2019年8月22日に高知県で小学2年生の岡林優空君が死亡する事故がありましたが、不審点が多すぎると話題です。
今回は事故の概要や岡林優空君の父親と母親の活動、事故の真相と片岡三兄弟が加害者(犯人)説、現在をまとめました。
この記事の目次
高知小2水難事故は岡林優空君が水死体で発見された事件
高知小2水難事故
発生日時:2019年8月22日
発生場所:高知県南国市の下田川
犠牲者:岡林優空君
死因:水死?
高知小2水難事故は、2019年8月22日、高知県南国市の下田川で小学2年生の岡林優空君が水死体となって発見された事故(事件)です。
この事故は関係者の証言が二転三転したほか、事故の状況に不審な点がたくさんありましたが、警察は早々に事故として処理しました。
岡林優空君の父親と母親は、この事故(事件)の真相を求めて、様々な活動を続けています。
高知小2水難事故の詳細 【関係者と概要を時系列で紹介】
出典:twitter.com
高知小2水難事故の主な関係者は次の5人です。
・A君(小学1年生)
・B君(小学3年生)
・C君(小学5年生)
・D君(小学4年生)
岡林優空君とA君B君C君D君は一緒に遊ぶ遊び仲間で、A君B君C君は三人兄弟(片岡三兄弟)です。
事故が起こった2019年8月22日は、下田川の上流で雨が降ったため、川の水かさは増していました。
いつもは川に入ってシジミを取っている男性も、この日は増水のために川には入っていません。
日時 | 行動 |
2019年8月22日 午後1時30分ごろ | 岡林優空君とA君B君C君D君がと思われる5人が堤防付近で目撃されている |
午後2時ごろ | 堤防付近に自転車が倒れていたが、堤防付近に子供たちはいなかったという 目撃証言あり |
午後2時15分 | 岡林優空君とB君が優空君の自宅付近で合流 |
午後2時30分~ 3時40分 | 子供たちの目撃証言なし。この間に優空君は、下田川で溺れた可能性が高い |
午後3時40分 | 堤防に倒れていた自転車がなくなる |
午後4時~ 4時20分 | A君B君C君D君は、三兄弟の家に戻り、A君(三男)とC君(長男)は服が濡れていたために、着替えをする。 |
午後4時20分~ | A君とD君が帰宅後、自転車を三兄弟の自宅裏の山側に乗り捨てた |
午後5時 | D君が帰宅する |
午後5時15分~ 6時ごろ | 岡林優空君が帰宅しないことを心配した母親が近所を探すが見つからない |
午後7時~ | 優空君の父親も優空君を探すが見つからずに、警察に通報する。父親が三兄弟の家を訪ねると、三兄弟は食事中だった。父親が優空君と遊んでいたか三兄弟に聞くと、A君は「遊んでないから知らない」、B君は「塾に行っていたから知らない」と証言した。 |
午後8時 | 父親が優空君の自転車を三兄弟の自宅裏で発見し、警察に電話をする。 |
午後8時28分 | 堤防の内側の犬走りで、警察がびっしょり濡れた優空君の図鑑とクロックスを発見する |
午後9時20分 | 警察の聞き取り調査で、A君B君C君D君が優空君と一緒に遊んでいたことが発覚する。4人の証言は「1人で服を着たまま川に入り、急に泳ぎ出し、『助けて! 助けて!』と何度も言いながら沈んでいった」、「ふざけてラッコ泳ぎをしながら沈んだ」などの食い違いがあった。 4人は優空君が沈むのを見て、「怖くなって逃げた」、「4人とも川に入っていない」と証言した。 |
2019年8月23日 午前6時 | 朝から捜索が続けられた |
午後4時20分 | 優空君の遺体が発見された。水深90cm〜100cm、川底から10cmほど浮いた場所でうつ伏せの状態になっていた |
午後4時30分 | 高知医療センターに搬送され、優空君の遺体は遺体検案室へ |
午後9時30分 | 父親は遺体確認のために警察署に行き、そこで「事故です」と告げられた。死亡推定時刻は8月22日の午後3時ごろで、「不審点はなく、犯罪の可能性はない」という理由から、司法解剖は行われなかった。 父親はこの時初めて、優空君がA君B君C君D君と遊んでいたことを知らされる。 |
以上が、高知小2水難事故の簡単な時系列になります。
これの時系列を見るだけでも、この小2水難事故はただの事故ではなく、不審な点があることがわかると思います。
高知小2水難事故の不審な点まとめ
高知小2水難事故には、不審な点がたくさんありました。
ここでは、不審な点を箇条書きでまとめました。
・岡林優空君は泳げなかった(顔を水につけるのも苦手)
・下田川は生活用水が流れ込む汚い川だった
・優空君は図鑑をとても大切にしていたのに、びしょぬれになっていた
・クロックスは犬走りに置かれていたが、裸足で入るとは考えられない
・警察は司法解剖をせずに、事故と断定した
・死後のCTから溺死ではない可能性があることが判明
