2024年2月に浜名湖で中国籍の高校生・斉藤宇川さんの溺死体が見つかった事件で逮捕された堀内音緒容疑者が話題です。
この記事では堀内音緒容疑者の生い立ちや国籍、フィリピンとの関係、親など家族、高校などの経歴、浜名湖殺人事件の概要や動機、現在などについてまとめました。
この記事の目次
- 堀内音緒は浜名湖高校生殺人事件で逮捕された当時21歳無職の男
- 堀内音緒の生い立ち
- 堀内音緒は日本国籍の可能性が高いがフィリピンと関係がある模様
- 堀内音緒の親などの家族
- 堀内音緒の経歴① 高校には進学していない可能性が高い
- 堀内音緒の経歴② 母親によれば真面目に働いていたとの事だが真偽不明
- 堀内音緒の経歴③ 不良グループに属し頻繁にトラブルを起こしていた
- 堀内音緒が逮捕された浜名湖高校生殺人事件の概要
- 堀内音緒の浜名湖高校生殺人事件被害者の斉藤宇川さんの生い立ちや経歴
- 堀内音緒の浜名湖殺人事件被害者の斉藤宇川さんは母親が中国人の中国籍
- 堀内音緒が逮捕の浜名湖高校生殺人事件被害者の斉藤宇川さんの高校
- 堀内音緒の浜名湖高校生殺人事件の動機
- 堀内音緒の現在
- まとめ
堀内音緒は浜名湖高校生殺人事件で逮捕された当時21歳無職の男
堀内音緒(ほりうち・ねお)容疑者(事件当時21歳)は、2024年2月9日に静岡県湖西市の浜名湖で中国籍の通信制高校2年生・斉藤宇川(さいとう・うかわ)さん(事件当時17歳)が溺死体で見つかった事件で2月20日に傷害と監禁容疑などで逮捕された無職の男です。
堀内音緒容疑者と被害者の斉藤宇川さんは同じ不良グループに属する知人同士で、なんらかのグループ内のトラブルで斉藤宇川さんが堀内音緒容疑者らから暴行を受け、車に拉致監禁されて浜名湖畔へと連れ去られて、浜名湖へと突き落とされて溺死させられたとみられています。
この事件では、堀内音緒容疑者とフィリピン国籍の事件当時18歳の少年が傷害と監禁容疑で、他に17歳の少年3人(浜松市や磐田市在住、うち1人はブラジル国籍)が監禁の容疑で、堀内音緒容疑者を含めて合計5人が静岡県警察に逮捕されています。
堀内音緒の生い立ち
堀内音緒容疑者の生い立ちについては、幼少期を静岡県掛川市で過ごし、浜名湖の高校生殺人事件から見て数年前に家族とともに静岡県浜松市に引っ越してきた事がわかっています。
幼少期は掛川市で過ごした堀内容疑者。数年前に、家族とともに浜松市へ引っ越し、大工などの作業員として働いていたという。
引用:浜名湖17歳遺体 堀内音緒(21)容疑者の母親が独占告白「息子の恋人からバイクトラブルではないと聞いた」「女性を巡って殴り合いの喧嘩」「フィリピン人の友達が増えてから…」
ただ、堀内音緒容疑者のFacebookが特定されており、その投稿内容からフィリピンにルーツを持つ可能性が示唆されています。Facebookのプロフィールにも「カヴィテ在住」との記載があります。(カヴィテはフィリピンの都市)堀内音緒容疑者のFacebookの内容が虚偽でないならば、堀内音緒容疑者はいずれかの時期にフィリピンに住んでいた事があったようです。
ちなみに、堀内音緒容疑者の逮捕当時の自宅住所は「静岡県浜松市中央区佐鳴台2」と報じられており、日本に住んでいた事は間違いないようです。
静岡県湖西市の浜名湖で同県袋井市の通信制高校2年、斉藤宇川(うかわ)さん(17)が遺体で見つかった事件で、県警捜査本部は20日、浜松市中央区佐鳴台2丁目、無職堀内音緒(ねお)容疑者(21)と、18~17歳の少年4人を傷害や監禁の容疑で逮捕し、発表した。
堀内音緒は日本国籍の可能性が高いがフィリピンと関係がある模様
堀内音緒容疑者の国籍は日本国籍の可能性が高いです。
浜名湖で高校生の斉藤宇川さんの遺体が見つかった殺人事件では現在まで堀内音緒容疑者を含めて5人が逮捕されていますが、逮捕者のうちフィリピン国籍とブラジル国籍の少年についてはその旨が報じられています。
しかし、堀内音緒容疑者については国籍について特に触れられていないため日本国籍の可能性が高いと思われます。
