北海道日高町のバーの壁の中から若い女性の遺体が見つかった事件で逮捕された松倉俊彦が注目されています。
この記事では松倉俊彦の生い立ちや実家の家族、これまでの経歴、結婚や嫁と子供、被害者の工藤日菜野さんとの不倫関係を示唆する情報と犯行の動機についてまとめました。
この記事の目次
松倉俊彦は日高町のバーの壁から女性遺体が発見された事件で逮捕の男

松倉俊彦(まつくら・としひこ)容疑者(逮捕当時49歳)は、2026年1月に北海道日高町富川北のダーツバーの壁の中から若い女性の遺体が見つかった事件で、死体遺棄と殺人の容疑で逮捕された男です。
松倉俊彦容疑者は、北海道日高町でダーツバーを経営しており、かつては競走馬を運ぶ仕事に従事していたこともありました。
壁の中から遺体で見つかった被害者は店の常連客だった看護師の工藤日菜野さん(当時28歳)で、松倉俊彦容疑者とは交際関係を巡るトラブルがあったとみられています。
松倉俊彦容疑者は妻子がありながら工藤さんと親密な関係にあったとされ、その関係が事件につながった可能性があるとみて警察が捜査を進めています。
北海道日高町の静かな町で起きた、この飲食店経営者による知人女性殺害・死体遺棄事件は、その残忍な手口と、犯行後に遺体を店舗の壁の中に隠したまま営業を続けるという常軌を逸した行動は、社会に大きな衝撃と戦慄を与えました。
2人の間に一体何があったのか。なぜ、前途ある若い女性の命が奪われなければならなかったのか。ここでは、現在までに報道されている情報に基づき、松倉俊彦容疑者の人物像、被害者との関係、そして事件の深層について詳しくみていきます。
松倉俊彦の生い立ちや実家の家族

松倉俊彦容疑者の実家の家族や生い立ちについて、現在までの報道で明らかになっている情報は何もない状況です。
両親や兄弟姉妹といった、松倉容疑者の実家の家族構成に関する具体的な情報はこれまでに1度も報道されていません。
また、松倉俊彦容疑者は日高町で生活し事業を営んでいたことは分かっていますが、出身地は函館市と報じられています。そのため、実家は函館市にある可能性が最も高いと考えられますが、現在も実家や家族がそこに居住しているのかなどの情報は現在の時点ではありません。
松倉俊彦容疑者の生い立ちについても、どのような学校を卒業したのかやどのような子供時代、少年時代を送ったのかなどの情報は現在の時点で出ていません。
松倉俊彦容疑者の人物像を推測する上で、生い立ちや家族、実家の環境などは重要な要素だと考えられますが、事件そのものと直接的な関係が薄い情報であるためか、メディアでの報道は極めて少ないのが現状です。
松倉俊彦の経歴と周囲の証言から浮かび上がる人物像

松倉俊彦容疑者の経歴についても現在の時点では情報は極めて限定的です。
現在までに明らかにされている松倉俊彦容疑者の経歴についてみていきます。
松倉俊彦の経歴① 出身は函館で日高に移住後に競走馬輸送の仕事
松倉俊彦容疑者は、函館市の出身という情報が関係者の証言により出ています。ただ、この関係者も“そのように聞いた事がある”とだけ証言しているので松倉俊彦容疑者が函館の出身だとする情報は不確定情報です。
そして、いずれかの時期に松倉俊彦容疑者は日高町へと移住したようです。日高町は馬産地として有名な土地ですが、松倉俊彦容疑者はそこで競走馬関係の会社に所属し、競走馬を輸送する仕事に従事していたという事です。
松倉俊彦の経歴② ダーツバーの「LADY LUCK」の経営