・警察は遺族に「これは事故です。もし何かこれ以上証拠が出ても児童は罪に問う事は出来ません。」と説明している
A君B君C君の三兄弟とD君は、証言が二転三転しています。
優空君の父親には「一緒に遊んでいない」と言っているのに、実は一緒に遊んでいました。
また、「ラッコ泳ぎをしていた」や「助けてと言いながら沈んだ」と証言の食い違いがあるのに、最終的には「ラッコ泳ぎをしていた」と報道されました。
また、4人は「川に入っていない」と証言しているのに、午後4時に帰宅した時にはA君とC君は服が濡れていて、着替えています。
さらに、4人の子供たちが優空君が沈んだと証言した場所と優空君の遺体が発見された場所には矛盾がありました。
遺体が発見された場所は、子供たちが優空君が沈んだと証言した場所よりも上流にありました。
つまり、子供たちの証言が真実であれば、優空君の遺体は流れに逆らって移動したということになります。
下田川は生活排水が流れ込む汚い川で、その日は増水していました。そんな状態の川に、泳げない優空君が自ら入って泳ごうとするでしょうか?
また、図鑑をとても大切にしていたのに、その図鑑は濡れていました。
さらに、川岸にはシジミの貝殻の破片などがあり、裸足で歩くと足の裏が切れてしまうような状態で、裸足で川に入ったとは考えにくい状態です。
より謎を深めるのは警察の対応です。不審死なのに、警察は早々に事故と断定して司法解剖をしませんでした。「児童を罪に問うことはできない」とも遺族に伝えています。
しかし、岡林優空君の遺体のCTの肺の画像は、典型的な溺死の状態とは異なっていました。
そして岩瀬教授は「これだけではわからない」として、優空くんのCT画像では「ただの肺炎」といった、別の可能性もあるとして「まず、このCT画像だけで溺死と断定しちゃマズイと思います」コメント。
千葉大学大学院の法医学の教授も「溺死と断定しちゃマズイ」と話しています。それなのに、司法解剖せずに、事故による溺死と断定しているのです。
この高知小2水難事故は不審な点があまりにも多いのです。
高知小2水難事故の被害者・岡林優空君の父親と母親が原因究明に乗り出す
高知小2水難事故は、あまりにも不審な点があります。
岡林優空君はなぜ死亡したのか?それを解明するために、優空君の父親と母親は原因究明に乗り出しました。
父親がTwitterで訴え
出典:twitter.com
優空君の父親の岡林宏樹さんは、優空君が事故で溺死したとは納得できず、Twitterで訴えるようになりました。
高知県水難事故の被災者の父親ですが、今回のあちこちの報道について余りにもかけ離れた報道、事実無言な報道、実際の事実、全てが伏せられてます。
— 岡林宏樹 (@Hirohina6) August 24, 2019
どなたかお力添えお願いします https://t.co/OBT696u8ml
#拡散希望 #高知県小学生水難事故
— 岡林宏樹 (@Hirohina6) September 4, 2019
8月22日に水難事故により7歳で我が子を亡くした父です。1人になるとどうしても色々と考えてしまいます。
なにがあろうと、なかろうと小学生達は罪にはならない。法によって守られますか?同じ事をしても大人なら犯罪、子供なら無罪。やった事は無かった事に、、、
#拡散希望 #高知県小学生水難事故
— 岡林宏樹 (@Hirohina6) September 4, 2019
この場を借りて少し言わせて下さい。22日午後1時〜3人で川遊びしていた。そこに優空と1名合流。計5人。1度目の取調べでは、1人だけ服のまま川に入り口まで水に浸かりながら「助けて助けて」と叫びながら流された。こちらを見ながら約20m程下流に。続きます
このように岡林優空君の父親は、Twitterを通じてこの高知小2水難事故の不審な点を訴え続けたのです。
この活動により、少しずつ、高知小2水難事故はただの事故ではないのかもしれないと考える人が増えていき、賛同者・支援者も増えていきました。
公式サイトを立ち上げ署名活動も
岡林優空君の父親と母親は、優空君の死に疑問を投げかけ、真相を追及するための公式サイトを立ち上げます。
そして、再捜査をして真相を追及てもらうための、署名活動を始めました。
#高知県小学校水難事故 #team_hinakun
— 岡林宏樹 (@Hirohina6) October 15, 2019
本日、皆様からお寄せ頂いた署名を高知東警察署に提出してまいりました。
ネットでの賛同署名と合わせ、全国から76,214名の方にご協力を頂きました。
本当にありがとうございました。
これからもご支援いただけますよう、応援よろしくお願い致します。 pic.twitter.com/2YpmsE8VIa
この署名活動で、署名は全国から76,214名分が集まり、高知東警察署に提出されています。
