大ヒットシングル「部屋とYシャツと私」で有名な歌手・平松愛理さんですが、乳がんの闘病生活や臭いとの噂が話題です。
今回は平松愛理さんのプロフィール、旦那や子供、乳がんの闘病生活、臭い噂と真相など現在をまとめました。
この記事の目次
平松愛理のプロフィールと経歴 【「部屋とYシャツと私」でブレイク】
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平松愛理さんの代表曲「部屋とYシャツと私」は、長年結婚式で歌われる定番の楽曲として愛されています。
おっとりとした可愛らしい容貌で、男性女性問わず受けが良く、頑張る女性への応援ソングを歌うシンガーソングライターとしての地位を確立した平松愛理さん。
しかし、世間が思うほど順風満帆な人生を送ってきたわけではありませんでした。デビュー前も1人で上京して、レコード会社への売り込み生活を送る下積み時代もあったのです。
まずは平松愛理さんがスターにのし上がるまでの若い頃の経歴を見てみましょう。
平松愛理のプロフィール
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平松 愛理（ひらまつ えり）
生年月日: 1964年3月8日
出身地: 兵庫県神戸市
血液型: A型
趣味: 帽子集め、硫黄風呂、占星術
平松愛理さんは、神戸で両親と兄の4人家族で生まれ育ちました。父親は平松医院を経営し、兄は大阪大学の医学部消化器内科で勤務する医師ファミリーです。
お嬢様として育った平松愛理さんの音楽との出会いは、近所に住む女の子が電子オルガンを習っていたことで興味を持ったことでした。
音楽好きの兄の影響で歌に目覚める
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オルガン教室とピアノ教室を掛け持ちで習っていた平松愛理さん。ちなみに、4歳年上の兄も音楽が好きで子供の頃からギターを掻き鳴らしていたそうです。
兄は「カーペンターズ」が大好きで、次第に影響を受け、兄が引くギターの音に合わせて平松愛理さんがピアノを弾きながらボーカルを担当するという遊び方が定番に。
中学生になるとコーラス部に入部しつつも、ピアノで作曲を始めたそうです。高校生になると嗜好が少し変わったようで、軽音楽部に入りボーカルを担当するようになりました。
バンド活動で作詞作曲を手掛け、文化祭で披露したところ、沢山の観客から拍手を貰った平松愛理さん。初めてプロとして音楽をやっていくことを意識するようになった瞬間だったそうです。
その後数々のオーディションを受けることになるのですが、両親は渋い顔をしていたようです。
反対されていた時期もありましたが、オーディションでテレビに出演する姿を見て、それ以降は、何も言われなくなりました。全面的に頑張れとは口せずとも、応援していたのでしょう。
単身上京して奮闘
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大学は、神戸星海女子学院大学に進学。その頃から「ERI & WONDERLAST」を結成しアマチュアとして活動を開始した平松愛理さん。
22歳で単身上京して、アルバイトで生活費を稼ぎながらプロになるために日々レコード会社へ売り込みに行く生活を送るようになるのですが、中々デビューできませんでした。
東京でデビューできない時間が長くなると思い返すのは、地元神戸に居た頃はバンドのメンバーに支えられたからやって来れたのだと改めて実感した平松愛理さん。
神戸では、なんとなくニュアンスを伝えるだけでバンドのメンバーがイメージに合うような音を作ってくれていたのです。
東京では1人なので自身でギターやベースなど各楽器の音を作り、譜面に音符に落とし込む作業を黙々と続けて年月が流れました。
かれこれ3年が経過した頃に持ち込んだ歌がディレクターの目に留まり、1989年2月に「青春のアルバム」という楽曲でデビューを果したのです。
部屋とYシャツと私でブレイク
ヒット作品に巡り合ったのは1992年、アルバムに収録された楽曲「部屋とYシャツと私」をシングル化させると、ミリオンに近しいセールスを叩き出し大ブレイク。
この楽曲は幼馴染が結婚するにあたり、「愛理ちゃん。結婚式で歌ってほしい」と頼まれて、当時未婚だった平松愛理さんは既婚者の友人に結婚についてリサーチして回って作ったそうです。
