川崎国の現在!中1男子/上村遼太さん殺害事件の犯人3人とその後・意味と治安も総まとめ

神奈川県川崎市は独特な雰囲気や頻発する凶悪事件から、インターネット上で「川崎国」と呼ばれています。

 

今回は川崎国の意味や治安、川崎国と呼ばれるようになったきっかけの「川崎市中1男子・上村遼太さん殺害事件」の犯人の生い立ち、その後や現在をまとめました。

川崎国とは

出典:toyokeizai.net

 

川崎国とは、神奈川県川崎市のことを揶揄した呼び方です。実際に「川崎国」があるわけではありません。

 

2015年に起きた「川崎市中1男子生徒殺害事件」の犯人が、自分たちのチームを「川崎国」と名乗っていたことから、「川崎国」という言葉がインターネットを中心に広がっていきました。

 

 

川崎国の意味・由来とは

出典:mainichi.jp

 

「川崎国」という言葉の由来は、川崎市中1男子生徒殺害事件の犯人の言葉です。

 

この事件の主犯である少年は、自分たちのチームを「川崎国」と名付けていて、川崎の街で中高生に会うと、次のようなセリフで凄んでいたそうです。

 

「俺らは法律関係ない。自分たちのルールで動く。川崎国だ。逆らったら、生きたまま首を切るよ」

 

引用:川崎市中1少年殺害事件、逮捕少年ら「IS(イスラーム国)」ならぬ「川崎国」を名乗っていた (2015年3月2日) – エキサイトニュース

 

2014年~2015年1月にかけて、イスラム国が日本人を人質に取り、湯川遥菜氏と後藤健二氏がイスラム国に殺害されて、大きなニュースとなりました。

 

川崎市中1男子生徒殺害事件の犯人は、この「イスラム国」になぞらえて、自分たちのチームを「川崎国」と言っていたと思われます。

 

逮捕少年は「川崎国に入れ。特攻隊長に任命してやるよ」などと勝手に役職をつけては、強引な勧誘をし、自分たちに外国人名のニックネームをつけているようだったという。

 

引用:川崎市中1少年殺害事件、逮捕少年ら「IS(イスラーム国)」ならぬ「川崎国」を名乗っていた (2015年3月2日) – エキサイトニュース

 

逮捕された少年は、イスラム国の影響をかなり受けていたようです。ただ、犯人のセリフや言動を見ると、めちゃくちゃダサいことは間違いないでしょう。

 

 

川崎国で起きた「川崎市中1男子生徒・上村遼太さん殺害事件」とは

出典:sankei.com

 

事件の発生まで

川崎市中1男子生徒殺害事件は、2015年2月20日に川崎市川崎区の多摩川河川敷で、中学1年生の上村遼太さんが殺害された事件です。

 

上村遼太さんは2014年11月頃から年上の不良グループと関わるようになり、2015年1月以降は不登校になっていました。

 

そして事件前日の2015年2月19日の夜、母親と話した後に外出します。その後、行方が分からなくなりました。

 

 

遺体の発見

2015年2月20日午前3時頃、川崎市内の公園の公衆トイレから出火しているとの119番通報がありました。

 

火災現場からは靴底や衣服が発見されました。この靴底は上村遼太さんが履いていたものと一致しています。

 

そして、午前6時15分頃に多摩川の河川敷で上村遼太さんの全裸遺体が発見されました。

 

上村遼太さんの死因は首を刃物で切り付けられたことによる出血性ショックでした。また、その後の解剖などで次のようなことが判明しています。

 

・43ヶ所も業務用カッターで切りつけられていた
・服を脱がされ、極寒の多摩川を泳ぐように命じられた

 

その後、犯人たちは上村遼太さんを放置し、その場を離れます。

 

川から上村遼太さんははい出て、助けを求めようと懸命に体を引きずって23.5m進みましたが、息絶えてしまったようです。

 

 

1週間後に犯人逮捕

上村遼太さんの遺体が発見されてから、警察は捜査員400名を投入して、現場周辺の防犯カメラ160台を分析し、3人の少年が犯人として浮上しました。

 

また、LINEアプリの通信記録から、その3人の少年の中の1人が、上村遼太さんを事件当日に呼び出していたことも判明します。

 

