ウナちゃんマンは「アウトロー配信」の先駆け的存在で人気配信者の1人ですが、玄関ドアボコボコ事件も話題です。
今回はウナちゃんマンが鶴乃進さんに玄関ドアをボコボコにされた事件の経緯~顛末、その後や現在をまとめました。
この記事の目次
ウナちゃんマンのプロフィール
プロフィール
通称:ウナちゃんマン
本名:佐野智則
生年月日:1968年10月29日
出身地:静岡県富士宮市
血液型:О型
身長:169センチ(自称)
活動内容:生放送動画配信
所属グループ:(元)珍味団
ウナちゃんマンとは
ウナちゃんマンは人気ニコ生主の中でも古参の配信者だった
ウナちゃんマンは、ニコニコ生放送(ニコ生)での動画配信を主な活動としていた中年のおっさんです。
しかし、配信を始めたのが2002年とかなり古いことから、ある意味、配信界の重鎮、レジェンド的存在として広く知られている人気生主の1人です。
出典:https://www.youtube.com/
無職にもかかわらず、空調の効いた広くオサレなマンションに住み、ペットは血統書付きのフレンチブルドッグ、たばこ吸い放題、ビール飲み放題という羨ましい生活を繰り広げていました。
と言うのも、人気生主時代のウナちゃんマンには、“信者”あるいは“囲い”などと呼ばれる多くの固定ファンがついており、それらの人たちから多額の生活費が振り込まれていたからです。
その額は、多い時で月に70万円にも上ったとも言われています。
ただ、人気生主と言っても、特に男前なわけではありません。むしろ、どっちかと言うと…。また、トークが芸人並みに達者で、配信の度にリスナーを楽しませるわけでもないんですよね。
ウナちゃんマンの放送の決まりはKP
ウナちゃんマンは、動画の生配信中に毎回缶ビールをグビグビ飲んでいるのですが、1本飲みきる度に部屋の奥にある冷蔵庫にビールを取りに行き、戻ってくるとマイクのエコーをオン!
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あんた達、いくわよ~
いいわね~
KP(乾杯)!
出典:http://niconamabiboroku.blogspot.com/
美川憲一のような声で乾杯の音頭をとり、その合図でリスナー達が一斉に「KP」とコメントするのが、ウナちゃんマンの放送のルールなのです。
かつては暴力団の組員で逮捕歴もあるウナちゃんマン
高校時代は野球部に所属していたというウナちゃんマン。しかし、その部活でのいじめが原因で、高校を中退してしまうんですよね。
その後、一時期は暴力団住吉会日野一家の組員となり、新宿歌舞伎町のスナックを相手に、おつまみを卸すだけの簡単なお仕事をしていたのだとか。
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ただ、ウナちゃんマンは暴力団時代に、窃盗や傷害、威力業務妨害、そして強制わいせつ致傷、さらに何と殺人未遂まで、4度の逮捕歴があるそうです。
ちなみに、その事件がニュースで報道された際、ウナちゃんマンの本名が“佐野智則”であることが知れ渡ったようです。
現在は、すっかり暴力団から足を洗っており、元暴力団組員“佐野智則”ではなく、ニコ生主“ウナちゃんマン”としての人生を送っているわけですが…。
やはり、かつてヤンチャしていた時代の経験が、現在のウナちゃんマンの配信スタイルに色濃く残っていると言えそうです。
ウナちゃんマンの配信スタイルについて
そんなヤクザ時代の血が騒ぐのか、ウナちゃんマンの配信スタイルは、“アウトロー配信”と呼ばれ、誰彼構わず喧嘩をふっかけるという、少々ガラの悪い配信をウリにしているんですよね。
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再生回数を稼ぎ易い“アウトロー配信”は、現在ではすっかりお馴染みになっている配信ジャンルと言えますが、ある意味でウナちゃんマンは、その先駆者的存在と言えそうです。
自分よりも強い者には調子良く合わせ、自分よりも下と見るや徹底的にこき下ろすのが、ウナちゃんマンスタイル。
たとえ相手がその筋の人でも、電話やスカイプでの会話の中で、どこまで攻めて良いのか、その絶妙なラインを見極めるのが上手いウナちゃんマン。
悪態をついては相手を怒らせ、これ以上やるとヤバいと思えば、相手をちょっとだけ持ち上げて良い気持ちにさせ、そして隙をついてまたコソっと悪態をつく…。
そんなリスナーをハラハラさせる配信スタイルをウリにしていました。
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ただ、その見極めを間違ってしまったことで起きたのが…ウナちゃんマンの自宅が襲撃された鶴乃進さんの“バール事件”なんですよね!
