9.11同時多発テロ事件は日本人を含む多数の犠牲者を出しましたが、陰謀説も囁かれています。
今回は9.11同時多発テロ事件の概要や犠牲者数、肉片が散乱した現場の様子、犯人や原因、生存者詐欺、陰謀説と真実をまとめました。
この記事の目次
9.11同時多発テロ事件とは
9.11同時多発テロ事件とは、2001年9月11日、アメリカで同時に4つの旅客機がハイジャックされ、その飛行機によってテロが引き起こされた事件です。
アメリカの象徴の1つとも言えるワールドトレードセンターのツインタワーに飛行機が突っ込んで大炎上、さらにツインタワーが崩落していく様子が全世界で放送されました。
この9.11同時多発テロ事件によるアメリカの被害は次の通りです。
・負傷者数:6,000人以上
・被害総額:最低でも100億ドル以上(1兆円以上)
出典:twitter.com
この9.11同時多発テロ事件が起こったことによって、アメリカ合衆国は犯人グループへの報復を宣言しました。
そして、比較的安定していた世界情勢は一変し、この後、アフガニスタン紛争やイラク戦争が起こりました。
そして中東情勢が不安定になり、シリアの内戦が勃発。対テロ戦争が本格的に始まることになりました。
このように、9.11同時多発テロ事件は、それまでの世界情勢を大きく変え、西側諸国による「反イスラム」「イスラム教=悪」という価値観が植えつけられることになったのです。
9.11同時多発テロ事件でハイジャックされた航空機4機とその後のテロ内容
9.11同時多発テロ事件では、2001年9月11日にアメリカで4機の航空機が犯人によってハイジャックされ、テロが起こりました。
4機の航空機がハイジャック後、どんなテロを引き起こしたのかを見ていきましょう。
アメリカン航空11便
出典:youtube.com
9.11同時多発テロ事件でテロを起こした航空機1つ目は、アメリカン航空11便です。
アメリカン航空11便は、ボストン発ロサンゼルス行きで、午前8時00分にボストン空港を離陸しています。
そして、8時14分頃に犯人たちによってハイジャックされ、8時27分にはニューヨーク方面に方向転換。
8時46分にニューヨークのマンハッタンにある110階建てのワールドトレードセンター・ツインタワー北棟の93~99階部分に突入し、爆発炎上しました。
このテロによって、アメリカン航空11便はほとんど原形をとどめていない状態になり、ワールドトレードセンター北棟は炎上して、突入から102分後の10時28分に崩壊しています。
ユナイテッド航空175便
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9.11同時多発テロ事件でハイジャックされた飛行機の2機目は、ユナイテッド航空175便です。
ユナイテッド航空175便も、ボストン発ロサンゼルス行きで、午前8時14分にボストンを離陸しています。
8時46分頃までにハイジャックされ、8時58分にはニューヨークに向けて方向転換。9時03分にワールドトレードセンター・ツインタワー南棟の77~85階に突入し、爆発炎上しています。
この突入は、アメリカン航空11便よりもワールドトレードセンターに与えたダメージは深刻なもので、突入から56分後の9時59分にワールドトレードセンター南棟は崩壊しました。
アメリカン航空77便
9.11同時多発テロ事件でハイジャックされた3機目は、アメリカン航空77便です。
ワシントンD.C.発サンフランシスコ行きのアメリカン航空77便は、8時20分にワシントンD.C.を離陸し、8時50分までにハイジャックされました。
そして、進路を変えて、バージニア州アーリントンにあるアメリカ国防総省本庁舎(通称:ペンタゴン)に突入し、爆発炎上しています。
ユナイテッド航空93便
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9.11同時多発テロ事件でハイジャックされた航空機の4機目は、ユナイテッド航空93便です。
