「ものまね女王」として人気の荒牧陽子さんは、大ブレイク中の2012年12月に体調不良を理由に突如活動を休止しましたが、本当の休止理由は不倫略奪婚だったと話題です。
ここでは荒牧陽子さんが干された本当の理由だとされる不倫報道や略奪婚の旦那や子供、復活した現在についてなどをまとめました。
この記事の目次
荒牧陽子(ものまね女王)のプロフィール
荒牧陽子のプロフィール
生年月日 :1981年1月14日
出身地 :岡山県岡山市
身長 :152cm
血液型 :A型
所属事務所:フリースタイル
ものまね女王・荒牧陽子の経歴
抜群の歌唱力や100を超えるものまねレパートリーで「ものまね女王」の異名を持つ荒牧陽子さんは、1981年岡山県岡山市で誕生しました。子供時代から並外れた歌唱センスを持ち、2歳にして音程を取りながら歌い、3歳になる頃には30曲以上を歌いこなす事が出来たそうです。
小学校高学年の頃には、地元の歌コンテストへの出場を開始し、ことごとく優勝し「コンテスト荒らし」と呼ばれるようになり、1997年5月、16歳の高校生の頃に出場した「NHKのど自慢」では当然のようにチャンピオンに輝き、1998年3月の「NHKのど自慢 チャンピオン大会」にも出場して注目を集めました。
将来はプロの歌手になりたいと志していた荒牧陽子さんは、地元の就実高等学校を卒業後は地元の焼肉店でアルバイトをして資金を貯め、20歳の頃に上京してシンガーソングライターとしての活動を開始します。多くの歌手オーディションに挑戦しますが苦戦し、最終選考には残るも最後に落とされる事が続いたそうです。
中々メジャーデビューが叶わず苦しい生活が続き、荒牧陽子さんはシンガー・スタジオミュージシャンとして生計を立てていましたが、その歌唱力は業界では高く評価されていました。2004年頃からは、カラオケ(DAM)のガイドボーカルを担当しており、その本物そっくりな歌声が次第にカラオケーユーザーの間で話題になっていきます。
そして、2010年4月、テレビ朝日系の情報バラエティ番組「シルシルミシル」で荒牧陽子さんが「ガイドボーカルの人」という形で紹介され、実際に本人が歌うシーンなども放送され、一般への知名度が大きく上昇します。さらに、同年7月にはTOKYO MXの音楽情報番組「mero.jpミュージックChannel」で「ガイドボーカルのカリスマ」として紹介されるなどし、インターネット上でも歌が本人にそっくりすぎるガイドボーカルとして話題になります。
この一連のテレビ出演がきっかけとなり、荒牧陽子さんは2011年7月19日放送の、日本テレビのオーディションバラエティ番組「スター☆ドラフト会議」で、ものまねシンガーとしてデビューし、大塚愛さん、倖田來未さん、平原綾香さん、坂本冬美さん、レディー・ガガさんら、歌唱力が要求される歌手のものまね10連発を披露して瞬く間に爆発的人気を獲得。同番組の準レギュラーにも抜擢されます。
以降、荒牧陽子さんはものまねシンガーとして大ブレイクを果たし、テレビのものまね企画を始めとし、バラエティ番組やイベントなど500以上もの出演オファーが舞い込みます。これを受け、エイベックスや太田プロダクションといった大手芸能プロからのスカウトが殺到し、争奪戦の末、荒牧陽子さんはケイダッシュ系列の芸能事務所「ピーチ」へと所属し、本格的な芸能界デビューを果たす事になったのでした。
それからも荒牧陽子さんは快進撃を続け、「ものまね新女王」「ものまねクイーン」のキャッチフレーズでものまね番組だけでなく各局の人気バラエティ番組にも次々と出演し、一躍大人気タレントの座へと登り詰めます。
2012年11月、人気絶頂の中の突然の休業発表
しかし、人絶頂の2012年11月、荒牧陽子さんは「ものまねによる喉の酷使による、喉のコンディションや体調の悪化」や「喉の不調からくる将来への不安」を理由に突然の芸能活動休業を発表します。
2012年12月いっぱいをもって、一時休業させて頂く事になりました。ここ数ヶ月間は、微熱と体調の悪さを隠しながらお仕事をしていました。以前まで出していた声も出せなくなり、将来に対する不安とも戦ってきました。スタッフの方やファンの皆様からアドバイスや暖かい応援の声を頂いているにも関わらず、騙し続けながら歌い続ける事は出来ないと休業を決断致しました。
荒牧陽子さんは急激に仕事量が増加し、テレビで見ない日はないほどの大活躍を続けていたため、コンディション不良での休業発表にファンからは心配の声が多数寄せられました。
しかしその後、一部週刊誌が荒牧陽子さんの不倫スキャンダルを報じた事で、芸能活動休止の本当の理由は、この不倫だったのではないか?との噂が広がります。次の見出しからは荒牧陽子さんの不倫騒動について見ていきます。
