大澄賢也さんは若い頃に大物歌手の小柳ルミ子さんと結婚し、その後の泥沼離婚で有名ですが、岡千絵さんとの再婚も注目を集めています。
今回は大澄賢也さんの経歴、小柳ルミ子さんとの離婚理由、再婚や子供の有無、現在をまとめました。
この記事の目次
大澄賢也は年の差格差婚の元祖だった
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小柳ルミ子と結婚していた大澄賢也
現在でこそ、年齢の離れたカップルは珍しくありません。しかし、大澄賢也さんが13歳上の小柳ルミ子さんと結婚を発表した時、2人の知名度の違いに驚きを隠せない人が続出しました。
当時23歳だった大澄賢也さんは駆け出しの無名ダンサーで、今で言うところの格差婚でした。
女性の方が社会的地位も年齢もかなり上というケースが少なかったので、大きな注目を集めたのです。
まずは、大澄賢也さんのプロフィールを見ていきましょう。
大澄賢也のプロフィール
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大澄 賢也(おおすみ けんや)
生年月日: 1965年10月26日
出身地: 静岡県浜松市
血液型: A型
身長: 178cm
大澄賢也さんは、若い頃に無名のダンサーとして活動をスタートします。
その後、女優で歌手の小柳ルミ子さんと結婚したことで、徐々に舞台のプロデュースやタレントとして活動の幅を広げていきました。
声優や俳優にも挑戦し、2021年にはミュージカル舞台の振付師としても活躍中です。
大澄賢也の若い頃① ダンスとの出会いなど学生時代
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大澄賢也さんとダンスとの出会いは高校生の頃です。どんな学生時代を送っていたのでしょうか。
ここでは、通っていた高校や大学、そしてダンスを始めたきっかけを見ていきましょう。
偏差値70の進学高でダンスに夢中
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静岡県出身の大澄賢也さんは、県立浜松北高校の普通科に進学しました。
浜松北高校は偏差値70という県内トップの進学高校で、難関私立大学や東京大学などの合格者を多数輩出しています。
ただ、そんな進学校に入ったものの大澄賢也さんは雰囲気に馴染めず、さらに勉強にも力を入れることができなかったのだとか。
成績はみるみる下がりましたが、運動神経が抜群だったこともあり、友人は多く、体育際や文化祭は張り切って参加していたそうです。
高校在学中、映画「サタデーナイトフィーバー」を見たことでダンスに目覚めた大澄賢也さんは、スクールにも通い始めたのです。
大学は日本大学
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高校まで静岡県で過ごした大澄賢也さんは、卒業後に上京し、日本大学芸術学部に入学しました。
大学時代には、ホテルで配膳係や牛丼チェーン店でアルバイトをして生活費を賄っていながら、「家城比呂志ダンススタジオ」に入り、本格的にプロダンサーを目指します。
アルバイト以外の時間は、ひたすらダンスにつぎ込んでいたそうですが、留年はせず、4年で大学を卒業しました。
大澄賢也の若い頃② 小柳ルミ子のバックダンサー時代
小柳ルミ子の目に留まる
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大学に通っている頃からバックダンサーとしての活動を徐々にスタートした大澄賢也さんは、歌手・森川由加里さんが出演した「ザ・ベストテン」で踊ったこともありました。
大学卒業後は就職せず、プロのバックダンサーとして本格的に始動してしばらくすると、小柳ルミ子さんとの出会いが待っていました。
小柳ルミ子さんの専属のバックダンサーになった大澄賢也さんはその後、結婚を発表。
無名のダンサーだった大澄賢也さんの名前が、あっという間に全国に知れ渡ったのです。
当時の小柳ルミ子さんは、すでに紅白歌合戦に何度も出演するほどの人気歌手でした。
結婚を機に、大澄賢也さんも数々の音楽番組に出演する機会が増えていき、さらには大手企業のCMに出演していたこともありました。
さらに、舞台のプロデュースを手掛けるなど活動の場をどんどん広げました。
大澄賢也が最初に結婚した嫁は小柳ルミ子
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小柳ルミ子さんと大澄賢也さんが結婚を発表したのは、1989年です。
ここからは、数々のヒット曲を世に送り出す歌姫として知られた小柳ルミ子さんのプロフィールを見ていきましょう。
小柳ルミ子のプロフィール
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小柳 ルミ子(こやなぎ るみこ)