こうしてコツコツと歌を作り上げて結婚式で「部屋とYシャツと私」を披露すると、新婦側の参列者は大いに盛り上がったそうです。
一方で、新郎は明らかにドン引きしていたことから、「私は結婚したことがなかったけど結婚てこんな感じなの?」と当惑した当時について思い出があるようです。
「浮気したら毒入りスープ飲ませる、なんて言われたら引くわけ？新郎側の親戚は『うちの甥っ子は、結婚しても浮気するに決まってるじゃん』とか思ってるのかなぁ…って」
引用：『部屋とYシャツと私』歌手、平松愛理 20代、ぺしゃんこになっても諦めなかった夢 – GINZA https://ginzamag.com/
大ヒットを打ち出した平松愛理さんは、仕事と恋を両立する頑張る女性への応援歌を歌うシンガーとしてのポジションを確立していきました。
平松愛理の元旦那は清水信之
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平松愛理さんは、1994年に楽曲制作を一緒にしていた清水信之さんと結婚を発表しました。2人の間には、1人娘が生れたのですが、約10年で離婚しています。
清水信之のプロフィール
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清水 信之（しみず のぶゆき）
生年月日: 1959年12月14日
出身地: 不明
職業: 編曲家、作曲家、ギタリスト
元旦那の清水信之さんは、学生時代からバンド活動を経て、所属事務所の後輩だった竹内まりやさんのミュージシャンサポートの仕事や編曲家として若い頃から音楽制作を始めたそうです。
1992年に平松愛理さんがリリースしたアルバム「My Best Friends」のアレンジを担当して以降。仕事のタッグを組むことが多くなったそうです。
結婚式は、東京聖三教会で挙げたことが報告されています。
平松愛理の出産までの道のり・子供とは？
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平松愛理さんは、結婚する前から婦人科系の病気に悩まされてきました。出産までの道のりは、決して平坦な道のりではなかったようです。
昔から子宮内膜症に苦しめられていた
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平松愛理さんが、若い頃から患っていたのは子宮内膜症でした。結婚前から症状に苦しめられて、痛みを堪えながら仕事を続けてきたそうです。
後年同じ悩みを抱える女性のためにと著書「ゲキツー!!―子宮内膜症との闘いの日々」を出版しました。
病気を治すために病院に通っていたのですが、これぞという医者と巡り合うことの難しさについて語っています。
受診時に、病状の説明で医師より「筋腫をとるも、とらないも、あなたの自由。でもそのうちオシッコじゃあじゃあもれるよ」と言われたそうです。
「かたまってしまいました。ただでさえデリケートな診療科だと思うのに、患者の気持ちをどう思っているのでしょうか」
引用：婦人科で傷ついた言葉 平松愛理さんの体験に寄せて – YomiDr. https://yomidr.yomiuri.co.jp/
婦人科に行きにくいと考えている女性が多いのに、こんな対応をされたらと、考えてしまうことも多かったようです。
命がけで子供を出産
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結婚して子供を望んでいたものの、患っていた子宮内膜症の状態から子供を出産することは難しいだろうと医師から告げられていた平松愛理さん。
子供を授かった時に分かったことは、「前置胎盤」と言って一般的な女性よりも胎盤の低く、胎児が通る子宮出口を覆う状態でした。
出産を選択した場合、母子ともに健康である確率がかなり低くなると言われて命がけで出産したそうです。
周囲からは、「とにかく動いてはいけない。歯を磨かなくても良い」と気を遣われながら妊娠期間を過ごし、帝王切開で女児を出産しました。
平松愛理さんは小柄で筋力もなかったことから、体はボロボロに。それでも産声を聞いた時に、「ああ、私たち生きている!」と実感できて嬉しかったとインタビューで語っています。