そのような中、事件から1週間後の2月27日、主犯の少年が川崎署に出頭し、その後すぐにほかの2人の少年も殺人容疑で逮捕されています。

 

 

川崎国で起きた「川崎市中1男子生徒・上村遼太さん殺害事件」の犯人:主犯(少年A)

出典:twitter.com

 

この川崎市中1男子生徒殺害事件の犯人は「川崎国」で育っています。しかも、「The 川崎国」のような生い立ち・生活環境だったようです。

 

主犯の少年Aは、トラック運転手の父親と、元ホステスのフィリピン人の母親の間に生まれました。ただし、家族仲は悪くなかったようです。

 

・父親:トラック運転手
・母親:元ホステスのフィリピン人
・姉:父親と前妻の子供
・少年A
・妹
・祖母
 
事件の15年前に4000万円のローンを組んで、3階建ての一戸建てを建てていて、そこで生活をしていました。

 

この家族は写真が出まわっていますが、みんななかなかのDQNだったようです。

 

また、両親はかなり厳しかったようで、今であれば虐待と言われるようなことを少年Aは両親からされていました

 

・言うことを聞かないと拳で殴る(父親)
・足で顔を蹴る(父親)
・6時間正座させる(父親)
・父親の暴力を止めない(母親)
・ハンガーで殴る(母親)

 

このしつけは昭和ではなく、平成に入ってからのことです。これを見ると、犯人が育った環境は「川崎国」そのものだったのかもしれません。

 

 

フィリピンハーフでいじめられていた

この主犯の少年Aは、日本人の父親とフィリピン人の母親の間に生まれていますので、ハーフになります。

 

ただ、このハーフという出自で、学校ではいじめられていたようです。

 

一方、小学校では同級生からハーフであることをからかわれていた。「おい、フィリピン!」と呼ばれたり、ちょっかいを出されたりするなど、いじめにあっていたのだ。

家にも、学校にも、居場所がなかったのだろう。Aは近所イトーヨーカドーにあるゲームセンターに入り浸るようになった。

 

引用:いじめられっ子たちが上村君を殺すまで【川崎中1殺人事件の真相】(石井 光太) | 現代ビジネス | 講談社(1/5)

 

フィリピンとのハーフというだけでいじめに遭っていたなんて、この少年もある意味、川崎国の被害者だったのかもしれません。

 

もちろん、いじめられていたからといって、川崎市中1男子生徒殺害事件の犯行が許されるというわけではありませんが。

 

 

鑑別所に入っていた

小学校時代はいじめられていた少年Aでしたが、定時制高校に通うようになると、非行に走るようになりました。

 

「自宅の玄関先によく仲間が数人集まっていました。定時制の高校に在学していたころには、鉄パイプで相手を殴って、少年鑑別所に入っていたとも聞きました。両親は自分の子供があれだけの悪さをするのに、咎めることもなかったようです」(別の近所の住人)

 

引用:川崎中1殺害事件 加害少年のフィリピン人母が浴びせた罵声 | 女性自身

 

また、18歳なのに「酒を飲んで暴れると手を付けられない」と言われていましたし、「弱い者には強く出て、強い者には弱く出る」という態度だったという証言もあります。

 

いくら悪さをしていても、両親は子供をとがめることはない・・・こういうエピソードを聞くと、「やはり川崎国だからかも」と思えてきます。

 

 

事件後も変わらずに生活

2015年に川崎市中1男子生徒殺害事件が起こった後、共犯の少年2人の家族はすぐに引っ越したようですが、少年Aの家族は変わらずに川崎市(川崎国)の3階建ての家に住み続けています

 

しかも、母親は記者を見ると、いきなり罵声を浴びせてきたこともあったようです。

 

もちろん、事件を起こしたら引っ越ししなくてはいけないというルールはありません。

 

ですが、未成年の加害者の家族が変わらずに生活しているというのは、被害者とそのご家族の心情を考えると、やっぱりモヤッとしますよね。

 

「母親はくりんくりんの付けまつげを付けて、化粧もバッチリして毎晩出て行ってますよ。父親も毎日仕事に行ってる。もうまったく普段と変わんない。事件後、あの家の塀はたくさん落書きされたんだけど、ちょっと消しただけで、そのまんま住んでる。他の加害少年2人の家族は、逃げるようにすぐに引っ越したのにね」(近隣住人)

