストロングスタイルプロレスVol.27.」に出席し、病気はパーキンソン病ではなく「メニエール病」である事が判明したと発表されました。

 

佐山は、2018年夏に体調を崩し「パーキンソン病の疑い」と診断されたが、正式な病名は判明せず闘病生活を続けていた。

 この日、佐山はこのほど、首都圏の病院を受診し「メニエール病」と正式な病名が判明したことを明かした。体の平衡感覚をつかさどる耳の奥の内耳にリンパ液がたまることで生じる病で体の平衡感覚に異常を引き起こし、めまいや耳鳴りなどが起きる。

 

引用:初代タイガーマスク、5年にわたり「原因不明」だった病名が判明…「メニエール病です。治療法は分かりました」

 

佐山聡さんは体調不良の原因となっていた病気が判明した事で治療法がわかり、症状が改善に向かっている事も明かされていました。

 

佐山聡さんの病気である「メニエール病(メニエル病)」はあまり聞きなれない病気ですが、日本医師会のホームページでは以下のように説明されています。

 

メニエル病とは、「めまい」と「吐き気」の発作が繰り返し起こる病気です。一般的には「耳鳴り」や「難聴」をともないます。
発作は数分で治まることもあれば、数時間続くこともあります。また、長期間にわたって何度も発作を繰り返す人もいれば、一回かぎりの人もいます。30~50歳代に多く、高齢者にあまりみられないのも特徴です。

 

引用:健康の森[日本医師会ホームページ]メニエル病

 

 

佐山聡(初代タイガーマスク)の病気は糖尿病というのも誤情報

 

2016年から体調を崩しリングから遠ざかっている佐山聡さんですが、一部では、佐山聡さんの病気は糖尿病ではないかという噂が出ていました。

 

 

これは、佐山聡さんが若い頃に比べ体格がかなり太くなっている事から糖尿病ではないかと噂されたようです。また、関係の深いアントニオ猪木さんが長く糖尿病で苦しまれていた事も知られていたため佐山聡さんも糖尿病ではないかという噂へとつながったと思われます。

 

他にも佐山聡さんが羊羹を丸々1本一気に食べてしまうほど甘い物に目がない事がプロレスファンの間で知られている事も糖尿病の噂につながりました。

 

 

しかし、上でも触れたように実際には佐山聡さんの病気は糖尿病ではなく、「狭心症」や「メニエール病」でした。したがって、佐山聡さんが糖尿病だというのは誤情報です。

 

 

佐山聡(初代タイガーマスク)の現在

 

すでに触れたように佐山聡さんは「メニエール病」という病気ではあるものの、命に関わるといった内容の病気ではないため、現在も公の場によく姿を見せられています。

 

ただ、2024年5月24日に出席を予定していた記者会見に、佐山聡さんは欠席されています。発表によると、佐山聡さんはインフルエンザを発症し高熱が出ているため欠席となったという事です。

 

佐山聡さんは現在、65歳と年齢も重ねられているため、インフルエンザで高熱が出ていると発表された事で体調を心配する声も多く出ています。

 

 

まとめ

 

今回は、初代タイガーマスクとして知られる伝説的プロレスラーの佐山聡さんについてまとめてみました。

 

初代タイガーマスクこと佐山聡さんは若い頃は柔道やレスリングの選手として活躍し頭角を表しました。高校入学後すぐにレスリングの新人戦で圧倒的な強さを示した事でプロレスラーへの夢を強くし、高校を1年で中退して単身上京し、新日本プロレスに入門しました。

 

その後、佐山聡さんは海外での武者修行を経て、1981年にタイガーマスクとしてデビューして大ブームを巻き起こし国民的スターになりました。

 

佐山聡さんは身長は平均的でしたが、ずば抜けた身体能力を持ち、さまざまな分野のプロスポーツ選手やオリンピック選手、日本代表選手を超える数値を叩き出しています。

 

佐山聡さんはタイガーマスクとして人気絶頂だった頃に極秘結婚しており、嫁は新日本プロレス御用達だった菅谷整骨院の院長の娘である事が明かされています。

 

佐山聡さんには嫁との間に佐山聖斗さんという息子さんがいます。息子の佐山聖斗さんは元プロバスケットボール選手で、現在は初代タイガーマスクのライセンス管理会社「初代タイガーマスクネットワーク株式会社」の代表取締役を務められています。

 

佐山聡さんは2015年に体調を崩して心臓の手術を受けており、この時には「狭心症」と発表されています。2016年を最後にリングを遠ざかっており、2020年に「パーキンソン病に近い状態」と発表されていましたが、実際には「メニエール病」という病気だと判明したという事です。

 

現在、佐山聡さんはメニエール病の治療を続けつつ、プロレスの興行イベントにも顔を見せてファンを喜ばせています。

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