交際相手の齋藤瑞希さんを暴行して死亡させた小松魁人の凶悪さが注目されています。
この記事では小松魁人の生い立ちや親などの家族、身長や全身のタトゥー、少年院の前科などの経歴、齋藤瑞希さんを暴行する事件を起こした動機、現在の状況などについてまとめました。
この記事の目次
小松魁人は千葉県柏市の齋藤瑞希さん死亡事件で逮捕された男
小松魁人(こまつ・かいと、事件当時22歳)は、2023年9月23日に千葉県柏市末広町のマンションで、この部屋に住む齋藤瑞希さん(事件当時24歳)が倒れているのが見つかり搬送先の病院で死亡が確認された事件で傷害の容疑で逮捕された男です。
小松魁人は齋藤瑞希さんと交際し事件現場となった部屋で同棲していました。
逮捕容疑は、事件発覚の約2週間前の9月10日の午前0時10分から約20分間にわたって齋藤瑞希さんの顔などを複数回殴る暴行を加えたとするものですが、齋藤瑞希さんには全身に傷や痣があったという事で、小松魁人がかなり激しい暴行を加えたとみられています。
小松魁人は、自らの暴行により重傷を負った齋藤瑞希さんを2週間にわたって放置し、9月23日の16時半頃にようやく「女性が倒れている。意識がない」と119番通報しています。
駆けつけた救急隊によって齋藤瑞希さんは病院に搬送されましたが死亡が確認されました。
翌24日、千葉県警察は傷害の容疑で小松魁人を逮捕しました。齋藤瑞希さんの正確な死因は不明ですが、警察は傷害致死を視野に捜査を進めているという事です。
小松魁人の生い立ちや親などの家族
小松魁人の生い立ちや家族については、2023年9月29日配信の「週刊文春オンライン」の記事で、2001年に栃木県宇都宮市の生まれで、幼い頃に両親が離婚して母親に引き取られて育ち、17歳の頃に茨城県阿見町に引っ越した事が明らかになっています。
2001年、栃木県宇都宮市で生まれた小松。幼少期に両親が離婚し、パート勤務の母と暮らしていたが、17歳の時に茨城県阿見町へと移り住んだ。
一方、9月30日配信の「集英社オンライン」の記事では、中学時代まで小松魁人が住んでいた集合住宅の住民の証言として、小松魁人の家族や生い立ちについて、「父親はヤクザっぽい人」、「母親はスナック勤め」、「小学校高学年くらいから素行が悪くなり親はそれをほったらかしていた」との情報が明かされています。
小松くんのお父さんはちょっとヤクザっぽい人でお母さんはスナック勤めをしていたそうです。小松くんは小学校高学年くらいから素行が悪くなっていって、親もそれを放ったらかしているような感じでした」
引用:〈柏・同居女性“殴打死”事件に驚愕の新事実〉「また人を殴って死なせたんですか?」逮捕された男は13歳時に16歳少年を松葉杖で殴り失血死させていた…「当時から“札付き”の印象しかなかった」
さらに、この女性は小松魁人が小学校高学年頃から万引きを繰り返し、中学では同級生に暴力を振るって問題になった事もあると証言しています。
小学校高学年から万引きを繰り返すようになった小松容疑者は、中学に入ると粗暴な行為が目立つようになったという。女性が続ける。
「突然、同級生を後ろから蹴ったり、足をケガしていた生徒さんを蹴り倒して問題になったこともありました」
引用:〈柏・同居女性“殴打死”事件に驚愕の新事実〉「また人を殴って死なせたんですか?」逮捕された男は13歳時に16歳少年を松葉杖で殴り失血死させていた…「当時から“札付き”の印象しかなかった」
小松魁人の身長は175cm
出典:https://yamagata-dainigeka.jp/
小松魁人の身長は175cmで、ボクシング経験者で筋肉質だったとの情報が明かされています。
身長が約175センチの小松は筋肉質でボクシング経験者。
小松魁人は身体中にタトゥーを入れ過去に殺人事件を起こした日付も
小松魁人が送検される際の様子がテレビニュースなどで流された際に、首筋にタトゥーを入れている事が話題になりました。
