柴又上智大生放火殺人事件の犯人や真相!被害者(小林順子)の高校時代や彼氏・遺品や遺族の活動も総まとめ

1996年9月9に起きた「柴又女子大生放火殺人事件」では、上智大学に通う小林順子さんが殺害されましたが、現在まで犯人は逮捕されていません。

 

今回は被害者の高校時代など経歴と彼氏、犯人、事件の経緯や真相、現在を紹介します。

柴又女子大生放火殺人事件とは

 

「柴又(しばまた)女子大生放火殺人事件」とは、葛飾区柴又3丁目にある被害者・小林順子さんの自宅において発生した、放火殺人事件です。

 

警視庁による正式名称では、「柴又三丁目女子大生殺人・放火事件」とされています。 

 

現在まで捜査が続けられているものの、いまだに犯人は逮捕されておらず、未解決事件のままであり、 特別報奨金制度(公的懸賞金制度)に指定されています。

 

平成8年9月9日(月曜日)(被害者の母親が外出した)午後3時50分ころから(119番通報があった)午後4時39分までの間、葛飾区柴又3丁目被害者宅2階において、被害者が刃物で殺害された上、自宅を放火されるという事件が発生しました。

この日の天候は朝から雨が降り続き、肌寒い一日でした。

 

引用:柴又三丁目女子大生殺人 放火事件

 

柴又女子大生放火殺人事件は、1995年7月の八王子スーパー強盗殺人、2000年12月の世田谷一家4人強盗殺人と合わせ、平成の三大コールド・ケース(未解決凶悪事件)と呼ばれています。

 

 

柴又女子大生放火殺人事件の被害者は上智大学の学生・小林順子さん

 

被害者の小林順子さんは、事件当時21歳で、上智大学外国語学部英語学科の4年生でした。

 

米国留学を2日後に控えていた矢先、事件に巻き込まれて殺害されてしまいました。

 

当時の週刊誌やテレビの報道によれば、小林順子さんはジャーナリストになることを夢見ており、世界中をまわって現地から真実を発信したいと考えていたようです。

 

そのため、過去にはニュージーランドに留学経験があり、英語の勉強に励んでいました。

 

しかし、本格的にジャーナリストを目指してアメリカに留学する2日前に事件に巻き込まれ、命を奪われてしまいました。

 

火災で全焼した自宅の焼け跡からは、生前に小林順子さんが執筆した国際問題に関する考察の原稿用紙が焼け焦げた状態で見つかりました。

 

なお、小林順子さんの生い立ちもネット上で注目を集めましたが、子供時代に関する情報はほとんど公開されていないようです。

 

 

柴又女子大生放火殺人事件の被害者・小林順子さんの高校時代や彼氏とは

柴又女子大生放火殺人事件

出典:https://i.ytimg.com/

 

小林順子さんの小学校や中学校、高校などは不明ですが、事件後から現在まで、高校時代の同級生が毎年誕生日会を開くために両親のもとを訪れているようです。

 

このことからも、高校時代にはとても友人が多く、小林順子さんはみんなに愛されていた存在だったことがわかります。

 

また、1999年に発行された「新潮45」に掲載された事件に関する記事の中には、当時の小林順子さんに彼氏がいたという記述がありました。

 

しかし、その彼氏がインタビューなどに答えることはなかったため、どのような人物なのかは明らかになっていません。

 

また、事件発生当時も事件に彼氏が関与した可能性は言及されなかったため、痴情のもつれによる犯行の路線は最初から否定されていました。

 

 

柴又女子大生放火殺人事件の犯人は捕まっていない

 

前述の通り、「柴又女子大生放火殺人事件」の犯人は現在までに逮捕されていません。

 

しかし、犯行時に犯人は負傷して血を流していたため、残っていた血痕から血液型はA型であることが判明しています。

 

犯人は男性で、犯行当時何らかのケガを負い出血しています。犯人の血液型は「A型」です。

 

事件・犯人・事件にまつわる不審者等に関するうわさ話を聞いた。

事件当日、何らかの理由によるケガ(刃物傷、切り傷等)をしていた人を知っている。

事件前後、又は当日発生時間帯ころに現場付近で不審な男や車を見掛けた。

事件前後に突然転居した、見掛けなくなった人を知っている。

事件前後に突然仕事を休んでいた、辞めた人を知っている。

 

引用:警視庁 – 柴又三丁目女子大生殺人 放火事件

 

 

柴又女子大生放火殺人事件が発生した場所とは

出典:https://shimeitehai.jp/detail_3.html

 

「柴又三丁目女子大生殺人 放火事件」が発生した場所は、東京都葛飾区柴又3丁目にある小林順子さんの自宅です。

 

小林順子さんの自宅は、JR金町駅の南約1,300メートル、京成電鉄金町線柴又駅の北西約250メートル、京成電鉄成田線京成高砂駅の北東約1,000メートルに位置しています。

 

周辺は柴又駅を中心に駅の東側に柴又街道が走っていて、北に向かうと国道6号線があります。

 

