1960年代に活躍したハーフモデルで、井上順さんとの結婚で知られる青木エミさんが話題です。
この記事では青木エミさんの現在の年齢や若い頃の経歴、元旦那の井上順さんとの結婚から離婚まで、子供やその後の再婚の噂や、現在の活動などについてまとめました。
この記事の目次
青木エミのプロフィール
青木エミのプロフィール
生年月日:1949年5月24日
出身地 :アメリカニューヨーク州ニューヨーク市
青木エミさんは1960年代に活躍したファッションモデルで、資生堂やコーセー、カネボウといった化粧品モデルをメインに活躍されました。
ベテラン俳優の井上順さんの元妻としても知られています。
青木エミの現在の年齢
青木エミさんは1949年5月24日生まれなので、2021年5月の誕生日で年齢は「72歳」になります。
青木エミの若い頃① アイルランド系アメリカ人とのハーフとして誕生
青木エミさんの若い頃の経歴をみていきます。
青木エミさんは、戦争が終わってまだ数年の1949年5月24日にアメリカニューヨーク州ニューヨーク市で生まれました。父親はアイルランド系アメリカ人で母親が日本人のハーフでした。
青木エミさんは2歳の頃に母親と共に日本に帰国され、その後は日本で暮らされています。当時の日本はまだハーフが珍しかった時代なので、子供の頃は「あいのこ」などと言われて差別を受ける体験もされたようです。
青木エミの若い頃② 当時は珍しかったハーフモデルとして活躍
青木エミさんは、中学3年生だった1964年頃に有名写真家の秋山庄太郎さんに見出されて、週刊文春のグラビアモデルとしてデビューしています。
その翌年の1965年、16歳の高校1年生になった青木エミさんは本格的にモデルの仕事を始めるべく、仕事で知り合ったヘアデザイナーの宮崎定夫さんから、東京麻布の三河台(現在の六本木3丁目と4丁目あたり)にある一軒家を借り、そこで一人暮らしをしながらモデルの仕事をスタートさせています。
当初、青木エミさんの母親はモデルの仕事をはじめる事に大反対されたそうなのですが、青木エミさんが一度言い出したら聞かない性格なのをよく知っていた母は、最終的には「少し早くお嫁に行っただけ」と自分を納得させ、仕事をする事を認めてくれたのだそうです。
青木エミさんは、当時はまだ珍しかったハーフのモデルとして活躍し、資生堂化粧品をはじめ、コーセーやカネボウといった大手化粧品会社のイメージモデルと務める売れっ子モデルになりました。この頃の青木エミさんはファッション雑誌などでも活躍されています。
青木エミさんは、当時は有名写真家の立木義浩さんと親しくされていたそうで、六本木の有名レストランの「キャンティ」や高級寿司店の「すし長」といった大人な店にも10代の頃からよく連れて行ってもらったのだとか。
青木エミの元旦那は俳優の井上順
10代の若い頃からモデルとして活躍された青木エミさんでしたが、20歳の頃に結婚されモデルを引退されていて、実質モデルとして活躍されたのは約4年ほどでした。
青木エミさんは20歳だった1969年に、同世代の遊び仲間の1人だったという俳優で元「スパイダース」の井上順さんと結婚されています。
青木エミさんと井上順さんは、テレビのトーク番組「ラブラブショー」で共演したのをきっかけに知り合い、年齢が近かった事もあってすぐに交際に発展。結婚前は窓からお互いの家が見えるほど近い場所に住んでいて、仕事が終わって帰宅すると部屋の証明を点滅させてお互いに合図を送り合っていたのだとか。
2人は青春時代に恋愛をし、そのまま結婚されたという事になります。
青木エミと元旦那の井上順との間に子供はいない
青木エミさんと井上順さんは足掛け14年間の結婚生活を送りましたが、子供には恵まれませんでした。
後述しますが、青木エミさんと井上順さんは30代前半頃に離婚され、別々の道を歩まれていますが、その後もお互いに再婚はされておらず、子供もいません。
青木エミと元旦那・井上順の離婚原因は?
