マコーレー・カルキンのプロフィール

マコーレー・カルキン（Macaulay Culkin）は、大ヒット映画「ホーム・アローン」の主演などで知られる元子役のハリウッド俳優です。

子役として出演した1990年の「ホーム・アローン」の大ヒットで世界的なスターになりますが、自身が稼ぎ出した出演料を争った両親の泥沼離婚などで精神を病んで10代にしてアルコール依存症となり、ドラッグにも手を出して一時は身を滅ぼしかけて表舞台から姿を消し、余命半年説や死亡説なども出ました。

しかし現在はドラッグ中毒から脱出して俳優として復活し、健康的で明るい姿を見せて好感度を上げています。

ここではそんなハリウッド俳優のマコーレー・カルキンについて改めて紹介していきます。

マコーレー・カルキンの身長が低いのはドラッグのせいでなく遺伝

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マコーレー・カルキンの公称身長は「5フィート6インチ」、メートル法に換算すると「167.6cm」です。

アメリカの成人男性の身長は「178cm」なので、マコーレー・カルキンの身長はかなり低いという事になります。

そのため、マコーレー・カルキンは子役時代に両親の問題などで強いストレスを受け、10代半ばからアルコール依存症になったり、若くしてドラッグ中毒になったために身長が伸びなかったのではとの噂がありましたが、実際にはそれとは関係なく身長が低いのは遺伝によるものである可能性が高いようです。

というのも、共に俳優をしているマコーレー・カルキンの2人の弟、キーラン・カルキンとロリー・カルキンも共に身長が168cmであるためで、兄弟揃って身長が同じくらいであるためです。

ただ、妹のクイン・カルキンは身長166cm、父親のキット・カルキンは身長が178cmあるので、母親（パトリシア・ブレントラップ）の身長が低いのかも知れません。

マコーレー・カルキンの若い頃①　ホーム・アローンで世界的人気子役に

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マコーレー・カルキンは1980年にニューヨークで生まれました。父親は元舞台俳優のキット・カルキンで、マコーレー・カルキンは父の影響で4歳の頃からバレエを習い始め舞台にも立っています。

可愛らしく整った顔立ちであったマコーレー・カルキンは、1985年頃からテレビドラマ（イコライザーシリーズなど）に起用され始め、1988年映画「ジブラルタル号の出帆」にて映画俳優（子役）としてデビュー。

1989年映画「おじさんに気をつけろ!」で準主役を演じた後、1990年公開「ホーム・アローン」にて、主役のケビン・マカリスター役を演じました。「ホーム・アローン」は世界的な大ヒットとなり、マコーレー・カルキンも一躍世界的なスター子役となります。

「ホーム・アローン」でブレイクしたマコーレー・カルキンは、アニメシリーズ「ウィッシュ・キッド」への主演、コメディバラエティ番組「サタデー・ナイト・ライブ」の司会、マイケルジャクソンの「ブラック・オア・ホワイト」のミュージックビデオへの出演など次々と話題性のある仕事をこなし、1991年公開映画「マイ・ガール」にはトーマス・J・セネット役で主演。同作にて共演のアンナ・クラムスキーと最優秀オンスクリーン・デュオ賞にノミネートされ、MTV映画賞の最優秀キス賞に輝きました。

1992年には「ホーム・アローン2」も公開され、これも世界的なヒットを記録し、マコーレー・カルキンの800万ドルもの高額なギャラも注目されました。

マコーレー・カルキンの若い頃②　両親の泥沼離婚でアルコール依存症に

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子役として輝かしい成功を収めたマコーレー・カルキンでしたが、ギャラの高騰やがめつい両親に周囲が振り回された事などが影響して1994年頃から出演を激減させ、1995年に両親の離婚裁判（元々事実婚関係だったが、マコーレー・カルキンの稼いだ1700万ドルもの資産をめぐり裁判になった）が勃発。

この影響でマコーレー・カルキンは俳優業を休業する事となり、両親が自分を巡ってではなく、自分の稼いだ資産を巡って醜い争いを繰り広げている事に強く傷つけられたマコーレー・カルキンは10代半ばにしてアルコール依存症となり、ゴシップ誌に酒瓶を持って日中から街中を徘徊する写真を撮られたりもしています。

