城みちるのプロフィール

城みちるの若い頃①　「イルカにのった少年」で大ブレイクとその後

「スター誕生」から芸能界入り！「イルカにのった少年」で大ブレイク

城みちるさんは、中学3年生だった時にエントリーした「スター誕生！」広島予選を勝ち残り、翌1973年放送の「スター誕生！」の第7回チャンピオンに輝いたことで芸能界入りしました。

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上京後は、所属する芸能事務所社長の長良じゅんさんの自宅に下宿しながら、歌手活動を本格的にスタートさせます。

そして、その年のうちに「イルカにのった少年」で、東芝EMIより歌手デビューを果たしています。

ちなみに、城みちるさんの当時のキャッチコピーは…

城みちるさんはまさに、キラキラと特殊効果をまとって登場する少女漫画の王子様のように、細身のルックスに童顔の美少年でした。

しかも、「スター誕生！」でチャンピオンに輝くほどの歌唱力を誇っている…となれば、人気が出ないはずはありませんよね！

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この城みちるさんのデビュー曲「イルカにのった少年」は、いきなり50万枚の大ヒットを飛ばし、翌1974年の第16回日本レコード大賞で新人賞を獲得。

同時期にデビューしたあいざき進也さん、豊川誕さんと共に「新新御三家」と呼ばれました。

さらに、その翌年である1975年に開催された“沖縄海洋博”では、城みちるさんは日本代表として世界中に歌を披露しています。

ちなみに、その当時の城みちるさんは、まだ17歳だったんですよね～

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父親との約束を守りたった3年間で芸能界を引退した城みちる

その王子様のようなルックスと、優れた歌唱力で一躍トップアイドルとなった城みちるさん。

しかし、実はデビュー当初から芸能活動に反対していた父親と「歌手活動は3年間だけ」という約束をしていたと言います。

城みちるさんは、そんな父親との約束を守り、デビューしてわずか3年で芸能界を引退し、駒澤大学へ入学しました。

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しかし、目が回るような忙しいアイドル生活から一転、普通の大学生となった城みちるさんは、気が緩んだのか、遊びにハメを外してしまい、留年を繰り返した挙げ句に中退してしまいます。

1979年、22歳の時に故郷である広島へ戻ると、1981年からは実家の電器店を継いでいたようです。

現在は、電器店を廃業して不動産屋を経営する傍ら、1986年にビートたけしさんに誘われた「風雲たけし城」への出演がきっかけで芸能界に復帰しています。

そして、その後はタレントとしても活躍されています。

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城みちるの若い頃②　伊藤咲子との熱愛

前述したように、父親との約束があったため、城みちるさんが芸能界で過ごした“アイドル時代”は、たったの3年間という短い間でした。

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ちなみに、トップアイドルだった頃の城みちるさんの月給は、なんと3～5万円程度で、実家から仕送りをしてもらうことで、何とか生活をしていたそうです。

3年間と短い間でしたが、金銭的にも肉体的にも大変だったアイドル生活の中で、唯一にして最大の救いだったのが、同時期にアイドルとして活躍していた伊藤咲子さんの存在だったそう。

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当時、アイドルの熱愛など完全にタブーとされていた1970～80年代です。まして、トップアイドル同士の熱愛など言語道断！まさに絵に描いたような“禁断の恋”だったわけです。

当時は、“城みちると伊藤咲子の熱愛スキャンダル”として、大変な騒ぎになりましたが、実際、2人は1975年頃から約4年間に渡って交際を続けていたようです。

1979年に城みちるさんが駒澤大学を中退し、広島の実家へ帰郷したことで、離ればなれになった2人は破局した…と言われています。

しかし、実際は、伊藤咲子さんと破局したことで、実家へ戻る決心がついただけなのかも知れませんね。

さらに言うと、城みちるさんが芸能界を引退したのも、より自由に伊藤咲子さんと交際したかったから、というのも考えられます。

引退後の“大学生”という肩書きは単なる隠れ蓑に過ぎず、勉強に身が入らなかったのも当然だった…なんてのはさすがに考えすぎでしょうか＾＾；

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そんな城みちるさんと伊藤咲子さんは、2015年9月11日、BSフジ「あなたの歌謡リクエスト」で共演しています。

そして、収録後の取材に対して、窮屈ながらもとっても微笑ましいアイドル時代の2人の恋愛の様子を赤裸々に語っています。

アイドル同士の恋愛はタブーだったが、それだけに協力者が多かったといい、城は「携帯電話がなかったので、誰かのマネジャーに伝言をお願いしていました」。伊藤も「仲のいい歌い手のカップルとＷデートをしたりしましたね。誰とはいえませんけど（笑）」と明かした。

 

７３年に「イルカにのった少年」、７４年に「ひまわり娘」でそれぞれデビューした城と伊藤は、人気絶頂の７５年から４年間交際。伊藤が「当時は仕事現場がデート現場でした。ハイタッチをして愛を確かめていましたね」と笑顔で振り返れば、城も「『テレビで見ているからね』と伝えると、『みちるのために歌うから』と言ってくれていましたね」と懐かしんだ。

 

引用：城みちる＆伊藤咲子、４０年前の“禁断の恋”語った！　https://www.iza.ne.jp/

城みちるの嫁・山本けいことは

駒澤大学中退後、広島の実家に戻って家業の電器店を継いでいた城みちるさんは、24歳の時に一般の女性と結婚し、すぐに長男を授かるのですが…わずか1年で離婚しています。