ただ、ネット上では堀内音緒容疑者がフィリピン国籍ではないかとの見方もあるようです。
これは、公開されている堀内音緒容疑者の見た目がフィリピン風である事と、一部テレビ局の取材に応じた堀内音緒容疑者の母親がカタコトの日本語で話している事、そして、特定されている堀内音緒容疑者のFacebookにフィリピンの都市である「カヴァテ在住」と記載されている事などから出てきた噂のようです。
ただ、堀内音緒容疑者の母親が仮にフィリピン出身の方であったとしても、父親が日本国籍の方であれば堀内音緒容疑者も日本国籍を選択できるため、特に国籍について言及がないという事は日本国籍の可能性が高いと考えられます。
「堀内」という名字を名乗っている事から見ても、少なくとも父親が日本人である可能性は高そうです。(ただし、帰化して「堀内」の名字を名乗った可能性はある)
堀内音緒の親などの家族
堀内音緒容疑者の家族についてもほとんど情報が出ていませんが、上でも触れたように母親がテレビ局の取材に応じています。顔出しはなく音声のみでしてが、カタコトの日本語だったためフィリピンなど外国籍かどこか外国出身の方ではないかと見られています。
また、堀内音緒容疑者のFacebookには、フィリピンの国民的英雄である元プロボクサーのマニー・パッキャオさんの家族写真に、堀内音緒容疑者の顔を合成した画像が投稿されていました。(上の画像の上段が合成、下段がオリジナル)
堀内音緒容疑者はジョークのつもりか何か分かりませんが、自分の父親をマニー・パッキャオさんだとする投稿を何度かしていました。もちろんこれは虚偽で、堀内音緒容疑者の父親がマニー・パッキャオさんだという事実はありません。
堀内音緒容疑者の父親については、母親が週刊文春の取材に「主人は警察署に行っていますが」と答えているため、少なくとも父親はいるようです。
母親のAさんのショックは大きい。憔悴しきった表情でこう語った。
「逮捕と聞いて、涙が止まりません。主人は警察署に行っていますが、私はまだ本当に……、信じられない気持ちでいっぱいです」
引用:浜名湖17歳遺体 堀内音緒(21)容疑者の母親が独占告白「息子の恋人からバイクトラブルではないと聞いた」「女性を巡って殴り合いの喧嘩」「フィリピン人の友達が増えてから…」
これ以外に堀内音緒の家族に関する情報はほとんどなく、祖父母やきょうだいの有無など詳しい家族構成についても不明で、存在が明らかになっているのは母親と父親のみです。
堀内音緒の経歴① 高校には進学していない可能性が高い
堀内音緒容疑者の経歴についてですが、現在までに報道をされている情報は浜名湖で斉藤宇川さんの遺体が発見された殺人事件から見て数年目に家族とともに浜松市へ引っ越してきて、その後は大工などの土木作業員として働いていたという情報のみです。
ただ、特定されている堀内音緒容疑者のFacebookには、中学の卒業証書がアップされていました。(現在は身元の特定を避けるためか削除された模様)
この画像から、堀内音緒容疑者は静岡県掛川市の中学校を卒業しているようです。ただし、その後の投稿で高校へ進学した様子は全く見られないため、高校には進学せずにすぐに働き始めた可能性が高そうです。
現在までの報道でも、堀内音緒容疑者が高校に進学したといった情報は1つも出ていません。
堀内音緒の経歴② 母親によれば真面目に働いていたとの事だが真偽不明
堀内音緒容疑者は、浜松市に家族と引っ越してきてからは大工などの土木作業員として働いていたという事です。
メディア取材に応じた堀内音緒容疑者の母親によれば、「仕事だけ頑張る真面目な子」という事で仕事は真面目にしていたとの事です。
以前は、友達もいないし恋人もいない、仕事だけ頑張る真面目な子でした。それが2年前くらいから外国人、主にフィリピン人の友達が増えました。友人を実家に招くことも多くなった。車が好きな子で、元々持っていた車を売りに出して、ローンでレクサスを購入しました。それからは毎日、車で友人と夜遊びするようになりました。
引用:浜名湖17歳遺体 堀内音緒(21)容疑者の母親が独占告白「息子の恋人からバイクトラブルではないと聞いた」「女性を巡って殴り合いの喧嘩」「フィリピン人の友達が増えてから…」