その後、マコーレー・カルキンは子役の引退を発表しています。

マコーレー・カルキンの若い頃③　マリファナと規制ドラッグ所持で逮捕

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俳優引退を表明したマコーレー・カルキンでしたが、2000年にロンドンのウエスト・エンドで上演された舞台「マダム・メルヴェル」で俳優に復帰。2003年にはホームコメディドラマ「ウィル&グレイス」にもゲスト出演し話題になりました。

2003年公開映画「パーティ★モンスター」では、麻薬中毒者の殺人犯でパーティープロモーターのマイケル・アリーグ役を演じ、これまでのイメージを覆し俳優としての評価を上げました。

しかし、マコーレー・カルキンは2004年9月17日に2種類の規制薬物とマリファナ所持で逮捕され、収監こそされず、アメリカでは俳優業を続けたものの、その後は日本ではほとんど報道されなくなりました。

マコーレー・カルキンは17歳で結婚も数年で離婚

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マコーレー・カルキンは子役からの引退を表明し、マンハッタンの私立高校に進学。この高校で知り合った女優のレイチェル・マイナー（Rachel Miner）と交際するようになり、お互い17歳だった1998年4月に結婚する予定である事を発表。

その後、2人は18歳になったタイミングで結婚しましたが、2年後の2000年に別居をし2002年に正式に離婚しています。

マコーレー・カルキンは元嫁のレイチェル・マイナーとの離婚が成立したすぐ後の、2002年5月に、女優のミラ・クニスとの交際をスタートさせ2010年まで交際していましたが、その年の終わりに破局しています。

マコーレー・カルキンの元嫁は女優のレイチェル・マイナー

マコーレー・カルキンが1998年、17歳の時に結婚し2年で離婚した元嫁は現在も女優として活動するレイチェル・マイナーです。

マコーレー・カルキンの元嫁のレイチェル・マイナーは祖父と父親が監督、祖母は女優という芸能一家に生まれ、子役時代から活動していました。

日本で知られている代表出演作としては、2006年の映画「ブラックダリア」や、世界的にヒットしたドラマ「スーパーナチュラル」があります。

マコーレー・カルキンは8歳年下の女優ブレンダ・ソングと2度目の結婚

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マコーレー・カルキンは、2019年公開映画「Changeland」での共演がきっかけとなり、2017年に8歳年下の女優・ブレンダ・ソング（Brenda Song）と交際を始めました。（映画公開は2019年だが2017年から制作が始まっていた）

2人は長く結婚はせずに交際関係を続けていましたが2021年に子供（息子）が生まれ、2022年1月に2人の結婚がアメリカの芸能・ゴシップ週刊誌「People」によって報じられました。

マコーレー・カルキンは、2023年12月1日にハリウッド俳優としての殿堂入りを意味する「ハリウッド・ウォーク・オブ・フェーム」に自分の名前を刻みました。その式典でのスピーチでマコーレー・カルキンは、嫁のブレンダ・ソングに向けて、「君は僕の全て、僕以上に今日の日を喜んでいる唯一の人、最高の人で生きる目的を与えてくれる人、家族を与えてくれた人」と最上級の感謝の言葉を述べています。

過去には色々とあったマコーレー・カルキンですが、現在はこの嫁のブレンダ・ソングの存在によって幸せに過ごしている様子です。

マコーレー・カルキンの現在の嫁はブレンダ・ソング

マコーレー・カルキンの現在の嫁のブレンダ・ソングは、タイ人の母親とミャオ族（山岳民族）の父親を持つタイ系アメリカ人で、カリフォルニアで生まれ、6歳の時に女優活動のためにロサンゼルスへと移住しました。

キッズモデルとして活動後、1995年にコメディドラマ「サンダーアレイ」でデビューし、2000年にディズニーチャンネルのオリジナル作品「クリスマス・マジック プレゼントはお天気マシーン」でサマンサ・クァン役を演じて評価されYoung Artist Awardを受賞しています。

