クーアンドリクの炎上と現在!やばい理由10選・内部告発や里親募集の裏事情・死亡事故など総まとめ

大手ペットショップ「クーアンドリク(Coo&RIKU)」の悪質な実態が告発され炎上しています。

 

この記事ではクーアンドリクがやばいと言われる理由や慈善事業を装った里親募集の裏事情や実態、相次ぐ内部告発や死亡事例、現在の炎上状態などについてまとめました。

クーアンドリクは生命を軽視した悪質な経営が告発されたペットショップ

 

出典:https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/

 

「クーアンドリク(Coo&RIKU)」とは、全国に200店舗以上を展開するペットショップ大手で、トリミングサロンや動物カフェ、ペットホテルなども運営しています。

 

クーアンドリクは1999年に大久保浩之社長が埼玉県草加市で個人店を創業したのが始まりで、破格の安売りを武器に経営を拡大しチェーン化に成功。ペットブームにも乗じて20数年の間に全国216店舗を展開する業界最大手に上り詰めました。

 

急激に成長したクーアンドリクですが、以前からネット上ではかなり評判が悪く、「やばい」、「利用してはいけないペットショップ」としても知られていました。

 

2023年8月から9月現在にかけて「週刊新潮」および「デイリー新潮」が、このペットショップ「クーアンドリク(Coo&RIKU)」のあまりにもやばい裏事情などを大々的に告発し、ネットでも大規模な炎上に発展しています。

 

次の見出しからはこれらの記事で明らかにされている、クーアンドリクのあまりにもやばい実態について順番にまとめていきます。

 

 

 

クーアンドリクがやばい理由① パルボウイルスなど感染症で死亡する子犬が多数

 

2023年8月5日、「デイリー新潮」は、クーアンドリクで購入した子犬が、ジアルジアと糞線虫という2種類の寄生虫に蝕まれており一時は命の危険もある状態に陥ったという内容の記事が配信されました。

 

さらに、8月15日には、クーアンドリクで購入した子犬が「パルボウイルス」という感染症にかかっており、家族として迎えてからわずか4日後に亡くなったという内容の記事が配信されました。

 

「パルボウイルス」は、嘔吐や下痢、白血球の減少などを引き起こし、抵抗力の低い子犬が感染した場合致死率の高い極めて危険な感染症です。

 

パルボウイルス感染症とは、パルボウイルスの感染により引き起こされ、嘔吐や下痢、白血球の減少を特徴とする感染症です。

感染力や消毒に対する抵抗性がとても強く、環境中でも長期間生き残ります。

特にパルボウイルスに対しての免疫のない子犬などで致死率が高く、犬にとって危険な感染症のひとつです。

 

引用:ペット保険のFPC 犬パルボウイルス感染症

 

デイリー新潮の記事では、クーアンドリクで購入した子犬が、購入当日からひどく下痢をしており、急激に元気がなくなり、駆け込んだ動物病院で、このパルボウイルス感染の疑いがあると診断され、治療を行なったもののわずか4日後に死亡したという経緯が明らかにされています。

 

パルボウイルスは、感染力や消毒に対する抵抗性が非常に高く、環境中でも長期間生存するため、ペットショップなどで感染が発生した場合は、一度封鎖して完全消毒をするまで一切動物を入れるべきではないほどの危険な感染症ですが、亡くなった子犬の購入者によれば、クーアンドリクの当該店舗(江ノ島店)はパルボウイルス発生発覚後も何事もなかったように営業を続けていたそうです。

 

そして、8月30日に配信された「デイリー新潮」と、8月31日発売の「週刊新潮」(2023年9月7日号)では、またしてもクーアンドリクで購入した子犬がこの「パルボウイルス」に感染しており、購入から数日後に死亡していた事が明らかにされています。

 

ペットショップ大手「Coo&RIKU(クーアンドリク)」東久留米店(東京都・東久留米市)で8月17日に購入された子犬が、犬パルボウイルス感染症が原因で4日後に死んでいたことがわかった。3日に「江の島店」(神奈川県・藤沢市)で購入された子犬も同じ病気で7日に死んでおり、8月だけで2件目となる。