高知小2水難事故では怪しい火消し書き込みがあった…
出典:twitter.com
高知小2水難事故では、岡林優空君の父親と母親が必死に真相を解明しようと活動を続けています。それによって、高知小2水難事故に疑問を持つ人が増えてきました。
そのような中、5ちゃんねるで怪しい書き込みが相次いだんです。
3名無しさん@1周年2019/09/05(木) 20:13:45.16ID:i/s+7cJw0
お子さんが亡くなられた事には同情しますが、
この父親のツイッターには大きな疑問がありますよね。この父親のツイッター登録は2014年3月です。
それなのに、一番古いツイートが今年の8月23日です。
過去のツイートを全て消してからこの事件のことばかり発言しています。過去のツイートを見せたくない理由があるのではないかと、
疑ってしまいます。
474名無しさん@1周年2019/09/05(木) 23:24:49.82ID:i/s+7cJw0
また、この父親は自転車の場所が変わってるのは
子供たちの隠ぺい工作だと言っていますが、
それは完全な言いがかりなんです。
そんな意図は無かったです。お子さんが亡くなられたことには同情しますが、
もう少し残された子供たちのことを考えて発言して欲しかったです。
これらの書き込みは、高知小2水難事故の加害者の親・保護者によるものではないかと言われています。
こんなに必死に火消をしているということは、高知小2水難事故はただの事故ではなく、やはり事件であり、岡林優空君は他殺の可能性があるという裏付けになるのではないでしょうか。
高知小2水難事故の真相① 加害者(犯人)は片岡三兄弟+1人?
高知小2水難事故の真相は、やはり事故ではなく他殺であるというものです。
そして、加害者(犯人)は片岡三兄弟とD君ではないかと言われています。
片岡三兄弟とは先ほどから出ているA君B君C君です。
何度も川と自宅を往復
片岡三兄弟は岡林優空君と一緒に遊んでいたのに、優空君の父親には「一緒に遊んでいない」と嘘の証言をしています。
また、午後5時半から午後6時半ごろまで、片岡三兄弟と中学生1人は三兄弟の家と川を何度も往復しています。この往復する姿は優空君の母親が目撃しています。
川と家を往復するのは、やましいことがあり、優空君のことが気になったからではないでしょうか?
支援学級にいた
出典:twitter.com
片岡三兄弟は支援学級に在籍していたことがわかっています。長男のC君は知的障害があり、人とコミュニケーションをとるのが苦手なタイプでした。
知的障害はありませんでしたが、次男のB君と三男のC君も問題行動を起こすタイプだったため、支援学級にいたようです。
問題行動とは次のようなものでした。
・人の家で勝手に遊ぶ
・人の家で遊んでいる時に、「家に誰もいない」と嘘を言って昼食をせがむ
近所でトラブルを起こすような問題児だったようです。
D君は粗暴で問題を起こすタイプで、近所では遊ぶ子がいなくなったために、優空君のグループに入るようになったという情報があります。
いじめがあった可能性が浮上
実は、岡林優空君は片岡三兄弟とD君にいじめられていたのではないか?という情報があります。
D君から「殺す」と言われていたり、B君とはしょっちゅうけんかをして、暴行を受けていたようです。
優空君の父親も、いじめを疑ったツイートをしています。
#高知県小学生水難事故
— 岡林宏樹 (@Hirohina6) August 30, 2019
、、、イジメ?信じたくは有りませんが、遊びの中でのイジメがエスカレートしての突発的な事件だったのであれば、普段から遊んでいて憎悪感があったという事も考えられます。無理矢理でも、止めていれば、、、遊ぶなとは言ってただけに、ツライです。
#高知県小学生水難事故
— 岡林宏樹 (@Hirohina6) May 7, 2021
お疲れ様です。
岡林です。
保護者の皆様に聞きたい。
幼稚園では字を書くのも絵を描くのも大好きな子でした。
読書も幼稚園~小学1年にかけて200冊ほど借りて読んでました。
2年生になってから絵を描くのも、字を書くのも嫌いになりました。学校が疎ましくなったのかもです pic.twitter.com/V9lmHWhpie
優空君は2年生になってから、本を読んだり、字を書くのも嫌になっていたようで、父親はいじめの影響の可能性があると語っています。
遺族が「いじめの疑いがある」と訴えている問題で、父親の宏樹さん(47)らが5日、南国市教育委員会が設置した第三者委員会の解散と再設置を市と高知県の各教委に申し入れた。
事故当日も、優空君はいじめられていて、それがエスカレートして片岡三兄弟とD君に殺害されたのかもしれません。
高知小2水難事故の真相② 大きな圧力があった?
