ジャニー喜多川からの性被害を告発した元ジャニーズJr.の大島幸広さんが話題です。
この記事では大島幸広さんの年齢や若い頃の画像やジャニーズでの経歴、ジュニア時代の同期やジャニー喜多川から受けた性被害の内容や現在の活動などについてまとめました。
この記事の目次
大島幸広(元ジャニーズJr.)のプロフィール
大島幸広のプロフィール
生年月日:1985年3月13日
出身地 :千葉県
血液型 :A型
愛称 :オーちゃん
大島幸広(おおしま・ゆきひろ)さんは、1998年9月(1998年6月22日入所は誤情報)から2000年夏にかけてジャニーズJr.として活動していた元タレントです。
大島幸広さんは、ジャニーズ事務所在籍当時、ジャニーズ創業者で前社長の故・ジャニー喜多川から200回超にわたって性被害を受けており、同じく性被害を受けた元ジャニーズタレントらによって構成されている「ジャニーズ性加害問題当事者の会」に加わって活動されています。
- 2023年8月14日に開かれた同会の記者会見には、代表の平本淳也さん、副代表の石丸志門さんらと出席しジャニー喜多川からの性被害を告発。この会見の模様は全国ネットのニュース番組でも報じられ、大島幸広さんへの注目度も上がっています。
大島幸広(元ジャニーズJr.)の年齢
大島幸広さんの生年月日は、ジャニーズジュニア時代に公開されていたプロフィール情報から「1985年3月13日」である事がわかっています。
したがって現在の大島幸広さんの年齢は「38歳」です。
また、大島幸広さんは年齢的にいうと13歳から15歳にかけてジャニーズに所属していました。
大島幸広(元ジャニーズJr.)の若い頃とジュニア時代の画像や経歴
出典:https://www.honnonihohi.jp/
大島幸広さんは中学2年生だった1998年7月、当時ジャニーズJr.のリーダーとして絶大な人気を誇っていた滝沢秀明さんに憧れ、ジャニーズ事務所に履歴書を送り応募。
約1ヶ月後の8月に、当時社長を務めていたジャニー喜多川から自宅に当然電話があり、「NHK来ちゃいなよ。レッスン来ちゃいなよ」と言われて、渋谷のNHKに呼び出されダンスレッスンに参加する事になりました。
大島幸広さんはその初対面の日からジャニー喜多川に「YOU、今日うちに来ちゃいなよ」と誘われたそうです。ジャニー喜多川の自宅マンション(通称・合宿所)に宿泊する事になった大島幸広さんは言わずもがなジャニー喜多川からの性被害を受けました。
大島幸広さんがジャニー喜多川から受けた性被害の内容は後述しますが、ジャニー喜多川のお気に入りとなった大島幸広さんはすぐに雑誌の撮影の仕事を与えられ、ジャニーズJr.の新人として強くプッシュされるようになりました。
出典:https://www.honnonihohi.jp/
大島幸広さんは野球経験があった事から、1998年のジャニーズ大運動会の野球大会ではキャッチャーに抜擢され、「KinKi Kids」の堂本光一さんとバッテリーも組んでいます。この時にはTOKIOの松岡昌宏さんに試合後に食堂で「おつかれ」と声をかけられて嬉しかった事なども明かされていました。
当時は滝沢秀明さんや今井翼さん、町田慎吾さんらに強く憧れ、ダンスの練習に熱心に取り組まれていたそうです。
その後もジュニア時代の大島幸広さんは、1999年以降も雑誌撮影やテレビ出演、コンサートのバックダンサーなどで活躍していましたがこの間もジャニー喜多川からの性被害を受け続けています。
そして、2000年夏、ジャニー喜多川からの性被害による精神的ダメージに耐えられなくなった大島幸広さんはジャニーズ事務所退所を決断。ジャニー喜多川に直接電話をかけてジャニーズを辞めています。
大島幸広(元ジャニーズJr.)のジュニア時代の同期
大島幸広さんのジュニア時代の同期(1998年入所)は有名どころでは、長谷川純さん、五関晃一さん(A.B.C-Z)、松崎祐介さん(ふぉ〜ゆ〜)、辰巳雄大(ふぉ〜ゆ〜)、上田竜也さん(KAT-TUN)、亀梨和也さん(KAT-TUN)、藤ヶ谷太輔さん(Kis-My-Ft2)、増田貴久さん(NEWS)、中丸雄一さん(KAT-TUN)、越岡裕貴さん(ふぉ〜ゆ〜)、塚田僚一さん(A.B.C-Z)らがいます。
また、同期ではありませんが、ジュニア時代の大島幸広さんは山下智久さんと親友のように仲が良かったのだそうです。
他にも、同期入所で1歳年下の亀梨和也さんを、プッシュして欲しいとジャニー喜多川に売り込んだのがジュニア時代の大島幸広さんだった事も知られています。