また、南に向かうと京葉道路に出て、柴又帝釈天・矢切などの観光地がある一方で、小林順子さんのある自宅周辺は閑静な住宅街でした。

 

 

当時の社会情勢とは

 

「柴又三丁目女子大生殺人 放火事件」が発生した当時、社会では以下のような出来事がありました。 

 

出来事

7月11日 公安調査庁が公安審査委員会にオウム真理教の解散請求

7月19日 アトランタ・オリンピック開催(8月4日まで)

8月4日 映画「男はつらいよ」の主演俳優・渥美清さん死去(68歳)

9月3日 渥美清さんに国民栄誉賞

9月17日 野茂英雄さん(当時ロサンゼルス・ドジャーズ所属)が日本人初大リーグでのノーヒット・ノーラン達成

 

テレビ番組

NHK連続テレビドラマ小説「ひまわり」「ふたりっ子」

NHK大河ドラマ「秀吉」

民放ドラマ「ロングバケーション」

 

流行語等

「自分で自分をほめたい」

「ルーズソックス」

「チョベリバ・チョベリグ」

「ストーカー」

 

引用:柴又三丁目女子大生殺人 放火事件

 

オウム真理教による地下鉄サリン事件が起きた2年後で、当時はコギャルや黒ギャルなどが流行っていた時代でした。 

 

 

柴又女子大生放火殺人事件の詳細

事件当日の現場の様子

 

「柴又三丁目女子大生殺人放火事件」が発生した当日は、朝から雨が降ったり止んだりを繰り返しており、昼過ぎからは激しい雨となっていました。

 

そして15時過ぎ頃には視界が悪くなるほどの猛烈な雨が降っていましたが、父親は福島に出張中で、姉は仕事で不在だったため、自宅には小林順子さんと母親だけでした。

 

15時50分になる頃に、小林順子さんはトイレに行くために自室を出て、母親のいる1階に降りてきました。

 

母親は仕事に出かける準備をしていて、小林順子さんは母親に「こんなに雨が降っていても自転車ででかけるの?」と話しかけています。

 

そして、これが母親との最後の会話となりました。

 

 

小林順子さんの自宅から出火、消防隊員によって遺体が発見される

 

15時50分頃、母親は仕事のために家を出ましたが、玄関に鍵はかけていきませんでした

 

事件後の近所の人の証言では16時15分頃は出火しておらず、16時35分頃に出火したものとみられています。

 

その後、火事に気づいた隣人が16時39分に119番通報し、現場に駆けつけた消防車によって18時頃に火が消し止められましたが、家の内部は全焼しました。

 

小林さんの自宅は一部の床が抜け落ちるほど焼損しており、火が消し止められた後に消防隊員が2階に上がってみると、 そこには粘着テープで縛られた小林順子さんの遺体がありました。

 

小林順子さんはすぐに救急車で病院に搬送されましたが、死亡が確認されています。

 

 

小林順子さんの遺体が発見された時の状況

 

小林順子さんは、2階にある両親の寝室の父親の布団の上で横向きに倒れており、夏用の掛け布団を頭から被せられていました

 

そして、布団の両端は体の下に挟み込まれていたそうです。

 

小林順子さんは犯人に襲われた際に抵抗したとみられており、手にはその時にできたと思われる傷が複数残っていました。

 

口と両手には粘着テープ、両足にはストッキングでからげ結びにされて自由を奪われていましたが、小林順子さんの着衣に乱れはなく、性的な乱暴はされていなかったとみられています。

 

また、遺体の首の右側にかけて集中的に刃物で刺された跡が6箇所あり、死因は出血多量でした。

 

小林順子さんの気管にはススがついていたことから、犯人は小林順子さんの殺害後に放火したと考えられます。

 

放火は仏壇にあったマッチを使ったと見られており、1階東側にあった6畳の和室の押入れにマッチに火をつけて放り込み、さらに1階にあったパソコンにも火が放たれていました。

 

なお、父親が普段使用していたスリッパが、2階に揃えて置かれていたようです。

 

 

柴又女子大生放火殺人事件の真相

 

事件現場に残された遺留品は2つあり、1つは小林順子さんが拘束時に使用された布製のガムテープです。

 

このガムテープは静岡県内にある工場で製造されたことまでは判明しましたが、全国に普及している一般的な商品のため、犯人を絞り込む証拠とはなりませんでした。 

 

もう1つの遺留品は、現場に残された犯人の血痕であり、犯人の血液型はA型であることがわかりました。

 

ただ、犯人が過去にDNA型を取られるような事件を犯していれば照合もできたと思われますが、血痕だけでは犯人特定には至っていません。

 

また、小林順子さんが犯人と争った形跡について、警察は以下のように説明しています。

 

「両手には刃物傷が複数残されていました。これを防御痕(ぼうぎょこん)といい、つまり被害者はナイフで襲われた際、激しく抵抗したことがわかる。火は殺害後につけられ、被害者は下半身に火傷を負っていた。私が当時、引っかかったのは、犯人はどうして被害者が横たわる2階6畳間からもっとも離れた1階の和室に火を放ったかという点。証拠を消すための放火ならば、殺害現場に火をつけるはず」