 

引用:川崎中1殺害 主犯少年宅の新年のしめ飾りに近隣住民違和感|NEWSポストセブン

 

 

川崎国で起きた「川崎市中1男子生徒・上村遼太さん殺害事件」の犯人:少年B

出典:nomu.com

 

事件の犯人、次は少年Bです。少年Bは従犯であり、少年Aの友人でした。

 

少年Bは少年Aよりも学年は1つ下でしたが、母親がフィリピン人で、日本とフィリピンのハーフという同じような生い立ち・環境だったため、意気投合したようです。

 

フィリピン人のホステスだった母親は日本人男性と結婚して、少年Bを出産しますが、すぐに離婚。その後、違う男性と結婚して女の子を出産しましたが、またすぐに離婚しました。

 

2人の子供を抱えるシングルマザーとなった母親は、一度はフィリピンへ帰りますが、少年Bが小学校に上がる直前に日本に戻ってきてからは、夜の商売をして2人の子供を育てます。

 

しかし、実態はほぼ育児放棄だったようです。

 

だが、母親は家にはほとんど帰らず、育児放棄に近い状態だった。そのため、小学生のBが妹の保育園の迎えをしたり、夜明けまで家を守ったりしなければならなかった。

 

引用:いじめられっ子たちが上村君を殺すまで【川崎中1殺人事件の真相】(石井 光太) | 現代ビジネス | 講談社(2/5)

 

しかも、母親は日本語をほとんど話すことができず、親子のコミュニケーションがうまく取れない状態で、少年Bを殴りつけることもあったようです。

 

さらに、少年Bが中学生になると、母親は彼氏と同棲を始めます。

 

少年Bは家に居づらくなり、不良グループとつるむようになりました。しかし、パシリ的な存在でした。

 

あいつは不良グループに連れ回されて、パシリや万引き、それにカンパをやらされていた。カンパっていうのは、不良のための金集めだよ。物盗んだりしてかき集めてたんじゃないかな

 

引用:いじめられっ子たちが上村君を殺すまで【川崎中1殺人事件の真相】(石井 光太) | 現代ビジネス | 講談社(2/5)

 

しかも、母親は中学生の少年Bをフィリピンの実家やアメリカの親せき宅に置き去りにしたこともあるようです。

 

そんな母親は現在、アメリカに移住しているので、少年Bの身元引受人は祖母になっています。

 

このような犯人の生い立ちを見ると、「川崎国」って本当にあるんだなと思えてきますね。

 

 

川崎国で起きた「川崎市中1男子生徒・上村遼太さん殺害事件」の犯人:少年C

出典:garuko.com

 

最後は少年Cについてです。少年Cは発達障害の傾向があり、キレると何をするかわからないタイプだったようです。

 

Cは昔から1匹狼的なところがあり、「キレたら何をしでかすかわからない奴」と言われていた。自分の気に食わないことがあれば、相手が教師であっても飛びかかって暴れる。

 

引用:いじめられっ子たちが上村君を殺すまで【川崎中1殺人事件の真相】(石井 光太) | 現代ビジネス | 講談社(3/5)

 

少年Cと少年Aは、高校で同じクラスになったことで仲良くなり、犯人の少年A、少年B、少年Cがつながるのです。

 

Cがやばい奴っていうのは有名だった。あいつは自分がやりたいと思ったこと以外は絶対に許さないで、邪魔されるとキレて暴れだす。そうなったら手に負えない。だから絶対に彼の意にそぐわないことをしちゃダメって感じだった

 

引用:いじめられっ子たちが上村君を殺すまで【川崎中1殺人事件の真相】(石井 光太) | 現代ビジネス | 講談社(3/5)

 

ただ、少年Aは少年Cを親友だと思っていましたが、少年Cは「特別仲がいいとは思っていなかった」と切り捨てています。

 

 

川崎国が広がった理由① 意味がピッタリだったから

出典:sn-jp.com

 

川崎市中1男子生徒殺害事件の犯人が使っていた「川崎国」ですが、なぜこんなにもインターネット上で「川崎国」という言葉が広がっていったのでしょうか?