 

引用:またもや「恐怖のウイルス」が原因 ペットショップ「クーアンドリク」で買ったばかりの子犬を亡くした客の怒り 今月だけで2件目

 

2023年8月だけで2件立て続けに、しかも違う店舗(江の島店と東久留米店)で、「パルボウイルス」に感染した子犬が販売されて死亡した事になります。

 

「週刊新潮」(2023年9月7日号)では、クーアンドリクの現役社員からの内部告発として、静岡県と石川県、山口県の3店舗で、2023年3月にパルボウイルスの感染が立て続けに発生していた事も明らかにされています。

 

パルボウイルスをめぐっては、現役社員からはこんな情報も寄せられている。

「今年3月には掛川店(静岡県)、金沢店(石川件)、サンパークあじす(山口県)、京都店(京都府)で立て続けに発生しています」

 

引用:またもや「恐怖のウイルス」が原因 ペットショップ「クーアンドリク」で買ったばかりの子犬を亡くした客の怒り 今月だけで2件目

 

この一連の内容は、全国に216店を展開するクーアンドリク全体で、パルボウイルスのような致死性の高い感染症が蔓延している事を疑わせます。

 

 

 

クーアンドリクがやばい理由② 2021年にもパルボウイルスの内部告発

 

「デイリー新潮」と「週刊新潮」の記事が出るちょうど2年前の2021年9月に、SNSでクーアンドリクの元従業員による内部告発があり、あまりにも酷い裏事情が拡散された事がありました。

 

その内部告発の中に、「店舗内でパルボウイルスが発生した」、「他店でパルボウイルスが発生し、感染した子を自店で看取った事もある」、「パルボウイルスだけでなくケンネルコフの流行は常でした」といった内容が含まれていました。

 

出典:https://pbs.twimg.com/

 

今回の「デイリー新潮」および「週刊新潮」で明らかにされた内容は、この2021年の内部告発を裏付けるものになっています。

 

 

 

クーアンドリクがやばい理由③ 10年以上前から感染症をめぐるトラブルが頻発

 

また、YouTubeにも、クーアンドリクで購入した子犬がパルボウイルスに感染していたとする動画が上がっています。この動画の方は2021年にこの子犬をクーアンドリクで購入されたようです。

 

[youtube https://www.youtube.com/watch?v=skry7NHBfSA?si=G71Phm3w9aDtdedU]

 

これ以外にもSNS、YouTube、Yahoo!知恵袋などで多数の同様の体験談が確認できます。例えば下は2010年にYahoo!知恵袋に投稿されていた内容です。

 

COO&RIKUについて質問です。 つい先日、ここで購入したミニチュアダックスが、パルボウィルスで亡くなってしまいました。家に来てすぐに体調を崩し始め、翌日に動物病院へ連れて行きました。鼻水と咳と下痢のみだった為、風邪と診断され、薬を頂いたのですが、嘔吐が始まったので、その翌朝に他の病院へ連れて行きました。 パルボウィルス感染症と診断され、そのまま入院に。。 手は尽くしましたが、昨日息を引き取りました。

 

引用:Yahoo!知恵袋に2010年9月9日に投稿された質問の冒頭

 

そして、この質問に対するベストアンサーが下の内容です。

 

 

引用:Yahoo!知恵袋

 

 

 

クーアンドリクがやばい理由④ 繁殖場に関するおぞましい内部告発

 

「週刊新潮」(2023年9月7日号)には、クーアンドリクが運営する自前の繁殖場を運営する子会社「大浩商事」の元従業員による、クーアンドリクの繁殖場のあまりにもおぞましい裏事情の内部告発の内容も掲載されています。

 

 

劣悪な環境で出産を強要される母犬

 

クーアンドリクは全国に11の繁殖場を展開していますが、元従業員の内部告発によれば、その繁殖場にはゴキブリやネズミが大量に発生する不衛生な環境で、嫌がる雌犬を社員が2、3人がかりで無理やり押さえつけて雄犬と交尾をさせているため、常時悲痛な鳴き声がけたたましく響き渡っているそうです。