ウナちゃんマンの自宅玄関ドアがボコボコにされる鶴乃進“バール事件”① きっかけ
そんなウナちゃんマンを語る上で外せないのが、鶴乃進さんによる“バール事件”です。
実際に、その時の配信を見ていた人の中には、「とうとうウナちゃんマンも終わりか~」なんて、手に汗握りながら、思わずニンマリした人も少なくなかったようです。
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一歩間違えば殺人事件にまで発展していてもおかしくなかったと言われる、鶴乃進さんの“バール事件”。
現在では配信界の伝説ともなっている、この衝撃的な事件の全貌について、詳しく紹介しましょう。
ウナちゃんマンが元ヤクザ配信者HOPEさんを煽ったのが事件の発端
例え相手がその筋の人であっても、いつも強気で煽りまくるのがウナちゃんマンのスタイルですが、元ヤクザの配信者・HOPEさんには、いつも以上に煽り倒していたと言って良いでしょう。
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と言うのも、HOPEさんも元ヤクザだけあって、時折ドスの利いた巻き舌な発言があるものの、どこかお茶目でかわいらしいあるおっちゃんで、ウナちゃんマンと同じ配信者だったんです。
そんなHOPEさんの距離感を完璧に見切ったウナちゃんマンは、元ヤクザだと言うのに、バカだの何だのと煽り倒していました。
コノヤローカウンターの応酬には笑っちゃいますが、どうしても会ってオトシマエを付けたいHOPEさんと、会いたくないウナちゃんマンの会話は、常に平行線で終始します。
しつこいHOPEさんに、時々キレたふりをして悪口雑言をまくしたてるウナちゃんマン。
ですが、そんな中でも…「これ以上やるとヤバいな」と感じると、すかさず「お前、ホントは俺のことが好きなんでしょ?」なんて、すかさず懐柔に走ったりするんですよね。
そんなギリギリのラインでの2人の攻防戦を記録した動画をいくつか紹介しましょう。
まるで「デジャブ?」と思わせるような、似たような内容に、思わずホッコリしたりして。ただ、少しずつ微妙に進展はしてるんですけどね。
相も変わらず、HOPEさんの「会いたい」に、ウナちゃんマンの「俺は会いたくねーよ」の一点張りという、巻き舌で捲し立て合うおっさん2人の奇妙な世界が展開されています。
そんな中で、仲介役?の“竹本”さんが登場するのですが…この竹本”さんがまた一向に要領を得ない頼りない人物なんですよね。
ウナちゃんマンの味方であるはずなのに、最後には「お前がスカイプ上げろや(怒)」とウナちゃんマンにキレる始末で、もう何がなにやらな展開に…。
ただ、この時の配信で、遂にHOPEさんが、ウナちゃんマンと会う約束を取り付けます。
さすがに身の危険を感じたウナちゃんマンは、「おれ土曜日、旅行でも行こうかなぁ~」なんて呟いていたので、ウナちゃんマンはHOPEさんに会う気などさらさらなかったようです。
が、しかし!そんな生ぬるい空気を一掃したのが…そんなウナちゃんマンにとことん舐められ、馬鹿にされ続けたHOPEさんの舎弟であり、同じく配信者だった鶴乃進さんでした。
ウナちゃんマンの自宅玄関ドアがボコボコにされる鶴乃進“バール事件”② 鶴乃進が登場
ウナちゃんマンとHOPEさんとのやり取りは、いつもこんな感じでした。
会いたい → 会わねーよ → じゃあ行くぞ? → 来てみろよ → おう!約束だぞ → 約束はしねーよ → なんでだよ、会いたいよ → 会わねーよ……
この無限ループに、さすがにリスナーもそろそろ飽きてきた頃のこと、突如としてHOPEさんの舎弟という人物が登場します。
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その名は鶴乃進(つるのしん)さんで、HOPEさん同様、元暴力団組員にして、配信者という人です。
ウナちゃんマンの配信中に、兄貴分のHOPEさんを馬鹿にされたのが許せないと、まさに喧嘩腰で直電してきたのです。
そんな鶴乃進さんにウナちゃんマンは、HOPEさんに対する時のようにバカにした態度で対応してしまうんですよね。
煽られてますますヒートアップする鶴乃進さんに対して、ウナちゃんマンはさらに煽り倒し、やがて鶴乃進さんの怒りはHOPEさんの時と同様に、ピークに達するのですが…。
鶴乃進さんは、きちんとした約束がないと会いにこないHOPEさんとは違っていたんですよね!
配信者である鶴乃進さんは、配信しながらリア凸に向かうのですが、ウナちゃんマンは籠城すれば大丈夫!なんてタカをくくっていたようです。
いざとなれば通報すればいいんじゃね?なんて余裕の対応を見せるのみならず、さらにピッケルを振り回して挑発する始末。
さらに、鶴乃進さんが電話に出なかったことで安心したのか、挑発はさらにエスカレートしたりして。
そしてその翌日、遂に鶴乃進さんがウナちゃんマンのマンション下から、「コロす?さらう?上等じゃ!こっちから来とるんじゃ!!」とリア凸するんですよね。
恐らく、その時は自宅マンションに籠城して、ガクブルしていたと思われるウナちゃんマンですが、「あの時は飲みに行っていていなかった」と言いつつ、酔った勢いで次のように続けます。
あんた、配信者として向いてねぇよ。
おもしろくねぇよ。
やめちまえよ。
いちいちインターネットで煽られたからってガチャガチャやってんじゃねぇよ。ばぁか!