 

事件当時、ちょうどイスラム国のニュースが報じられていたこともありますが、川崎市が「川崎国」という言葉のイメージにピッタリだったからと思われます。

 

川崎市は、京浜工業地帯の中心に位置する工場の街で、日雇い労働者やブルーカラーの人たちがたくさんいたので、「川崎は治安が悪い」と言われるようになりました。

 

特に、川崎駅の東口側は次のような施設が多く、大衆的で昭和的な雰囲気が漂っていて、混とんとしているエリアです。

 

・風俗店
・安い大衆居酒屋
・川崎競輪
・川崎競輪
・映画館(シネマコンプレックスではない)
・パチンコ屋

 

川崎駅の東口側(川崎区)は現代の日本とは少し違うイメージ・雰囲気があったので、犯人が使っていた「川崎国」という言葉がピッタリ当てはまり、広まっていったのだと思われます。

 

 

川崎国が広がった理由② 事件が残酷すぎたから

出典:https://pixabay.com/

 

川崎国が広がった理由の2つ目は、事件が残酷すぎたからです。川崎市中1男子生徒殺害事件はイスラム国を思い起こさせるほど、残酷な事件でした。

 

被害者は業務用カッターで43ヶ所も切りつけられた後、1月の川を全裸で泳がされ、首を切りつけられたことで失血死しています。

 

この「首を切りつけられての失血死」は、イスラム国の処刑方法である「斬首」を思い起こさせるものでした。

 

また、13歳の少年をこれほどまでに残酷な方法で殺害するなんて、日本人の感覚では理解できない行動だったため、日本ではなく「川崎国」という名称がピッタリはまったのでしょう。

 

 

川崎国が広がった理由③ 犯人以外もヤバそうなイメージ

 

川崎国がインターネット上でこんなにも広まった理由には、この事件は犯人以外も少しヤバそうなイメージがあったからかもしれません。

 

上村遼太さんの葬儀では、母親をいきなり平手打ちした女性がいたようです。

 

斎場から出てきた参列者が「悲しむ母親の頬をいきなり友人の女性がひっぱたき仰天した」と話した。当時、母親は「育児ネグレクトしていたくせに」などとネットで中傷されていた。

 

引用:貧困のシングルマザー家庭で育った少年は、なぜ殺されたのか | 文春オンライン

 

上村遼太さんの母親はネグレクトをしていたわけではないので、「育児ネグレクトしていたくせに」というのは完全な誤解です。

 

しかも、子供を殺害された母親を葬式で平手打ちをするなんて、相当ヤバいですよね。

 

このエピソードを聞いた人は「やっぱり川崎国だから、こんなことが起こるのか」と思ったはずです。

 

また、次のような写真も、川崎国をイメージするものとなりました。

 

 

出典:tokyo-sports.co.jp

 

こちらの写真は、上村遼太さんの殺害現場で献花台をを管理してきた人たちです。

 

上村遼太さんのためにと行動している良い人たちであることは間違いありませんし、人を見た目で判断してはいけませんが、なんとなく「川崎国」っぽさが出ているように思えませんか?

 

 

川崎国は本当に治安が悪い?

出典:https://pixabay.com/

 

川崎国は本当に治安が悪いのでしょうか?

 

神奈川県全体の犯罪発生率は0.51%であるのに対し、川崎市は0.50%ですから、川崎市は別に治安が悪いわけではありません

 

また、東京23区+政令指定都市での犯罪発生件数でも川崎市は治安が良いことがわかっています。

 

二〇一九年の人口千人当たりの刑法犯認知件数が四・三件と、政令指定都市と東京都区部の二十都市中、最少となったデータのほか、自主防犯パトロール団体などの声を伝えた。

 

引用:川崎市は治安が悪いって本当? 市のイメージ「よい」市民は59%、市外在住者39% 認識に大きな差:東京新聞 TOKYO Web

 

確かに、川崎市の中でも武蔵小杉や溝の口、新百合ヶ丘などは治安が良い地域と言われています。

 

しかし、川崎区は別です。川崎区とは、川崎市の東口方面のことです。

 