 

産室は20〜30畳ほどの空間で、1匹ごとに区切られた空間で毎日20〜30匹ほどの母犬が出産するそうですが、上記のような劣悪な環境では母犬のストレスは大きく、ネグレクトや生まれたばかりの子犬を食べてしまう母犬もいるという事です。

 

 

子犬の死亡率が30%超の月もあり死亡した子犬を冷蔵庫で保管

 

出典:https://pbs.twimg.com/

 

週刊新潮で内部告発を行ったクーアンドリクの繁殖場の元従業員は、証拠として全国の繁殖状況をまとめた内部資料を提供していますが、それによると、生まれた子犬の死亡率が全国平均で30%を超える月もあったようです。

 

毎日20〜30匹の犬が出産するという事ですが、犬は1度の出産で平均5頭くらい子犬を生むので概算で1日150匹、月に4500匹の子犬が産まれている計算になります。その30%なので1350匹もの子犬が死亡した事になります。

 

そしてこの元従業員によれば、この死亡した子犬の亡骸は冷蔵庫に保管され、数が溜まったら火葬場に運ばれて処分されるのだそうです。

 

 

犬猫を物のように扱った非人道的な大量生産の裏事情

 

なぜこのような非人道的行為が行われているのかというと、クーアンドリクはここ数年で事業を急拡大させており全国に200店舗超を展開。その店舗の販売個体数を満たすには、全国で年間に5万頭もの犬猫が必要になるため、上層部から「とにかく生産性を上げろ」という指令が出され、現場にプレッシャーがかけられているためだという事です。

 

X氏はそのうち一施設で犬の繁殖を担当していたが、上から降りてくるのは、とにかく「生産性を上げろ」という指令だった。

「もっぱら業務連絡に使われるグループLINEを通じ、出産率を上げ、死亡率を下げるようプレッシャーがかけられます。達成率がよければ、管理職には特別報酬が支払われました」

 

引用:「嫌がるメスを無理やり交尾させ…」「大量生産して売れ残ったら里親に譲渡」 元社員が明かすペットショップ「クーアンドリク」凄絶な繁殖現場の実態

 

 

 

クーアンドリクがやばい理由⑤ 里親募集制度の裏事情も実態はビジネス

 

クーアンドリクは、里親募集を行っていますが、これについても元従業員の内部告発があり、保護猫や保護犬を引き取って里親に出しているわけではなく、繁殖場で大量生産をした子犬や子猫のうち、遺伝子異常が見つかった個体や高齢で繁殖できなくなった引退犬を「譲渡事業」に回しているという裏事情があるようです。

 

店頭に並ぶ前に遺伝子異常が見つかることもある。その際はどうするのか。

「『譲渡事業』に回されます。客に一度売られたものの、問題が生じて戻ってきた犬猫や、高齢などの理由で繁殖できなくなった引退犬も同様です」(X氏)

 

引用:「嫌がるメスを無理やり交尾させ…」「大量生産して売れ残ったら里親に譲渡」 元社員が明かすペットショップ「クーアンドリク」凄絶な繁殖現場の実態

 

しかもこの里親募集ですが、無料で譲渡されるわけではなく、マイクロチップ代、年会費、ケアパックなどの諸経費がかかり、引き取り条件としてフードの定期購入プランに加入させられます。

 

このフード定期購入が問題視されており、とても食べきれないような大量のフードが毎月一方的に送られてきて料金がクレジット払いで半ば強制徴収されるため、里親との間でトラブルが頻発しているという事です。

 

しかもこのフードの定期販売は「譲渡した犬猫の飼育確認を兼ねる」という理由で途中解約ができない契約になっています。飼育確認のためだと毎月大量のペットフードを売りつける意味がわかりません。

 

そもそも、犬や猫にはそれぞれの個体ごとに合ったフードがあり、合わないフードであれば全く食べなかったり、体調を崩したりもします。こうした事情にも配慮せずに一方的にフードを売りつけるというのは動物愛護の精神にも反しています。