大好きだった伊藤咲子さんへの想いを断ち切ろうと結婚したものの、やはりまだどうしても咲子さんのことが忘れられなかったのかも知れません。

ただ、この時に結婚した一般女性に関する情報は、ほとんどありませんでした。

それから10年たった1991年、城みちるさんが34歳の時に地元の広島で出会った一般女性、山本けいこさんと再婚しています。

1966年12月20日生まれの山本けいこさんは、1957年生まれの城みちるさんより9歳年下になりますね。

山本恵子さんは現在、地元広島でリポーター業やフリーアナウンサー、イベント司会者などとして活躍しています。

また、ブライダルプランナーやセラピスト、さらに話し言葉検定3級やメンタル心理カウンセラーの認定資格、調理師免許や危険物取扱免許など、様々な資格をもつ多才な女性です。

そんな城みちるさんと山本恵子さんとの間には、結婚5年後の1996年に娘さんが誕生しています。

城みちるの娘はアイドル“城谷るり”として現在活躍中

城みちるさんと山本けいこさんの間に誕生した娘さんは、“城谷るり”さんというお名前で、現在、アイドルやタレントとして活躍していたりします。

城谷るりのプロフィール

城谷るりさんは、広島を拠点とするご当地アイドル「ひろしまMAPLE★S（MAPLEZ）」のメンバーとして活躍していました。

2016年4月20日には、呉市文化ホールステージで城みちるさんと父娘初共演も果たしています。

しかし、2017年2月3日を最後の公演として、「ひろしまMAPLE★S（MAPLEZ）」を卒業。

城谷るりさんの卒業理由については、SNSの個人アカウント上でファンと私的に交流していたことが発覚したため…などと一部の間で噂されているようです。

ただし、城谷るりさん自身は身に覚えがないと否定しており、事務所側もこの件では処分していないとしています。

そんな城谷るりさんは、現在はソロとして活動しており、テレビでのアイドルやタレント活動以外にも、「るりもふ」というニックネームのYouTuberとしても注目されています。

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城谷るりは大学生？

なお、城谷るりさんは2017年6月に人気番組「有吉反省会」に出演して話題になりましたが、その当時、広島国際大学に通う3年生とのことでした。

そのため、2019年7月現在は、順当に行けば既に卒業している可能性は高そうですね。

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A-1 大学別スナップ図鑑

No.126

広島国際大学２年

城谷　るり
. pic.twitter.com/fedIO6bBii

— A-1 広島 学生生活向上マガジン (@A1hiroshima) 2016年5月9日

この2016年5月9日のツイートでも、2年生と明記されています。

「ちびまる子ちゃん」で娘から尊敬された城みちる

そんな娘さんにアイドル時代の城みちるさんの映像を見せたところ、「パパ、きもちわる～い」なんて言われちゃったそうです。

ところが、人気アニメ「ちびまる子ちゃん」に“アイドル・城みちる”が登場するシーンを見せると、途端に「パパ、すごい！」と尊敬されたのだとか。

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実際、まる子の同級生「山根君」は、“アイドル城みちる”の大ファンで、ことあるごとに「みちる！」と熱く叫びます。

このことから、実は、城みちるさんのアイドル時代などまるで知らない子供たちにも、その知名度は抜群だったりするんですよね。

ヒット曲「#イルカにのった少年」で一時代を築いた伝説のアイドル、 #城みちる さん。「すべて #山根君 のお陰です」と穏やかな笑顔でこう語ります。 #ちびまる子ちゃんhttps://t.co/pjJTr0iNib

— 毎日新聞 (@mainichi) 2018年4月20日

城みちるの現在

前述したように、城みちるさんは芸能界を引退した後は、広島県にある実家に戻り、家業だった電器店を継いでいました。

その後、1991年には山本けいこさんと再婚し、1996年には愛娘・城谷るりさんが誕生するなど、平穏な生活が続いていたのですが…

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2005年に父親にがんが見つかり、これをきっかけに家業だった電器店を畳み、“500ヶ所の介護施設訪問”を父親に約束。

実際、2006年から全国の介護老人福祉施設などでの慰問公演を始めたのです。

かつて城みちるさんは、父親に歌手になることを反対されていました。

一度は、そんな父親の反対を押し切る形で歌手になったわけですが、父親ががんを患ったことで、どうしても父親に自分の歌を認めてもらいたかったそうです。

残念ながら、父親の存命中に“500ヶ所の介護施設訪問”は達成ないまま、2008年に父親は他界されました。

しかし、城みちるさんはその後も慰問公演をコツコツと続け、2015年にはなんと1000回を達成しています。

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現在の城みちるさんは、芸能活動を再開させた一方で、こうした老人ホームへの慰問活動や地域の子供たちのための交通整理などのボランティア活動にも精力的に取り組まれているのだとか。

また、不動産経営や通信会社の社長など、実業家としても活躍されているようです。

トップアイドルだった若い頃と変わらず、いやむしろそれ以上に全国を飛び回る忙しい毎日を送られていると言って良いかも知れません。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

城みちるさんの若い頃の活躍や伊藤咲子さんとの熱愛、芸能界引退後や結婚した嫁や娘、さらに現在の城みちるさんの活躍についてまとめてみました。

出典：https://www.youtube.com/

今回、城みちるさんの若い頃について調べてみて一番驚いたのは、彼のトップアイドル時代の活躍がわずか3年間だけだったことなんですよね。

“キラキラ”との効果音とともに、イルカに乗って颯爽と登場した王子様が、実は、たった3年で芸能界を引退していたとは…彼が遺した爪跡が、いかに大きく、深かったかが分かります。

まだまだお若く、精力的な城みちるさんですから、今後の活躍にも期待せずにはいられませんね。