「文春オンライン」に情報を提供した小松魁人の元同僚の男性の証言によると、小松魁人は首筋以外にも身体のあちこちにタトゥーを入れており、右胸には過去に自分が暴行し殺害した先輩が死亡した日付のタトゥーが入っており、小松魁人はそれを自慢げに語っていたのだそうです。
右胸に刻まれているタトゥーをよく見ると、日付らしき数字である。やや斜めの筆記体。トライバル(部族)風の装飾が施されていた。
男はそれを見せびらかすと、こう言い放った。
「これは俺が先輩を殺した日。それを忘れないように彫ってあるんだ」
引用:〈柏24歳キャバ嬢暴行死〉逮捕の男(22)が右胸に刻み込んだ“13歳で先輩を殺した日”タトゥー 金属製の松葉づえで頭や腹などを複数回殴打し……「俺に楯突くとこうなるんだ」《腕の刺青写真》
小松魁人は茨城県内のタトゥースタジオに足繁く通い、全身のあちこちにタトゥーを入れていたとも、元同僚が証言しています。
小松はそれ以外にも全身にタトゥーを入れていた。
「確か左腕にはダルマの和彫り。リアルな鳳凰や鯉も入っていました。今時の若い子なのでお洒落な感じですよ。絵柄を気に入ってくれていて、完成するといつも喜んでいました」
引用:〈柏24歳キャバ嬢暴行死〉逮捕の男(22)が右胸に刻み込んだ“13歳で先輩を殺した日”タトゥー 金属製の松葉づえで頭や腹などを複数回殴打し……「俺に楯突くとこうなるんだ」《腕の刺青写真》
小松魁人の前科の傷害致死事件について
出典:https://yamagata-dainigeka.jp/
過去に先輩を暴行し死亡させた日付をタトゥーで自分の体に彫っていたという小松魁人ですが、この小松魁人に傷害致死の前科を共同通信が2015年に報じています。
小松魁人の傷害致死の前科は、当時住んでいた宇都宮市の集合住宅で、中学の先輩で当時高校1年生の16歳の少年を暴行し死亡させた事件によるものです。
宇都宮市の集合住宅の一室で1月、この部屋に住む高校1年の須田勇輔さん(16)が倒れ、死亡が確認された事件で、栃木県警は26日、傷害致死の疑いで、当時13歳だった市内在住の中学2年の少年を栃木県中央児童相談所に送致した。少年は同日、宇都宮家裁に送致された。少年審判を開くかどうか決めるための調査が行われる。
捜査関係者などによると、須田さんと少年は同じ中学の先輩と後輩だった。
事件当時、被害者の少年は足を怪我をして松葉杖をついており、小松魁人はその松葉杖を奪って少年を殴りつけて大怪我を負わせ死亡させています。
小松魁人は未成年だったため少年院へと送られているため、正確には前科ではありませんが、小松魁人が過去にも暴行により人を殺している事は事実です。
小松魁人の経歴
小松魁人の経歴については、傷害致死の前科により少年院に送られたものの義務教育である中学は2015年に卒業しており、その後は地元で建築関係の仕事に2年間していたようです。
その後の経歴は、17歳の時に茨城県阿見町に移り住んで飲食店従業員をし、齋藤瑞希さん暴行死事件を起こす前年の2022年から柏市内のキャバクラ店で働いていたとの事です。
小松容疑者は2015年に宇都宮市内の市立中学を卒業後、地元で建築関係の仕事を数年した後、茨城県内の飲食店従業員を経て、2022年から柏市内のキャバクラ店で働くようになったという。
引用:〈柏・20分間殴られた24歳同居女性が死亡〉逮捕された刺青男(22)はヤクザや経営者に憧れるトラブルメーカー「上にはペコペコして下の人間の前では横柄…まさに“小者”でした」
「文春オンライン」に証言した小松魁人の元同僚男性によると、小松魁人は阿見町の塗装屋をトラブルを起こしてクビになり、18歳の頃に茨城県龍ケ崎市のパチンコ店に正社員として入社したという事です。
「入社してきたのは小松が18歳の頃。それまでは阿見町の塗装屋で働いていたようですが、トラブルを起こして職場にいられなくなったという。ウチには正社員として入ってきました」(A氏)
しかしこのパチンコ店でも小松魁人は副店長など他の同僚に暴行する事を繰り返し、わずか8ヶ月で解雇されています。これが2018年〜2019年頃だと思われます。
