人気番組『SASUKE(サスケ)』の常連である山田勝己さんですが、その熱いSAUKE人生が話題です。
今回は山田勝己さんの経歴、SASUKE手袋失格事件・自宅や名言などサスケエピソード、結婚した嫁や子供、鉄工所社長など現在の活動をまとめました。
この記事の目次
ミスターサスケ・山田勝己のプロフィールと経歴
出典:https://handyjapan.net/
プロフィール
名前:山田勝己(やまだかつみ)
生年月日:1965年10月22日
血液型:A型
出身地:兵庫県加古郡播磨町
身長:175cm
体重:75kg(2012年現在)
最終学歴:法政大学卒業
山田勝己の経歴
兵庫県古郡播磨町で生まれた山田勝己さんは、中学時代は陸上部に所属していたそうです。
そんな山田勝己さんは長距離が得意で、小学校4年生の時からマラソン大会は毎年優勝していたといいます。
高校時代は野球部に所属しましたが、実は野球は未経験のまま入部したそう。
ソフトボールで全国大会にも出場経験がある山田勝己さんは、怪我により野手に転向したようです。
そんな山田勝己さんは、学校や寝ている時間以外はほとんどバットを振っていたというほど野球に没頭し、高校3年生の時ついに4番打者を獲得したと言います。
ミスターサスケ・山田勝己のサスケ人生① サスケ出場のきっかけ~成績
山田勝己さんは法政大学を卒業後、就職するも3年後には退職しています。そして、地元の兵庫へ戻ってきて、ボンベ配送業に就職したのです。
そんな山田勝己さんは1996年、TBSのテレビ番組『筋肉番付』の『クイックマッスル全国選手権(3分間で腕立て伏せ)』に出場し、準優勝します。
そしてこの『筋肉番付』での成績が評価され、1997年に始まったスポーツバラエティー番組『SASUKE』の第1回目に出場することが出来たのです。
こうして、SASUKEの第1回目に出演した山田勝己さんは、当時まだ31歳でした。
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第3回はFINALステージに進出した山田勝己
第1回も第2回も2ndステージで脱落した山田勝己さんでしたが、SASUKEの第3回大会では、なんとFINALステージに進出し、ファイナリストとなりました。
しかし、完全制覇まで残り約30cmでタイムアップとなってしまったのです。
こうして第3回大会では素晴らしい成績を収めた山田勝己さんは、実は大会前に徹底した食事制限により15kgの減量を行っており、周囲の人は本気で心配したと言います。
そして事情を知らない人は、病院へ行くことを勧めたり、ガンを疑う人までいたそうです。
こうして人生をSASUKEに捧げ、日に日にトレーニング量が増えた山田勝己さんは、ボンベ配送業の仕事中にトレーニングをしたことで、2002年にリストラされてしまいます。
ですが、山田勝己さんは以降もSASUKEへ出場し続け、毎回3ndステージくらいまでは進みますが、FAINALステージへ進出することは出来ませんでした。
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年齢には勝てなかった山田勝己
また、そり立つ壁が初登場した時は成功者の内の1人だった山田勝己さんですが、40代を迎えた第16回以降は鬼門エリアとなってしまいました。
そんな山田勝己さんは、第14回大会以降、すべて1stステージで脱落しています。
こうしてSASUKEに人生を捧げた山田勝己さんは、数々の名場面、そして通算3度の最優秀成績を残し、“ミスターSASUKE”の愛称で親しまれています。
ミスターSASUKE以外にも、『浪速のターミネーター』や『浪速のブラックタイガー』、『漆黒の通天閣』、『人生SASUKE』、『職業SASUKE』など様々なニックネームがあります。
しかし、最終的に完全制覇はまだ成し遂げていないのです。
ミスターサスケ・山田勝己のサスケ人生② 自宅にサスケセットを作成
現在では多くの挑戦者が実践していますが、実はSASUKEのセットを初めて自宅に自作したのは、山田勝己さんです。
そんな山田勝己さんは第2回大会終了後、失敗した『スパイダークライム』と『スパイダーウォーク』のセットを実費で自作しています。