下は大島幸広さんのジャニア時代の同期一覧です。(関西含む)
1月入所:大屋賢司、鎌倉斉要、加峯克彦、小林英和、笹川雷太、佐藤祐介、島田淳也、須藤邦海、匠健太郎、長坂和彦、中村優一、畑野健人、長田卓也
1月25日:福田悠太
2月1日:石田友一
4月:石坂晴樹、丸野優
4月26日:藁谷亮太、安藤靖浩、良知真次、橋田康
5月:伊藤政氏、今泉篤二、浅井拓郎、右馬裕己、梅北雄也、門田忠士、寺田充、中嶋慶介、文山彬、渡辺悠馬、中島省吾
5月2日:長谷川純、折口龍馬
5月10日:中村翔
6月:志鎌拓大、志鎌啓大、丸山誠、鈴木将大、原裕太、小野島聖仁6月17日:岡田政治6月20日:田中聖、五関晃一、松崎祐介、辰巳雄大、萩原幸人、上田竜也7月:長谷部隼8月:麻田泰佑、今山透、大堂祐史、河村将規、菊岡正展、小宮健太、高梨秀輔、辻井敬太、野田真人、福村友秀、三宅将馬9月:室龍規9月22日:岩倉具博10月:有山勇輝11月8日:増田貴久、亀梨和也、赤西仁、中丸雄一、武内幸太朗、越岡裕貴、飯井郁弥、吉田雄基、小高公博、塚田僚一、加藤幸宏、藤ヶ谷太輔、内澤祐豊、金子圭祐、谷澤拓歩、柴崎祐史、高松和矢、坂本雅行、小沢慧、清水宏紀、提箸一平、高井宙也
大島幸広さんの同期の中には、同じくジャニー喜多川からの性被害を告発している橋田康さんの名前も確認できます。
大島幸広(元ジャニーズJr.)がジャニー喜多川から受けた性被害
大島幸広さんが告発した、ジュニア時代にジャニー喜多川から受けた性被害の内容を改めて見ていきます。
初めてレッスンに呼ばれた当日にジャニー喜多川の自宅に宿泊させられる
当時中学生だった大島幸広さんは滝沢秀明さんら当時活躍していたジャニーズJr.のスター達に憧れており、1998年7月にジャニーズ事務所に履歴書を送りました。
1ヶ月後の8月、おそらく大島幸広さんの履歴を見て気に入ったのであろうジャニー喜多川から突然自宅に電話があり、「NHK来ちゃいなよ。レッスン来ちゃいなよ」と呼び出され、オーディションもなくジャニーズJr.入りが決まったそうです。
当日、大島幸広さんがレッスンを受けていると、ジャニー喜多川が近づいてきて「君が大島君?」と聞かれ「はい」と答えると、「YOU、今日うちに来ちゃいなよ」と、突然自宅マンション(通称・合宿所)に宿泊するように誘われたのだそうです。
その日、大島幸広さんはお母さんが付き添って来ていたため、「母親と来ているので」と1度断ったものの、ジャニー喜多川は「ならお母さんと話してくる」と言ってお母さんと話して説得して帰らせ、自身の運転する車の助手席に大島幸広さんを乗せて自宅マンションへと連れ帰りました。
ジャニー喜多川の自宅マンションには何人かのジュニアがおり、その日レッスンに呼ばれたばかりの大島幸広さんを見ると「誰?」と聞いてきたそうです。大島幸広さんが挨拶をすると、当時テレビドラマにも出演していたという2人のジャニーズJr.に「いつ事務所に来たの?」と尋ねられ、大島幸広さんが「今日です」と答えたところ、「今日の今日で来ちゃったんだ」と驚いた様子だったのだとか。
お風呂で下半身を触るようなマッサージをされ寝室で性被害を受ける
その日、大島幸広さんは食事後に他のジュニア達とゲームをしてたところ、ジャニー喜多川から「YOU、お風呂に入っちゃいなよ」とお風呂に入るように言われたそうです。
大島幸広さんがバスルームに入ったところ、ジャニー喜多川が服を着たまま入ってきて、「お風呂に寝ちゃいな。洗ってあげる」と言ってきたそうです。
当時まだ13歳で状況を理解していなかった大島幸広さんは、言われままに横になりました。大島幸広さんの身体を洗い始めたジャニー喜多川はだんだんと下半身に手を動かし、「ここも洗わなきゃね」と、いきなり陰茎まで洗い始めたのだそうです。大島幸広さんはこの当時を振り返り「めちゃくちゃ痛かった」と話されています。
風呂から出ると薄暗い寝室に案内され、そこでもジャニー喜多川は「マッサージしてあげる」などと言って、大島幸広さんをベッドに仰向けに横たわらせ、「野球やっているとここが凝るんだよね」などと言いながら、全身をマッサージし始めたそうです。
次第にジャニー喜多川の手は下半身の方へと動いていき、「邪魔だからもう脱いじゃいな」と言って突然パンツを脱がせてきたそうです。ジャニー喜多川は最初は手で陰茎を擦るようにしたそうです。
当時の大島幸広さんは何をされているのかわからず恐怖のあまり固まり、とにかく天井を見ている事しかできなかったそうです。