その後、小松魁人は茨城県内の飲食店で勤務を経て2022年から柏市内のキャバクラ店で働くようになったようですが、最初に勤めたキャバクラ店もトラブルを立て続けに起こして半年後に退職しています。
この時のトラブルは、女の子(キャバクラ店のキャストか)を脅迫した事と、友人に貸した金のカタとしてキャデラックを受け取った事が警察沙汰になり逮捕されて20日間勾留された後に不起訴処分になった事だったようです。
その後、店を転々とした小松魁人は2022年10月から茨城県土浦市のキャバクラ店で勤務。しかしここも長くは続かずに、2023年の夏頃に再び柏市内のキャバクラ店で勤務し、ここで事件の被害者である齋藤瑞希さんと出会い交際に発展。店のキャストとボーイが交際する事はルール違反のため1ヶ月ほどで解雇されています。
そして、それから2ヶ月〜3ヶ月後に小松魁人は齋藤瑞希さんを暴行して死亡させる事件を起こし逮捕されました。
小松魁人が齋藤瑞希さんを死亡させる事件を起こした動機
出典:https://assets.shueisha.online/
小松魁人が交際していた齋藤瑞希さんに対して、死亡させるほどの激しい暴行をした動機は現在の時点でははっきりとはわかっていません。
ただ、小松魁人が取り調べに「昔の彼女に戻ってもらえるよう目を覚ましてほしかった」などと動機を語っているとの情報が出ています。
一部報道によると、小松容疑者は暴力を振るった動機について、
「昔の彼女に戻ってもらえるよう目を覚ましてほしかった」
といった趣旨の供述をしているという。
引用:《千葉・被害女性の齋藤瑞希さん(24)を連続20分暴行、その後死亡》小松魁人容疑者(22)「“ヤバい奴”だから注意しろ」戦慄の素顔とイカつすぎるヤンキー写真
これが事実だとすれば、人を自分の思い通りにしたいという身勝手な動機だと言えます。
今後の裁判などで、小松魁人と齋藤瑞希さんの間で何があったのかや詳細な動機が明らかにされると思われます。
小松魁人の現在
小松魁人は2023年9月25日までに齋藤瑞希さんに対する傷害の容疑で逮捕送検されています。
ただその後、小松魁人が起訴された、傷害致死の容疑で再逮捕されたとする情報は上がってきていません。
小松魁人の暴行によって齋藤瑞希さんが亡くなったとする証拠が現在の時点で確保できていない可能性も考えられます。
まとめ
今回は、2023年9月23日に千葉県柏市末広町のマンションで、齋藤瑞希さんが全身に怪我を負って倒れているのが見つかりその後死亡が確認された事件で、傷害の容疑で逮捕された交際相手の小松魁人についてまとめてみました。
小松魁人の生い立ちや家族については、栃木県宇都宮市で2001年に生まれ、父親はヤクザ風、母親はスナック勤めで兄弟はおらず一人っ子である事などがわかっています。両親はその後離婚しており、母子家庭で育ったようです。
小松魁人は子供時代から素行が悪く、小学校高学年の頃から万引きをし、中学進学後は同級生を暴行するなどし問題になっています。13歳の時には中学の先輩に激しく暴行して死亡させた前科もあり少年院に入っていたようです。
中学卒業後の経歴は、茨城県で、建築現場や飲食店、パチンコ店、キャバクラ店など仕事を転々とする生活をしていますが、小松魁人は身長175cmでボクシング経験者で、気に入らない事があるとすぐに暴力を働くためトラブルを起こし、長く続けた仕事はないようです。
小松魁人は全身にタトゥーを入れており、左胸には前科の傷害致死事で先輩が死亡した日付のタトゥーも入れているとの事です。
小松魁人が交際相手の齋藤瑞希さんを殺害した動機ははっきりとはわかっていませんが、「昔の彼女に戻ってもらえるよう目を覚ましてほしかった」などと供述しているという事で、自分の思いどりにしようと暴力を振るったのが動機となった可能性が高いとみられています。
現在、小松魁人は齋藤瑞希さんに対する傷害容疑で逮捕送検されていますが、2023年10月23日の現在はその後、小松魁人が傷害致死などで再逮捕されたという情報や起訴されたなどの情報は出ていません。