小番一騎さんは、嫁の不倫相手だった弁護士・和田正さんの局部を枝切りバサミで切断し、トイレに流すという…世の男性を震え上がらせた猟奇的な傷害事件を起こした犯人です。
そんな小番一騎さんの「局部切断事件」の概要とその後、嫁が南部希実さんだとする噂の真相、そして現在の小番一騎さんと和田正さんについてまとめました。
この記事の目次
小番一騎とは?嫁の不倫相手の弁護士の局部を切断した事件の犯人
“平成の阿部定事件”の犯人・小番一騎のプロフィール
プロフィール
・名前:小番 一騎(こつがい いっき)
・出身地:東京都世田谷区
・血液型:O型
・階級:スーパーライト級
・好きなボクサー:モハメド・アリ
・好きな女性のタイプ:意思が強い人
・逮捕当時年齢:24歳
事件を起こした当時の小番一騎さんは、司法試験合格を目指して慶應義塾大学の法科大学院に在籍する学生でした。
その一方で小番一騎さんは、上のプロフィール画像を見てもわかる通り、ボクシングにも情熱を傾けており、それは決して趣味レベルのものではなく、公式戦の出場記録こそ無かったものの、プロボクサーのライセンスを取得するほどだったと言います。
そんな小番一騎さんは後に、ボクシングのこと、将来の展望について次のように語っています。
「もともと、司法試験に受かっても、もう一度本気でボクシングをやろうと思っていました。大学の延長で法科大学院に通っていましたが、法律家になるかは決めていなかったんです。ただ、弁護士をやるなら、僕はお金を稼ぎたいというわけではなく、社会正義を実現したいと考えていたので、企業法務ではなく刑事弁護を担当したいと思っていました。
引用:独占告白「私が弁護士のイチモツをチョン切るに至るまで」〜浮気した妻とは仲直りできました(週刊現代,齋藤剛) | 現代ビジネス | 講談社(1/6) https://gendai.ismedia.jp/
世の男性を震撼させた小番一騎の「局部切断事件」の概要
小番一騎さんが「局部切断事件」起こしたのは、2015年8月13日午前7時半過ぎ頃のことでした。
東京・港区虎ノ門のにある“みなと協和法律事務所”の一室で、小番一騎さんとその嫁、そして彼女を個人秘書として雇っていた弁護士の和田正さんの3人が、不倫を巡るトラブルで話し合っていました。
出典:https://access-journal.jp/
その話し合いの中で、和田正さんは小番一騎さんの嫁と肉体関係があったことを認めて謝罪するも、それはあくまで合意の上での不倫関係であることを主張しました。
しかし、嫁からは不倫ではなく強姦されたとの説明を受けていた小番一騎さんは、そんな和田正さんの言い分に激昂し、和田正さんの顔面を拳で4発殴りつけました。
プロボクサーのパンチをまともに食らった和田正さんは、そのまま失神するのですが…小番一騎さんは、失神した和田正さんの下半身を露出し、隠し持っていた刃渡り6cmの枝切りばさみで局部を切断して、あろうことかそのままトイレに流してしまったのです。
出典:https://www.youtube.com/
男にとっては想像するだに恐ろしい猟奇的な傷害事件ではあるのですが、小番一騎さんの周囲の人の話を聞いてみると、誰もがそんな恐ろしい事件を起こす人物ではなかった…と口を揃えて証言しているんですよね。
小番一騎さんが事件当時に通っていたボクシングジムの練習生は次のように話しています。
「こんなことをするやつじゃなかった。カッとなって殴るなんて絶対にやらない。よっぽどのことがあったのだと思う。ただの浮気とかそんなんじゃなくて。それを知りたい」