ただ、堀内音緒容疑者のFacebookの内容や近隣住民の評判を見る限り、堀内音緒容疑者が真面目に働いていたようにはあまり見えません。
堀内音緒容疑者の職場なども特定されておらず、その職場関係者などの証言も出ていないため、堀内音緒容疑者が本当に母親の言うように真面目に仕事をしていたのかどうかはわかりません。
堀内音緒の経歴③ 不良グループに属し頻繁にトラブルを起こしていた
堀内音緒容疑者は、中国籍の高校生の斉藤宇川さんの遺体が浜名湖で発見された事件から見て数年前に掛川市から浜松市に家族で引っ越してきたとの事ですが、母親の証言によると不良グループと関わるようになったのは事件から見て2年前くらいからとの事でした。
堀内音緒容疑者が属していたという不良グループは、フィリピンやブラジルなど多国籍の若者や少年らの集団だったようで、あちこちでトラブルを起こして地域での評判は最悪だったようです。
母親の証言によると、堀内音緒容疑者は未成年の時に複数人で飲酒や喫煙をして警察沙汰になった事があったようです。
未成年の時に、友達ら数人で車の中で飲酒や喫煙をして、警察の世話になったこともありましたが、警察沙汰になったのはその一件だけです
引用:浜名湖17歳遺体 堀内音緒(21)容疑者の母親が独占告白「息子の恋人からバイクトラブルではないと聞いた」「女性を巡って殴り合いの喧嘩」「フィリピン人の友達が増えてから…」
堀内音緒容疑者の母親は警察沙汰になったのは未成年時の飲酒と喫煙の1度だけとの事でしたが、近隣住民の証言によれば、それ以外にも何度も警察沙汰になっていた可能性が高いようです。
文春オンラインに掲載された堀内音緒容疑者の自宅の近隣住民の証言によれば、浜名湖の事件から見て1週間くらい前の23時頃に、堀内音緒容疑者の自宅の敷地内に堀内音緒容疑者を迎えにきたと見られるレクサスが停まっており、音楽やエンジンを爆音で鳴らして何度か警察に通報されていたとの事です。
「1週間ぐらい前、夜11時ごろに若い子らがアパートの敷地にある自動販売機の横に、レクサスを停めているところに遭遇しました。暴走族の車みたいに改造されていて、音楽がガンガン鳴ってたり、エンジンをふかしていたりでうるさかった。停めている場所は駐車場ではなかったので、堀内容疑者を迎えに来ていたのだと思います。夜遅い時間だったこともあり、何度か警察に通報されていました」
引用:浜名湖17歳遺体 堀内音緒(21)容疑者の母親が独占告白「息子の恋人からバイクトラブルではないと聞いた」「女性を巡って殴り合いの喧嘩」「フィリピン人の友達が増えてから…」
また、集英社オンラインでも、近隣住民の証言として、堀内音緒容疑者の不良グループが夜中まで集団で騒ぎ、ゴミをあちこちに捨てたりと迷惑をかけまくっていたとの内容がかなり具体的に紹介されています。
近隣住民がこう肩をすくめた。
「あいつらは本当に本当に迷惑でした。夜になると何人も集まってきて夜中までギャーギャーうるさいし、改造車やバイクをふかすし、ゴミはそこらに捨てる。タバコ、お菓子のゴミ、洋服が捨ててあったり、路上に吐しゃ物をまき散らしてたこともありましたよ」
集英社オンラインに掲載されたのは、堀内音緒容疑者の不良グループが溜まり場にしていたという浜松市内のアパートの近隣住民の証言で、他のアパート住民や地域住民に絡んだりと相当迷惑をかけていたようです。
ふだんから夜に大騒ぎを繰り返していたため、警察に通報する近隣住民もいたという。住民が続けた。「そこらでたむろしてるから怪訝な顔したら『なんだテメー』って絡んでくるガキもいました。ペット禁止なのに猫飼ってたしね。そのくせ、他の部屋がうるさいと怒鳴り込んだり、生意気に説教しだしたりとやりたい放題でしたよ。あいつらが嫌で引っ越しした住人もいるぐらいです。
浜名湖で遺体で見つかった高校生の斉藤宇川さんも、このアパートに出入りしていたという事で、堀内音緒容疑者の不良グループの中の1人だったようです。
堀内音緒が逮捕された浜名湖高校生殺人事件の概要