ニューヨーク発(ニューアーク空港)サンフランシスコ行きのユナイテッド航空93便は、アメリカン航空11便がワールドトレードセンターに激突する僅か4分前の8時42分に離陸しました。
そして、その約45分後の9時27分にコックピットを乗っ取られ、ハイジャックされています。
機内電話や携帯電話による情報により、乗客は自分たちの飛行機がハイジャックされていると知り、乗客たちは協力してユナイテッド航空93便の奪還を試みました。
その結果、ユナイテッド航空93便はペンシルベニア州ピッツバーグ郊外に10時03分に墜落しています。
進路やその他のテロの標的から考えると、このユナイテッド航空93便の標的は、ホワイトハウスかアメリカ合衆国議会議事堂だったと考えられています。
このユナイテッド航空93便は機体の残骸が原形をとどめていないほどの衝撃で墜落しましたが、郊外に墜落したため、乗員乗客以外の犠牲者は出ませんでした。
乗客たちが奪還を試みた時の合図は「Let’s Roll!(さあ、やろう!)」だったとされていて、この「Let’s Roll!」は、アフガニスタンへの報復の合言葉とされました。
また、この勇敢な乗客たちとユナイテッド航空93便の離陸から墜落までの様子は、『ユナイテッド93』という映画になり、2006年に公開されています。
9.11同時多発テロ事件の犠牲者数とは
9.11同時多発テロ事件では、犠牲者数は2,996人、負傷者は6,000人以上にも上り、多大な犠牲者が出ました。
まずは、ハイジャックされた4機それぞれの犠牲者数を見てみましょう。
・ユナイテッド175便:60名(乗員乗客)+5名(犯人グループ)
・アメリカン77便:59名(乗員乗客)+5名(犯人グループ)
・ユナイテッド93便:40名(乗員乗客)+4名(犯人グループ)
4機のハイジャックされた航空機での犠牲者は合計265名(乗員乗客246名+犯人グループ19名)です。4機に乗っていた乗員乗客と犯人グループは全員が死亡、生存者はいませんでした。
次に、ハイジャックされた航空機が突入したことによる犠牲者数を見ていきます。
・ペンタゴン:125人
ワールドトレードセンターの犠牲者の中には、救助に当たっていた消防士343人と警察官71人も含まれています。
ワールドトレードセンターに突入した2機の航空機の突入の直撃により即死した人は、ワールドトレードセンターの北棟・南棟でそれぞれ数百人と言われています。
さらに、突入による爆発・炎上で高温となり、耐えがたい苦痛に襲われて、高層階から飛び降りた人は最低でも200人以上いたと推測されています。
そして、ワールドトレードセンターへの突入によって犠牲になった人の大多数は、突入した階よりも上にいた人たちでした。
突入した階よりも上の階では避難手段がなく、炎上による煙の吸引や飛び降り、タワーの崩壊などで上の階の全員が死亡しています。
北棟(最初に突入)での犠牲者数は1,562名、南棟の犠牲者数は630名で、南棟での犠牲者数は北棟に比べてかなり少なくて済んでいます。
これは、北棟での爆発炎上を見て、南棟にいた人たちが自主的に避難を始めていたためと言われています。
ペンタゴンでは125人の犠牲者が出ましたが、2001年9月11日は偶然にも改修工事が行われていて、通常よりも働いている職員は4,000人少なかったとのことです。
9.11同時多発テロ事件の犠牲者には日本人もいた
9.11同時多発テロ事件の犠牲者の中には、日本人も含まれていました。
・ユナイテッド航空93便:乗客1名
・ワールドトレードセンターの民間人:22名
この9.11同時多発テロ事件で、日本人は24名が犠牲になっています。
ワールドトレードセンターは世界各国の企業のオフィスが入っていましたので、アメリカ人や日本人だけでなく、ユダヤ人やその他、たくさんの国の外国人が犠牲になりました。
9.11同時多発テロ事件現場では犠牲者の肉片が散らばっていた…
9.11同時多発テロ事件で一番大きな被害を出したのが、ワールドトレードセンターです。
