朝ドラ「チョッちゃん」で有名な古村比呂さんですが、元旦那との離婚騒動やがんの闘病も話題です。
今回は古村比呂さんの経歴や若い頃の画像、布施博さんとの馴れ初めや息子、離婚原因、子宮頸がんのステージや治療、現在を紹介します。
この記事の目次
古村比呂は朝ドラ女優
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古村比呂
生年月日:1965年11月24日
出身:北海道江別市
身長:160cm
血液型:O型
活動:女優
古村比呂さんは、1987年にNHKの朝の連続テレビ小説「チョッちゃん」のヒロインを務めた女優です。
1992年には俳優の布施博さんと結婚しましたが、2009年に離婚しています。
また、2012年には子宮頸がんが発覚し、闘病しながら芸能活動を続けています。
古村比呂の生い立ちや経歴
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古村比呂の生い立ち
古村比呂さんは北海道江別市出身です。父親は教師で、母親・2つ上の姉の4人家族で育ちました。
・高校:北海道札幌啓成高等学校卒
高校卒業後は父親と同じ教師になることを志望して短大に進学しましたが、たった1ヶ月で中退しています。
その後、1984年に北海道テレビ「ハーデイズ・ナイト」でアシスタントを務めることになり、ローカルタレントとして活動することになりました。
デビューから女優としての経歴
ローカルタレントから女優への道を歩みだすきっかけになったのは、景山民夫さんです。
1985年に北海道テレビ「派手〜ずナイト」に出演した時に景山民夫さんにスカウトされて、上京することになりました。
1985年のクラリオンガールの準グランプリに選ばれ、映画の「童貞物語」で女優デビュー。
そして、1987年にNHKの朝ドラ「チョッちゃん」のヒロインにオーディションで選ばれました。
その後は、次のような作品に出演しています。
・きらめく季節の中で
・妻をめとらば
・ズッコケ三人組
結婚後は一時的に芸能活動を控えていましたが、離婚した2009年からは芸能活動を再開し、体調を考慮しながら、女優活動を続けています。
古村比呂の若い頃がかわいいと話題に
古村比呂さんは、若い頃は本当にかわいかったんです。
こちら、1987年の「チョッちゃん」の時の古村比呂さんです。22歳の時ですね。
目が大きくて素朴な雰囲気があり、純朴な感じがします。
出典:twitter.com
こちらのモノクロ写真も本当にきれいです。涙袋がぷっくりあって、美少女そのものですね。
出典:sanspo.com
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この古村比呂さんの若い頃の写真を見ると、北海道テレビで景山民夫さんがスカウトしたのも納得できます。
この美しさ&かわいさなら、ローカルタレントで終わるはずがありません。
古村比呂の元旦那は布施博
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布施博
生年月日:1958年7月10日
出身:東京都足立区
身長:182cm
所属:有限会社馬力屋
血液型:B型
活動:俳優
古村比呂さんの元旦那は、俳優の布施博さんです。
布施博さんは、1981年に高校を中退して演劇の道に入りました。
倉本聰作品で注目を集め、「君が嘘をついた」、「抱きしめたい!」、「世界で一番君が好き!」など、トレンディドラマに出演して人気となりました。
1994年には劇団「東京ロックンパラダイス」を立ち上げてプロデュースしたり、「伊東家の食卓」にレギュラー出演したりと幅広い活動をしています。
古村比呂と元旦那・布施博との馴れ初め
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古村比呂さんと元旦那の布施博さんは、1992年に結婚しています。
2人の馴れ初めは、1988年に東芝日曜劇場「カラス泣いたか笑ったか」での共演でした。
初めてのデートはなんとロケでした。北海道でのロケで、ラーメンを一緒に食べたのがデートだったそうです。