高知小2水難事故には実は加害者(犯人)がいて、その加害者とは岡林優空君と一緒に遊んでいた片岡三兄弟(A君B君C君)とD君の可能性があります。
ただ、この高知小2水難事故はこれだけで収まる話ではないかもしれません。
優空君の父親と母親が必死に事故の真相を探していますが、それに対して大きな圧力がかかっている可能性が出てきているのです。
気になる会話がある
出典:twitter.com
優空君の父親が事故の真相を調べていく中で、気になる会話データが出てきました。
「ウチの下の子が、泣き出すんですわ。D君に、この話をするな。もししたら、どうなるかわかっているだろうな。と言われたと。脅されていたんですわ。うちの子は」
「(Dの父)から、なんや、お前だったんか、と言われましたわ。吐き捨てるように」
これは、片岡三兄弟(A君B君C君)の父親から、優空君の父親が言われた言葉です。ただ、優空君の父親が証言してくれるように頼んだら、逃げてしまったとのこと。
この片岡三兄弟の父親の言うことが本当なら、片岡三兄弟とD君が優空君に何かをして、片岡三兄弟とその父親は、D君とD君の父親から脅されていたということになります。
こんな書き込みも
Twitterには、「D君の父親が役所勤めをしていて、事故をうやむやに片付けようとしている」という投稿もありました。
私しも同じことを願っていましたがこんな書き込みを見ました。 pic.twitter.com/LKYJ1c8B51
— SARAH (@sarahueno) September 4, 2019
5ちゃんねるにも同じような書き込みがあります。
171名無しさん@1周年2019/09/05(木) 21:09:15.77ID:1fv8dEqY0
そうだよ3兄弟ともう1人の子供の
親がお役所務め
役所勤めの偉い人が親だった、いわゆる「上級国民」だったから、警察などに圧力をかけて、事件を事故として片付けようとしているのかもしれません。
Wikipediaが消えた
この高知小2水難事故は、インターネット上で大きな話題になり、Wikipediaのページが作られました。
しかし、2020年1月に2回ほど「特筆性がない」、「グレーな部分が多い」などの理由で削除依頼が出され、2020年2月にWikipediaの高知小2水難事故のページは削除されました。
Wikipediaのページが消えたというのは、誰かが圧力をかけて、消すように仕向けた可能性は十分にあります。
ちなみに、上級国民の代表的な存在とされる池袋暴走事故の犯人である飯塚幸三のWikipediaページには、池袋暴走事故の記述は一切ありません。
おそらく、これも何かしらの圧力でその部分の記述は削除されたと思われます。
高知小2水難事故の現在
高知小2水難事故では、現在も岡林優空君の死の真相を求めて、優空君の父親と母親は闘っています。
いじめがあったのではないか?という両親の訴えに対し、2019年11月に南国市の教育委員会は事案の経緯などを調べる第三者委員会を設置することを決めました。
しかし、この第三者委員会は、遺族の合意がなく、中立性が担保されていないため、2020年10月に父親と母親は第三者委員会の解散を求めました。
また、事故の再捜査を求める署名を高知東署に2019年10月に提出していますが、今度は警察庁に提出するための第2回目の署名を集める運動を行っています。
ただ、まだ再捜査は行われていません。
高知小2水難事故のまとめ
高知小2水難事故の概要や岡林優空君の父親と母親の活動、事故の真相と現在をまとめました。
調べれば調べるほど、岡林優空君が亡くなったこの高知小2水難事故はあまりにも不審な点が多すぎます。
もし加害者がいた事件だったとしても、本当に事故だったとしても、真相を解明するための再捜査を行ってほしいですね。