志茂田景樹さんは個性的なファッションや発言で一躍有名になった直木賞作家ですが、メディア露出が激減しているものの現在の活動が話題です。
今回は志茂田景樹さんの代表作品、若い頃、嫁や息子など家族と自宅、現在をまとめました。
この記事の目次
志茂田景樹のプロフィール
芸名:志茂田 景樹(しもだ かげき)
本名:下田 忠男
生年月日:1940年3月25日
出身地:日本 静岡県伊東市
身長:178cm
志茂田 景樹さんは、作家(絵本作家・小説作家)・タレントなどとして活動をしています。
志茂田景樹のおすすめ代表作
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志茂田景樹さんの作品の中から、おすすめの代表作を紹介していこうと思います。
① 黄色い牙
こちらの作品は、志茂田景樹さんが直木賞を受賞した作品です。
大正〜昭和初期にかけて、秋田にて狩猟にて生活をしているマタギを軸に描いている作品となっています。
②きいろいふうせん
こちらは、絵本作品となっています。寂しい少女、そして優しい森のお友達が登場する、心温まるストーリーです。
かわいらしい挿絵にもぜひ注目してみてください。
③ 失敗したって、いいんだよ ~希望をつくる40の言葉~
こちらは、エッセイ作品となっています。
この本を読むことにより、人生をより前向きに生きていくことができます。人生においてタメになる言葉が多数掲載されています。
志茂田景樹の若い頃① 生い立ち~作家デビューまで
東京都立国立高等学校を卒業し、一浪をした後に中央大学法学部政治学科を卒業しました。
俳優になるのを夢見ていましたが、6年かけてやっとの思いで卒業したことから、俳優にはならずに弁護士事務所へと就職をしました。
しかしながら、その後はセールスマン・保険調査員・探偵・週刊誌記者・塾講師など、約20種以上もの職を転々するなど、なかなか安定した職業に就くことができなかったようです。
作家デビューのきっかけは仕事の移動時間
28歳の時、保険調査員として地方出張に出ることも多かった志茂田景樹さんは、その移動時間を利用してよく読書をしており、そのうちに作家を目指すようになりました。
翌年の29歳の時に虫垂炎と腹膜炎で長期間入院した際、短編小説の執筆を開始したそうです。それ以降、仕事の合間を見て作品を応募し続けるようになりました。
応募し続けてから3、4年目くらいから、ほぼ毎回候補作に挙がるようになった志茂田景樹さんの作品ですが、受賞までには至らなかったようです。
メディア業界の知人から「面白さよりも登場人物を重視するといい」というアドバイスをもらい、書き上げた『やっとこ探偵』を応募したところ、1976年に見事小説現代新人賞を受賞。
これにより、プロ作家デビューを果たしました。
1980年になると、当時国鉄職員として働いていた実の父親が北海道に赴任をした時に聞いてきた話をもとにして書き上げたと言われる、『黄色い牙』にて直木賞を受賞しました。
それ以降、伝奇小説・人物評伝・スペクタクル小説・大人のユーモアな推理小説・大胆な解釈をしている歴史小説・ピカレクス小説など、多様多彩なる作品を発表しています。
志茂田景樹の若い頃② 奇抜なファッションやキャラクターが話題に
奇抜なファッションで一躍人気者に
志茂田景樹さんと言えば、素晴らしい執筆活動の他に、奇抜なファッションセンスも特徴的となっています。
そんな志茂田景樹さんのファッションは当時かなり話題になり、1980年代後半には、山本寛斎さんのファッションショーにてファッションモデルを務めます。
また、そのファッションセンスの高さから、自身のファッションブランド「KIBA」を立ち上げています。
素晴らしい行動力と存在感、過激なファッションスタイル、そして脚線美も相まって、かなり注目を集めました。
自己プロデュース力抜群
また、志茂田景樹さんはキャラクターセンスも抜群となっており、1990年代になると、作家としての活動だけでなく、タレント活動にもかなり積極的に行っていました。