出典:https://news.tv-asahi.co.jp/
堀内音緒容疑者が傷害と監禁の容疑で逮捕された、浜名湖の高校生殺人事件の概要についても改めて見ていきます
事件が発覚したのは、2024年2月9日の15時40分頃に、浜名湖で釣りをしていた男性が「釣り竿に遺体が引っかかった」と110番通報したのがきっかけでした。
駆けつけた警察官により、斉藤宇川さんの遺体が確認されましたが、遺体には暴行された痕があり、衣服を身につけていない状態で事件性が疑われ、その後司法解剖にまわされています。
司法解剖の結果、遺体の死因は溺死で死後1週間が経過しており、殴られたような皮下出血が複数ある事も判明しています。
静岡県警は殺人事件と断定して湖西署に捜査本部を設置し、2月13日までに遺体の身元が静岡県袋井市鷲巣在住の中国籍の17歳の高校生・斉藤宇川さんである事を公表しました。
発表によると、殺害されたのは中国籍で同県袋井市鷲巣、斉藤 宇川うかわ さん(17)。9日午後3時45分頃、浜名湖岸で釣りをしていた男性から、「釣りざおに遺体が引っかかった」と110番があった。13日の司法解剖の結果、斉藤さんの死因は溺死で、死後1週間程度という。遺体には殴られたような皮下出血の痕が複数あった。
斉藤宇川さんは、2月4日の19時頃、家族に「遊びに行く」と伝えて自宅を出て、浜松市内のアパートを訪ねています。このアパートが堀内音緒容疑者らの不良グループが溜まり場にしていたアパートでした。
斉藤宇川さんはその日はこのアパートに宿泊し、堀内音緒容疑者らを含む複数の友人らと過ごしていました。
ところが2月5日、斉藤宇川さんはこの不良グループのメンバーらと何らかの原因でトラブルになり、堀内音緒容疑者と事件当時18歳のフィリピン国籍の少年から殴打するなどの暴行を受けたようです。
その後、堀内音緒容疑者と18歳のフィリピン国籍の少年、17歳の少年3人の合計5人が、斉藤宇川さんを乗用車のトランクの中に監禁しています。その後の詳しい経緯は現在の時点では不明ながら斉藤宇川さんは浜名湖へと運ばれ、湖の中へと突き落とされて溺死させられたと見られています。
斉藤宇川さんの家族は自宅を出てから3日後の2月7日になっても斉藤宇川さんが帰らないため、行方不明届を提出していましたが、それから2日後の2月9日に斉藤宇川さんは浜名湖で溺死体となって発見されました。
そして2月20日、静岡県警は堀内音緒容疑者とフィリピン国籍の18歳の無職の男を傷害と監禁容疑で、ブラジル国籍1人を含む17歳の少年3人を監禁の容疑で逮捕したと発表しました。
以上が、堀内音緒容疑者らが、高校生の斉藤宇川さんを溺死に至らしめたと見られている浜名湖の殺人事件について現在までに明らかにされている内容です。
堀内音緒の浜名湖高校生殺人事件被害者の斉藤宇川さんの生い立ちや経歴
堀内音緒容疑者が傷害と監禁の容疑で逮捕された、浜名湖高校生殺人事件の被害者である斉藤宇川さんの生い立ちや経歴についても、現在までに明らかにされている情報をまとめていきます。
斉藤宇川さんの出身は不明ですが、少なくとも中学生の頃には静岡県袋井市鷲巣に住んでいたようです。
斉藤宇川さんは子供時代は不良グループとは関わっておらず真面目なタイプだったようで、小学生時代はサッカークラブに、中学と高校時代はバレー部に所属していました。
特にバレーには熱心に打ち込んでり、中学時代(地元の袋井中学校と見られている)には、ミドルブロッカーのポジションのレギュラーとして県大会ベスト8の成績を残しています。
高校進学後もバレーを続けたという事ですが、何らかの理由で中退しており、アルバイトをしながら通信制高校に通っていたという事です。
斉藤宇川さんはバレーボールを辞めた後、キックボクシングのジムに通い始めていたとの情報も明らかにされています。
小学生時代はサッカークラブに所属し、中学時代はバレーボール部で活躍するなどスポーツマンだった斉藤さん。中学卒業後は磐田市内の私立高校に進学したが、ほどなくして退学。近所のガソリンスタンドや飲食店でアルバイトをしながら通信制高校に通っていた。高校退学によりバレーボールから遠ざかった斉藤さんは、キックボクシングのジムに通い始めるようになる。
