「バック・トゥ・ザ・フューチャー」で知られるハリウッド俳優のマイケル・J・フォックスですが、パーキンソン病が話題です。
今回はマイケル・J・フォックスの身長、若い頃のイケメン画像、パーキンソン病発症と現在をまとめます。
この記事の目次
マイケル・J・フォックスのプロフィール
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マイケル・J・フォックス
生年月日:1961年6月9日
出身:カナダのエドモントン
身長:163cm
デビュー:15歳の頃
活動:俳優
マイケル・J・フォックスはカナダ出身の俳優です。
父親は警察官で転勤が多かったため、幼少期はカナダ国内を転々として過ごします。
そして、15歳の頃からカナダでテレビ出演するようになりました。そこからマイケル・J・フォックスの俳優人生が始まります。
バック・トゥ・ザ・フューチャーでトップ俳優に
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15歳の頃にカナダのテレビでデビューしたマイケル・J・フォックスは、18歳でアメリカに渡りアメリカでのキャリアをスタートさせました。
そして、22歳の頃にテレビドラマの「ファミリータイズ」で主役のアレックス・キートンを演じて、アメリカでも人気が出るようになります。
そこから2年後の1985年、24歳の時にマイケル・J・フォックスの代表作であり、代名詞ともなる作品「バック・トゥ・ザ・フューチャー」が公開され、全世界で人気になります。
バック・トゥ・ザ・フューチャーは3作制作され、3作とも世界的なヒットになりました。
・1989年:バック・トゥ・ザ・フューチャーPART2
・1990年:バック・トゥ・ザ・フューチャーPART3
このバック・トゥ・ザ・フューチャーの3作品で、マイケル・J・フォックスは人気を確かなものにしました。
その後もたくさんの映画に出演しますが、やはりマイケル・J・フォックスの代表作はバック・トゥ・ザ・フューチャーであり、そのイメージが強いままになっています。
4人の子供に恵まれる
俳優として順調なキャリアを築いていたマイケル・J・フォックスは、1988年に女優のトレイシー・ポランと結婚します。
2人の馴れ初めはドラマの「ファミリータイズ」や映画の「再会の街/ブライトライツ・ビッグシティ」での共演です。
長男と双子の女の子、三女と4人の子供にも恵まれ、家族と一緒に写真を撮り、それが公開されることも多く、幸せを絵にかいたような家族と評判なんです。
家族全員が美男美女で、ステキですよね。
マイケル・J・フォックスは身長が低くて残念?
マイケル・J・フォックスは超イケメンですよね。イケメンというよりも、ハンサムといったほうが良いかもしれません。「アメリカの典型的なハンサムの顔」の俳優だと思います。
ただ、身長が低いことだけが残念なんです。マイケル・J・フォックスの身長は163cmです。
アメリカ人の平均身長は約176cmですから、平均身長よりも13cm小さいです。
163cmだと、日本人の平均身長よりもかなり低いですね。
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家族写真を見ても、奥さんよりも娘さんよりも10cmくらいは身長が低いことがわかります。
マイケル・J・フォックスがせめてあと10cmくらい身長が高ければ、ハリウッドで天下を取れていたかもしれません。
ただ、身長が高いマイケル・J・フォックスは、もはやマイケル・J・フォックスではないという声もあります。
また、1人だけ身長が低くても、家族と堂々と写真を撮ってそれを公開するというのは、度量が大きいですよね。
マイケル・J・フォックスの若い頃がイケメンすぎる
マイケル・J・フォックスは、バック・トゥ・ザ・フューチャーで一躍人気となりましたが、そのイケメン度が話題になりました。
バック・トゥ・ザ・フューチャーが公開されたのは1985年のこと。この時すでに、マイケル・J・フォックスは24歳。さらに、PART3が公開されたのは1990年で29歳。
年齢的に高校生役を演じるのは無理がありますが、マイケル・J・フォックスのイケメン度がく、身長が低いことで実年齢よりも若く見え、違和感なく演じ切ることができました。
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本当にバック・トゥ・ザ・フューチャーの時のマイケル・J・フォックスはイケメンです。
もう30年以上前の映画ですが、今見てもイケメンでカッコいいですよ!