ニューヨーク・マンハッタンのシンボルとも言えるワールドトレードセンターのツインタワーは、航空機の突入によってどちらも崩壊しています。
ワールドトレードセンターは北棟・南棟共に110階建てでした。このビルが崩壊し、このテロによってワールドトレードセンターでは2,763名が犠牲になっています。
これだけの大きな被害で現場はかなりの惨状であり、2017年8月の時点でも犠牲者の40%は遺体が未確認の状態となっています。
ワールドトレードセンター崩壊後に生存者を探すために現場に入った日本人の消防士は、次のように証言しています。
「肉片、指、耳とか、バラバラの骨とかが散乱していました」
引用:9・11テロ=肉片、骨…死体の上 歩いた=ビルで救助活動に当った 志澤公一さん=消防士仲間訪ね滞聖中 ブラジル知るならニッケイ新聞WEB
とても生々しい証言であり、当時の現場の様子を知るためには貴重な証言ですよね。
この証言を裏付けるものとして、9.11同時多発テロ事件から5年経った2006年には、ワールドトレードセンター南棟の隣にあるドイツ銀行ビルの屋上では、多数の骨が発見されています。
多数の骨が発見されたということは、9.11同時多発テロ事件発生当時、そこに多数の肉片が散らばっていたということになります。
このようなエピソードを見ると、いかにこの9.11同時多発テロ事件が悲惨なもので、当時の現場は地獄絵図のような状況だったのかがわかりますね。
9.11同時多発テロ事件の犯人とは
多大な犠牲者を出し、アメリカ、そして全世界を恐怖と混乱に陥れた9.11同時多発テロ事件ですが、早い段階で、イスラーム過激派テロ組織「アルカイダ」の犯行だと断定されていました。
アルカイダはスンニ派のムスリムを中心とした国際テロ組織です。
そして、9.11同時多発テロ事件を起こしたアルカイダをアフガニスタンのタリバン政権がかくまったことで、アメリカはアフガニスタンへの報復攻撃(アフガニスタン紛争)を開始します。
アルカイダのトップはウサマ・ビンラディン
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9.11同時多発テロ事件が起こった当時のアルカイダのトップは、ウサマ・ビンラディンです。
ウサマ・ビンラディンは9.11同時多発テロ事件から5日後の2001年9月16日には、9.11同時多発テロ事件の実行を否定するビデオ声明を出しました。
しかし、2001年11月にアフガニスタンでアメリカ軍が入手したビデオには、ウサマ・ビンラディンが事前に9.11同時多発テロ事件の計画を知っていた会話が収録されていました。
その後、2004年のアメリカ大統領選挙直前には、9.11同時多発テロ事件はアルカイダの犯行であるという声明を出し、自分たちの犯行であることを認めました。
アメリカ軍は総力を挙げてウサマ・ビンラディンの行方を追い、2011年5月2日、パキスタンに潜伏しているウサマ・ビンラディンをアメリカ軍特殊部隊が急襲し、殺害しています。
計画を立てたのはハリド・シェイク・モハメド
9.11同時多発テロ事件当時のアルカイダのトップはウサマ・ビンラディンでしたが、実際にテロ事件の計画を立てたのは、アルカイダの幹部、ハリド・シェイク・モハメドでした。
このハリド・シェイク・モハメドは2003年に潜伏していたパキスタンで拘束され、アメリカ軍に身柄を引き渡されています。
2007年には、9.11同時多発テロ事件の計画を立てた容疑を認めています。
その後、拷問などを受けたものの、処分・刑罰についてはまだ決定されておらず、死刑にするかどうかは、2021年1月11日に開廷する裁判によって決まる予定です。
9.11同時多発テロ事件が起こった原因とは
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9.11同時多発テロ事件の犯人はアルカイダです。では、アルカイダはなぜ9.11同時多発テロ事件を起こしたのでしょうか?