松倉俊彦容疑者は、事件当時、北海道日高町富川北でダーツバー「LADY LUCK」を経営していました。このダーツバーが事件の現場となりました。
このバーは国道沿いの建物の2階にあり、カウンター席やボックス席、ダーツマシンが設置された広々とした空間だったと報じられています。地図アプリの口コミでは「値段が安くて雰囲気のよい空間」といった評価もあり、地元では数少ない憩いの場として賑わっていたようです。
報道によると、松倉俊彦容疑者はこのバーを8年ほど前(2018年か2017年頃)にオープンしたとされています。
松倉俊彦の経歴③ 灯油を配送する会社にも勤めていた
松倉俊彦容疑者は、ダーツバーを経営しながら、副業として灯油を配送する仕事をしていたとも報じられています。
この会社の関係者の証言によれば、松倉俊彦容疑者は事件から見て6年〜7年ほど前にこの会社で働き始めたようです。松倉俊彦容疑者は「バー経営だけでは将来が不安」だとこの会社関係者に相談し、働くようになったとの事でした。
松倉俊彦容疑者のこの会社での評判は悪くなく、「遅刻も無断欠勤もなく真面目に働いていた」との証言がされています。
松倉俊彦の経歴④ 地元の猟友会に所属
松倉俊彦容疑者は地元の猟友会に所属していたとも報じられています。事件の被害者である工藤日菜野さんも狩猟に興味を持っており、同じタイミングで猟友会に入会したとされており、この共通の趣味が2人の関係が深まるきっかけになった可能性も指摘されています。
ただし、松倉俊彦容疑者を知る人の中には「猟をしたことは1度もないと言っていた」と証言する人もいます。
松倉俊彦の人物評
松倉俊彦容疑者の周囲からの評判ははっきりと二分しています。
1つは肯定的な評価で、「子煩悩」、「おとなしい感じ」と語る知人がおり、犯罪とは無縁の人物という印象を持つ人もいました。
一方は否定的な評価で、「サービスしろって上から目線」、「女好きって感じ」といった、高圧的で女性関係にだらしない一面を指摘する声も報じられています。また、過去にバーでアルバイトをしていた男性は「楽しく飲んでいたのに急に怒りのスイッチが入り、止めに入らないとやばいレベル」と証言しており、感情の起伏が激しかった事が窺えます。
このように、松倉俊彦容疑者は複数の職業を経てバー経営に至り、地域のコミュニティにも所属していましたが、その人物像は多面的であったことがうかがえます。
松倉俊彦の結婚と嫁や子供

松倉俊彦容疑者は事件を起こした当時、結婚していて嫁と子供がいた事が複数の報道により明らかにされています。
そして、被害者となった工藤日菜野さんとは不倫関係にあったとする情報も複数報じられています。
松倉俊彦容疑者の結婚と嫁や子供についても現在までにわかっている内容をまとめていきます。
松倉俊彦の結婚と嫁
松倉俊彦容疑者は逮捕当時、結婚していて嫁がおり、平屋の借家で家族と暮らしていたと報じられています。周囲からは、よく子供と散歩をしたり、公園で遊ばせたりするなど「子煩悩」な父親として認識されていたようです。
しかし、その一方で、嫁との関係は冷え切っていた可能性が示唆されています。松倉俊彦容疑者は知人に対して「嫁とはレスだ」などと家庭内の不満を漏らしていたという証言があります。また、「妻とは別れる」などと話していた事もわかっており、嫁との離婚を考えていた可能性があります。
また、この嫁との結婚以前に1度離婚歴があり、周囲に工藤日菜野さんを紹介して「この子、うちの前妻との娘と同じ歳なんだよ、かわいいだろ」などと自慢していたとの証言も出ています。
一方、被害者の工藤日菜野さんは両親が幼い頃に離婚していて父親がいなかったために、年上の男性に惹かれたのではないかと推測する関係者の証言もでています。
いずれにしても、今回の事件に被害者の工藤日菜野さんとの不倫関係が関連しているとの見方が強まっています。
松倉俊彦の子供について
松倉俊彦容疑者に子供がいることは、複数の知人によって証言されています。しかし、子供の人数や年齢(ただし、幼稚園児くらいとの証言あり)、性別といった具体的な情報は公表されていません。
前述のように、ある常連客の証言によると、松倉俊彦容疑者には前妻との間に娘がおり、その娘が被害者の工藤日菜野さんと同い年だったという情報もあります。このことが、2人の関係に何らかの影響を与えた可能性も考えられますが、憶測の域を出ません。
松倉俊彦容疑者の結婚や嫁、子供など家族構成についても、事件の背景を理解する上で重要な要素だと考えられますが、プライベートな情報でもあり、今後の捜査や裁判の進展で何らかの情報が公開されるのを待つしかありません。
松倉俊彦と被害者・工藤日菜野さんが不倫関係だったとする情報

ここまででも触れていますが、松倉俊彦容疑者と工藤日菜野さんが不倫関係だったとする情報が複数報じられています。
地域の飲み屋街では、松倉俊彦容疑者と被害者の工藤日菜野さんが交際している事は「公然の事実」だったとする証言が複数あがっています。
常連客からは「誰が見ても恋人同士の雰囲気だった」という声も上がっており、松倉俊彦容疑者は結婚していて嫁と子供がいるにも関わらず工藤日菜野さんとの不倫関係を隠そうとしていなかった事が窺えます。
工藤日菜野さんは、日高町に来る前に住んでいた浦河町から車で1時間半かけて松倉俊彦容疑者のダーツバーに通っていたとの証言も出ており、むしろ工藤日菜野さんの方が松倉俊彦容疑者にはまっていた可能性も示唆されています。

