NHKの教育番組「できるかな」にて長年の間ノッポさんを務め上げてきた高見のっぽさんですが、プライベートや番組終了後の活動が気になりますよね。
今回はノッポさんの身長、嫁や息子、名言集、現在の活動などをまとめてみました。
この記事の目次
ノッポさん(高見のっぽ)のプロフィール
生年月日:1934年5月10日
出身地: 日本京都府京都市右京区太秦
本名:高見 嘉明
別名義:高見 映
ノッポさんは、俳優や作家などとして活動しています。
30代半ばの頃に、NHK教育番組で工作番組である「なにしてあそぼう(後の「できるかな」)」のノッポさん役に抜擢されて、一躍有名になりました。
それ以降、24年間全くしゃべらない、ジェスチャーだけのキャラクターを演じ続け、国民的な知名度を得るまでの人気を獲得しました。
「できるかな」の最終回では、ノッポさんが番組内で初めて子供たちに語りかけたことも有名で、当時の子供たちに衝撃を与えたと言われています。
また、この最終回でのノッポさんの台詞はすべてノッポさんのアドリブだったそう。
放送終了後にノッポさんが街を歩いていると、いきなり大人が高見さんを見て泣き出してしまうこともあったようで、「ノッポさんロス」が幅広い世代で起こっていたことがうかがえます。
そんな高見さんは、子供のことを「子供」と呼ぶのではなく、「小さい人」と呼んでいたことでも知られています。
常に子供に対して、敬意を払って接していることが好印象でした。
ノッポさんは、相手の年齢や立場などに一切とらわれず、その優しすぎる人柄などから、多くの人から今でも愛され続けています。
放送作家として活躍
また、放送作家としても活動をしてきており、約10年以上に渡って「ひらけ!ポンキッキ」などの筆頭構成作家として台本を手掛けていました。
また、最初期のオリジナルソング、「ぼくわるかった」「傷だらけのぼく」「シャワシャワシャワー」「雨のふる日はぼくゴリラ」「しんぞうのうた」などの楽曲を提供したことでも知られています。
2010年9月7日になると、森永製菓の森永ホットケーキミックスのホームページ上にて、期間限定の同商品のイメージキャラクターを務めることが発表され、話題を呼びました。
また、ここではパパやママたちのお悩み相談室も毎月更新していました。
ノッポさん(高見のっぽ)の身長について
出典:https://www.news-postseven.com/
そもそも「ノッポ」とは、背丈の高い人や、細くてスラッとした人などを指す言葉です。
そうなってくると、やはりノッポさんも、細くて背の高いイメージですよね。では、ノッポさんの身長は実際何cmなのか、とても気になりますよね。
ノッポさんの身長は181cmとなっています。
足が長く、体型も細くてスラッとしていることから、やはり「ノッポさん」という名前がぴったりマッチしていますよね。
日本人男性の平均身長は、170.7cmであることから、平均よりも約10cmも高いノッポさんは、かなりの高身長だと言えるのではないでしょうか。
ノッポさん(高見のっぽ)の嫁とは
やはりあれだけ優しくて、人間味溢れる性格をしているノッポさんですから、もちろん結婚しています。では、ノッポさんの嫁となった女性は、どのような方なのでしょうか。
調べてみたところ、ノッポさんの嫁についての情報は一切出回っていないんです。
このことから、芸能界で活躍している方ではない可能性が高いと言えます。
また、世間的に広まっている情報の中では、薬局に勤務している女性とも言われています。
しかしながら、現在ノッポさん自身も既に還暦を迎えていて、かなりのお年であることから、嫁である女性も同じぐらいの年齢だと思われます。
そうなってくると、現在は薬局には勤めておらず、自宅にてノッポさんと2人で、好きなようにゆったりと時間を過ごしているのかもしれませんね。
ノッポさん(高見のっぽ)の息子とは
結婚をしていて嫁のいるノッポさんですが、そうなってくるとやはり子供がいてもおかしくありませんよね。では、ノッポさんの息子は、一体誰なのでしょう。
ノッポさんの息子ではないか?と疑惑の1人として名前が挙がっているのが、同じくNHK教育番組「みいつけた!」にオフロスキーとして出演をしている、小林顕作さんとなっています。
確かに雰囲気が少々似ているような…?