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青木エミさんと井上順さんは10代からの大恋愛の末に結婚されましたが、結婚から約14年後の、1982年の夏に離婚されています。当時の年齢は33歳でした。
青木エミさんは離婚理由について、井上順さんは仕事が忙しい事に加えて交友の範囲が広く、帰宅はいつも深夜3時か4時だったそうで、幼い頃に両親が離婚して父親の愛に飢えていた青木エミさんは、かまってもらえない事が寂しく、それに耐えかねて離婚につながったと説明されています。
一方の井上順さんも、青木エミさんと結婚していた足掛け14年の間、1日も深夜0時より早く家に帰った事がない事を明かされています。
ただ、お互いに嫌いになって別れたわけではないため、青木エミさんは元旦那の井上順さんと離婚後も連絡を取り合っていてたまに一緒に食事もされるのだとか。
また、青木エミさんは元旦那の井上順さんとの離婚後に井上笑子の名前で「ハートの病い―離婚後のうつ病を乗り越えて」という本を出版されています。この本によれば、青木エミさんは井上順さんとの離婚後にうつ病を患っていたようで、GLAという新興宗教団体に出会った事でそのうつを乗り越える事ができたという事です。
青木エミは再婚している?
青木エミさんは元旦那の井上順さんと離婚後に再婚したという情報はありません。
青木エミさんは離婚後は、アパレル関係の会社「アルファキュービック」の、食品部門で役員として働き、カフェやケーキショップのプロデュースをする仕事をされていたそうなので、再婚はせずに自立の道を選ばれたという事かもしれません。
青木エミさんは、現在は実業家として活躍されているようで、何店舗かの飲食店を経営されているという事です。青木エミさんの経営する飲食店については次の見出しで改めて紹介します。
一方、元旦那の井上順さんは2014年に、女優の檀れいさんに似た年齢が30歳年下の一般人の美女と交際しているという噂が週刊誌などで報じられ、本人も事実だと認められています。2020年11月にも一部のスポーツ紙などで、現在も井上順さんと30歳年下女性との交際が順調である事が報じられていますがまだ再婚はされていないようです。
青木エミの現在① 西麻布で洋菓子店「ラ・ターブル」を経営
出典:https://www.la-table.co.jp/
青木エミさんは現在は飲食店などを経営する実業家として活躍されています。
青木エミさんは、「アルファキュービック」で飲食店をプロデュースされていた経験を活かして、会社を退社後の1993年に、東京西麻布に洋菓子店「ラ・ターブル」をオープンされています。
この「ラ・ターブル」は、ほうれん草や人参、紫芋の野菜フィナンシェなど、ヘルシー志向のスイーツで人気を呼び、一時は高島屋などの高級スーパーにも出店されていました。しかしその後、景気の悪化や大手との価格競争に圧迫されて経営が悪化し、2006年に一旦廃業されています。青木エミさんは借金も抱えられたそうです。
ただその後、この洋菓子店「ラ・ターブル」は復活し、現在も営業されているようです。ただし、現在の「ラ・ターブル」の経営に青木エミさんが関わっているのかについては不明です。
青木エミの現在② 西麻布でバー「ムーン・ダンス」を経営
洋菓子店「ラ・ターブル」を廃業したすぐ後、青木エミさんは2006年5月に東京西麻布に著名人御用達の会員制バー「ムーン・ダンス(MOON DANCE)」をオープンされています。
「ムーン・ダンス」は、2ドリンクにスナックのセットが5000円、グレンフィディックウィスキー12年のキープが1万5000円とかなり高級志向のお店のようです。
ただ、この情報は2013年のもので、同店の公式ブログはそれ以来更新されていないため、現在も青木エミさんがこのお店を経営されているのかどうかまでは不明です。
青木エミの現在③ 2019年にトークショーに出演
青木エミさんの現在の最新の情報としては、2019年11月30日に、「ツクリテ ライフスタイルサロン表参道」のモデルルームで開催されたトークショーに出演し、ラジオナビゲーターのロバート・ハリスさんとのトークを展開されていました。
この時には、青木エミさんは、英国紅茶ブランド「Newby」のアンバサダーを務めているという事だったので、現在も幅広く活躍されているようです。
まとめ
今回は、1960年代に資生堂やコーセー、カネボウなどのイメージモデルやファッション雑誌などで活躍したハーフモデルの青木エミさんについてまとめてみました。
青木エミさんは10代の頃にモデルとしてデビューし、当時はまだ珍しかったハーフモデルの先駆けとして人気を集めました。
青木エミさんはその後、20歳だった1969年に俳優の井上順さんと結婚されてモデルを引退しますが1982年夏に離婚しています。結婚生活は足掛け14年ほどでしたが、2人の間には子供はいません。
その後、青木エミさんは再婚はされておらず、飲食店の経営などで自立した人生を送られているようです。2019年11月にはトークショーに出演し、変わらぬ美しさと元気な姿を見せてくれました。