先ほども説明しましたが、川崎駅の東口(川崎区)は一種独特の雰囲気がある地域です。そして、犯罪率も0.74%と高く、治安が悪い地域とされています。

 

このことから、「川崎国」は神奈川県川崎市のことではなく、川崎市川崎区のことを指すと言えるかもしれません。

 

 

川崎国のその後と現在① ニコ生主のノエルの凸

出典:sankeibiz.jp

 

川崎国の事件は、その後ニコ生主のノエルによって、さらに混とんとした状態になりました。

 

犯人の自宅前からニコ生主の「ノエル」が生配信を始め、警察が出動する騒ぎになったんです。

 

自宅はバレバレで、このときも警察官が「近所迷惑だから撮るのやめてもらっていいですか」とネット少年を注意していた。ネット少年は「報道の自由があるなら僕にもある」と主張。名前や住所を聞かれても、「任意なので答えません」と繰り返し、警察官は撤退した。

 

引用:【川崎中1殺害】上村さん通夜で警察騒ぎ | 東スポの事件に関するニュースを掲載

 

また、ノエルは上村遼太さんのお葬式でも生配信を始めて、騒ぎになりました。

 

この葬儀では、「少年Aを殺す!」と殺気立っていた人もいたようで、その様子を見て、「やっぱり川崎国か」とさらに言われるようになりました。

 

ちなみに、このノエルというニコ生主は、何度もドローンを飛ばそうとし、警察に威力業務妨害罪で逮捕された「ドローン少年」です。

 

 

川崎国のその後と現在② 犯人は出所予定

出典:sakamobi.com

 

川崎国の事件では、3人の少年が逮捕されました。

 

しかし犯行当時、3人の少年は「未成年」でしたので、本名・顔写真は報道されることはありませんでした。(インターネット上にはすでに暴露されていますが)

 

少年Aは殺人罪で、少年Bと少年Cは傷害致死罪で起訴されています。そして、2016年から裁判が開かれました。

 

・少年A:懲役9年以上13年以下の不定期刑
・少年B:懲役4年以上6年6月以下の不定期刑
・少年C:懲役6年以上10年以下の不定期刑

 

以上の有罪判決で確定しています。少年Aと少年Bは2016年に、少年Cは2017年に判決が確定しています。

 

不定期刑ではあるものの、早ければ少年Aは2025年、少年Bは2020年、少年Cは2023年に出所するということになります。つまり、少年Bはすでに出所している可能性があります。

 

 

川崎国のその後と現在③ 川崎国では凶悪事件が続いている

出典:twitter.com

 

川崎国という言葉は、2015年の川崎市中1少年殺害事件の主犯の少年が作った言葉です。この事件の後、現在は川崎国はどうなっているのでしょうか?

 

川崎国はあくまでインターネット上で川崎の治安を揶揄する言葉ですが、その言葉の通り、事件のその後から現在まで、凶悪な事件が何件も頻発しています。

 

・2015年:川崎市簡易宿泊所火災
・2017年:少年溺死殺人事件
・2019年:川崎市登戸通り魔事件

 

2015年2月に川崎市中1少年殺害事件が起こってから、すでに3件も凶悪事件が起こっています。

 

川崎市簡易宿泊所火災は11人が死亡、負傷者は17人という大事件で、放火の疑いが強いと見られています。

 

また、少年溺死殺人事件は11月に暴力団員3人が18歳の少年を全裸にして、多摩川で溺死させた事件です。この事件は川崎市中1少年殺害事件を思い起こさせる事件ですね。

 

最後に、川崎市登戸通り魔事件は2名が死亡、18人が重軽傷を負う大惨事となりました。

 

これを見ると、川崎国はやっぱりまだ存在しているのかもしれないと思えてきますね。

 

 

川崎国のまとめ

川崎国の意味や由来、川崎市中1男子生徒殺害事件の概要や川崎国生まれの犯人の生い立ち、川崎国というワードが広まった理由、川崎国の治安やその後と現在をまとめました。

 

川崎国はイスラム国を揶揄した言葉であり、川崎市全体の治安が悪いわけではありません。

 

それでも、川崎市の一部は一種独特な雰囲気があり、非行に走る少年・暴力団などが集まることもあるようです。

 

今後、川崎国でどんな事件が起こるのか、注目を集めています。

 

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