子供が生まれた後は、両親の帰宅が遅いと育児に影響が出るだろうと考え、旦那とタッグを組んだ音楽活動を意識して控えるようになったそうです。
平松愛理は乳がんとも闘っていた
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子供を出産した平松愛理さんは、2002年に乳がんであることが発覚しました。闘病生活は、難儀なことが多く、苦労したこともありましたが、前向きに向き合いました。
病気治療のために休業を余儀なくされた平松愛理さん。乳がんとの闘い方を見てみましょう。
子宮全摘出の後で見つかった乳がん
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平松愛理さんは、昔からの持病の子宮内膜症が悪化したことで、子宮全摘出の手術をしました。痛みから解放されてホッとした半年後、乳がんが見つかりました。
2002年に休業宣言をして治療に専念するかと思われていましたが、ファンから希望を募って少人数のツアーをハワイで開催しました。
プロ意識の高さに驚いた人も少なくなったようですが、一方で「乳がんであることを売りにするな」とバッシングを受けたこともあったのだとか。
日本テレビで放送されたキュメンタリー番組で、闘病生活の密着取材を受けた様子が全国放送されたこともあります。
放射線治療の影響で一時的に声が出なくなったり、痛み止めの注射を打ちながら痛みに耐えていたことなどがつぶさに映し出されました。
そして乳がんを撲滅するために8回も手術を行い、前を向いて歩く様子に心を打たれた人も多かったようです。
困難を乗り越えた平松愛理さんは、休業から2年後の2004年に復帰しています。
平松愛理と元旦那の離婚原因とは？
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闘病生活から復帰した平松愛理さんは、離婚を発表しています。2人の間には何があったのでしょうか。
2005年に円満離婚
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平松愛理さんが離婚をしたのは2005年8月2日のことでした。離婚の理由は、夫婦の間に子育てを通じて徐々に意見の相違が出るようになったからのようです。
決して泥沼離婚劇ではなく、お互いの幸せのために前向きに話し合いが進み、親権を平松愛理さんが持ち、慰謝料は0円でした。
円満に別れたことで離婚後も元旦那とは仲が良く、子供の行事には2人で出席していたのだとか。
平松愛理の現在① がんの再発もなく元気に過ごしている
食事に気を遣う日々
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乳がんの発覚は2002年なので、あれから18年の年月が流れています。現在は、再発することもなく元気に過ごされているようです。
それでも食べ物には気を付けているようで、低糖質で低脂肪にこだわりを持っているとラジオ番組で公表しています。基本は玄米と肉類と野菜、豆類を摂取しているようです。
また、苦手だった運動も自宅にコーチを招き、運動を取り入れるように気を遣っているのだとか。
平松愛理の現在② 臭いと噂に
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平松愛理さんには、臭いという噂が付き纏っています。
ただ、体臭が強烈ということではなく、ミュージシャンのプロとしての思いから来た「臭い」だったようです。
そんな平松愛理さんの「臭い」噂を見てみましょう。
香水をかけすぎてしまう
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ステージに上がるといつも緊張してしまう平松愛理さんは、気持ちをほぐすために1曲終わるごとに香水をかけるようになったそうです。
なんと、1回に使う香水の量は9プッシュ。平松愛理さんがステージを移動するごとに、臭いが観客席に流れ込んでくる程に強烈な香りを発するようになりました。
最初から多くの香水を付けていたわけではないようで、鼓動を鎮めるために少しずつプッシュ量が増加していったのだそうです。
有吉反省会でも話題に
2016/4/3 有吉反省会
— 香凜(o|o)HD (@carin_5757_hd) April 9, 2016