ウナちゃんマンの自宅玄関ドアがボコボコにされる鶴乃進“バール事件”③ 鶴乃進の襲撃の一部始終
そんなウナちゃんマンの喧嘩配信の10日後のこと、どうにも怒りが収まらない鶴乃進さんは、再度、ウナちゃんマンのマンションへリア凸を決行します。
そして、今度はその手にはバールが握られていたのです…。
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ウナちゃんマンのマンションに到着した鶴乃進さんは、インターホンを鳴らし、マンションのオートロック解除を要求するのですが、ウナちゃんマンがそんな要求に応じるわけはありません。
鶴:「開けろや」
ウ:「いや、開けれないよ」
鶴:「ほな、破るわ、待っとけ」
ウ:「待っとけってゆったってヤバいよ」
といった押し問答が続いた直後、ガッシャーン!とマンションの玄関ドアの硝子がぶち破られる破壊音が…。
「うわぁ~壊してるわ!やってるやってる」
何とも言えない絶望感を漂わせながら、カメラ前に戻ってきたウナちゃんマンは、慌てて110番に通報しました。しかし、ウナちゃんマンの本当の恐怖はここから始まるんですよねぇ…。
その辺りの一部始終をまとめた動画がこちら。
ガチで生命の危機を感じたのでしょう。ウナちゃんマンは、これまで鶴乃進さんに対して見せてきた虚勢とはうって変わって、涙声で謝罪を繰り返すしかできません。もはや命乞い状態です。
ホント勘弁してくださいよ、鶴さん
頭下げますから
土下座しますから
ホントおっかないんで
調子にのりました、すみません。
許して下さい!なんでもしますから
このウナちゃんマンの言葉に対して、鶴乃進は言いました。
「なんでもするんやったらドア開けんかぃ!」
緊迫した展開の中で、このやり取りにクスっときたリスナーは少なくなかったはず。まぁ、いずれにしても近所迷惑な話ですよねぇ…。
ちなみに、鶴乃進さんはドアの真ん中近くに穴を開けようと頑張っていたみたいです。
鍵の部分を集中的に破壊して、ある程度壊れたら、よく映画やドラマなどで刑事がやるように、思いっ切り蹴破れば楽に突破できた気もしますが…そこはあえて触れないでおきましょう。
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もしかすると鶴乃進さん側にも、警察が駆けつけるまでドアを破れない理由があったのかも知れませんな。
ウナちゃんマンと鶴乃進の事件後
この“バール事件”当日は、警察に連行されたのは鶴乃進さんだけでしたが、後日、ウナちゃんマンもこの件で逮捕されたそうです。
その後は、鶴乃進さんはウナちゃんマンのことを「所詮ネット上だけの人やからもう相手にせん」と大人な対応を取ろうとするも、その後も何度か電話などでモメていたようです。
しかし、最終的に鶴乃進さんは、ウナちゃんマンのお店「大衆酒場うな」へ出向き和解をしています。その時の様子がこちら。
その後も、鶴乃進さんはウナちゃんマンと何度か会って、コラボ配信までしていたようですが、現在では配信界から引退し、ネット上から姿を消しているようです。
ウナちゃんマンの現在
一方のウナちゃんマンも、一度はヤクザ同士の喧嘩に巻き込まれる形で引退を表明していたようですが、その後、あっさり復帰すると、現在も絶賛配信中のようです。
出典:http://pcfreedom.whdno.com/
また、現在はニコ生から「ふわっち」という配信サービスに活動を移しているものの、バール事件に懲りることなく、配信スタイルは以前と変らず「アウトロー配信」を続けているようです。
ちなみに、ウナちゃんマンは現在ふわっちで年収1,000万円以上稼いでいる…なんて配信内で豪語しているようです。
ペットのフレンチブルドッグ「部長」はお亡くなりに…
そんなウナちゃんマンのペットとして、ある意味ウナちゃんマン以上にリスナーから愛されていた、フレンチブルドッグの「部長」は、2019年3月1日にお亡くなりになったようです。
その時の動画がこちら。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
たとえ相手がヤクザであろうと喧嘩をふっかけ、リスナーをハラハラさせる「アウトロー配信」の先駆け的存在であるウナちゃんマン。
そんなウナちゃんマンが、喧嘩を売る相手を間違えたばかりに玄関ドアをボコボコにされ、一歩間違えば殺人事件にまで発展していたとも言われる鶴乃進さんの“バール事件”をまとめました。
現在、鶴乃進さんは配信界から引退されたようですが、ウナちゃんマンは現在も絶賛配信中のようです。
出典:https://www.youtube.com/
鶴乃進さんの“バール事件”では、強固な玄関ドアに守られ、九死に一生を得たウナちゃんマンですが、この手のことはエスカレートしがちなので、いつかはエラい目に遭いそうな気も…。
しかし、それも含めてウナちゃんマンの魅力であり、リスナーが彼から目が離せない最大の要因で、ウナちゃんマン自身も「その時はその時でしょ」と覚悟はできているのかも知れませんね。
今後のウナちゃんマンの無事と活躍を祈念して、KP!