本名: 小柳留美子
生年月日: 1952年7月2日
出身地: 福岡県福岡市早良区
血液型: A型
小柳ルミ子さんは歌手として有名ですが、実は元タカラジェンヌです。
若い頃は宝塚音楽学校に通い、朝9時から夜10時まで音楽やダンスと向き合うというハードな生活を送ってきだそうです。
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若い頃の小柳ルミ子
宝塚音楽学校卒業後は歌手として生きていきたいと考えていた小柳ルミ子さんは、宝塚時代の先輩であり、渡辺プロダクションに所属していた梓みちよさんに相談します。
「渡辺プロダクションに口を利いてはもらえないか」とお願いしたところ、梓みちよさんから「宝塚を首席で卒業したら歌手にしてあげる」と言われたそう。
その言葉を聞いた小柳ルミ子さんはがぜん張り切り、見事首席で宝塚音楽学校を卒業したのです。
こうして歌手デビューが決まった小柳ルミ子さんでしたが、周囲から「初舞台はきちんと踏みなさい」とのアドバイスを受けて、宝塚音楽学校卒業後に宝塚歌劇団に入団しています。
初舞台を無事終えた小柳ルミ子さんは、宝塚歌劇団を退団し、アイドル歌手に転向しました。
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宝塚歌劇団を退団した1970年、NHKの朝ドラ「虹」に出演して女優デビューを飾った小柳ルミ子さん。本命は歌手活動でしたが、名前を売るために女優から入ったのだとか。
その後の1971年、「わたしの城下町」で念願の歌手デビューすると、いきなり160万枚を超える大ヒットを記録。
この年のオリコンシングル年間売り上げで、堂々の1位に輝いたのです。
1972年にリリースした「瀬戸の花嫁」も大ヒットを飛ばし、この当時売れっ子アイドルだった天地真理さん、南沙織さんと共に「3人娘」と呼ばれ、日本を代表する歌手となりました。
大澄賢也と元嫁・小柳ルミ子の馴れ初め
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小柳ルミ子さんが結婚を発表したのは36歳の時で、大澄賢也さんは23歳でした。13歳という年齢差が大きな注目を集めました。
押しも押されぬ歌姫と駆け出しのダンサーの結婚は、連日テレビや雑誌を賑わせました。
ショーのダンサーとして出会った
2人の出会いは1988年、小柳ルミ子さんのディナーショーにバックダンサーとして出演したことでした。
クリスマスイブに、大澄賢也さんから交際を申し込んだそう。
一方で、小柳ルミ子さんの方でも根回しをして、ダンサーやスタッフとの食事会の中で、2人きりになれるようにセッティングしていたと言われています。
交際がスタートして数日後も、紅白歌合戦に一緒に出場し、小柳ルミ子さんのバックダンサーとして舞台を盛り上げました。
燃え上がるような恋の勢いのまま、大澄賢也さんがプロポーズして結婚が決まりました。
大澄賢也と元嫁・小柳ルミ子は超スピード結婚だった
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結婚記者会見を開く大澄健也と小柳ルミ子
結婚当時は詳細が明かされませんでしたが、2020年8月にインタビューを受けた小柳ルミ子さんは、大澄賢也さんとの当時の結婚生活について赤裸々に語りました。
ここでは、スピード婚で家族への紹介がギリギリだったことや夫婦で共演した番組など、結婚裏話を紹介します。
電話で家族に報告
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1988年のクリスマスイブに交際を始めて、すぐに結婚を決意した2人。
そして入籍は1989年1月6日とかなりのスピード婚だったので、家族に報告する場を持つことができませんでした。
罪悪感を感じた小柳ルミ子さんは、紅白歌合戦の準備する合間をぬって母親に電話を入れ、「私結婚するから。相手は紅白で一緒に踊ってくれる人」と伝えたのだとか。
突然の報告を聞いた母親は「え!誰ね!?」と大変驚いていたそうですが、詳しく説明をすると、「あらまーアンタ捨てられるよ」と笑いながら返してくれたと言います。
結婚後、小柳ルミ子さんの母親と大澄賢也さんは仲が良かったそうです。
バッシングは気にしていなかった
結婚を発表すると、芸能界の関係者は口々に「ルミ子さん、どうしちゃったの?狂っちゃったの?」と大澄賢也さんを選んだことを肯定する声は少なかったそうです。
小柳ルミ子さんは、そういった意見に対して「同じ価値観で生きられる人だったから生涯添い遂げいたい、そう思っただけ」と返しています。
大澄賢也さんも、小柳ルミ子さんのステージで踊り切った時に達成感を感じていたと語っており、当時の2人は同じ目標や価値観を持っていたことは間違いないでしょう。
おしどり夫婦として知られていた
