映画「スターウォーズ」で主役のアナキンの子供時代を演じた子役、ジェイク・ロイドですが、逮捕や統合失調症の噂があります。
今回はジェイク・ロイドのプロフィールやスターウォーズでのアナキン役、逮捕や統合失調症など現在をまとめました。
この記事の目次
ジェイク・ロイドのプロフィール
ジェイク・ロイド
生年月日:1989年3月5日
出身:アメリカのコロラド州
活動:元俳優、映像作家
ジェイク・ロイドは、1999年公開の映画「スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス」でアナキン・スカイウォーカーの子供時代を演じたことで知られるアメリカの元俳優です。
救命救急士の父親とエンターテイメントエージェントの母親の間に1989年に生まれたジェイク・ロイドは、早くから子役として活躍。
1996年の「ミルドレッド/輝きの季節」などに出演し、俳優キャリアをスタートさせます。
その後、「スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス」や「マディソン」などに出演します。
2007年に高校を卒業し、俳優を引退した後は、シカゴのコロンビア・カレッジに進学して映像制作を専攻していましたが、すぐに中退してしまいます。
しかし映像制作には興味があるようで、映像作家としてSF作品のコンベンションに参加しています。
また2012年には、中国政府の迫害を逃れるインドのチベット人難民のドキュメンタリー作品の監督をしたり、歌手のプロモーションビデオを製作したりしています。
ジェイク・ロイドはスターウォーズ・アナキンの子供時代を演じた子役として有名に
ジェイク・ロイドと言えば、やはり「スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス」で、主役であるアナキン・スカイウォーカーの子供時代を演じた子役として有名ですよね。
公開から20年以上経った今でも、鮮烈な印象が残っている人も多いのではないでしょうか。
出典:newsdio.com
出典:archyde.com
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「スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス」のアナキン役を務めた時のジェイク・ロイドは、とにかく本当にかわいかったですよね!
「アナキンの子供時代」というイメージにピッタリで、世界中の人々に鮮烈な印象を残しました。
ジェイク・ロイドのスターウォーズ後① 生き地獄だったと告白し話題に
アナキン役の子役としてジェイク・ロイドは一気にスターダムに駆け上がり、世界中の人から顔と名前を覚えられ、世界レベルで「時の人」となりました。
一般人からすれば、大ヒット映画に出演し、有名になったというのは「いいなぁ」「うらやましいなぁ」と思うかもしれません。
でもジェイク・ロイドにとって、スターウォーズで有名になった後は生き地獄だったそうです。
なぜなら、アナキン役を演じた後、ジェイク・ロイドは学校でいじめを受けるようになったからなんです。
「ほかの子どもたちは本当に意地悪だった。僕を見掛けると、ライトセーバーの『ブォン』という音をまねしたんだ」とその一部に触れると、「学校生活は生き地獄だし、仕事でも1日に60件のインタビューを受けないといけないこともあったんだ」
引用:『スター・ウォーズ』アナキン役のジェイク・ロイド「学校生活は生き地獄」俳優の第一線から退いた理由はいじめ – シネマトゥデイ
学校ではいじめられ、さらにマスコミのインタビュー等で信じられないほどの忙しい毎日を送らなくてはいけなかったなら、それは子供にとっては生き地獄ですよね。
ジェイク・ロイドは学校でのいじめによって、スターウォーズ関連の記念品などを全部壊してしまったそうです。
この時、ジェイク・ロイドがどれだけ精神的に追い詰められていたかがよく分かるエピソードですね。
ジェイク・ロイドのスターウォーズ後② 逮捕されていた…
アナキン役のジェイク・ロイドは、2015年6月17日に逮捕されました。
アナキン役の子役が逮捕されたというのは、世界中に大きな衝撃を与えました。日本のインターネットでは、「アナキン子役がダークサイド落ち!」のように報じられたこともありました。
ジェイク・ロイドが逮捕された理由は、無謀運転、停止命令の無視、逮捕への抵抗、免許不携帯でした。
ジェイク・ロイドは、信号を無視して運転していたところを警察に見つかり、停止命令を受けましたがそれを無視。
そして、警察からの追跡から逃れようとカーチェイスを繰り広げました。このカーチェイスはなんと40kmにも及んだんです。結局は、警察に捕まり逮捕されました。
逮捕から5日後の6月22日の公聴会で、彼の保釈金は10,700ドルに設定されましたが、家族の意向で保釈されることはありませんでした。