マイケル・J・フォックスはパーキンソン病を発症していた…
マイケル・J・フォックスは、バック・トゥ・ザ・フューチャー以降も、順調に俳優としてのキャリアを積んでいましたが、難病であるパーキンソン病に冒されていたことが判明します。
29歳でパーキンソン病と診断される
マイケル・J・フォックスは、1991年に29歳の若さでパーキンソン病と診断されました。
パーキンソン病は、手が震えたり、歩くのが困難になったり、バランスが取れずに転びやすくなるなどの運動障害が起こる進行性の神経変性疾患です。
パーキンソン病と診断された1991年といえば、バック・トゥ・ザ・フューチャーPART3が公開された翌年、つまりマイケル・J・フォックスが乗りに乗っている時期です。
人気俳優としての地位を確かなものにして、「さぁ、これから!」という時に、パーキンソン病と診断されたのです。
パーキンソン病は根本的な治療法はまだ開発されていません。進行を遅くすることはできますが、完治はできないのです。将来的には車椅子になり、そして寝たきりになって死に至ります。
そのような病気を、マイケル・J・フォックスは29歳の時に発症してしまったのです。
1998年にパーキンソン病を公表
マイケル・J・フォックスは、1991年にパーキンソン病と診断されましたが、病気であることを公表したのは1998年になってからのことでした。
それまでの7年間はパーキンソン病であることを隠しながら、俳優業を続けていたんです。
なぜ、パーキンソン病を公表せずに俳優業を続けていたのか?
公表しなかった理由には、多忙でパーキンソン病を隠さざるを得なかったからと言われていますが、それだけではないでしょう。
マイケル・J・フォックスは、パーキンソン病と診断された時、あと10年くらいしか仕事をできないと医師に言われたそうです。
残り10年、できるうちに思いっきり俳優業を続けたい、パーキンソン病であることを公表したら仕事のオファーがなくなるかもしれない、好きな俳優業ができなくなるかもしれない…。
そう思って、パーキンソン病であることを隠して俳優業を続けていたのかもしれませんね。
スピン・シティを降板
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1998年にパーキンソン病を公表したマイケル・J・フォックスは、その後も俳優業を続けました。1996年からスタートしたテレビドラマ「スピン・シティ」では、主演を務めていました。
このドラマで、マイケル・J・フォックスはゴールデングローブ賞のテレビ主演男優賞(ミュージカル・コメディ部門)を3年連続で受賞するなど、コメディ俳優として評価されていました。
しかし、2001年にパーキンソン病が進行したことで、主演を降板しています。
ただ、降板後もエグゼクティブ・プロデューサーとして番組に残り、ゲスト出演もしています。
マイケル・J・フォックス パーキンソン病リサーチ財団を設立
マイケル・J・フォックスは、パーキンソン病を公表後、マイケル・J・フォックス パーキンソン病リサーチ財団を2000年に立ち上げ、パーキンソン病の研究の資金集めに奔走しています。
この財団は現在までに880億円もの資金を集め、さらにベストセラーになった自伝の『ラッキー・マン』の売上は、全額この財団に寄付しています。
これだけのお金を集められるのは、マイケル・J・フォックスが有名だからということもありますが、彼の人柄によるところも大きいとのことです。
マイケル・J・フォックスの現在
1991年にパーキンソン病と診断されたマイケル・J・フォックスは、現在どうしているのでしょうか?
パーキンソン病診断後も俳優業を続ける
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パーキンソン病であることを公表し、2001年にはスピン・シティを降板することになったマイケル・J・フォックスですが、現在も俳優業を続けています。
日本でもドラマ化されたアメリカのドラマ「グッド・ワイフ」では、車いすの弁護士として準レギュラー出演していました。
また、2018年にはドラマ「サバイバー: 宿命の大統領」に、2019年には映画の「シー・ユー・イエスタデイ」に出演しています。
1991年にパーキンソン病と診断された時には、仕事はあと10年でできなくなると言われていましたが、それから約30年経った現在でも俳優業を続けているのはすごいですよね。
そして、今でも変わらずにイケメンです。
2019年に腕を骨折
ただ、パーキンソン病の症状は少しずつ進行しているようで、2019年にはバランスがとりにくくなって転倒し、腕を骨折するというけがを負っています。
これによって、俳優業がいったん中断してしまいましたが、まだまだ俳優を続けていってほしいですね。
パーキンソン病の支援に積極的
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マイケル・J・フォックスは、パーキンソン病の支援に積極的に動いています。
先ほど説明したようなパーキンソン病リサーチ財団を立ち上げただけでなく、パーキンソン病患者のためのチャリティーイベントにも積極的に参加しています。
また、財団からオハイオ州立大学に助成金を授与し、パーキンソン病の人々を助けるためにホンダのウォーキングアシストデバイスがもたらす可能性の共同研究を行うことを発表しています。
この歩行器が実用化されれば、転びやすく歩きにくくなったパーキンソン患者の歩行が安全に、そして楽になります。
自分自身がパーキンソン病の患者の先頭に立って、いろいろな支援に動いていることで、マイケル・J・フォックスの素晴らしい人柄がよく分かりますね。
まとめ
マイケル・J・フォックスのプロフィールや経歴、身長、若い頃のイケメン画像、パーキンソン病の発症と現在についてまとめましたが、いかがでしたか?
・身長は163cmと低いがイケメン
・パーキンソン病を発症していることを1998年に公表
・現在も俳優を続けながら、パーキンソン病治療の支援をしている