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周囲や世間から、「結婚生活が上手くいくはずはない」と囁かれながらスタートした結婚生活でしたが、バラエティ番組「セイシュンの食卓」に夫妻揃って出演し、その疑惑を払拭しました。
この番組は、2人がセクシーなダンスを踊りながらニラを炒めたり、大澄賢也さんのお腹の上で小柳ルミ子さんがバターを塗ったりと、「突飛なパフォーマンスが楽しい」と大好評。
高視聴率を得るだけではなく、夫婦仲が良好な様子が視聴者にも伝わり、「おしどり夫婦」として認識されるようになりました。
大澄賢也と元嫁・小柳ルミ子の離婚理由
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大澄賢也さんが小柳ルミ子さんと離婚したのは、2000年です。
おしどり夫婦と言われていたのに、結婚11年ちょっとでなぜ離婚してしまったのでしょうか。
原因は大澄健也の浮気だった
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離婚の理由について、離婚直後は2人とも明かしませんでしたが、実は大澄賢也さんの浮気であったことが後に判明しています。
実際、離婚する3年くらい前から、週刊誌などで大澄賢也さんの夜遊びや浮気疑惑が報道されていました。
大澄賢也さんが言うには、嫁の力で有名になれたことが常に心に引っ掛かっていて、「もっと実力を上げなければいけない」とプレッシャーを感じるようになったと語っています。
結果的に、他の女性に癒しを求めるようになり、こういった行為がやがて週刊誌で報道されるようになったのです。
浮気を認めた大澄賢也さんは、小柳ルミ子さんに謝罪し、家を出たのが結婚8年目でした。
2人は、離婚調停を3年続けてやっと2000年に離婚が成立したのです。
大澄賢也は慰謝料1億円で元嫁・小柳ルミ子と離婚している
究極の選択を迫られた
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離婚の成立を目指して話し合いを続けてきた大澄賢也さんですが、小柳ルミ子さんが提示した離婚条件が話題になりました。
その条件とは、1億円の慰謝料を支払うか、もしくはもう一度無名のバックダンサーに戻るかというもので、週刊誌やテレビでは「究極の選択だ」と報道されています。
大澄賢也さんは、莫大な慰謝料を支払うことを選び、6年かけて完済したそうです。
大澄賢也が再婚した嫁は女優・岡千絵
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大澄賢也さんは、2013年1月に再婚を発表しました。新たな嫁となったのは、女優の岡千絵さんです。
岡千絵のプロフィール
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岡 千絵(おか ちえ)
生年月日: 1973年7月28日
出身地: 大阪府
血液型: A型
身長: 165cm
岡千絵さんは、女優であり、ダンサーや振付師として活躍しています。
1993年に舞台「ピーター・パン」でデビュー。
1996年に出演した舞台「GIRL’s TIME –女の子よ大志を抱け!–」に出演し、宮本亜門さんから「日本では5指に入るダンサー」と絶賛されています。
大澄賢也と岡千絵の馴れ初めと子供の有無
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大澄賢也さんと、岡千絵さんの馴れ初めについて見ていきましょう。
2013年に結婚してから2021年で8年目を迎えた2人の結婚生活。子供は誕生しているのかも気になりますね。
馴れ初めは舞台の共演
女優の岡千絵さんとの馴れ初めは、2010年のミュージカル「CURTAINS」で共演したことです。
お互いダンスが得意で、振付師の仕事をしていることもあり、すぐに意気投合したのだとか。
半同棲状態で交際を続けて、2013年に結婚に至りました。
子供は誕生していない
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岡千絵さんと再婚して8年の年月が経過していますが、大澄賢也さん夫婦に子供が誕生したという情報は入っていません。
お相手の岡千絵さんは結婚した時点で40歳を過ぎていたので、もしかしたら子供は作らない選択をしたのかもしれませんね。
また、大澄賢也さんは小柳ルミ子さんとの間にも子供をもうけていないので、大澄賢也さんに子供はいません。
大澄賢也の現在① 俳優として活動
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2021年現在の大澄賢也さんは56歳になりました。
元嫁・小柳ルミ子さんとの結婚はもう30年以上前ということですね。