その後の公判を傍聴した、慶大法科大学院の元クラスメートも、次のように話しています。
「(小番被告は)とても静かな人で、何かに対し怒ったところなど見たことはない。『弁護士になるのが夢』と話していた。勉強熱心で、来年試験を受けていれば、合格していたと思う」
小番一騎の凶行よりも嫁の異常っぷりがネット上で糾弾され大炎上
小番一騎と嫁は東日本大震災のボランティアで知り合う
そもそも小番一騎さんが、「局部切断事件」を起こすきっかけとなった嫁とは、東日本大震災のボランティア活動の中で出会ったようです。
出典:http://www.asahi.com/
被災地ではあくまで知り合った程度だったのですが、東京へ戻ってから開かれた飲み会の席で意気投合し、そのまま交際に発展したのだとか。
その後の交際も順調で、2人は早々に学生結婚して、東京・中野区にある築40年の一軒家の一室を間借りして同棲生活を始めています。
小番一騎を犯行に走らせた張本人は嫁!ネットで大炎上したワケ
今回の「局部切断事件」の構図は、ごくごく真面目で正義感がとても強かった小番一騎さんが、嫁に「上司から強姦された」との嘘の吹き込まれた挙げ句に、愛する妻を陵辱した和田正さんへの憎しみに燃え、凶行に及んだものです。
このことから、一番罪に問われるべきは、小番一騎さんを凶行に駆り立てた張本人である嫁なのでは?との声が沸き起こるのですが、実際には証拠不十分を理由に、嫁が罪に問われることはありませんでした。
さらに、嫁が公判の中で供述した、小番一騎さんと結婚した理由や、犯行時に現場に居合わせた時の心情などの、その驚くべき内容が明らかになるや、たちまちネットを中心に大炎上に発展したのです。
出典:https://twitter.com/
まず、小番一騎さんからプロポーズされた時の心情と、その後の結婚生活について、嫁は次のように語っているんですよね。
「当時、猫の里親になりたかったが『結婚しないと里親になれないので猫をもらえない』と、言われた。考えが甘かったとは思うが、どうせ結婚なんて紙ペラ1枚のことだし、もういいやと思った」
(中略)
「1年暮らしてみて気持ちの整理がついて、猫と同じように一騎もペットと思えば腹が立たないようになってきた」
引用:ライブドアニュース-局部切断事件被告妻は「アレキシサイミア」の可能性と精神科医が分析 https://news.livedoor.com/
また、嫁は元プロボクサーの小番一騎さんが、不倫相手の和田正さんをボコボコに殴っている間も、夫を止めることもなく、声すらあげずに座ったまま見ていたそうです。
出典:http://ginsui.cocolog-nifty.com/
さらに、小番一騎さんが和田正さんの局部を切断した瞬間についても、次のように語っています。
「まさか切るのではと頭をよぎった。私からは被告人の手元は背中で隠れていたので見えなかったが、さすがにそれはまずい、止めないと、と思っていたところ『シャキン』と音がしたので『あー、やっぱり切っちゃった』と思った」
引用:ライブドアニュース-局部切断事件被告妻は「アレキシサイミア」の可能性と精神科医が分析 https://news.livedoor.com/
とても目の前で惨劇が起こっているとは思えないほど、感情のない無味乾燥な出来事として語られているんですよね。
まるで「テレビでも見ているような感じで現実感が無かった」とも供述しています。
小番一騎の嫁は南部希実?ネット上ではたちまち特定されることに…
南部希実が小番一騎の嫁と噂された理由とは?