そしてその後は交際に発展して、知り合って1年後の誕生日には、誕生石のトパーズの指輪をプレゼントされたそうです。
ちなみに、古村比呂さんから見た布施博さんの第一印象は「調子のいい人。笑顔の裏に何かある」だったそうです。
それでも、交際に発展したなら、何かしらの魅力が布施さんにはあったんですね。
2人は1992年2月3日、ハワイで結婚式を挙げています。
古村比呂の息子は3人
古村比呂さんには、息子が3人います。
・次男:翔吾さん(1993年9月17日生まれ)
・三男:大海さん(1997年生まれ)
3人とも早産だったそうなので、これは古村比呂さんの体質かもしれませんね。
三男の妊娠中にハワイに行ったら早産になり、ハワイで出産することになったため、アメリカ国籍も持っていて、ミドルネームは「ジェームス」とのことです。
古村比呂さんと3人の息子は、テレビ朝日の「徹子の部屋」に出演したこともあります。
出典:ameblo.jp
また、2018年にはフジテレビの「ザ・ノンフィクション」に「母さんがガンになって 僕が考えたこと」に親子4人で出演しました。
この「ザ・ノンフィクション」では、長男の古村拳人さんがナレーターを務めています。
番組の中で、息子は3人とも職業は「フリーター」と紹介されていました。「夢模索中」など夢を追いかけているフリーターだったようです。
夢は映画監督で、これまで定職に就かず、アルバイトで家計を助けてきたが、もう26歳。人生の岐路に立たされていた。夢を諦め定職に就くのか、夢を見続けるのか。実家に居続け、ガン闘病の母を支えるのか、それとも独立するのか…。揺れ動く拳人さんと2人の弟、そして古村比呂の知られざる家族の姿を追う。
視聴者は「母親がガンなのに、夢を追っている場合か!」と指摘し、プチ炎上しました。
しかし、2021年時点では3人の息子はしっかり仕事に就いていることが明らかになっています。
・次男:動画制作の仕事
・三男:舞台関係の裏方
番組放送当時はフリーターだったものの、その後にしっかり仕事に就いていてくれれば、古村比呂さんとしては安心ですね。
古村比呂と元旦那・布施博の離婚はドロドロの裁判沙汰に発展
古村比呂さんは、2009年4月17日に布施博さんとの調停離婚が成立しています。
この離婚に至るまでの経緯は、結構ドロドロだったようです。
古村比呂さんと布施博さんは仮面夫婦で、離婚する3年前からはそれぞれの両親の介護もあり、別居状態でした。
そして、2008年には古村比呂さんは、布施博さんの個人事務所から移籍しています。
「今年初め、古村が長年所属していた布施の所属事務所から移籍。すでに別居していたため、移籍については、全く布施に相談しなかったそうです」(芸能プロ関係者)
2008年9月、古村比呂さんは離婚を決意して布施博さんに離婚を申し出ます。
しかし、布施博さんは申し出に応じず、2008年12月に調停を申し出て、2009年4月にようやく離婚が成立しました。
3人の息子の親権は、古村比呂さんが持つことになったそうです。
このドロドロ離婚に古村比呂さんは何かしら感じるところがあったのか、その後に離婚カウンセラーの資格を取得しています。
古村比呂と元旦那・布施博の離婚原因は浮気&DV
古村比呂さんと布施博さんの離婚原因は、明確に発表されていません。
しかし、古村比呂さんは取材に対して、次のように述べています。
しかし、古村によると「介護だけが理由ではない。いろんな事の積み重ね」と話し、うわさされる布施のDVや女性問題についても「私もケンカするとすごい」「(女性)問題があったことは事実」と明確に否定はしなかった。
介護の問題のほかにも、離婚にはいろいろな原因があったようです。
過去に何度も浮気があった
布施博さんは結婚後に浮気を繰り返していたと言われています。結婚から3年後には、布施博さんは14歳年下の劇団員と不倫をしています。
また、古村比呂さんは離婚会見で次のように語りました。
実際、2009年に離婚した際、会見で古村は「(布施の)浮気があったことは事実。何度も裏切られるのは女性として複雑だった」と語っていた。
「何度も」と語っていますので、浮気はこの1回だけではなかったということですよね。