バラエティ番組・ドラマ番組などの多数のメディアに出演するなど、目まぐるしい活躍をしていました。
過去には、プロデューサーから「あれほどの大作家なのに少しも偉ぶったところがない」などと絶賛されたことでも有名です。
また、そうしたメディア出演時の衣装はすべて自前であるほど、時代のかなり斜め上を行くファッションセンスを持っていました。
志茂田景樹の嫁「みつこ」さんについて
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では、次に志茂田景樹さんの嫁について紹介していこうと思います。
志茂田景樹さんの嫁となった女性は「みつこ」さんという方です。
まだ志茂田景樹さんが保険会社に務めていた当時、みつこさんも同じ保険会社に務めていたそうで、約2年という交際を経て見事ゴールインしました。
新婚当初は、お互いお金があまりなかったため、4畳半というかなり狭いアパートに暮らしいたと言われています。
当時の志茂田景樹さんは、保険会社の仕事をしながら、小説家を目指していたのです。
慎ましやかな生活の中…
そんな志茂田景樹さんですが実は、1度不倫報道がありました。
直木賞受賞から3ヶ月後に、志茂田景樹さんの不倫が発覚し、みつこさんは子供たちに夫の不倫を隠すことに必死だったと言われています。
結局、子供たちはかなりグレてしまいましたが、みつこさんだけは志茂田景樹さんを見捨てることなく、離婚することもなかったようです。
小説家になる前から執筆活動を支え、裏切られながらもしっかりとみつこさんは志茂田景樹さんを信じて、家族をまとめてきたのです。
志茂田景樹さんはきっと、奥様に頭が上がらないのではないでしょうか。
志茂田景樹の2人の息子について
では、次に志茂田景樹さんの息子について紹介しましょう。
結婚から3年後に長男「下田順洋」さんを、それから4年後に次男「下田大気」さんを授かっています。
2人の息子の現在は?
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次男である下田大気さんは、タクシードライバー、武蔵野市議会議員などとして活動しており、また俳優として活動していた時期もありました。
父親である志茂田景樹さんが、テレビで人気絶頂中だった時、その人気ぶりのせいで長男はイジメに遭い、親の金を盗むようになるなど次男は非行に走っていたそうです。
志茂田景樹さんの人気の陰に、2人の息子はかなり散々な人生を歩んできていたんですね。
さらに、下田大気さんは暴行事件で逮捕をされたこともあるといいます。
しかしながら、2人とも現在はきちんとした大人になっており、しっかりと社会生活を送っているようです。
顔も志茂田景樹さんにそっくりで、特に次男の下田順洋さんは、上の画像のように髪の毛をピンクに染めるなど、どこか父親譲りな部分もあることをうかがうことができますね。
志茂田景樹の自宅について
志茂田景樹さんの自宅は、東京都の多摩地域東部にある武蔵野市にあると言われています。
詳しい住所はさすがに個人情報のため、一切分かりません。
志茂田景樹さんは、先程も紹介した通り、自身の不倫により家庭崩壊の危機にあった時期がありました。
そうなってくるとやはり、もう武蔵野市の自宅には住んでいないのでは…と思われる方もいるかもしれません。
しかしながら、現在は長男も海外から日本へと戻ってきており、志茂田景樹さんの自宅付近へと暮らしていると言われています。また、次男も志茂田景樹さんとは円満に過ごしています。
そのことから、志茂田景樹さん一家は平和に暮らしていると思われます。
志茂田景樹の現在① 病気説と真相/関節リウマチで車椅子生活に
ここ数年間の病歴
では、次に志茂田景樹さんの病気ついて紹介していこうと思います。
志茂田景樹さんは、2017年の春に膠原病と診断され、その翌年の2018年になると関節リウマチと診断されているようです。
また、2019年になると転倒したことによって、腰を圧迫骨折してしまったと言われています。そして、現在は車椅子生活です。
