勝野七奈美のプロフィール

勝野七奈美さんは、俳優の勝野洋さんとタレントのキャシー中島さんの第一子である長女として誕生しました。

「七奈美」という名前の由来は、父親・勝野洋さんの本名である“六洋”の「六」と、母親・キャシー中島さんの本名である“八千代”の「八」の間の「七」から付けられたそうです。

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そんな勝野七奈美さんは、1998年に妹・勝野雅奈恵さんとのペア写真集の発売をきっかけに芸能界デビュー。

「NANAMI」名義でモデルやシンガーソングライターとして活躍し、その後はジュエリーデザイナーとして活動していました。

勝野七奈美の実家の家族は芸能一家

勝野七奈美さんの家族は、なんと全員が芸能界で活躍する芸能一家なんですよね。

とっても仲良しな勝野七奈美さんの家族を紹介しましょう。

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勝野七奈美の家族①　父親：勝野洋

勝野七奈美さんの父親・勝野洋さんは、青山学院大学在学中にモデルの仕事をしていたことがきっかけで芸能界に入りました。

そんな勝野洋さんの出世作と言えば…何と言っても伝説的刑事ドラマ「太陽にほえろ！」のテキサス刑事役ですよね。

勝野洋さんはなんと、この「太陽にほえろ！」がデビュー作だったそうです。

勝野七奈美の家族②　母親：キャシー中島

勝野七奈美さんの母親・キャシー中島さんは、アイルランド系アメリカ人の父親と日本人の母親とのハーフで、ハーフタレントの先駆け的存在と言えるでしょう。

そんなキャシー中島さんは、ハワイアンキルトの第一人者としても活躍されています。

勝野七奈美の家族③　妹：勝野雅奈恵

勝野七奈美さんの妹・勝野雅奈恵さんは、勝野家の第二子で、1998年に勝野七奈美さんとともにペア写真集「デュオ」で芸能界デビューを果たしました。

現在、女優業のかたわらフラダンサーとしても活躍しています。

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また、2015年にはスイス人男性と結婚し、2016年11月に第一子となる女の子を、2019年6月には第二子となる男の子を出産し、現在は2児の母親となっています。

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勝野七奈美の家族④　弟：勝野洋輔

勝野七奈美さんの弟・勝野洋輔さんは、勝野家の第三子です。

高校1年生の時に俳優活動を始めますが、テレビドラマに数本出演した後、2004年に大学を中退して文化服装学院ファッション工芸科に入学。

2010年4月からは、フランスパリの刺繍学校と被服学校に留学し、2015年に帰国した後は、手芸家・デザイナーとして活躍されているようです。

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勝野七奈美の夫とは？子供はいる？

勝野七奈美の夫はダンサー・猪田武で子供はいないようです

勝野七奈美さんの夫である猪田武さんは、浜崎あゆみさんのPVに出演したり、サザンオールスターズやドリカムの全国ツアーにバックダンサーとして参加するなどのスゴいダンサーです。

勝野七奈美さんとは、約5年の交際を実らせ、2008年11月に結婚しました。

交際期間は長いようですが、結婚後まもなく勝野七奈美さんにがんが発覚したこともあり、夫・猪田武さんとの間に子供はいないようです。

勝野七奈美の夫・猪田武氏は現在・実業家としても活躍

夫・猪田武さんは現在、ジュエリーデザイナーだった勝野七奈美さんと立ち上げたハンドメイドのアクセサリーショップ「Mana Lsland（マナアイランド）」の代表取締役も務めています。

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ちなみに、現在この「Mana Lsland（マナアイランド）」の副社長は勝野七奈美さんの弟・勝野洋輔さん、取締役は妹の勝野雅奈恵さんが就任しており、家族で経営に当たっているようです。

勝野七奈美の死因は肺がんだった…

29歳という若さでこの世を去った勝野七奈美さんの死因は、肺がんでした。

より厳密には、肺がんの中でも“厄介”と言われる「小細胞肺がん」で、2009年2月に発見後すぐに闘病生活に入るものの、わずか4ヶ月あまりで勝野七奈美さんの命を奪ってしまいました。