1回だけでも許せないのに、何度も浮気されたら、そりゃ離婚もしますよね。
DVの疑いも
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古村比呂さんはDV被害に遭っていた可能性もあります。
離婚原因についてDVを否定しなかったこともありますが、元旦那の布施博さんは酒癖が悪く、暴力的になることがあったようです。
1998年11月、布施さんは劇団員たちとの飲み会で、ある劇団員に腹を立てて、グラスをたたきつけています。その割れたグラスの破片で、女性劇団員が顔に大けがを負う事態になりました。
このエピソードを聞くと、元旦那の布施博さんは暴力的で、お酒を飲んだらDVをしてもおかしくないと思えてしまいます。
布施さんと古村比呂さんはケガをした女性劇団員に600万円の治療費を支払いましたが、和解することはできず、800万円の慰謝料の支払い命令が裁判所から出ました。
この件がすべて終わったのは、2005年4月のことです。
約7年も夫の暴力による裁判で振り回され、合計で1400万円も支払うことになり、さらに日常的にDVを受けていたら、仮面夫婦になり、離婚に至るのも納得してしまいます。
再婚相手の井上和子さんとの不倫は不明
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布施博さんは2009年に古村比呂さんと離婚し、2012年に13歳年下の劇団員だった井上和子さんと再婚しました。
一応、布施博さんが井上和子さんと恋愛関係になったのは、2011年頃からとしています。
布施は『行列~』で、古村と離婚して2年が経った頃から、毎晩のように井上が夢に出てくるようになり、異性として意識し始め、その後、猛アタックしてゴールインに至ったと明かした。
ただ、古村比呂さんは、離婚前から布施博さんと井上和子さんは不倫していたのではないかと疑っているようです。
井上和子さんは1994年から布施博さんの劇団に所属していたので、そんな風に疑うのも無理はありません。
また、布施博さんが「行列のできる法律相談所」に出演時、勝手に息子の写真を使ったことや、再婚相手が息子らの「母親」然としていたことに、古村比呂さんは激怒したと言われています。
我が息子たちの写真 映像が 一つのキーワードとなって、オンエアされたと知りました。
息子たちも、私も全く知らなかったのでとても驚いています!!
本人たちの了解なくテレビ番組が作られてしまうとは…
確かに、自分が親権を持っていてずっと息子3人を育ててきたのに、テレビ番組で母親面されたら、ムカつきますよね。
古村比呂は子宮頸がんで子宮全摘していた 【ステージや闘病生活を紹介】
2012年に子宮頸がんが発覚!
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古村比呂さんは2012年に子宮頸がんが発覚しました。
2週間のアフリカロケがあったために、生理周期をずらそうと思い、薬をもらおうと産婦人科を受診したそうです。
そこで看護師さんに検診を勧められ、その場でがん検診を受けたところ、子宮頸がんであることが発覚したのです。
当初は初期のがんと診断され、2012年2月2日に子宮頸部の一部を切除する手術を受けました。
しかし、その後の検査でガンが周辺組織にまで進行していることがわかり、3月13日に子宮の全摘手術を受けています。
ステージはIBかⅡ
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古村比呂さんの子宮頸がんのステージは1-b-1期だったようです。
最初の時点ではステージ0、もしくはⅠAと診断されたのでしょう。そのため、部分切除の手術を受けています。
しかし、結局は子宮全摘の手術を受けました。
7年前の今日 3月13日は
「広汎子宮全摘術」を受け大変お世話になった子宮とさよならした日です。1-b-1期 〜早期発見
しかも、古村比呂さんは術後にリンパ浮腫に苦しんでいますので、リンパ節を切除する「リンパ節郭清」も行った「広汎子宮全摘出術」でした。
再発・再々発を経験