ただ、工藤日菜野さんについては、2025年7月に平取町の病院で看護師として働くようになり、その頃より頻繁に松倉俊彦容疑者のダーツバーに顔を出すようになったとの情報も出ており、これがきっかけとなって不倫関係になった可能性もあります。
いずれにしてもこの頃より2人は親密な関係となり、2人きりで遅くまで飲酒をし、工藤日菜野さんが急性アルコール中毒で病院に運ばれた事もあるなどの証言も出ています。他にも、工藤日菜野さんと松倉俊彦容疑者がバーを閉店した後に2人でどこかへ出掛けていったとの証言もあります。
また、元々狩猟に興味があったという工藤日菜野さんが、狩猟免許を持つ松倉俊彦容疑者と距離を縮めて、同時に地元の猟友会に入ったとの情報も出ており、2人が親密な関係であった事は間違いないと見られています。
その他にも、工藤日菜野さんが祖母に行方不明になる直前に、「31日は彼氏と過ごす」と話していた事も報じられており、この「彼氏」が松倉俊彦容疑者であった可能性が高いとみられています。
松倉俊彦が引き起こした日高町のダーツバー壁内女性遺体事件の詳細

松倉俊彦容疑者が引き起こした、北海道日高町のダーツバーの壁の中から工藤日菜野さんの遺体が発見された事件について、現在までに明らかになっている内容をまとめていきます。
日高町ダーツバー事件の発覚
事件が発覚したのは、2026年1月10日の事でした。北海道日高町富川北にあるダーツバー「LADY LUCK」の壁の中から、行方不明になっていた工藤日菜野さんの遺体が発見されたのです。
工藤日菜野さんの遺体は、店のダーツ台の横にある物置スペースの壁に開いた縦横40cmほどの穴の奥にあった畳1畳ほどの空間に隠されていました。穴はベニヤ板のようなもので隠されていたという事です。
工藤日菜野さんの遺体は司法解剖の結果、死後10日ほど経過しており、死因は窒息死で、首にロープのようなもので絞められた痕跡が確認されています。
被害者の工藤日菜野さんは2025年12月31日から行方不明
被害者となった工藤日菜野さんは事件発覚の10日前の2025年12月31日の大晦日から行方が分からなくなっており、心配した祖母が警察に行方不明届を提出していました。
工藤日菜野さんの行方不明届けが出されたたすぐ後、警察の捜査線上に浮上したのが、工藤日菜野さんの知人であった松倉俊彦容疑者でした。
松倉俊彦容疑者は逮捕前に警察の任意の事情聴取を受け、工藤日菜野さんの遺体の遺棄を認める供述をしたとも報じられています。この供述を受けて、警察は松倉俊彦容疑者の経営するバーの中の捜索を行い、工藤日菜野さんの遺体発見に至ったようです。
松倉俊彦の逮捕
バーの壁の中から工藤日菜野さんの遺体が発見された事を受けて、2026年1月10日中に松倉俊彦容疑者は死体遺棄の容疑で逮捕されました。
松倉俊彦容疑者は工藤日菜野さんの遺体の遺棄については認めていたものの、その後は黙秘していたと報じられています。
しかし、2026年1月30日に警察は松倉俊彦容疑者を殺人の容疑で再逮捕しています。
犯行の経緯
その後の報道によると、松倉俊彦容疑者は2025年12月31日頃、工藤日菜野さんの自宅アパートで工藤日菜野さんの首を絞めて殺害し、その後に経営するバーまで運んで、壁の中に遺棄したと見られるとの事です。
松倉俊彦容疑者の自宅からは複数のロープが押収されており、警察はこれらが凶器として使われた可能性も視野に捜査を進めていると報じられています。
松倉俊彦は工藤日菜野さんの遺体を壁の中に隠したままバーを営業していた
松倉俊彦容疑者は、バーの店内の壁の中に工藤日菜野さんの遺体を隠した後、そのままの状態で、年始の1月2日には店を営業し、「たこ焼きパーティー」を開催していたというにわかには信じ難い内容も報じられています。
遺体の腐敗による異臭を隠すためか、店内では空気清浄機が5台ほど稼働していたという関係者の証言もあります。自らの罪と向き合うことなく、平静を装って日常を続けようとするその心理は、常人には到底理解しがたいものです。
松倉俊彦が証拠隠滅とアリバイ工作を行なっていた事も判明
松倉俊彦容疑者は、証拠隠滅やアリバイ工作を図ったとみられる行動も取っています。
松倉俊彦容疑者は工藤日菜野さんの遺体を壁の中に隠した後、これまでほとんどやり取りのなかった知人に対し、SNSで新年の挨拶メッセージを送っていました。これは、事件当時に自分が普段通りに過ごしていたことを偽装するためのアリバイ工作だったのではないかと疑われています。
また、自身のスマートフォンの発信・着信履歴から、事件があった2025年12月31日以前のものを削除していたことも判明しています。 逮捕前の事情聴取に対し、「客からの着信で履歴がいっぱいになるため消した」と説明していたということですが、警察は証拠隠滅を図った可能性が高いとみて捜査しているようです。
松倉俊彦による日高町バー壁内女性遺体事件の動機