荒牧陽子が干された理由は泥沼不倫が女性自身で報道された事【フライデーではない】
荒牧陽子さんは発表のとおり、2012年12月で芸能活動を休止しましたが、その後、2014年にコンディションが回復したとして芸能活動を再開しました。
しかし、それからも荒牧陽子さんは以前のようにテレビに出演する事は一切なく干されたとも噂されていました。
そして、この干された理由というのは、休養後に荒牧陽子さんが泥沼不倫騒動をフライデー(実際にはフライデーではなく女性自身によるスクープ)された事だったようです。
荒牧陽子の泥沼不倫略奪婚の経緯
続けて、荒牧陽子さんの不倫略奪婚騒動の経緯について見ていきたいと思います。
荒牧陽子の泥沼不倫略奪婚を女性自身が報じる
荒牧陽子さんが芸能活動休業に入ってから約1年が経過した2013年11月、週刊誌「女性自身」が、荒牧陽子さんが、自身も出演したバラエティ番組の元プロデューサーと不倫した挙句に略奪婚し、その妻に訴えられ、6000万円もの損害賠償を請求されている事を報じました。
女性自身が報じたところによれば、荒牧陽子さんがちょうど芸能界休業を発表したタイミングの2011年12月頃に、このプロデューサー男性と不倫関係になりました。
不倫相手の男性は4ヶ月前に結婚したばかりの新婚で妻は子供を妊娠していた
この男性はなんと、荒牧陽子さんとの不倫開始のわずか4ヶ月前、2011年8月に別の女性と結婚したばかりの新婚でした。そして、この男性と女性の披露宴に荒牧陽子さんも出席し歌を披露しているという事です。また、この披露宴の時点でこの女性が男性の子供を妊娠していた事もわかっています。
妻の子供出産後、ケータイメールから不倫が発覚
2012年2月、女性は旦那が不倫しているとは知らないまま入院して長男を出産します。子宮摘出にまで至る大変な難産だったそうです。
そして、女性が産まれた子供を連れて自宅に帰宅した際、寝室で自分のものではない「付けまつ毛」が落ちているのを発見します。女性が旦那の不倫を直感し、男性のケータイ電話をチェックしたところ、荒牧陽子さんから「もう少しだけ一緒にいたかったな」「さすがに奥さん帰ってきてますよね」など、浮気している事を示す内容のメールが多数届いているのを発見します。しかも、荒牧陽子さんはこの男性の事をメールで「ダーリン」と呼んでいたとの事。
荒牧から「今日はありがとう。でももう少しだけ一緒にいたかったな」「火曜戻りです。さすがに奥さん帰ってきますよね。最悪、ホテルに泊まります」などといったメールが届いており、荒牧はA氏を「ダーリン」と呼んでいた。
妻がこのメールを証拠にして問い詰めたところ、旦那は荒牧陽子さんとの不倫関係を認め、出産から3ヶ月後の2012年5月に離婚が成立します。
女性に訴訟を起こされ6000万円もの損害賠償請求を受ける
しかし、この男性が慰謝料の支払いを渋った事で調停は不成立となり、激怒した女性は男性と荒牧陽子さんを相手取って民事訴訟を起こし、6000万円もの損害賠償を請求します。通常、不倫による離婚裁判の損害賠償の相場は50万円から300万円とされていますから、この6000万円という額はこの女性の怒りの表れだと言えるでしょう。
これに対し、荒牧陽子さんと男性は不貞行為があった事実を全面的に否認し全面的に争う姿勢を見せています。
2013年5月に荒牧陽子はこの男性と極秘結婚
裁判が続く2013年5月、荒牧陽子さんはこの男性と極秘に結婚しています。不倫騒動での泥沼裁判が終了していない段階で結婚に踏み切った形ですが、2014年4月25日に、荒牧陽子さんは東京地裁で開かれた口頭弁論のために出廷し「夫からは“離婚している”と言われて交際した」と改めて不倫を否定しています。
つまり、荒牧陽子さんは不倫している認識はなかったと主張しているわけですが、前述の通りメールで「さすがに奥さん帰ってきてますよね」と送信している記録が残っている事などから、さすがにこの主張には無理があります。
なお、こうした泥沼の裁判が影響を及ぼしたのか、荒牧陽子さんは2013年8月の契約満了をもってそれまで所属していた所属事務所「ピーチ」との契約を終了させています。これはイメージの悪化に伴っての事実上の解雇だったとも言われています。
裁判は荒牧陽子側の完全敗北で決着
出典:https://www.sponichi.co.jp/
そして、2014年7月4日、東京地方裁判所は、女性の主張を全面的に認める判決を下し、荒牧陽子さんと男性に合計で300万円の慰謝料を支払う事を命じました。300万円の内訳は荒牧陽子さんと男性が連帯して200万円、男性が100万円を支払うという内容で、6000万円とはいかなかったものの、不倫裁判の判決としてはほぼ満額回答で、かなり厳しい判決が出たと言えます。
荒牧陽子の旦那は元不倫相手のテレビプロデューサーは誰?