 

2019年にあったクーアンドリクの元従業員の方の内部告発でも、里親募集に関する同様の内容が書かれていました。

 

出典:https://pbs.twimg.com/

 

内部告発された、クーアンドリクの里親募集の裏事情が事実ならば、その実態は社会貢献などではなく、遺伝子以上や病気が見つかった子犬子猫や、引退し繁殖ができなくなった犬や猫達を利用した悪質なビジネスだという事になります。(そもそも犬猫の強制的な大量生産自体が人道的におかしいが)

 

犬や猫の保護活動を行っている団体(健全な団体)からもクーアンドリクの里親募集に対する批判的な声が多数上がっています。

 

 

 

 

クーアンドリクがやばい理由⑥ 店舗の衛生環境が劣悪との内部告発も多発

 

出典:https://pbs.twimg.com/

 

繁殖場の不衛生で劣悪な環境の内部告発があったクーアンドリクですが、店舗自体の衛生環境もよくないとの声も多く見られます。

 

 

 

「週刊新潮」(2023年9月7日号)でも、クーアンドリクの関東圏の店舗の店長の内部告発として、店舗の管理体制について、常に人手が足りずにワンオペになる事が多く不衛生な状態になっていた事などが明かされています。

 

店舗のほうの管理体制もめちゃくちゃで、前出の店長いわく、

「常に人手が足りていないのでワンオペになることも多く、片付けなかった糞を気付いたら犬が食べていたケースもあった」

 

引用:「嫌がるメスを無理やり交尾させ…」「大量生産して売れ残ったら里親に譲渡」 元社員が明かすペットショップ「クーアンドリク」凄絶な繁殖現場の実態

 

 

 

クーアンドリクがやばい理由⑦ 仕入れ先は動物愛護法違反で社長が逮捕された繁殖場

 

出典:https://bunshun.ismcdn.jp/

 

2021年11月、長野県松本市のペット繁殖場「アニマル桃太郎」の社長と社員が動物愛護法違反(虐待)で逮捕されました。(起訴され刑事裁判中)

 

長野県松本市のペット繁殖場「アニマル桃太郎」の中で劣悪な環境で犬など約1000頭を飼育していたとして、長野県警が11月に社長の百瀬耕二容疑者(60)と社員の有賀健児容疑者(48)を動物愛護法違反(虐待)の疑いで逮捕した事件。

 

引用:「死んだ犬は弁当ゴミと一緒に処理」「餌は2日に1回、水は川から」…元従業員が告発 悪質ペット繁殖業者逮捕《ペットブームで飼育頭数は2倍強に》

 

このアニマル桃太郎ですが、こちらも元従業員が裏事情を内部告発しており、劣悪な飼育環境や衰弱死した動物達のあまりにも酷い扱いなどが明らかにされています。

 

「文春オンライン」の2021年12月配信の記事では、元従業員の証言が詳しく書かれていますが、その内容は下記のようにあまりにもおぞましいものでした。

 

  • 糞尿は垂れ流しでアンモニア臭が立ち込める劣悪な衛生環境
  • ゴミのペットボトルで給水機を作り、それには藻が繁殖
  • 冷房や暖房器具も不十分でまともな温度管理ができていなかった
  • 数頭のケージに餌を置いて放置するだけのため力の弱い子は餌にありつけずに衰弱
  • 悪臭のために衰弱死した犬が気づかれずに数日も放置されていた事もあった
  • 衰弱死した犬は事務所のゴミや食べ終わった弁当のゴミと一緒にゴミ袋に入れて廃棄
  • 社長の百瀬耕二が獣医の免許もないのに無麻酔で帝王切開し縫合も不十分で腸が出たままの犬もいた
  • 血統書やワクチン証明書にも偽造の疑い

 

この悪徳繁殖業者アニマル桃太郎については動物愛護活動に力を注がれている女優の杉本彩さんも告発されています。そして、杉本彩さんによると、クーアンドリクもこの悪徳業者のアニマル桃太郎から子犬を仕入れていたようです。

 

 

 

 