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山田勝己自作のSASUKEセット
そして今では、何度も脱落した『そり立つ壁』も設置されています。
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山田勝己の自宅でトレーニングした森本裕介
史上4人目の完全制覇者である森本裕介さんも、第3回でFAINALに挑戦する山田勝己さんに憧れてSASUKEを志した1人なのです。
そんな森本裕介さんは、実は山田勝己さんの自宅を訪れ、自作セットでトレーニングをしたことがあるようです。
ミスターサスケ・山田勝己のサスケ人生③ 語り継がれる名言
仕事をリストラされてまで人生をSASUKEに捧げた山田勝己さんは、SASUKEに出場する中で、いくつかの名言を残しています。
・『負けたくないっていう、ただそれだけです』 第3回大会
・『俺には、SASUKEしかないんですよ』 第10回大会
・『SASUKEが何十年続こうが、見届けていきたい気持ちがあります』 第28回大会
負けたくないっていう、ただそれだけです・・・。
— SASUKE名言bot (@sasuke_meigen) January 21, 2019
(山田勝己/第3回大会/FINAL挑戦後)pic.twitter.com/Ie6jOKEIew
山田勝己「あの…これだけは言えることなんですけど…俺には…sasukeしかないですよ……」
— SASUKE名言bot (@sasukemeigen) September 26, 2019
この中でも『俺には、SASUKEしかないんですよ』という名言は未だに語り継がれています。
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そしてこの名言に対し、SASUKE新世代組の1人である川口朋広さんは、この名言を超える名言は未だにないと話しています。
SASUKE新世代組の一人である川口朋広はこのシーンについて、「『俺にはSASUKEしかないんですよ』という名言を超える名言は未だにないと思うんですよ。SASUKE30回やってきて。それは多分50回60回続けても永遠に語り継がれる名言だと思う」と語っている
引用:Wikipedia『山田勝己』 https://ja.wikipedia.org/
ミスターサスケ・山田勝己のサスケ人生④ 手袋失格事件とは?
数々の名場面・そして名言を残している山田勝己さんですが、『山田勝己 手袋失格事件』という面白い事件があるのです。
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山田勝己の手袋失格事件とは
それは第12回大会でのことでした。
2ndステージのチェーンリアクションでは、安全性の理由から手袋が義務付けられていますが、その後のスパイダーウォークでは手袋の着用が禁止されています。
山田勝己さん自身も、挑戦前には『(手袋)脱げるかな』と確認までしていたのです。
それにも関わらず、山田勝己さんは手袋をしたままスパイダーウォークに突入。
手袋を外すよう促すアナウンスも無視したまま時間内にクリアしますが、手袋を外さなかったため、失格の判定を受けてしまいます。
しかし、判定に納得のいかなかった山田勝己さんは、『手袋を脱がなければならないとは聞いていたが、それをしない場合失格になるとは聞いていない』と言い訳をして、再挑戦したのです。
もうすぐSASUKE。12回大会で山田勝己さんが手袋外し忘れて失格になったのが印象深い。その時の山田さんの「手袋を脱がなければならないとは聞いていたが、それをしない場合失格になるとは聞いていない」という言い訳最高。で、ゴネて再挑戦して結局失格っていうのも最高。
— 佐藤 (@satoooryusuke) December 20, 2012
結局、再挑戦となった山田勝己さんでしたが、最終的には脱落しています。
これが現在でも、『山田勝己 手袋失格事件』としてSASUKEマニアの間で語り継がれているのです。
ミスターサスケ・山田勝己が結婚した嫁や子供は?