引用:《浜名湖17歳遺体》「この前、ケンカでボコボコにした」被害者が足を踏み入れた“多国籍コミュニティ”の暗黒面「ブラジル人容疑者と女性トラブルか?」
斉藤宇川さんは高校を中退してバレーボールを辞めたあたりから、堀内音緒容疑者らの不良グループと関わるようになったようです。バイクに興味があり免許を取ろうとしていたとの情報も明かされています。
堀内音緒の浜名湖殺人事件被害者の斉藤宇川さんは母親が中国人の中国籍
浜名湖の高校生殺人事件で堀内音緒容疑者らに溺死に至らしめられたと見られている斉藤宇川さんですが、日本人の父親と中国人の母親のハーフで中国籍である事がわかっています。
斉藤さんもまた、日本人の父と中国の母を持つハーフだった。
引用:《浜名湖17歳遺体》「この前、ケンカでボコボコにした」被害者が足を踏み入れた“多国籍コミュニティ”の暗黒面「ブラジル人容疑者と女性トラブルか?」
浜名湖高校生殺人事件の初期の報道では「斉藤宇川さんこと宋宇川さん」と中国での本名が同時に報道されていましたが、どういう理由かは不明ながら現在は日本での「斉藤宇川」という名前のみで報道されています。
堀内音緒が逮捕の浜名湖高校生殺人事件被害者の斉藤宇川さんの高校
出典:https://yamatotakada.c.blog.ss-blog.jp/
堀内音緒容疑者が逮捕された浜名湖高校生殺人事件の被害者である斉藤宇川さんですが、中退した高校については「磐田市内の私立高校」と報じられています。
斉藤宇川さんの通っていた磐田市内の私立高校は、強豪男子バレー部で知られる「磐田東高校」ではないかと見られています。理由としては磐田市内の私立高校は磐田東高校しかない事が挙げられています。
斉藤宇川さん磐田市内の私立高校を中退した後に入学し直したとされる通信高校がどこなのかは現在の時点では情報が出ておらず不明です。
堀内音緒の浜名湖高校生殺人事件の動機
堀内音緒容疑者と浜名湖高校生殺人事件の被害者の斉藤宇川さんは同じ不良グループに属していた事がわかっていますが、なぜ堀内音緒容疑者らが斉藤宇川さんを溺死に至らしめる事になったのかの動機については大まかに2つの情報が出ています。
1つは、斉藤宇川さんと、溜まり場になっていたアパートの住人である少女Aの彼氏との三角関係が動機になったとするものです。
これは、堀内音緒容疑者の母親と一部の関係者の証言によるもので、ブラジル人と日本人のハーフの少年と交際しているアパートの住人である少女Aに斉藤宇川さんが好意を持ち、それが原因でトラブルが起きたとするものです。
堀内容疑者の実家を訪れると、母親のAさんが初めて取材に応じた。
「息子の恋人を通じて、事件当日の話を聞きました。バイクのトラブルが原因と言われているみたいですが、息子の友人のフィリピン人の男と亡くなった方は同じ女性が好きで、その女性を巡って殴り合いの喧嘩が始まったと聞きました。息子は亡くなった方と知り合いでもないし、殺人を犯したとは考えられない。ただ一緒にいただけです」
引用:浜名湖17歳遺体 堀内音緒(21)容疑者の母親が独占告白「息子の恋人からバイクトラブルではないと聞いた」「女性を巡って殴り合いの喧嘩」「フィリピン人の友達が増えてから…」
斉藤さんの友人の父親が続ける。「息子は、逮捕されたブラジル国籍の少年と宇川くんの共通の友人でした。宇川くんとは学校は違いましたが、SNSを通じて友達になった。今の若い子たちはそうやってSNS経由で仲間を増やしている。息子から聞いた話では、ブラジル国籍の子のバイクを倒したことだけではなく、ブラジル人と恋人だったフィリピン人と日本人のハーフ女性を巡るトラブルもあったようです」
引用:《浜名湖17歳遺体》「この前、ケンカでボコボコにした」被害者が足を踏み入れた“多国籍コミュニティ”の暗黒面「ブラジル人容疑者と女性トラブルか?」
一方、事件の事情を知るという斉藤宇川さんの知人女性が三角関係説は正確ではないと集英社オンラインの取材で証言しています。