日本では、2010年公開映画「ソーシャルネットワーク」でのクリスティ・リン役（エドゥアルド・サベリンの彼女でメンヘラ）で知られています。

マコーレー・カルキンの子供は息子が2人

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マコーレー・カルキンの子供は2人で、現在の嫁のブレンダ・ソングとの間に生まれた2人の息子です。

マコーレー・カルキンの1人目の息子は、2021年4月5日に生まれた長男のダコタ、2人目の息子は2022年12月に生まれた次男のカーソンです。

マコーレー・カルキンは子供達のプライバシーを大切にし、これまで子供達を公の場で紹介した事はありませんでしたが、2023年12月1日に「ハリウッド・ウォーク・オブ・フェーム」に彼の名前が刻まれた際の式典の場で初めて公に2人の子供を紹介し話題になりました。

マコーレー・カルキンは「ハリウッド・ウォーク・オブ・フェーム」に自分の名前を刻むのに同意したのは、2人の息子のためだった事も明かし、「今は何をするのも子供達のため、子供達がいなかった時の事は思い出せないくらい。僕は、息子達が将来ここに来て、（ハリウッド・ウォーク・オブ・フェームに）刻まれた僕の名前に犬がおしっこをかけるシーンを見せられるのが嬉しいんだ」とジョークを交えて語っています。

マコーレー・カルキンは、1人目の子供であるダコタが1歳半の頃に、自分の代表作である「ホーム・アローン」を観せたそうで、自身が演じた主人公のケビンを息子に自分が演じていると思わせて「覚えている？」と尋ねると「うん！」と嬉しそうに答えたというエピソードを明かしています。

マコーレーは、長男ダコタに彼が出演した『ホーム・アローン』を見せた時のことも語っている。昨年のクリスマスに見せたそうなので、長男ダコタはまだ1歳半くらいだが「ダコタは、映画をとても面白がったよ。僕はダコタに、主人公を演じているのは彼だと思わせたんだ。そして『君の髪が黄色かった時を覚えてる？　悪い人たちをやっつけたことを覚えてる？』と聞いたら、『うん！』と答えたよ。

 

引用：『ホーム・アローン』マコーレー・カルキンの現在は？息子2人の子育て中

マコーレー・カルキンの年収と資産

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マコーレー・カルキンの現在の年収は公開されていませんが、子役時代から出演した作品で支払われた報酬などから試算して現在も約1800万ドル（現在のレートで約25億円）の資産を保有していると見られています。

マコーレー・カルキンの全盛期は言うまでもなく「ホーム・アローン」に出演していた頃の子役時代ですが、この頃の彼のギャラはわかっているものでは、1989年映画「Uncle Buck」で4万ドル、1990年「ホーム・アローン」で10万ドル、ブレイク後の「My Girl」で100万ドル、1992年の「ホーム・アローン2」で450万ドル、1993年「グッド・サン」で150万ドル、1994年の映画「Getting Even with Dad」で800万ドル、「リッチーリッチ」で800万ドルです。

この7作品だけでマコーレー・カルキンが稼いだ資産額は2350万ドルに上ります。これはインフレ率などを加味すると現在の資産価値で4000万ドルに相当するとの試算も出ています。

これを現在のレートで計算すると56億円に相当しますが、現在の時点でマコーレー・カルキンが保有する資産額は推定で約1800万ドルと推定されています。

マコーレー・カルキンは現在はドラッグ依存症からは脱出

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マコーレー・カルキンは2004年に規制薬物とマリファナ所持で逮捕され、2012年にもヘロイン中毒で激痩せして余命半年との報道が出るなど、度々ドラッグ依存症が話題にされています。

ただ、現在のマコーレー・カルキンはそうしたドラッグ依存症からは完全に脱出しており、健康的な生活を送っていると報じられています。

マコーレー・カルキンが深刻なドラッグ依存から脱出できたのは、2017年に現在の嫁であるブレンダ・ソングとの交際をスタートさせその後結婚した事と、2人の子供に恵まれた事が大きかったようです。