 

引用:上智大生殺害事件から25年 「今ならば間違いなく逮捕できた」捜査員が嘆息

 

証拠隠滅をしたいのであれば、小林順子さんの遺体に直接火を放つのが最も合理的だと考えられます。

 

しかし、犯人は1階に火を放ったり、父親のスリッパを2階に揃えて置いておいたりと、不可解な行動をしています。

 

もしかしたら、犯人は父親による犯行だと思わせたかった可能性もありますが、冷静な判断ができない状態だったのかもしれません。

 

 

柴又女子大生放火殺人事件の現在

小林順子さんの家族が想いを語った

 

自宅の焼け跡からは、小林順子さんが生前に書き上げた直筆のレポートや、学生時代の楽しそうにしている写真、留学前に同級生らからもらった寄せ書きなどが見つかっています。

 

2021年9月には、これらの遺品を見ながら、父親の賢二さんが以下のようにインタビューに答えていました。

 

 父賢二さん(74)はまな娘の遺品を見つめ、「順子の生きた証しが残っていた。大きな夢と希望を胸に学生生活を謳歌おうかしてくれていたんだな」と在りし日の姿に思いをはせた。(奥村圭吾)

 

 「よく燃え切らずに残っていてくれた」。賢二さんは、警視庁から返却された遺品を手にこう語った。遺品はジャーナリストになる夢を追っていたまな娘の人生そのもの。24年前の娘の夢と再会した賢二さんは、娘を奪われた悔しさに震えながら「本当によく頑張っていたんだね」と声を振り絞った。

 

引用:夢のかけら…24年ぶり遺族の元へ 上智大生殺害事件で父の無念新た

 

賢二さんは生前の娘の様子について振り返り、国際舞台で活躍するジャーナリストを目指していたため、国際問題について幅広い知識を持っていたと語っています。

 

また、小林順子さんは大学時代、小中学生に英語を教えるボランティアサークル「サマー・ティーチング・プログラム」にも参加し、積極的で社交的な性格だったことを明かしています。

 

同じく2021年9月、小林順子さんの3歳年上の姉である当時50歳の熊田亜希子さんも、妹との思い出について語りました。

 

熊田亜希子さんは事件前、小林順子さんからホームステイ先のお土産として金色のピアスをプレゼントされたそう。

 

そのピアスを「妹とつながれる唯一の形見」として現在までに大切に保管しており、ピアスを身につけてインタビューに臨まれています。

 

姉妹は顔がそっくりだったが「性格は正反対。妹は努力家で頭が良かった」。順子さんの大学の食堂でランチをしたり、亜希子さんが服を貸してあげたりと仲の良い姉妹だった。

 

 順子さんは事件の2日後に米国留学の出発を控え、亜希子さんも結婚が決まり、それぞれ新たな人生を踏み出そうとしていた。「しばらく会えなくなるから」と順子さんお勧めの大学近くのイタリアンの店でランチをし、事件前夜はめったに行かない近所の銭湯に出掛けた。湯船で交わしたたわいのない会話が最後になった。「大学に入って留学もして将来は開けていたはずなのに…自分が代わってあげたかった」

 

引用:上智大生殺人事件から25年 遺族の姉、奇跡的に残ったピアスは「妹とつながれる唯一の形見」

 

なお、熊田亜希子さんも当時の事件で自宅が全焼してしまい、自分の部屋の真下が火元となったため持ち物は全て焼けてしまったと語っています。

 

その中で、小林順子さんからもらった金色のピアスは奇跡的に焼けずに残っていたそうです。

 

 

時効撤廃後も犯人は捕まっていない

 

「柴又女子大生放火殺人事件」から2021年現在で25年以上が経過していますが、未だに犯人特定に至る情報はなく、未解決事件のままとなっています。

 

これから国際ジャーナリストへの道を歩もうとしていた小林順子さんの命が何者かによって断たれ、家族は「何年経っても悲しみを通り越して悔しさしかない」と語っています。

 

父親の賢二さんは、殺人事件などの被害者が集う遺族会「宙の会」を2009年に作り、有力な情報を求めて、現在も街頭で訴え続けています。

 

そして、自宅跡地に娘の供養のために建てた「順子地蔵」に手を合わせ、毎日犯人逮捕のために手を合わせていらっしゃいます。

 

 

まとめ

 

1996年9月9日に発生した「柴又女子大生放火殺人事件」は、犯人は逮捕されておらず、現在も未解決の事件です。

 

犯人は自宅から金品類を盗っていったわけでもなく、被害者を性的暴行目的で襲ったわけでもなく、犯人の動機もわかっていません。

 

犯人は無作為に無施錠の家を探して、誰でも良いから殺害したかったと言う通り魔的な犯行だったかもしれません。

 

しかし、殺害された小林順子さんはもちろん、ご遺族の方の人生も一瞬でめちゃくちゃになってしまったのは確かです。

 

1日も早い事件解決と、小林順子さんのご冥福を心よりお祈り申し上げます。

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