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勝野七奈美の命を奪った「小細胞肺がん」とは

「小細胞肺がん」とは、小さな細胞が密集して広がっていくがんの一種で、肺がんの中でも進行が速く、生存率は5～10％とかなり低いことから、非常に厄介ながんと言われています。

この小細胞肺がんを罹患する人のほとんどは喫煙者なのだそうですが、勝野七奈美さんはもちろん、勝野家全員に喫煙習慣はなかったと言います。

勝野七奈美の肺がん発覚の経緯と闘病生活　　【最期まで前向きだった】

勝野七奈美、新婚旅行直前に下った最初の診断は気管支炎だった…

2008年11月に結婚した勝野七奈美さんは、翌2009年2月に新婚旅行に出発する予定でしたが、その1ヶ月前あたりから体調を崩しており、病院で「気管支炎」との診断を受けています。

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勝野七奈美さんや家族は、結婚式や年末年始の疲れが出ているだけと思い込んでおり、勝野七奈美さんは処方された気管支炎の薬を持って、新婚旅行先のハワイ・マウイ島へ旅立ちました。

帰国後の精密検査で肺がんが発覚

しかし、旅行先のハワイで咳が止まらなくなってしまった勝野七奈美さんは、帰国後すぐに別の病院で診察を受けたところ、次に下された診断は「肺炎」だったそうです。

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病院からは抗生剤が処方されるのですが、それでも勝野七奈美さんの症状は一向に改善しませんでした。

そこで再度、国立がんセンターを受診し検査入院をして精密検査を受けたところ、肺がんであること、しかも悪性度が高い「小細胞肺がん」であることが発覚することになります。

“生存率6％”を宣告されるも最期まで前向きだった勝野七奈美

前述したように、肺がんの中でも進行が速い「小細胞肺がん」との診断を受けた勝野七奈美さんは、生存率6％と宣告されました。

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そのことは、勝野七奈美さん本人にも告げらたそうです。その時の勝野七奈美さんの前向きな反応がこちら。

「ビービー泣く私とは反対に、お姉ちゃんは『大丈夫、私は闘うから』って。6％という数字を伝えられたときも、『じゃあその中に入ればいいんでしょ』って言っていました」

 

引用：キャシー中島、29才でがんで亡くなった長女の闘病を回顧　https://www.news-postseven.com/

キャシー中島が語った勝野七奈美の壮絶な肺がん闘病生活

しかし、勝野七奈美さんの病状は想像以上に厳しく、最初は抗がん剤が効いて体調も良くなったものの、それも徐々に効かなくなり、おでこや骨など身体のあちこちに転移していきました。

それでも勝野七奈美さんは決して諦めることなく、治療法を探し続けたと言います。

「娘は、可能性のあるものはやってみたいと前向きでした。きっと、彼女の中に『このがんは治らない』という自覚はあったと思います。だけど怖くはなかったみたいで、『治らなくても、がんに負けなければいいんだ』って言っていました。その精神には、ただただすごいと驚くばかりで…母としては娘がやりたいことはすべてやらせてあげたい、その一心でした」

 

カテーテルをがんの近くの血管まで挿入して、抗がん剤を局所的に使うことで効果を高めるがんカテーテル治療や当時「最新治療」として紹介された重粒子線や陽子線治療など、新たな治療法を探しては問い合わせた。血液の中の白血球を取り出して元気にして体内に戻すという免疫治療もキャシーがハワイで耳にして調べ、受けようとしていた。

 

引用：キャシー中島、29才でがんで亡くなった長女の闘病を回顧　https://www.news-postseven.com/

このように自身のがんと真正面から向き合い、懸命に闘っていた勝野七奈美さんをすぐ近くで支えたのは、母親であるキャシー中島さんと夫・猪田武さんでした。

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まとめ

いかがでしたでしょうか。

29歳という若さでこの世を去った、俳優・勝野洋さんとキャシー中島さんの長女・勝野七奈美さん。

実家の家族や夫、子供について振り返るとともに、勝野七奈美さんの死因となった肺がんとの壮絶な闘病生活についてまとめてみました。

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そう最期まで言い続けた勝野七奈美さんは、肺がん発覚からわずか4ヶ月後に、家族に見守られながら静かに息を引き取ったと言います…。

最後になりましたが、勝野七奈美さんのご冥福を心よりお祈りいたします。