クーアンドリクがやばい理由⑧ 過去には脱税事件も

 

出典:https://pbs.twimg.com/

 

直接的に犬猫の扱いに関する事ではありませんが、2010年にクーアンドリクは所得隠しの脱税で東京国税庁に法人脱税法違反で告発されています。

 

インターネットでペットを販売する「Coo&RIKU(クーアンドリク)」(東京都足立区)が約1億8000万円の法人所得を隠し、法人税約5000万円を脱税した疑いがあるとして、同社と大久保浩之社長(31)が東京国税局から法人税法違反容疑で東京地検に告発されたことが分かった。

 

引用:<脱税容疑>ペット業者が5000万円 ネットで販売展開(毎日新聞)

 

この脱税事件からも、クーアンドリクが法律を蔑ろにしても利益を追求する企業姿勢である事が窺えます。2023年現在炎上している、動物の生命を軽視してでも利益を上げる事を優先する非人道的な経営実態にもつながるように思えます。

 

「週刊新潮」の記事でも、クーアンドリクの2010年の脱税事件について触れられており、その際に大久保浩之社長が一時退任するも2015年に再び社長の座についた事などが明かされています。

 

2010年には30店舗を超えるまでに成長するも、約1億8千万円の所得隠しが発覚。同社と大久保氏は、東京国税局から法人税法違反(脱税)容疑で東京地検特捜部に告発された。

「事件直後、大久保さんは一旦、母親に社長の座を譲りますが、15年に返り咲く。母親が社長の間も実質トップは大久保さんで、拡大路線を突っ走ってきました」

 

引用:「嫌がるメスを無理やり交尾させ…」「大量生産して売れ残ったら里親に譲渡」 元社員が明かすペットショップ「クーアンドリク」凄絶な繁殖現場の実態

 

 

 

クーアンドリクがやばい理由⑨ フードの定期購入で生体の値段を大幅割引

 

ここからは、犬猫の管理体制以外の、クーアンドリクのサービスや顧客に対する対応などでやばいと言われている内容を見ていきます。

 

クーアンドリクは以前から、そのあまりにも安い販売価格に対して不信感を抱く声が上がっていました。一時期はセールなどとして「100円」で子犬を販売していた事もあったようです。

 

これは安く買えるからいいという事で片付けられる問題ではありません。100円という値段をつけてしまえば、例えば、虐待目的だったり、買ってすぐに捨てるつもりだったりでも購入できてしまいます。このようなお菓子のような値段であればと、ちょっとした思いつきでよく考えずに購入する人も出てくるかも知れません。

 

犬猫は生命であり、愛情を持ってしっかりと飼育をしてくれる人の手に正当な手続きで渡らなければ生命の危険に晒されます。100円などとふざけた値段をつける事自体、生命を軽視していると言わざるを得ません。この値段設定自体に不信感を抱いた方も多いようです。

 

ただ、実際には、このクーアンドリクの格安販売には裏事情があり、犬や猫自体の値段は格安に抑えられていても、毎月フードを購入する「フード定期プラン」や「安心パック料金」などが加算される事で結局数十万円の購入費用がかかるようです。

 

特にこの「フード定期プラン」に加入することで、生体の販売価格が定価の50パーセント引きになるというサービスをクーアンドリクは売りとして全面的にアピールしています。

 

これは要するにフードと生体の抱き合わせ販売(実質的に生体のサブスク販売)であり、この販売手法からも1つの生命である犬や猫を商品としてしか見ていないように感じられてしまいます。

 

しかもこのフード定期プランでは、購入した犬がとても食べきれない大量のフードが毎月強制的に送られてくるため、大量に余ってしまうというクレームが多数発生しているようです。

 

ある方は、勿体無いのに送られてくる量を減らして欲しいとクーアンドリクのカスタマーに連絡をしたそうなのですが、「お客様が購入した物なのでそちらで廃棄してください」との一点張りで取り合ってもらえなかったようです。

 

「週刊新潮」(2023年9月7日号)の記事では、秋葉原の本部に勤務していた元社員の内部告発として、カスタマーセンターにこの「フード定期プラン」に関するクレームが多く寄せられトラブルに発展している事が暴露されています。