ネット上で小番一騎さんの嫁が大炎上する一方で、急速に進められたのが嫁の特定作業でした。そんな中で次第に有力視されるようになったのが、慶應義塾大学に通う大学生の南部希実さんでした。
事件当時、南部希実さんは慶応義塾大学の法学部法律学科2年生で、”法学部”というところに小番一騎さんとの共通点がありました。
さらに、「お堅い職業である弁護士を、不倫行為に走らせるからには、きっとかなりの美女に違いないぞ!」そんな先入観からか、慶應義塾大学のキャンパスアイドルとしても注目されている美人である南部希実さんに白羽の矢が立ったのかも知れません。
小番一騎の嫁・南部希実説はガセ情報だった…
しかし、事件当時の小番一騎さんは大学院生であり、小番一騎さんの嫁は彼の同級であることがわかっていることから、もしも嫁が大学院に進学していなければ、社会人になっているはずなんですよね。
少なくともその点だけでも、南部希実さんが小番一騎さんの嫁である可能性は否定され、完全なガセ情報であることが判明しています。
小番一騎の嫁と不倫して局部を切断された弁護士・和田正について
弁護士・和田正が小番一騎の嫁に言い寄る形でW不倫関係に…
小番一騎の「局部切断事件」の被害者となった弁護士・和田正
みなと協和法律事務所パートナー弁護士・中小企業診断士。事業再生、M&A、知的財産権、エンターテーメント・スポーツビジネス、訴訟等を幅広く手掛ける。
小番一騎さんの嫁は、みなと協和法律事務所に所属する弁護士・和田正さんの個人秘書として勤めており、和田正さんが上司である地位を利用して、小番一騎さんの嫁に言い寄る形で不倫に発展したようです。
ちなみに和田正さんにも妻子がいることから、小番一騎さんの嫁と和田正さんとの関係は、W不倫関係ということになります。
小番一騎さんの嫁は、「局部切断事件」が起きる前年の5月に和田正さんの弁護士事務所で働き始めており、その年の約半年後の12月末には、2人は社内不倫関係に陥ったと言います。
そして、2015年に入ると2人の不倫関係はさらにエスカレートし、和田正さんが“ゲス不倫”を満喫していた様子が次のように報じられています。
今年に入ると、2人の関係は一気にはじけた。配偶者には見せないであろうコスプレを堪能。場所は決まってカラオケ店。学園もののコスチュームを好み、セーラー服やブルマをはき、楽しそうに歌い、そして体を重ねた。
約7か月の間に少なくとも6回の「性交」を重ねたが、許されざる関係は長くは続かなかった。7月、2人で高尾山に行ったのを境に、徐々に妻が男性を避けるように。不倫を清算し“元サヤ”に戻ろうとしたが男性に引き留められた。
引用:すそ洗い-小番一騎の妻が、被害弁護士とセーラー服ブルマのコスプレ6度性交
https://blog.goo.ne.jp/
そして、運命の2015年8月13日を迎えることになるのですが、和田正さんが小番一騎さんに局部を切断された際の生々しい状況を、より具体的に説明する記事があったので引用しておきましょう。
謝罪こそ得たが、「(性交は)無理やりではない」という抗弁に怒りを爆発させ、
「妻の苦悩や自分の絶望が伝わっていないと思った。ならば、せめて物理的痛みを与えよう」
と、B氏(和田正さん)の顔面に4発パンチを入れて失神させ、枝切りバサミで局部を切断。「妻にしたようなことはもうできないように。流せば再生手術もできない」と、男のナニをビル内のトイレに流した。
そして、「あれ、ここどこ?」、「なんで血が出ているの?」と錯乱するB氏に対し、小番氏は「切ったんです」、「あなたがA子(嫁)を強姦したからですよ」と告げ、笑い声を上げた。
引用:独占告白「私が弁護士のイチモツをチョン切るに至るまで」〜浮気した妻とは仲直りできました https://gendai.ismedia.jp/
小番一騎に局部を切断された弁護士・和田正のその後と現在について
事件後も変わらず勤務するものの、排尿障害は生殖機能を失っていた…