堀内のお母さんは一部のメディアに宇川とは面識がなく、トラブルの原因はAちゃんに横恋慕した宇川とBがもめたことみたいに証言していましたが、それは不正確だと思います。堀内は宇川と何回も顔を合わせたことがあるし、Aちゃんはケンカの仲裁に入っただけで三角関係ということじゃないです
引用:〈浜名湖17歳殺人〉「三角関係のもつれじゃない」「最初はじゃれあいのケンカがエスカレートして」暴行を受けた17歳少年はトランクに監禁された後、拉致され…
斉藤宇川さんの知人女性によれば、その日、斉藤宇川さんが、この少女Aの彼氏でブラジル人とのハーフの少年(逮捕された17歳少年)Bのバイクを借りて遊びに行った後、帰ってきた時にバイクを倒してしまったそうです。
これに対してBが怒ると、斉藤宇川さんと一緒に行動していたという17歳少年のD(斉藤宇川の友人)も斉藤宇川さんに対して怒り出し、取っ組み合いの喧嘩が始まったそうです。
ここで、少女Aが仲介に入るも、斉藤宇川さんがAさんにまで手を上げてしまい、トラブルが大きくなったのが本当の動機だという事です。
宇川がBのバイクでどこか遊びに行って帰ってきたときにバイクを倒しちゃったんだよ。それでBと一緒になってDもキレて、宇川と取っ組み合いが始まったの。『やんのか?』『やってやるよ』って、いつものノリというかじゃれあうくらいだったんだけど、だんだんエスカレートしだして、それをAちゃんが止めに入ったの。宇川も周りが見えてなかったんだと思うけど、仲裁に入ったAちゃんにも手を上げちゃったんだよね
引用:〈浜名湖17歳殺人〉「三角関係のもつれじゃない」「最初はじゃれあいのケンカがエスカレートして」暴行を受けた17歳少年はトランクに監禁された後、拉致され…
少女Aに手を挙げたという事で、堀内音緒容疑者とフィリピン国籍の18歳の少年Cが登場して仕切り始め、「女に手をあげんのかよ」とキレて斉藤宇川さんをレクサスのトランクに押し込んだのだそうです。
そして、堀内音緒容疑者とフィリピン国籍18歳少年C、その他、直接トラブルに関わった17歳の少年ら3人(ブラジル国籍少年B、斉藤宇川の友人の少年DとE)の合計5人がレクサスに乗り込んで浜名湖へと移動し、斉藤宇川さんを湖に突き落として溺死に至らしめたという事のようです。
堀内音緒の現在
堀内音緒容疑者は、浜名湖で斉藤宇川さんが溺死死体で発見された事件で、傷害と監禁の容疑で2月20日に逮捕され、21日に静岡地検浜松支部に送検されています。
現在は検察による取り調べが行われていると見られますが、その後については現在の時点では続報がなく不明です。
今後、堀内音緒容疑者が斉藤宇川さん殺人の容疑でも再逮捕されるのかにも注目が集まります。殺人と傷害と監禁では量刑が全く違ってくるため注目されています。
まとめ
今回は、2024年2月に静岡県湖西市の浜名湖で中国籍の高校生・斉藤宇川さんの溺死体が見つかった浜名湖高校生殺人事件で傷害と監禁の容疑で逮捕された堀内音緒容疑者についてまとめてみました。
堀内音緒容疑者の生い立ちについては、幼少期は静岡県掛川市で過ごし、事件から見て数年前に家族と浜松市に引っ越してきた事がわかっています。堀内音緒容疑者の国籍は日本と見られていますがフィリピンにルーツがあると見られています。
堀内音緒容疑者の家族で存在が明らかになっているのは母親と父親のみで、詳しい家族構成は不明です。母親についてはフィリピンなど外国籍か外国出身の可能性が高いと見られています。
堀内音緒容疑者は高校には進学していないと見られ、中学卒業後に大工など土木関係の仕事についていたとの経歴がわかっています。
堀内音緒容疑者が浜名湖殺人事件で斉藤宇川さんを溺死に至らしめた動機ですが、現在の時点では正確なところはわかっておらず、容疑者の1人の交際相手の少女をめぐる男女トラブルという説と、容疑者の1人バイクを倒した事がきっかけの喧嘩が拡大した説が挙がっています。
現在、堀内音緒容疑者は検察で取り調べを受けている模様ですが、殺人容疑で再逮捕されるのかどうかも注目されています。