「光GENJI」の元メンバー・大沢樹生さんとの親子関係が、DNA鑑定の結果否定され世間を騒然とさせた大沢零次さんが話題です。
ここでは、大沢零次さんのたらい回しにされた壮絶な過去やDNA鑑定の経緯、母親・喜多嶋舞さんについてや、本当の父親、その後の傷害事件での逮捕、現在の様子などについてまとめました。
この記事の目次
大沢零次(大沢樹生の元長男)のプロフィール
出典:https://www.sponichi.co.jp/
大沢零次さんは、ジャニーズの人気アイドルグループだった「光GENJI」の元メンバー・大沢樹生さんと、元女優の喜多嶋舞さん(元)夫妻の間に、1997年1月14日に長男として生まれました。
大沢零次さんは生まれつき「感音性難聴」という難聴を持って生まれ、さらに「先天性腹壁破裂」という、本来お腹の中にあるはずの臓器が外に飛び出した状態で産まれてくる、命の危険もある大変な病気を患った状態で誕生してきました。
このように、生まれついて様々な苦難を抱えていた大沢零次さんでしたが、何の因果か、その後の人生も波乱に満ちたものとなります。
後で詳しく見ていきますが、大沢零次さんはDNA鑑定を受けた結果、父親とされてきた大沢樹生さんとの父子関係が無い事が判明し世間に衝撃を与える事になるのです。
今回は、そんな大沢零次さんの波乱万丈な人生について見ていきます。
大沢零次は両親の離婚により親権をたらい回しにされる
大沢零次さんの両親である大沢樹生さんと喜多嶋舞さんは、2005年に離婚しています。当時、離婚の理由について大沢樹生さんは「自分勝手な生き方に妻がついてこれなかった。(喜多嶋舞さんに)あなたとは一緒に住めないと言われた」と説明しています。
この離婚にあたり、長男の大沢零次さんの親権は母親の喜多嶋舞さんが持ちましたが、当時小学生だった大沢零次さんを転校させたく無いという理由で、父親の大沢樹生さんと同居する生活を送りました。
その後の2007年4月、母親の喜多嶋舞さんが写真集の仕事で知り合ったという一般男性(編集者の和阪直之氏)と再婚する事になったため、大沢零次さんの親権は父親の大沢樹生さんへと移されています。
このように親権がコロコロと母親と父親の間を移される事が、当時まだ小学生の大沢零次さんにどのように説明されたのかはわかりませんが、母親と父親の間をたらい回しにされた経験が、まだ幼かった大沢零次さんの心に深い傷を刻んだ事は想像に難しくありません。
大沢零次のDNA鑑定の結果…大沢樹生の子供ではないと判明
その後、大沢零次さんは、親権を移された父親の大沢樹生さんの元で育てられますが、2013年に行われたDNA鑑定の結果、大沢零次さんと大沢樹生さんの間に父子の関係が無い事が判明します。
この時、涙ながらに会見を行う大沢樹生さんの姿からはその深い悲しみが伝わってきました。
そして2016年、父親の大沢樹生さんは「親子関係不存在」の訴訟を起こして勝訴。法的にも、大沢零次さんと大沢樹生さんの親子関係は否定されました。
大沢樹生さんは17年間、大沢零次さんを自分の子供として育ててきましたが、実は本当の父親は別にいたのです。それまで、大沢樹生さんは離婚後に大沢零次さんを一生懸命育て上げたよき父親のイメージが定着していたため、この騒動が世間に与えた衝撃は相当なものでした。
大沢樹生がDNA鑑定に裁判まで起こして大沢零次との親子関係を否定した理由
2007年に親権がうつされて以降、父親(だとされていた)大沢樹生さんは、大沢零次さんをとても大切に育ててきたと言われています。そうであるにも関わらず、何故大沢樹生さんは大切な息子(だと思っていた)だったはずの大沢零次さんとの親子関係を疑い、DNA鑑定へと踏み切ったのでしょうか?