 

クレームとして多いのは、5年縛りの『フード定期プラン』関連です。エサを定期的に届けるこのサービスに加入すると、生体が8万円割り引かれます。ところが、小型犬が到底食べきれない量も一律に送られてくるので“量を減らしてほしい”という要望が絶えないのです。ただ“契約は完了している”と突っぱねるので、トラブルに発展する。

 

引用:「嫌がるメスを無理やり交尾させ…」「大量生産して売れ残ったら里親に譲渡」 元社員が明かすペットショップ「クーアンドリク」凄絶な繁殖現場の実態

 

 

 

クーアンドリクがやばい理由⑩ ペットホテルの評判も最悪で死亡事例も

 

クーアンドリクはペットホテルも運営していますが、このペットホテルの評判も最悪なようです。

 

クーアンドリクのペットホテルに預けての悪評判をいくつか例を挙げると、「汚物まみれで帰ってきた」、「散歩もさせてもらえずストレスを溜めて帰ってきた」、「やつれて帰ってきて、預けていたおもちゃも紛失」、「帰ってきてからなぜ人間に怯えるようになった」といったものがあります。

 

そして、ロックミュージシャンの近藤葵さんは2010年に愛犬のフレンチブルドックの「ぶたこ」をクーアンドリクのペットホテルに預けたが、預けてから数時間後に死亡したと連絡が来た時の事をオフィシャルブログに書かれています。

 

預けた数時間後、ペットホテルから連絡があって、かかってくる理由も最初よく分からなかったし、おどおどした声で話し始めた店員さんに???でした。

一瞬言っていることがよく理解出来ず、「ぶたこちゃんが先程お亡くなりになりました。」と何度も告げられ、そしてやっと理解出来たときには絶叫した記憶があります。

 

引用:近藤葵オフィシャルブログ ペットショップで起きた死亡事故。

 

近藤葵さんによると、クーアンドリクの本部の対応も酷いものだったようです。

 

こちらが名乗ってもその事故の相手だとすぐには分からないくらいひどい本部の対応。

事故が起きた直後はCoo&Rikuさんのことが憎くて仕方なかったですが、そんなこと考えていても、大事なペットは戻ってこないですし、いつまでも辛い想い出を引きずらないことにしました。

 

引用:近藤葵オフィシャルブログ ペットショップで起きた死亡事故。

 

 

 

クーアンドリクの炎上は現在も進行中

 

2023年8月から9月にかけての「週刊新潮」、「デイリー新潮」の告発をきっかけにクーアンドリクに対する批判の声が高まり、ネットでの炎上騒動にも発展。2023年9月17日の現在も炎上は続いています。

 

動物愛護活動に取り組まれている女優の杉本彩さんをはじめ、ひろゆきさんや紀藤正樹弁護士、暴露系の有名Twitter(X)ユーザーの滝沢ガレソさんなど、影響力のある著名人もクーアンドリクの問題について言及しており、炎上がさらに広がっています。

 

 

 

 

特に、滝沢ガレソさんの元には相当な数のクーアンドリクについてのタレコミ情報が寄せられているという事です。

 

 

今後明らかにされる情報によっては、炎上がさらに拡大する事も考えられます。

 

 

 

まとめ

 

今回は、生命を軽視したあまりにも非道な経営実態が告発され炎上している大手ペットショップ「クーアンドリク(Coo&RIKU)」のやばい理由を中心にまとめてみました。

 

クーアンドリクがやばい理由としては、あまりにも劣悪な繁殖場や店舗の環境、そうした劣悪な環境によって販売される子犬や子猫に感染症や寄生虫などの蔓延、死亡した犬猫を物のように扱ったあまりにも非人道的な処分方法、慈善事業のように装った里親募集の実態はビジネスの裏事情、生命を軽視した利益至上主義の悪徳なビジネス手法などが挙げられています。

 

また、元従業員や現役従業員からの内部告発も相次いでおり、ネット上では大きな炎上に発展し現在も続いています。

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