アルカイダが9.11同時多発テロ事件を起こしたのは、イスラム教とアメリカ軍が原因だと言われています。
アメリカ軍は当時サウジアラビアに駐留し、イスラエルがレバノンを侵略することを支援する活動をしていました。
また、第二次世界大戦後はずっと中東問題にアメリカは首を突っ込み、時には仲裁し、時にはイスラム諸国への攻撃を加えていました。
これらのアメリカ軍の行動に対して、ウサマ・ビンラディンをはじめとするアルカイダは怒りを抱いていたようです。
ウサマ・ビンラディンは、アラビア半島に異教徒(ムスリム以外)が常駐していることはムハンマドに禁じられていると主張していました。
1982年、アメリカはイスラエルがレバノンを侵略することを許可し、侵略を助けるためアメリカ第6艦隊を派遣した……レバノンの破壊されたタワーを目にした私の心に、我々も迫害者たちを同じやり方で罰するべきだという考えが浮かんだ。我々はアメリカのタワーを破壊して、我々が体験したものの一端を迫害者たちにも体験させるべきであり、そうすることで彼らが我々の女や子供を殺すのを思いとどまるようにすべきだと考えた。
2004年の犯行声明では上記のように述べており、9.11同時多発テロ事件の原因は、イスラム教の教えとこれまでのアメリカ軍の行動だと言えるのです。
9.11同時多発テロ事件では生存者詐欺があった…
9.11同時多発テロ事件では2,996人もの犠牲者が出て、6,000人以上が負傷しています。
生存者の中にはPTSDになったり、粉塵を吸い込んだことで喘息を発症したりした人もいます。そして、PTSDを発症しながらも、テロのことを語り継いでいくという人もいます。
しかし、生存者詐欺とも言えることがあったのも事実です。
スペイン国籍のアリシア・エステベ・ヘッドという女性は、「タニア・ヘッド」という名前を使って、自分は9.11同時多発テロ事件の生存者であると名乗り出たんです。
テロ当時、ワールドトレードセンター南棟の78階にいて、炎と煙の中を這いながら逃げ延びたと主張。ワールドトレードセンター生存者ネットワークに加わって、後に代表にもなりました。
そして、メディアにも度々取り上げられた彼女は、ニューヨーク市長や知事と記念撮影するような、「9.11同時多発テロ事件の生存者」の代表的な存在として、ミニ・セレブとなりました。
しかし、ニューヨーク・タイムズが彼女の証言の検証をする過程で、ハーバード大卒・スタンフォード大学経営学院修了という経歴の確認が取れない(卒業生名簿に名前がない)ことが判明。
彼女は9.11同時多発テロ事件の生存者ではなく、全部嘘だったということがわかったんです。
9.11同時多発テロ事件当時、彼女はスペインにある世界トップクラスのMBAビジネススクールであるESADAで授業を受けていました。
とても優秀な人だったようですが、なぜそんな嘘をついてしまったのでしょうか…。
9.11同時多発テロ事件の真実① アメリカ政府の陰謀説も
出典:afpbb.com
9.11同時多発テロ事件は、ただ単にイスラム過激派のアルカイダによる犯行ではなく、実はアメリカ政府の陰謀だったという噂が、テロ発生直後からずっと囁かれています。
アメリカ政府の陰謀、つまり9.11同時多発テロ事件はアメリカ政府の自作自演だったということです。このアメリカ政府の陰謀説には、次の2通りの解釈があります。
・自作自演説=9.11同時多発テロ事件を起こしたのはアメリカ政府である。アメリカ政府が遠隔操作の貨物機やミサイル、爆弾などを利用して、9.11同時多発テロ事件を起こした
もし、この9.11同時多発テロ事件が本当にアメリカ政府の陰謀であり、自作自演で行われたものだったら?なぜ、陰謀説が囁かれるようになったのか?
その理由を考えていきましょう。
9.11同時多発テロ事件の真実② アメリカの陰謀と言われる4つの理由
9.11同時多発テロ事件がアメリカ政府の陰謀と言われる理由はたくさんあります。
そもそも、こんなに緻密な同時多発テロをただの国際テロ組織であるアルカイダが実行できるわけがないという意見があります。
これだけ緻密な計画を寸分の狂いもなく成功させられたのは、もっと大きな力が働いたからではないか?つまり、アメリカ政府が関係していたからではないかと言われているんです。
陰謀説が囁かれる理由は、あまりにもたくさんありすぎて全部は紹介できませんが、代表的なものを4つ紹介していきたいと思います。
ペンタゴンへの突入角度・大きさがおかしい
アメリカン航空77便はアメリカ国防総省(通称ペンタゴン)に突入しました。しかし、突入後のペンタゴンの様子を見ると、変なんです。
こちらはテロ後のペンタゴンに飛行機を合成で載せた画像です。
飛行機の大きさに比べて、ペンタゴンが破壊された部分が小さすぎます。
ペンタゴンは国防総省ですから、頑丈に作られていることを考えても、突っ込んだ時にできた建物の「穴」が小さすぎるんです。
しかも、ペンタゴンの破壊状況を見ると、飛んできた航空機があのようにペンタゴンを破壊するには、地上すれすれの低空飛行が必要であり、普通の旅客機には無理のように思えます。
さらに、飛行機の残骸はほとんど残っておらず、遺体もほぼ発見されなかったとのことです。
このようなことから、アメリカン航空77便がペンタゴンに突入したのではなく、ミサイルが突入したのではないかと噂されているんです。
ワールドトレードセンター第7ビルが崩壊?