大沢樹生さんは、2008年4月に15歳年下の元モデルの女性と再婚しています。その後は、大沢樹生さんとその再婚した女性、大沢零次さんとの3人での暮らしがしばらく続きますが、2012年5月、大沢樹生さんとこの再婚女性との間にできた子供が死産になり、この頃から、大沢樹生さんと大沢零次さんの間に亀裂が生じ始めたと言われています。
そして、2012年9月、大沢零次さんは週刊誌「週刊文春」誌上で、自分が幼少期から、大沢樹生さんや母親の喜多嶋舞さんから虐待を受けてきた事を暴露しているのです。
大沢の長男が注目を浴びたのは2012年9月。当時15歳だったが、『週刊文春』(文芸春秋)誌上で両親から壮絶な虐待を受けていたことを告白した。母親からは、幼いころからビンタされたり、後頭部の髪をつかんで風呂に沈められるなどの虐待を日常的に受けていたとか。また、大沢からは日本刀を喉に突きつけられ『これを引いたら死ぬぞ』と脅されたことをきっかけに家出したことを告白していた。
この衝撃的な報道に対し、父親の大沢樹生さんも、母親の喜多嶋舞さんも虐待は事実ではないと否定し、大沢樹生さんは、大沢零次さんには精神的な病気があり虚言癖があると説明しています。
大沢樹生さんの知人によれば、大沢樹生さんは「息子の心の病は自分のDNAに原因があるのではないか?」と考え、DNA鑑定に踏み切ったという事です。
しかし、別の情報筋からは、元嫁の喜多嶋舞さんが酔った時に「大沢零次さんは実は別の男性との子供」である事を匂わせるかのような発言をしており、それ以来大沢樹生さんは大沢零次さんが「自分の子供ではないのではないか?」と疑っており、この週刊誌への虐待暴露騒動をきっかけに、DNA鑑定に踏み切ったのではないか?との情報も出ています。
そして、大沢樹生さんがDNA鑑定を行い、かつ「親子関係不存在」の裁判を起こしてまで、大沢零次さんとの親子関係を否定しようとした最大の理由は、再婚相手との間に2014年に誕生した子供の存在だったと言われています。
大沢樹生さんは、このまま自分と大沢零次さんの親子関係が法的に否定されないままだと、もしこの先自分に何かあった時に、新たに生まれてきた娘に自分の遺産が半分しか行かない事になってしまうと考え、その事態を避けるために訴訟を起こしたというのです。
大沢樹生さんは、17年間親子として暮らしたとはいえ、自分と血の繋がらない大沢零次さんには、びた一文自分の財産は渡したくないという事なのでしょうか?
少なくとも大沢樹生さんが、大沢零次さんを自分の子供として17歳になるまで育てた事実には変わりありません。果たして、本当にこれだけの理由で、大沢樹生さんはDNA鑑定や裁判まで起こして大沢零次さんとの親子関係を否定したかったのでしょうか?
何か釈然としないものがありますが、現在わかっているのはこれらの内容だけです。
大沢零次の母親・喜多嶋舞は親権を拒否し逃亡
このDNA鑑定の結果によって当然、大沢零次さんの親権は母親の喜多嶋舞さんに戻されるかと思いきや、何と実の母親である喜多嶋舞さんは大沢零次さんの親権を拒否してしまいます。
結果、大沢零次さんは、喜多嶋舞さんの両親(母親は女優・内藤洋子)大沢零次さんにとっては祖父母と養子縁組して預けられる事になるのです。
これでは、大沢零次さんは、母親にも父親にも拒絶されたと感じたのでは無いでしょうか?
喜多嶋舞さんの主張としては、親権を拒否したのは、大沢零次さん本人がアメリカに長く住みたいとの気持ちを持っていたため、ビザの関係上アメリカ在住の両親(大沢零次さんにとっての祖父母)に親権を移しただけだと説明しています。
また、喜多嶋舞さんはそもそも、大沢樹生さんが発表したDNA鑑定の結果自体が嘘であると主張し大沢零次さんは大沢樹生さんとの子供に間違いないと主張しています。
喜多嶋舞さんはこうした一連の反論を行なった後、芸能界引退を発表。喜多嶋舞さんは引退理由については以下のように語っています。
引退理由について喜多嶋は、「息子や家族が世間の好奇な目にさらされてしまった」とした上で、「(女優としての)人生にピリオドを打ち残りの人生を母として妻として生きていこうと決めた」と語っている。
しかし、この期に及んで喜多嶋舞さんが「母として」と強調した事に対して世間からは「息子の人生を無茶苦茶にして今更母としてとは何事か」「ただ自分の保身だけを考えて逃げただけ」「とことんクズ」など、猛烈なバッシンが巻き起こりました。
大沢零次の本当の父親は誰?