マコーレー・カルキンは現在は家族と幸せな生活を送っているようです。

マコーレー・カルキンの改名も話題に

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2018年、マコーレー・カルキンは、自身のミドルネーム「カーソン」が、自身のルーツである「アイルランドっぽ過ぎる」のでもっと「カッコよくしたい」事を理由に、ミドルネームを法的に改名する事を発表。

自身のウェブサイトで、ミドルネーム候補をいくつか挙げてファンからの投票を受け付けていました。

その投票の結果、マコーレー・カルキンのミドルネームは「マコーレー・カルキン」に決定。これを受けて2019年からマコーレー・カルキンの法的なフルネームは「マコーレー・マコーレー・カルキン・カルキン」に改名されています。

マコーレー・カルキンはこの改名について自身のTwitterで公表しています。

Merry Christmas to me, from all of you!

My new middle name has been chosen. You voted and the winner is clear.

In 2019 my new legal name will be:

Macaulay Macaulay Culkin Culkin.

It has a nice ring to it (if you like my name).#MerryChristmas

— Macaulay Culkin (@IncredibleCulk) December 25, 2018

マコーレー・カルキンの現在

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マコーレー・カルキンは現在43歳になっています。

現在もマコーレー・カルキンは俳優として活動していますが、莫大な資産があり生活は安定しているのもあってか、それほど積極的に作品に出演はせず、自分が出演したいと思った作品にのみ出るマイペースな活動スタイルをとっています。

現在の時点での最新のマコーレー・カルキンの出演作としては2021年配信の「アメリカン・ホラー・ストーリー」の第10シリーズ「2つの物語（原題：Double Feature.）」に主要キャストの1人（脚本家で男娼のミッキーの役）として出演しています。この演技は高く評価されています。

2022年にはテレビシリーズ「ジェムストーン家の敬虔なる私生活」のシーズン2に出演した他、声優としても活躍しており、アニメ映画「キッド・カディ Entergalactic」、アニメシリーズのスペシャル版「パローニ・ファミリー　ハロウィーン・スペシャル！」の2作品に出演しています。

また、すでに触れていますが、2023年12月1日には、ハリウッド俳優としての殿堂入りとも言える「ハリウッド・ウォーク・オブ・フェーム」にその名前が刻まれました。この式典には嫁のブレンダ・ソングと最愛の息子2人を伴って参加して幸せそうな様子を見せて、過去のネガティブなイメージを完全に払拭しました。

まとめ

今回は、世界的ヒット映画「ホーム・アローン」シリーズの主演子役として知られるハリウッド俳優のマコーレー・カルキンについてまとめてみました。

マコーレー・カルキンの身長は「167.6cm」で、アメリカの成人男性の平均身長よりかなり低めですが、これはドラッグやアルコール依存のせいではなく遺伝的要因のようです。

マコーレー・カルキンの若い頃は、映画「ホーム・アローン」への主演で一躍スターダムに上り詰めるも、その後、両親が自身が稼いだ資産をめぐって泥沼裁判を繰り広げるなどしたため精神を病み、若くしてアルコール依存やドラッグ中毒になり波乱に満ちた10代を過ごしました。

マコーレー・カルキンは1998年に女優のレイチェル・マイナーと1度目の結婚をするも、2000年に別居をし2002年に離婚しています。

その後、マコーレー・カルキンは女優のミラ・クニスとの8年間の交際の後、現在の嫁であるブレンダ・ソングと2017年に交際をスタートさせました。2021年4月に1人目の子供である長男のダコタが誕生。2022年12月に2人目の子供の次男のカーソンが誕生。

最愛の嫁と2人の息子に恵まれたマコーレー・カルキンはドラッグ依存からも完全に脱出しており現在は家族と幸せな日々を送っているようです。

マコーレー・カルキンの現在の年収額は不明ですが保有資産額は約1800万ドルに上ると推定されています。

マコーレー・カルキンは2019年にミドルネームを改名し法的な本名が「マコーレー・マコーレー・カルキン・カルキン」になった事も話題になりました。

現在もマコーレー・カルキンは俳優として活躍しており、「アメリカン・ホラー・ストーリー」をはじめ、多くの話題作に出演し、2023年12月には「ハリウッド・ウォーク・オブ・フェーム」にその名前を刻み、殿堂入りを果たしています。