SASUKEに人生を捧げ、一年中SASUKEのことしか考えていないような山田勝己さんですが、実は結婚しており、嫁と子供がいたのです。
山田勝己を支え続けてきた嫁と子供
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山田勝己さんはボンベ配送業者で働いている際、仕事中にトレーニングをして最終的にクビになっています。
その後はと言うと、時間が確保しやすいという理由から、嫁の実家の鉄工所でアルバイトをしながら大会に挑み続けていたのです。
因みに、ボンベ配送業者がクビになった時は、仕事を辞めたことを責めることはなく、体のことを心配してくれたと言います。
そんな嫁に対し山田勝己さんは、言っても無駄だと分かっていたと思う、と語っています。
そしてSASUKE第6回大会以降、体調が思わしくなかった山田勝己さんは、第7回大会に出場した際は、体調が悪化し引退になることも考慮し、嫁と子供を連れていったそうです。
「第6回も出たんですが、その後、体調がよくなるまで半年くらいかかった。しかも医者には運動してはいけないと言われていたのですが、第7回大会はほとんどトレーニングなしでチャレンジしました。もしも、そこで体調が悪化したらさすがにアウトかなと思ったので、このときは妻と子どもを連れて行きました。いくらなんでも死んでまではやるわけにはいかないので」
引用:山田勝己の常軌を逸する行動「SASUKE」に向け急激な減量 https://news.livedoor.com/
このように山田勝己さんは、2000年の第7回大会に子供を連れて行っているので、子供はすでに成人されていますね。
ミスターサスケ・山田勝己の現在① 山田軍団・黒虎を結成
SASUKEに出場していた頃はアルバイトで生計を立てていた山田勝己さんですが、現在は何をしているのでしょうか?
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山田勝己さんは引退後の2013年から、『山田軍団・黒虎』というチームを結成し、指導者として活動しているようです。
そんな山田勝己さんは、『コーチという生温い形は嫌なんで、師匠と弟子のように厳しく精神面も技術面も鍛えていきたい』と語っています。
そして、SASUKE第29回大会では、『山田軍団・黒虎』を率いて1st STAGEを徹底解説し、さらには3rd STAGEのデモンストレーションを担当するなどしています。
因みにこの黒虎という名前は、最初の愛称である『浪速のブラックタイガー』からきているそうです。
ミスターサスケ・山田勝己の現在② 鉄工所の社長に就任
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ボンベ配送業者をクビになってからは、嫁の実家の鉄工所でアルバイトをしていた山田勝己さんでしたが、2017年頃からは肩書が『鉄工所社長』に変わっています。
どうやら嫁の実家の鉄工所を継いで、社長に就任したようです。
ミスターサスケ・山田勝己の現在③ バラエティー番組やCMでも大活躍
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こうして鉄工所社長に就任した山田勝己さんですが、実はバラエティ番組やCMにも出演しており、バラエティー番組の『水曜日のダウンタウン』には不定期に出演しています。
ミスターSASUKEこと山田勝己
— せき (@sekimabibuki) March 26, 2018
水曜日のダウンタウンのせいで
本家でも遊ばれてるやんʬʬʬʬʬʬʬʬʬʬʬʬʬ
字のフォントがネタ pic.twitter.com/QvzpKSZ3Uq
ミスターサスケ・山田勝己の現在④ 完全制覇への情熱を失っていない
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現役時代は完全制覇を成し遂げられなかった山田勝己さんですが、50歳を過ぎた現在も完全制覇への情熱は失っていないと言います。
「限界とか常識とかは全然、気になりませんよ。こういう話をするとまわりは信じないですけど、俺からするとあきらめる理由がどこにも見つからない。自分の身体能力、体力を信じていますから。そこがブレたことは1度もない。第3回大会から完全制覇への思いもまったく変わっていない。俺にとってSASUKEは必ず乗り越えないといけない壁なんです」
引用:52歳「ミスターSASUKE」山田勝己の甚大な鍛練 https://toyokeizai.net/
そんな山田勝己さんは復活を諦めておらず、そのタイミングも東京オリンピックがある2020年と決めていると話しています。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
ミスターSASUKEと呼ばれ、人生をSASUKEに捧げた山田勝己さんについてまとめました。
そんな山田勝己さんは、SASUKEに挑戦してから20年以上経ちますが、現在も完全制覇への情熱は失っておらず、諦めていないようです。
こうして山田勝己さんが好きなことに没頭できるのも、理解ある嫁と子供のおかげではないでしょうか。
そんな山田勝己さんには、是非とも完全制覇を成し遂げて欲しいものですね。