ここで気になるのが、大沢零次さんの本当の父親は誰なのか?という点です。
現在、大沢零次さんの本当の父親候補として最も有力とされているのが元俳優の伏石泰宏さんです。
伏石泰宏さんは、喜多嶋舞さんが大沢樹生さんと結婚する直前まで交際していた相手だと言われており、大沢零次さんの顔立ちが伏石泰宏さんによく似ていた事などからこの噂が浮上しました。
大沢樹生に似てない
— まめちゃん (@mamemamemamec2) February 8, 2019
やはり伏石泰宏に似てる
#グッディ #大沢零次 pic.twitter.com/r6izE0jX5X
また、当時の週刊誌が、伏石泰宏さんと思われる元俳優が、知人に「俺が本当の父親」「俺が喜多嶋舞を妊娠させてしまった」と発言していたという内容を掲載しており、これがこの噂に拍車をかけました。
ただ、あくまで噂であり確証のある情報ではありません。
伏石泰宏さんの他にも、大沢零次さんの本当の父親候補としては、奥田瑛二さんや石田純一さん、豊川悦司さんに櫻井敦司さんなど、数々の大物芸能人の名前が浮上しましたが、いずれも確証はなく噂に過ぎません。
母親の喜多嶋舞さんが大沢零次さんの父親は間違いなく大沢樹生さんだと主張し続けている限り、大沢零次さんの本当の父親が明らかになる事はないでしょう。
大沢零次が交際女性への傷害容疑で逮捕される
ここまで見てきたように、あまりに過酷な人生を送ってきた大沢零次さんですが、2019年1月29日、都内で同棲していた20代女性に対して、全治1週間の怪我を負わせた傷害容疑で警視庁に逮捕されています。
被害者の女性は、以前から大沢零次さんからの暴行を度々うけており、口の中を切ったり、全身に打撲を負ったり、首を絞められたりしたそうです。
大沢零次さんは警察に身柄を拘束され取り調べを受けたのち、2019年2月8日に釈放され報道陣の前に姿を見せました。
この時、大沢零次さんは報道陣に向けて深く頭を下げて謝罪を示しました。
もちろん、女性に対して暴力を振るった事自体は許される事ではありませんが、これまでの大沢零次さんの過酷な半生から世間からは同情の声も多く上がりました。
大沢樹生と喜多嶋舞の息子。
— アキの秘密基地🌙 (@Guitar30Music) February 3, 2019
大沢零次容疑者(22)が女性暴行で逮捕。
犯罪者だし可哀想なのは被害者女性だけど『グレるな』ってのが無理な人生送ってるな。
親の愛情を受けてなかったり虐待を受けた子供は他者を傷付ける確率が上がるらしいし。
大沢零次って
— あず (@azu_yumiy) February 2, 2019
大沢樹生とは
他人なのに
なぜ大沢姓を
名乗っているの?
本当の息子なのに
喜多島舞はどうして
知らんぷりなの?
祖父母も無責任
過ぎるじゃん?
本当の父親
探してあげなよ
それが無理なら
まだ二十歳ちょい
喜多島家が
ちゃんと面倒
見るべきだよね?
大沢零次容疑者
— ゑ@外出自粛したい (@Ko_chii) January 30, 2019
父からも母からも親権拒否されて、両親とも別の家庭を築いてるから甘える場所がなくて…なんて可哀想な生い立ちすぎるわ。
そら異常者になるわ。
大沢零次の現在
大沢零次さんは、2019年に傷害事件を起こして逮捕された後の消息はわかっておらず、現在どのように過ごしているのかは不明です。
大沢零次さんは、2019年の逮捕当時の報道では、2018年にアメリカから日本へと帰国し新たに生活をスタートさせたばかりだったという事で、日本での生活の面倒は音楽レーベルの代表やプロデューサーなどで活躍する実業家のTOMORO氏が見ていた事なども明らかになっています。
TOMORO氏は、大沢零次さんの逮捕に対して、「今回の逮捕で反省しろ」と発言しており、大沢零次さんのことを現在も見捨てていない様子でした。
TOMORO氏はSNSで零次容疑者について下記のメッセージを発信しています。
「約束したのに破り、刺青を消さない。毎日店泊。全く更生しない。六本木の街で酔っ払って喧嘩したりしてウチの会社に迷惑をかける…ウチの店のレジ金6万円を強盗してバックれてトンズラ、今回の逮捕で更生しろ…」
そのため、大沢零次さんは現在もこのTOMORO氏に面倒を見てもらっている可能性が高いのではないかと思います。
このTOMORO氏のように、これまでの大沢零次さんの過酷な半生を知り、親身になってサポートしてくれる人が現在も大勢いる事でしょう。大沢零次さんにはどうかそうした人々の想いに応えて更生して欲しいと思います。
まとめ
今回は、DNA鑑定の結果、大沢樹生さんの子供ではなかった事が判明し世間に衝撃を与えた、大沢零次さんについてまとめてみました。
大沢零次さんは、「光GENJI」の元メンバー大沢樹生さんと元女優の喜多嶋舞さんとの間に長男として産まれましたが、その後両親が離婚し、当初母親の喜多嶋舞さんがもった親権は喜多嶋さんの再婚を機に父親の大沢樹生さんへと移されます。
その後は、大沢零次さんは大沢樹生さんによって育てられますが、2013年に行われたDNA鑑定の結果2人が父子関係にない事が判明してしまいます。
再び、大沢零次さんの親権は母親の喜多嶋舞さんに移されますが、なんと喜多嶋舞さんがその親権を拒否し、最終的に大沢零次さんは喜多嶋舞さんの両親と養子縁組して育てられる事になりました。
こうした両親から拒絶されるような過酷な少年時代を送った大沢零次さんは、2019年に交際中の女性に全治1週間の怪我を負わせて傷害罪で逮捕されてしまいました。
世間からは大沢零次さんのその過酷な半生から同情の声も多く上がりました。現在の大沢零次さんの消息は不明なのですが、どうやら実業家のTOMOROさんが面倒を見ているようです。
多くの人々が大沢零次さんの過酷な生い立ちに同情の声を寄せています。サポートしてくれる人々も多いかと思うので、大沢零次さんにはなんとか立ち直り、新たな人生を歩き出して欲しいと思います。