そして刑務所に10ヶ月間拘留され、2016年4月には精神病施設に移送されました。
この事件は世界的に大きな衝撃となり、余波も大きいものでした。
「スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス」のDVDは全世界で店舗から引き上げられ、発売予定だったリマスター3Dのブルーレイ発売も中止になっています。
その後、DVDは再び販売されることになったものの、テレビでは「スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス」は放送されることなく今に至っています。
スターウォーズでアナキン役を演じたジェイク・ロイドなら、保釈金10,700ドルくらいはすぐに用意できたはずです。
それなのに、なぜ家族はジェイク・ロイドの保釈を希望しなかったのか…それは次で説明していきます。
ジェイク・ロイドのスターウォーズ後③ 統合失調症を患っていた
出典:yahoo.com
ジェイク・ロイドの保釈を家族が希望しなかった理由、それはジェイク・ロイドが統合失調症だったからです。
しかも、ジェイク・ロイドの統合失調症によって、家族はかなり迷惑をこうむっていたようなんです。
まず、2015年3月のこと。これはジェイク・ロイドが逮捕される3ヶ月前のことです。
ジェイク・ロイドは母親の家に行き、母親に暴言を浴びせます。そしてその後、暴言だけでなく、暴力も振るうようになったようです。
これを受けて警察が動きましたが、母親はジェイク・ロイドを告発することは拒否しました。
当時、ジェイク・ロイドは統合失調症と診断されていて、暴言・暴力行為をした時は統合失調症の薬をちゃんと飲んでいなかったことが分かりました。
このような経緯があったから、家族はジェイク・ロイドが無謀運転などで逮捕された時に保釈を希望しなかったようです。
刑務所から精神病施設へ
情報によると、逮捕された時はジェイク・ロイドは統合失調症の治療を受けていなかったようなんです。
そのため、出所後は早く治療を受けさせようとしていたようですが、拘留中のジェイク・ロイドの様子を聞き、家族は出所よりも、きちんとした治療を受けたほうが良いと判断したようです。
そして10ヶ月間刑務所に拘留された後、精神病施設へ移送されることになりました。
統合失調症は薬でコントロールしながらうまく付き合っていくことはできますが、完治させるのは難しいので、今後もジェイク・ロイドは統合失調症に悩まされていくことになります。
母親の話によると、ジェイク・ロイドは19歳の頃から統合失調症の症状が出ていたそうです。19歳の頃というと、ちょうど大学進学の頃ですね。
もしかしたら、大学を一学期で退学したのは統合失調症が原因かもしれません。
また、一概には言えませんが、統合失調症の発症はスターウォーズ後のいじめや多忙のストレスも少なからず関係しているかもしれません。
もしそうであれば、子役スターの悲しい末路としか言いようがありません。
ジェイク・ロイドの現在
ジェイク・ロイドは現在どうしているのでしょうか?
2015年に逮捕され、2016年には精神病施設へ移送されることになりましたが、現在はどうしているのか気になりますよね。
2020年になって、ジェイク・ロイドの母親がインタビューに答え、現在のジェイク・ロイドの様子を語っています。
母親によると、ジェイク・ロイドは2016年からずっと精神病施設に入っていて、現在も治療を受けているそうです。
しかし、治療の成果が出ていて、以前よりも回復傾向にあるそうで、現在は家族が住む場所の近くの施設に移って治療を続けています。
ただ、ジェイク・ロイドは病識が欠如しているとのこと。つまり、自分が統合失調症という病気だとは思っていないということですね。
自分が統合失調症だと思っていない場合、治療がうまく進まないことが多いそうです。
また、2016年から治療施設に入ったままだと、これから社会復帰は難しいのかもしれません。
それでも、家族はジェイク・ロイドに「自己を取り戻してほしい」と語っていますし、そのためのサポートをしていくと話しています。
ただ、「スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス」で鮮烈な印象を残したアナキン役のジェイク・ロイドが、統合失調症で社会生活に復帰できていないのは悲しいですよね。
まとめ
ジェイク・ロイドについて、一躍有名になった「スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス」でのアナキン役、逮捕や統合失調症、現在の様子をまとめましたが、いかがでしたか?
・スターウォーズ後はいじめに遭っていた
・2015年に無謀運転の末のカーチェイスで逮捕される
・統合失調症を発症していて、刑務所から精神病施設へ送られる
・現在も精神病施設で治療を続けている
ジェイク・ロイドが少しでも心穏やかに過ごし、そして社会復帰できることを祈るばかりです。