しかしながら、よくよく調べてみたところ、小林顕作さんの父親は童謡の作詞家となっていることから、小林顕作さんはノッポさんの息子ではないようです。
ノッポさんは、芸能界にて活動されていますが、嫁は一般人の方ですので、ノッポさんの息子も芸能界で活動している可能性は低いかもしれません。
ノッポさん(高見のっぽ)の名言集
①「できるかな」にてノッポさんを務めあげた時の名言
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実は私は、不器用なんです。でも、本当に一生懸命にやりました。
病気をしても、1回も休まずに。
保育者や父や母、子供たちから支持されても、とても不安だったんです。
もっと上手な人が現れて、自分自身の仕事を奪われてしまうのではないかと。
ノッポさんという名前が重荷で捨てようとしたこともありました。
それでも今、こうして当時のノッポさんの帽子をかぶっているのは、ノッポさんとして伝えるべきことが今あると思うからです。
②小さい人に関しての名言
保育園が騒々しいと、周囲の老人たちが文句を言っていたり、若者たちが老人を無視していたり。
人間の根本が壊れていくようで、私はとても悲しい。
もっと、皆さん人を好きになってください。もっと、小さい人(こども)に敬意を払ってください。
みんなが愛せる国を造るためには、一生懸命人間が人間に対して優しくしていく以外には何もないのですから。
小さい人(こども)は、すべてをお見通しです。
大人たちは、相手が3歳や4歳児であったとしても、名前を聞く時には「 恐れ入りますが、お名前をお聞かせ願えませんでしょうかなどと言うくらいの敬意を払ったほうがいい。
小さい人は、たとえ言葉が分からなくても、自分よりもずっと大きな人間が敬意を払っていることくらいはしっかりと分かります。
わざと無礼な振る舞いをするような場合は、容赦しません。
先日も、近所の小さい人(こども)に対して、私は「この野郎、ふざけてるんじゃねえぞ」と徹底的に言ってやりました。
当時83歳だった老人が小さい人(こども)を道の真ん中で罵倒している姿は、周りからすればかなりの異様な姿へと見えたでしょう。
でも、それでいいんですよ。
その小さい人(こども)にとって私は、正面からぶつかってきた初めての大人だったんでしょうから。
周囲の大人をあんたと小ばかにしていた小さい人(こども)が、その翌日から私のことをおじいちゃんと呼んで、ニコニコと慕ってくるようになったのですから。
戦時中に鬼畜米英と叫んできていた先生たちの一部が、終戦後わずか1か月もたたないうちに、民主主義とは本当にいいものだなと恥ずかしげもなく言うようになりました。卑怯ですよね大人は。
自分に、そうした記憶があったからこそ、私はそうなるまいと小さい人(こども)に常に敬意を払ってくるようにしていました。
人間として対等というよりはむしろ、大人よりも賢くて感性も汚れていない、そして自分よりも上の存在だと考えるようにして接してきました。
③昔小さかった人達に当てた名言
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昔、小さかった皆さんお久しぶりです。僕はノッポです。
今、大きくなった皆さんにお会いできてとても嬉しいです。
お父さん・お母さんになられてみて、今いかがでしょうか?
ご自分が小さかった頃、僕と一緒にもの作りを楽しんだことを覚えていらっしゃいますか?
そうです。一緒にものを作るという楽しさを今度は是非、ご自分のそばに居るお子さんと一緒に試してみてください。
おチビさんと一緒にものを作るということは、とても楽しい!いや、楽しいということ以上に、それはとても大事なことなんだということだと思っています。
④黒ノッポさんになったと言われた時の名言
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ノッポさんは、クイズ番組の「人生終了クイズ」という番組のMCに挑戦をしていました。
「デキる? じゃねえよ、ヤルんだよ!」などと、かなり冷酷な目で言い放っており、「壊すために作るんだよ!」と不敵な笑みを浮かべたりもしていました。
約20年以上も続いてきていた、「できるかな」という番組を全否定するようなセリフを、数多く放ってきているのです。
無口で優しいイメージのあったノッポさんさんは、実はかなりの黒い一面があったことをうかがうことができますね。
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ノッポさん(高見のっぽ)の現在
絵本や児童文学を執筆、そして歌手デビュー
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そんなノッポさんの現在の活動ですが、「できるかな」という番組が放送終了後には、絵本や児童文学などの作家を主として活動しています。
そして、これまでに約50冊近くの著書を上梓してきています。これらの著書は、「ノッポ」やと本名ではなく、「高見ノッポ」という名義にて著作されていることが多いようです。
また、根強いノッポさんファンも、未だに本当に多いことから、その声に応えてテレビ番組や企画に出ることも多いようです。
2005年12月からは、NHKの番組「みんなのうた」において、初の短編ミュージカル映画形式で「グラスホッパー物語」を歌っていました。
自ら脚本・作詞・歌唱・振付などを手掛けたこの作品は、翌年の2006年にはDVDやCDをリリースし、ノッポさんは71歳にして歌手デビューを果たしています。
さらに、異例の10ヶ月ロングラン放送も記録しただけでなく、海外の映像祭でも高い評価を得ています。
また、文化庁メディア芸術祭にて受賞をしており、2006年の第57回NHK紅白歌合戦にも特別出演するなど、かなり話題になりました。
そんなノッポさんは、幼児や児童教育などの分野を中心とした長年の功績が称えられ、第58回放送文化賞を受賞しています。
トーク会やサイン会も開催
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2017年11月には、自身の半生を描いた「夕暮れもとぼけて見れば朝まだき~ノッポさん自伝〜」という自伝本を出版しています。
そして、2017年12月にはトークショーやサイン会を行っているなど、かなり元気に活動しているようです。
2018年2月になると、村上信夫さんのトークライブにノッポさんが参加しており、トーク内容は、子ども達に向けて語りかけるようなものだったと言われています。
昔と変わらず、今でも子供対して本当に優しくて思いやりのある人物であることをうかがわせるエピソードですよね。
ノッポさんは、表舞台というよりは、裏方として活動していることが多いことから、一時死亡説が流れたこともありました。
しかしながら、このようにノッポさんは現在もなお元気に活躍していることから、死亡説は全くのデマであることが明らかです。
今後も、小さい人のため、そして昔小さい人だった大人のため、手腕を振るってくれることを期待したいですね。
まとめ
23年間の長きに渡り、「できるかな」のノッポさんとして愛された高見ノッポさんについて、プロフィールや身長、嫁や息子などの家族、名言集と現在をまとめてみました。
「できるかな」終了後は、「ひらけ!ポンキッキ」の楽曲を手掛けていたことをご存知ない方も多かったのではないでしょうか。
そして、現在でも、その人柄を慕っているファンが多いことがお分かりいただけたと思います。
俳優としてだけでなく、作家や作詞家、そしてトークショーにも出るなど、「できるかな」以降もますます活躍しているノッポさん。
今後のノッポさんの活躍にも、注目していきましょう。