古村比呂さんは、2012年に子宮全摘の手術を受けていますが、2017年3月に子宮頸がんの再発が見つかり、2017年10月にはリンパ節や肺への転移が認められました。
そこで、2018年1月から2019年1月まで抗がん剤治療を行っています。
・抗がん剤治療(週1回)×5回
・放射線治療28回
<肺への転移で再々発(2017年10月)>
・抗がん剤治療15回
正確には、検査では見えないガンが潜んでいる可能性はゼロではないと〜言う事で😅経過観察は 続きますが、 抗がん剤お休み〜の一区切りの感謝とご報告をさせて頂きたく思いました。
古村比呂の現在
リンパ管静脈吻合術を受ける
出典:daily.co.jp
古村比呂さんは広汎子宮全摘出術受けていて、子宮周辺のリンパ節も切除していますので、下半身のリンパ浮腫の症状が出ているようです。
くるぶしがわからないほどパンパンにむくんでしまうようで、女優活動にも支障が出ているとのこと。
そのため、これまでに4回、リンパ管静脈吻合術を受けています。
・2020年:2回目、3回目
・2021年11月1日:4回目
これから
リンパ管静脈吻合術へ向かいます
今日は局所麻酔なので
問題なく進めば
今日中に退院出来るかと
このリンパ浮腫の後遺症は、これからもずっと付き合っていかなければならないようです。
がんの再々再発を報告
古村比呂さんは、「一般社団法人 HIRAKU~がん・リンパ浮腫と共に歩む応援活動」を立ち上げたり、YouTubeチャンネル「がんサバイバー古村比呂がん・リンパ浮腫」を開設したりするなどして、現在は俳優活動と並行してがんに関する啓もう活動やがんサバイバーの交流の場の提供などの活動を行っています。
そんな中、2023年1月にがんが再々再発したことを報告しています。
2022年12月にPET検査を受けた結果、腹部傍大動脈リンパ節にがんが見つかったとのことです。
実は1月11日PET検査でがんの再燃(再々再発)がわかりました
見つかった箇所は腹部傍大動脈リンパ節です
去年12月の採血検査で腫瘍マーカーの数値が高かったのと腎臓の炎症数値が出たので
CT検査を受けて
↓
腎臓の腫れと腹部に腫瘍らしきものが見つかりました
↓
年末にPET検査を受け
↓
1月11日の結果となりました
古村比呂さんは、再々発の治療を終えてから5年目に入ったところでまたも再発してしまったことにショックを受け、しばらくは気持ちが整わなかったといいます。
しかし、医師に「治療法がまだあります。私は全く諦めていません。」と励ましの言葉をかけてもらい、前向きな気持ちで治療をしていく決心がついたようです。
また、再々再発を公表した理由については、「自分も家族もダメになる」と感じたためだと明かしています。
以前がんが再発した際には6カ月公表せずにいましたが、古村比呂さんの母親が娘の病気のことを一人で抱えていることが辛くなり、うつ病を発症してしまったといいます。
古村比呂さんは、がんと闘うためには子供たちや周囲の助けを借りながら、外向きにエネルギーを使うことが大切だと気付いたようで、再々再発の際にはすぐに公表することにしたようです。
私は以前再発した時6ヶ月公表せず仕事をしていました。
その時母が、私の再発のことを内緒にして、一人で抱えていることが苦しくなり、うつ病となりました。
私もがん治療中だったので、母の辛さを受け入れるのがとても苦しくて、子どもたちに助けてもらいながら私は、がんと向き合いには外向きにエネルギーを使わないと自分も家族もダメになると感じて公表することにしました。
現在は元気を取り戻している母親も、古村比呂さんが再々再発を公表した後は「お母さん今までで一番落ち着いているよ。大丈夫だから、頑張ろう」と声をかけてくれたそうです。
古村比呂のまとめ
古村比呂さんの生い立ちや経歴、若い頃のかわいい画像、元旦那の布施博さんとの馴れ初めやドロドロ離婚と離婚原因、3人の息子、子宮頸がんや現在の状況をまとめました。
古村比呂さんの病気への立ち向かい方、情報提供・啓蒙活動などは本当に素晴らしいです。
ご自身も再発などで苦しんでいるはずですが、精力的に活動を行うその行動力は、同じがん患者さんたちを勇気づけていることでしょう。