平松愛理さんの香水がキツイ！
大吉先生…冗談に聞こえるかもしれないですけど、今僕喉が痛いです ホントに！
しばらくして〜
大吉先生…お言葉ですが、今目が痛いです 目がちょっとシバシバ〜 pic.twitter.com/po7Z4QEwwy
2016年4月に日本テレビで放送されたバラエティ番組「有吉反省会」出演した平松愛理さんは、「香水を付けすぎて他人に迷惑を掛けていることを反省しに来ました」と登場。
収録前に緊張をほぐそうとしたのか大量の香水を振りかけてスタジオ入りした平松愛理さんに対して共演者の博多大吉さんは、「喉が痛い。目が痛い」と体調不良を訴えました。
MCとして目の前に座っていた有吉弘行さんは「臭い」と顔をしかめ、事前にスタッフやマネジャーからの証言で「異臭」と言われて迷惑していると暴露される羽目に。
ファンの間では、平松愛理さんが香水を多く付けていることは周知の事実のようで、すでに慣れたものであるそうです。
平松愛理の現在③ 方向音痴をカミングアウト
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臭いキャラクターとして、バラエティ番組でいじられる大物ミュージシャンとしてのポジションを得た平松愛理さんは、方向音痴キャラクターとしても知られるようになりました。
駅から自宅まで迷い続ける日々
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2019年12月に放送された「アウト×デラックス」に出演した平松愛理さんですが、方向音痴エピソードを語り仰天されました。
昔から方向音痴で、スタジオでレコーディングする際も建物の中で迷子になってお手洗いから戻れなくなったこともあったのだとか。
50代を過ぎると方向音痴に磨きがかかり、最寄りの駅から自宅に帰るまでの道のりで迷子になって2時間もウロウロしていたこともあったようです。
決して、引っ越したばかりで自宅周辺の地理が頭に入っていないわけではなかったようです。
ちなみに、現在の自宅は3年程住んでいるのですが、これまで引っ越しをした家は必ず帰宅時に迷子になってきた歴史があったんだとか。
時間をかけても家に帰れなくなった時には、コンビニエンスストアでお菓子を購入して公園のベンチに腰掛けて疲れを癒し、友人に電話を掛けるそう。
友人からは「今どこなの?」と尋ねられても、それが分からないから帰れないと答えている平松愛理さん。
自宅に「この時間までに帰りたい」という時には、数駅手前からタクシーを利用しているようです。
平松愛理の現在④ 神戸市から感謝状を授与されていた
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平松愛理さんの実家は、兵庫県です。1995年に起こった阪神淡路大震災の際には、実家が崩壊するという被害に遭っていたようです。
復興を支援するために毎年ライブ活動を行い、収益金は震災遺児や交通事故で両親を亡くした子供を預かる施設に寄付されてきました。
2005年からは、神戸復興大使に任命されたことで、ますます支援に力が入りました。震災から25年が経過した2020年、神戸市から感謝状を受取っています。
平松愛理さんは今後、神戸だけではなく全国に歌を届けたいと前向きな気持ちでいるようです。
まとめ
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平松愛理さんは、医師の父親を持ち、裕福なお嬢様として育ちました。幼い頃にオルガンを習い兄の影響で、歌を楽しみながら成長したようです。
プロのミュージシャンになるために上京し、貧乏暮らしをしながらデビューを掴み、友人のために作った楽曲「部屋とYシャツと私」が大ヒット。
共に音楽を制作してきた清水信之さんと結婚し、子供を出産した数年後に乳がんが発覚しました。
8回に渡る手術や抗がん剤による副作用を乗り越えて復帰した平松愛理さん。現在は、旦那との円満離婚を経て音楽活動だけではなく、バラエティ番組にも進出。
駅から迷子になる強烈な「方向音痴キャラ」や、緊張緩和のために香水を大量に使っていることで「臭い」キャラとしてファンから愛されています。
50代後半に入っても輝く平松愛理さんの今後の活動に目が離せませんね。これからも応援していきましょう。