81歳の現在は、関節リウマチや間質性肺炎などを発症し車椅子生活。自宅で執筆活動を続けながら、SNSで若者と交流している。
このように、志茂田景樹さんはこれまでに数多くの病気を患っていることが分かりますね。
また、骨に関係する病気が多いことから、現在80歳超えの志茂田景樹さんは、かなり骨がもろくなっているのかもしれませんね。
そんな病気を抱えている志茂田景樹さんは自身の公式ブログなどで、「ハンデがある人の人生の密度に学びたい 時間を濃密に使っている 」と語っています。
自身が病気になったことをきっかけに、障害などにてハンデのある人の人生を知りたいと思うようになったようです。
また、時間を無駄にせず、有意義に使うようになったことが分かりますね。
このように、志茂田景樹さんは何事に対しても前向きな考えを持っていることがうかがえます。
志茂田景樹の現在② 死亡説と真相
実は、志茂田景樹さんには死亡説が浮上しています。しかしながら、志茂田景樹さんは現在もなお元気に暮らしています。
では、なぜ死亡説が浮上してしまったのでしょうか。
志茂田景樹さんに死亡説が囁かれ始めたのは、2000年に入った頃だと言われています。これらの死亡説は、全てネット上で出回っているものだと言われています。
メディア出演が一気に減ったことが原因?
実は、あれだけタレントとしてテレビなどメディアに露出をしていた志茂田景樹さんですが、1999年頃を境として、タレント活動を控えるようになってしまったのです。
また同時に、作家としての活動も控えていたようです。
そのため、タレントとして姿を見かけることが無くなり、さらに作家として著作の出版もない状態が続いたことから、志茂田景樹さんが亡くなったと噂が出回るようになりました。
確かに、あれだけ強烈なキャラクターの人物が突然姿を見せなくなれば、周りが騒ぎ始めるのも分かる気がします。
志茂田景樹さんがタレントと作家活動を休止した理由としては、絵本の読み聞かせ活動に重点を置き始めたからだと言われています。
創作活動はしていなかった期間も、やはり本に携わる活動をされていたんですね。
志茂田景樹の現在③ 最近の活動
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最後に、志茂田景樹さんの現在の活動について紹介していきましょう。
志茂田景樹さんは、若い頃は作家やタレントとして表舞台で派手に活躍していらっしゃいました。
しかしながら、現在はSNSでの活動が主となっています。それが、世界的に超人気なSNSの1つでもあるTwitterでのお悩み相談なのです。
多くのフォロワーの相談に乗る
多くの人が志茂田景樹さんが既に亡くなったという噂を信じていたようで、まだ生きていると分かってから、急に志茂田景樹さんのTwitterのフォロワー数が増えたと言われています。
Twitterの志茂田景樹さんのフォロワー数は、現在40万人を突破しています。
これは、元SMAPの3人のTwitterのフォロワー数を上回る数となっており、その人気ぶりがうかがえますね。
ぜひ皆さんも、何か人生において悩んでいることなど相談事があれば、Twitterにて志茂田景樹さんに相談をしてみてはいかがでしょうか。
志茂田景樹さんならではのユニークで斬新な、そしてあなたが生きていくために最高な回答をしてくださるかもしれません。
ちなみに、上の画像を見る限りでは、見た目は若い頃も今も、あまり変わっていないようにみえますね。相変わらずファッションはユニークで奇抜のようで、お元気そうで何よりです。
まとめ
志茂田景樹さんについて、おすすめの作品や若い頃、病気説や死亡説の真相、現在をまとめてみました。いかがでしたでしょうか。
志茂田景樹さんは、そのユニークなファッションと生き方で一躍有名になりました。
メディア露出は少なくなっているものの、病気とうまく付き合いながら、現在も活動を続けていることが分かりましたね。
今後も、志茂田景樹さんの活躍を期待しましょう。