荒牧陽子さんが泥沼不倫の末に略奪婚したこの旦那は一体誰なのか?についても興味が集まっています。
ここまでに明らかになっている情報によれば、荒牧陽子さんが出演した事もあるバラエティ番組の元プロデューサーで、2013年11月の時点で41歳。局付きではなくフリーのテレビプロデューサーで、副業として美容室も経営しているという事です。
また、お笑いコンビ「くりぃむしちゅー」の上田晋也さんにそっくりの敏腕テレビマンとも紹介されています。
旦那さんの名前についてはネット上で「岩下」だと言われていますが、後述しますがこれは間違いなくデマ情報です。
また、この旦那の顔写真として有名なテレビプロデューサーの菅賢治さんの顔写真が拡散されていますがこちらも明確にデマ情報です。菅賢治さんは1954年11月27日生まれで、荒牧陽子さんの旦那さんの年齢、2013年11月時点で41歳よりもかなり年上です。
おそらく上の2つの情報は、荒牧陽子さんがブレイクするきっかけとなった番組「スター☆ドラフト会議」のチーフプロデューサーが菅賢治さんだった事と、岩下英恵さんという方もプロデューサーとして関わっていた事などから出てきた情報でしょう。
菅賢治さんは上で述べたように年齢が違いますし、岩下英恵さんはそもそも女性です。したがってこの2人は確実に荒牧陽子さんの旦那さんではありません。
残念ながら、荒牧陽子さんの旦那さんについてはこれ以上の情報がなく、誰なのかは不明というのが実情です。
荒牧陽子が不倫略奪婚の旦那との子供も出産
そんな荒牧陽子さんですが、不倫略奪婚でゲットした旦那さんとの間に子供が誕生した事を自身のInstagramにて発表されています。それによれば、出産は2016年の秋頃だったようです。
子供の性別や名前、正確な誕生日などについては公表されていません。
皆様にご報告させて下さい。
昨年秋に、赤ちゃんが誕生しました。
母子ともに元気です。
妊娠中に仕事で支えてくださった皆様、
体調へのご配慮、本当にありがとうこざいました。
このInstagramでの発表には、「前の奥さんへの当てつけ?」「よく堂々と発表できますね」といった批判の声も出ていますが、誕生した子供にはなんの罪もないので幸せに育ててあげて欲しいですね。
荒牧陽子の現在① 2017年に約5年ぶりのテレビ復帰を果たしている
不倫略奪結婚騒動で干されたようになっていた荒牧陽子さんですが、2017年に5年ぶりのテレビ復帰を果たしています。
荒牧陽子さんは、2017年8月26日の深夜に放送された、日本テレビ系の24時間テレビ内で放送された「しゃべくり007」のスペシャルにゲスト出演しました。
番組内では何故か不倫略奪騒動については触れられず、休養の理由を司会の上田晋也さん(くりぃむしちゅー)に尋ねられると「のどが潰れてしまったので静養していた」とだけ回答しています。
荒牧陽子さんは、2018年5月31日放送の、日本テレビ系のトークバラエティ「ダウンタウンDX」にも登場。ここでも不倫略奪婚騒動については一切触れられず、喉を壊していたため休業していたと説明しています。
同番組内で荒牧陽子さんは「休業中に結婚と出産をさせていただきまして」とサラッと説明されたのですが、この放送を見た視聴者からは少なからず批判の声が出ていたようです。
え、荒牧陽子が消えたのって不倫略奪婚が理由じゃなかったっけか??