ここからは、50代後半に入った大澄賢也さんの近況について紹介します。
脇役が多いが評価が高い
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家政婦のミタゾノにもゲスト出演
大澄賢也さんは、ダンサーだけではなく、俳優としても活動中です。
テレビドラマや舞台、そして運動神経とダンスを生かしたミュージカルと幅広い演技に対応できる俳優として知られています。
大澄賢也さんが初めて出演したドラマは、1993年にフジテレビで放送された「もう涙はみせない」です。
主役は後藤久美子さんで、大澄賢也さんは養護施設の経営者の弟を演じました。
その後は、土曜ワイド劇場や金曜エンターテイメント、月曜ドラマスペシャルなど、ミステリー系のドラマにコンスタントに出演しています。
主役ではありませんが、味のある脇役として作品の良さを際立たせているのが大澄賢也さんなのです。
2019年には、人気のドラマ「家政婦のミタゾノ」にもゲスト出演。
大澄賢也さんが演じたのはゲス不倫をする男性役で、当時小柳ルミ子さんとの泥沼離婚の渦中だっただけに、ネットで大きな話題になりました。
ミュージカルでも活躍
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特技のダンスや抜群の運動神経を生かして、大澄賢也さんはこれまでに何本もミュージカルに出演しています。
ブロードウェイミュージカル「CHICAGO」、「Side Show」、「CURTAINS」や「シスター・アクト〜天使にラブ・ソングを〜」など著名なタイトルが多いようですね。
振付師としても活動している
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現在もミュージカルの舞台に立って現役ダンサーである大澄賢也さんですが、近年は振付師としての仕事も目立っています。
2021年6月公演のミュージカル「SHOW TIME」においては、役者としてだけではなく、振付師として舞台を支えました。
2021年5月11日に更新されたブログでは、「汗流し楽しみながらショーを作り上げたいと思います」と熱い意気込みを語っています。
大澄賢也の現在② 声優としても活動
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大澄賢也さんは声優として活動していたこともあります。
クインテットでレギュラーに
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2003年3月から2013年3月まで10年間、NHK教育テレビで放送されていた「クインテット」に、大澄賢也さんはレギュラー出演をしていました。
クインテットとは、人形のキャラクターが音楽の素晴らしさを伝える子供向けの教育番組です。
ピアノ、ヴァイオリン、トランペット、チェロなど楽器を担当するキャラクターが登場し、大澄賢也さんは「シャープ」という名前のトランペット担当の22歳の青年の声を演じました。
クインテット合唱団という、人形達が歌を披露するコーナーもあり、大澄賢也さんの美声も話題になりました。
大澄賢也の現在③ 事務所移籍で心機一転
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キューブに移籍
2016年、長年所属していた芸能事務所「ゴッドフェニックス」を退社し、「キューブ」へ移籍したことを発表しました。
移籍に際し、「50歳を節目に新たなチャレンジとして、自分の背中を押して下さいました」と円満退社だったことを説明しています。
まとめ
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大澄賢也さんは、若い頃に小柳ルミ子さんと結婚していた経歴を持つダンサーであり、俳優です。
結婚当時、元嫁の小柳ルミ子さんは36歳で歌姫のポジションを確立していましたが、一方の大澄賢也さんは23歳で駆け出しのバックダンサーだったことで、世間の話題をさらいました。
結婚後、番組に2人で出演するなど一時は仲睦まじい様子を見せていましたが、年齢差と格差婚という周囲の心配通り、次第に2人の間には溝ができ、大澄賢也さんの浮気も発覚します。
結局、小柳ルミ子さんに莫大な慰謝料を支払うことで離婚が成立しました。
その後、2013年にミュージカルで共演した女優の岡千絵さんと再婚しています。
なお、大澄賢也さんと元嫁・小柳ルミ子さん、そして岡千絵さんとの間に子供は誕生していません。
2021年現在56歳になる大澄賢也さんは、今もダンサーとして一線を走り続けていて、振付師としての活動も目立つようになりました。
その他、俳優や声優、タレントとして幅広く活動する大澄賢也さん。今後の活動も楽しみですね。
これからも大澄賢也さんの活躍を応援していきましょう。