弁護士という固い職業に就きながら、破廉恥な性癖や赤裸々な不貞行為が法廷で暴露されてしまった和田正さんですが、現在もみなと協和法律事務所に勤務して職務に当たっているようです。
出典:https://twitter.com/
小番一騎さんにより局部を切断された和田正さんの陰茎は、たった1cmほどしか残っていなかったと言います。
すぐさま病院に搬送されて緊急手術を受け、15日後には退院したものの、その後は小便器での排尿ができず、生殖機能も失ってしまったとされています。また、現在も激痛に苦しんでいるとも…。
和田正さんにとって、W不倫の代償は、あまりにも大きなものになったようです。
小番一騎のその後と現在について
小番一騎は現在、懲役4年6ヶ月の実刑判決を受け服役中
2016年7月5日、小番一騎さんの「局部切断事件」に対する判決公判が東京地裁で開かれ、家令和典裁判官は次のような判決理由により、求刑6年に対して懲役4年6月の実刑判決を小番一騎さんに言い渡しました。
「動機に酌むべき事情はあるが、男性に回復不能の傷害を負わせた結果は重大だ」
「男性は小番被告に、妻と性的関係を持ったことを謝罪した。男性側に量刑を左右するような落ち度はない」
引用:【弁護士局部切断事件】小番被告に懲役4年6月の実刑判決 「酌むべき事情あるが結果は重大」 東京地裁 https://www.sankei.com/
出典:https://twitter.com/
小番被告側は「量刑が不当に重い」と控訴しましたが、2017年2月14日に東京高裁で開かれた控訴審判決で控訴が棄却され、刑が確定しています。
小番一騎、出所後も嫁とは離婚せず一緒に暮らしたい…
小番一騎さんの「局部切断事件」の公判の中で、小番一騎さんの嫁の供述調書が読み上げられたのですが、その異常とも言える内容に、傍聴席がざわつく場面があったと言います。
出典:https://twitter.com/
〈実家にいるのが窮屈で逃げたかった。「結婚なんて紙っぺら一枚だ」と思い、深く考えなかった。だが、見込みが甘かった。一騎は収入がなく、ケンカになった。猫を飼っていたが、あるときから夫もペットと同じと思えば腹が立たないようになってきた〉
〈一騎への思いは事件後も変わらないが、騒ぎになったので、せめて名字だけは変えたい。リセットして海外で美術の勉強をしてみたい〉
引用:独占告白「私が弁護士のイチモツをチョン切るに至るまで」〜浮気した妻とは仲直りできました https://gendai.ismedia.jp/
小番一騎さんとの結婚生活への未練など微塵も感じさせない証言の数々なんですよね。
これに対して、重大な罪を背負うことになった小番一騎さんからは、「事件の元凶」とも言える嫁に対する恨み節などは一切出てくることはありませんでした。
それどころか小番一騎さんは、公判で読み上げられた嫁の供述は、全て裁判用のものと吐き捨て、出所後も嫁と離婚することなく、結婚生活を続けていきたいとの意思を示しているようです。
「とにかく妻ともう一度一緒に暮らしたい。それだけです。普通に考えれば、皆さんは『離婚だろう』と思うかもしれません。でも、その予定はまったくありません。4月14日の被告人質問でも裁判官に『離婚する予定はあるか』と聞かれましたが、なぜそんなことを聞くのか理解できなかった」
引用:現代ビジネス-独占告白「私が弁護士のイチモツをチョン切るに至るまで」〜浮気した妻とは仲直りできました https://gendai.ismedia.jp/
まとめ
いかがでしたでしょうか。
嫁の不倫に激昂した小番一騎さんが、不倫相手だった弁護士・和田正さんの局部を枝切りバサミで切断し、トイレに流すという猟奇的な傷害事件の概要とその後、そして現在の小番一騎さんと和田正さんについてまとめてみました。
W不倫の代償として男性の象徴を失ったエリート弁護士と、犯罪者となってしまった弁護士の卵。そんな2人の人生を狂わせたのは、他ならぬ小番一騎さんの嫁であったことは明らかなようです。
しかし、それでもなお嫁との結婚生活を維持したいと語る小番一騎さん。きっと夫婦にしか分からないものがあるのかも知れませんね。