— 浦沢チルハ (@kurehamomo2853) May 31, 2018
まー、今の芸能界って何でもありだもんね。
不倫なんか喉元過ぎればナントやら、いつの間にか無かった事になってるんだから。
昔は日陰の身だったのが今ではお天道様の下堂々と歩けるとか、凄い時代になったなぁ。
荒牧陽子の休業理由って不倫でもめて干されたんでしょ?何かテキトーな言い訳の理由を並べてるけどさ😑 #ダウンタウンDX
— 🐯Shimi🐬 (@shimi0917) May 31, 2018
ダウンタウンDX
— aki (@Maybe_forever84) May 31, 2018
荒牧陽子って、不倫で干されていたんでしょ?
略奪で結婚して、子供も生まれほとぼりが冷め、復帰したんじゃなかったっけ!?
荒牧陽子の現在② ファン向けメールマガ「マキタソMailMag」を配信開始
荒牧陽子さんは2018年10月1日、ファン向けのメールマガジン「マキタソMailMag」の配信を新たに開始されています。
こちらは無料で登録可能で、荒牧陽子さんの出演情報などが不定期で配信されます。ファンなら登録しておいて損はないメルマガです。
荒牧陽子の現在③ ものまねグランプリでも活躍中
荒牧陽子さんは、テレビでの主戦場ともいうべきものまね番組にも現在戻ってきています。
日本テレビの不定期放送のものまね番組である「ものまねグランプリ」には2017年9月放送から復帰し、2017年12月、2018年5月と12月、2019年は5月、10月、12月と連続出演しており、ものまねシンガーとしては完全復活を遂げています。
荒牧陽子さんは、2020年の「ものまねグランプリ」の次回放送にもきっと出演してくれる事でしょう。
荒牧陽子の現在④ 昭和の名曲のカバーアルバムを発売
荒牧陽子さんは、どうしてもものまねシンガーというイメージが強くなりがちですが、抜群の歌唱力を誇るれっきとした本格派の歌手です。
そんな荒牧陽子さんが、ついにファン待望のカバーアルバムを2019年11月15日に発表されました。タイトルは「リスペクト!~私が昭和を歌ったらこんな感じ!~」で昭和の名曲の数々を荒牧陽子さんが抜群の歌唱力で歌い上げています。
本作は荒牧陽子さん本人がディレクションとプロデュースも行うという意欲作で、ピンクレディの「サウスポー」、中島みゆきさんの「わかれうた」、あみんの「待つわ」、坂本九さんの「見上げてごらん夜の星を」など、全12曲の昭和の名曲のカバーが収録されています。
不倫略奪婚騒動など色々ありましたが、それを乗り越えての待望のカバーアルバム発売。元々歌唱力には定評のある荒牧陽子さんなので、今後、歌手としてもうひと花咲かせて不倫略奪婚の悪いイメージを払拭して欲しいものです。
まとめ
今回は、ものまねの女王として知られる荒牧陽子さんについてまとめてみました。
荒牧陽子さんは2011年7月に、バラエティ番組「スター☆ドラフト会議」にものまねシンガーとして彗星の如くデビューを飾ると、その抜群の歌唱力で瞬く間に大人気ものまねタレントの座に駆け上がりました。
その後は、ものまね番組だけでなくバラエティ番組にも引っ張りだこの活躍を見せますが、人気絶頂を迎えていた2012年12月から突然芸能活動を休止してしまいます。
休業の理由は「喉のコンディション不良」と説明されていましたが、2013年11月、週刊誌「女性自身」が、荒牧陽子さんがテレビプロデューサーの男性と不倫関係になり、その後その男性と極秘結婚しており、この男性の元妻から6000万円もの賠償を求める訴訟を起こされている事などを報じました。
その後、この裁判は荒牧陽子さんの完全敗北に終わり、荒牧陽子さんと旦那さんは合わせて300万円の賠償金をこの女性に支払ったようです。
さらに、泥沼不倫騒動によるイメージの悪化もあり荒牧陽子さんはそれまでの所属事務所も事実上の解雇処分になってしまいます。
こうした経緯もあり、芸能界復帰は絶望的かと思われていた荒牧陽子さんでしたが、2017年に不死鳥のごとく蘇り、テレビにも復帰し再びものまね番組などで活躍されています。
2019年にはファン待望のカバーアルバムもリリースするなど、歌手としての活動も再び勢いを見せています。元々歌手としての才能は並はずれたものがある荒牧陽子さんなので、今後はものまね歌手としてではなく、オリジナルの歌手としての本格的なブレイクにも期待したいですね。