ワールドトレードセンターのツインタワーは、航空機が突入して崩壊しましたが、ツインタワーが崩壊した約7時間後の午後5時21分に、なぜか近隣にあった第7ビルが倒壊したんです。
第7ビルにはもちろん航空機は突入していません。それなのに倒壊しました。
第7ビルが倒壊した原因は、ツインタワーが崩壊した時の瓦礫が第7ビルに降り注いだことで損傷し、火災が起こったためとされています。
ですが、周りのビルは残っており、第7ビルだけが倒壊しています。
また、BBCの中継では、背後に第7ビルがはっきり映っていたにも関わらず、「たった今、ソロモンブラザーズビル(第7ビル)が崩壊したという情報が入ってきました」と報じました。
そして、その直後に不自然に中継が途切れ、その時のビデオテープが紛失しています。
このような不自然なことが重なったたため、9.11同時多発テロ事件はアメリカ政府の陰謀ではないかと言われる原因の1つになりました。
ブッシュ大統領の初動が遅い
出典:jiji.com
アメリカ政府の陰謀と言われる理由の3つ目は、ブッシュ大統領の初動が遅かったことです。
2001年9月11日のテロ発生時、アメリカのブッシュ大統領はフロリダ州の小学校で朗読会に参加していました。
そして、2機目のユナイテッド175便がワールドトレードセンターの南棟に突入して、テロ(と思われるような大事故)が起こったことを補佐官から耳打ちされました。
普通なら、マンハッタンの象徴であるワールドトレードセンターが炎上していることを知らされたら、その場を離れ、非常事態としてすぐに対策・指揮を執るための行動を起こすはずです。
でも、ブッシュ大統領は耳打ちされた後に7分間も、その場を動かなかったんです。
何か国家機密に関わるような重要な会議をしていたならまだ分かりますが、小学校の朗読会なら、すぐにその場を離れられたはずです。
それなのに、ブッシュ大統領は落ち着き払っていた…。これは、9.11同時多発テロ事件が起こることを知っていたからではないかと言われています。
ツインタワーは崩壊する設計ではなかった
9.11同時多発テロ事件で崩壊したワールドトレードセンターのツインタワーは、実は旅客機が突入しても崩壊しないように設計されていたようです。
航空機の燃料は燃えたとしても、最高温は982℃とされています。
そして、ワールドトレードセンターの鉄骨は982℃では溶けません。鉄の融点は1482℃ですから、航空機が突入したからといって、崩壊するはずはないんです。
それなのに2棟とも崩壊したということは、ワールドトレードセンターの内部に爆弾が仕掛けられていて、航空機突入と同時に遠隔操作で爆破したのではという陰謀説が囁かれているんです。
航空機では崩壊しないはずのツインタワーが2棟とも崩壊したのは、アメリカ政府の陰謀以外にはあり得ないということのようです。
9.11同時多発テロ事件の真実は闇の中…
出典:mainichi.jp
9.11同時多発テロ事件はアメリカの陰謀説が囁かれていますが、真実は闇の中です。公式発表では犯人はアルカイダであり、ウサマ・ビンラディンが首謀者とされています。
ですが、先ほど説明したように、陰謀説も信憑性がありますよね。
アルカイダによるものなのか、陰謀説によるものなのか。これは、永遠に解明されることはないでしょう。
まとめ
9.11同時多発テロ事件の概要や犠牲者数、日本人の犠牲者、生存者詐欺、犯人や原因、陰謀説と真実をまとめました。
・4機の航空機がハイジャックされ、犠牲者数は2996人にも上る
・ワールドトレードセンターやペンタゴンが標的になった
・日本人も24人が犠牲になった
・犯人はイスラム教テロ組織のアルカイダ
・陰謀説が囁かれ、アメリカ政府の自作自演という噂もある
9.11同時多発テロ事件にはアメリカ政府の陰謀説もあり、その理由づけも納得できるようなものも多くあります。
今後も様々な陰謀説が囁かれるでしょうが、残念ながら真実はわからないままでしょう。もちろん、公式発表されている「アルカイダが犯人」が真実なのかもしれませんが。
最後に、亡くなられた犠牲者の方々のご冥福を心よりお祈りして結びとさせていただきます。