なぜ、松倉俊彦容疑者が工藤日菜野さんの遺体を自身の経営するバーの壁の中に遺棄したのか、また、殺害したのであればなぜ殺害したのかの動機についても関心が集まります。
2026年2月9日現在の時点では、松倉俊彦容疑者の動機についてはっきりした報道はなされていません。現在の時点では松倉俊彦容疑者は黙秘していると報じられており、警察もはっきりした動機の解明には至っていないと考えられます。
しかし、現在までに報道されている内容から動機をある程度推測する事は可能です。
松倉俊彦の動機① 男女関係(不倫関係)をめぐるトラブル
捜査関係者によると、松倉俊彦容疑者は事件前、周囲に「工藤さんとの関係でもめている」、「交際関係をめぐってトラブルになっている」などの内容を話していたことが分かっています。
これらの証言から2人の不倫関係が何らかの理由で行き詰まり、深刻なトラブルに発展していた可能性が浮上します。
松倉俊彦容疑者には嫁と子供がおり、嫁とは冷めた部分があったものの、幼い子供は可愛がっていたとの証言があります。この事から、松倉俊彦容疑者の方から工藤日菜野さんに不倫関係の解消を求め、トラブルに発展した事なども考えられます。家族を持つ松倉俊彦容疑者が、関係がこじれた結果として不倫が家庭にバレる事を恐れて凶行に及んだ可能性も否定できません。
逆に、工藤日菜野さんの方から別れを切り出し、それを松倉俊彦容疑者が受け入れられずに逆上した事が動機となった可能性も考えられますが、工藤日菜野さんは事件の直前に祖母や知人に「大晦日は彼氏と過ごす」と話していた事が明らかになっています。この「彼氏」は現在の時点では松倉俊彦容疑者を指している可能性が高い(工藤日菜野さんに別に彼氏がいたという情報は現在までに1度も出ていない)と見られています。この日に別れを告げる事を考えていたのなら、わざわざ周囲に「大晦日は彼氏と過ごす」などと伝える事は考えづらいような気がします。
松倉俊彦の動機② 金銭トラブル
近隣の飲食店の経営者からは、2人の間に金銭トラブルがあったという噂を耳にしたという証言が出ています。
反対に、松倉俊彦容疑者は羽振りがよく、金に困っている様子は見られなかったという証言もあるものの、逆にこれは松倉俊彦容疑者の見栄を張りたいという性格を表しているといえ、何らかの金銭トラブルが動機となった可能性は否定できません。
どちらかが金銭を貸していた、あるいは援助していたなど、お金をめぐる問題が2人の関係を悪化させ、他のトラブルと結びついて殺害の引き金になった可能性も考えられます。
松倉俊彦の動機③ 結婚や将来をめぐる重圧
前述のように、工藤日菜野さんは祖母に「大晦日は(実家で家族と過ごさずに)彼氏と過ごす」と話していました。この言葉から、工藤日菜野さんは松倉俊彦容疑者との関係を真剣に考え、将来(妻との離婚や自身との結婚)を望んでいた可能性も考えられます。
工藤日菜野さんから結婚や、嫁との離婚を強く迫られた松倉俊彦容疑者が、そのプレッシャーに耐えきれず、関係を終わらせるために殺害という最も短絡的で残忍な手段に及んだとも考えられなくはありません。
まとめ
今回は、2026年1月に発覚した北海道日高町のバーの壁の中から女性の遺体が見つかった事件で、死体遺棄と殺人の容疑で逮捕された松倉俊彦容疑者についてまとめてみました。
現在の時点で明らかにされている情報では、松倉俊彦容疑者の生い立ちや詳しい実家の状況、家族構成、これまでの詳細な経歴についてはほとんど何も明らかにされていません。また、結婚していた嫁や子供に関するプライベートな情報も乏しいのが現状です。
最大の謎は、依然として解明されていない「動機」の全容です。被害者の工藤日菜野さんとは不倫の関係にあった事も示唆されているため、男女間のトラブルが根底にあると推測されますが、何が松倉俊彦容疑者を殺人という凶行にまで駆り立てたのか。その真相は、今後の裁判の場で本人の口から語られるのを待つしかありません。
この事件は、地方の小さな町で起きた悲劇であると同時に、人間関係のもつれがもたらす恐ろしさと、人間の心の闇を浮き彫りにしたといえます。亡くなられた工藤日菜野さんのご冥福を心よりお祈りするとともに、事件の全容が1日も早く解明されることが望まれます。


