しばらくしてジャニー喜多川に「寝ちゃいなよ」と言われ、大島幸広さんは言われるがままに目を瞑ったそうです。すると、ジャニー喜多川は大島幸広さんの陰茎を口に含み、大島幸広さんは初めての体験に耐えきれずに射精。ジャニー喜多川はそれを飲んでしまったという事でした。
ジャニー喜多川は事が終わると「寝ちゃいな」と言って部屋を出ていったそうですが、大島幸広さんはショックのあまり眠れずにいました。すると、ジャニー喜多川が別のジュニア達も順番に襲っている事を目撃し、ようやくここで何が起こっているのかを理解したという事でした。
最初は1万円を渡され、その後両親が離婚をすると5万円を渡されるように
翌朝、大島幸広さんはジャニー喜多川が作った朝食を食べていると、「これ」とジャニー喜多川から1万円を手渡され、「YOU、今日、雑誌の撮影入っているから」と伝えられたそうです。
大島幸広さんは13歳の子供ながらに「この世界は、こうした事を受け入れれば仕事が貰えるのか」と悟ったのだそうです。
その1998年の夏は、ほとんどを合宿所と呼ばれるジャニー喜多川の自宅マンションで過ごし、毎週金曜日の夜になると7人から8人のジャニーズJr.が泊まりにきて、ジャニー喜多川は最初に大島幸広さんを襲うと、続けて他のメンバーを襲い、日によっては再び大島幸広さんの元へと戻ってきて再度襲う日もあったそうです。
大島幸広さんは特にジャニー喜多川のお気に入りだったのか、都内の高級スイートルームにわざわざ呼び出されて性被害を受けた事もあったそうです。
大島幸広さんは精神的に参ってしまい、ある日にはジャニー喜多川には無断で事務所のバンに乗せてもらい自宅へ逃げ帰ろうとした事もあったそうです。しかし、ジャニー喜多川が追いかけてきて、「YOU、勝手に帰っちゃだめでしょ」と言われ、ホテルに連れ戻された事もあったのだそうです。
大島幸広さんはジャニー喜多川から性被害の後にもらった金は、弟が生まれたばかりで離婚した母親に渡していたそうです。その後、大島幸広さんはジャニー喜多川に両親が離婚したので栃木県に引っ越す事になったと伝えると、1万円ではなく5万円を渡されるようになったそうです。
ジャニー喜多川からは「内緒だよ、みんな1万円だから。ユーだけだからね、5万円は」と伝えられ、「交通費」の名目の領収書に名前を書かされるようになったのだそうです。
辞めるまでの2年間に合計で200回超の性被害
大島幸広さんへのジャニー喜多川からの性被害は、大島幸広さんが耐えきれなくなって退所した2000年の夏までずっと続き、合計で200回超もの性被害を受けたという事です。
大島幸広さんは「辞めます。これまでありがとうございました」とジャニー喜多川に電話をかけて辞める意思を伝えたそうなのですが、電話を切った後、立て続けに3度もジャニー喜多川からの電話が鳴り、大島幸広さんはそれを無視した事も明かしています。
大島幸広(元ジャニーズJr.)の現在
ジャニー喜多川からの性被害を告発した事で話題になっている大島幸広さんですが、現在どのような仕事をしてどのような生活を送られているのかは非公開です。また、結婚や子供など私生活についても公開されていません。
現在の表に出ての活動は「ジャニーズ性加害問題当事者の会」での活動のみで、現在は芸能活動は行なっていません。
- ジャニー喜多川からの性被害を訴える活動としては、2023年8月15日のトークイベント「本橋信宏『僕とジャニーズ』刊行記念「35年目の真実」トークイベントDAY1」への出演や、8月21日のトークイベント「久田将義&吉田豪の“ハードコアトーク”」、8月25日のYouTubeチャンネル「Arc Times」の生配信への出演をしています。
その他、「news every.」、「報道特集」、「サンデーモーニング」などテレビの情報・報道番組にも出演してジャニー喜多川からの性被害を訴えています。
まとめ
今回は、ジャニー喜多川からの性被害を告発して注目されている元ジャニーズJr.の大島幸広さんについてまとめてみました。
大島幸広さんの年齢は現在「38歳」で、若い頃については、中学2年生だったジャニーズ事務所に履歴書を送り、それがジャニー喜多川の目に留まってレッスンに呼ばれ、その日のうちに性被害を受けた事などが明かされています。
その後、大島幸広さんは雑誌掲載やジャニーズのイベント出演などで活動していましたが、2000年夏に退所するまでにジャニー喜多川から200回超にも及ぶ性被害を受けたと告発しています。
大島幸広さんのジュニア時代の同期としては、有名どころでは、上田竜也さん、亀梨和也さん、藤ヶ谷太輔さん、増田貴久さん、中丸雄一さん、塚田僚一さんらがいます。
現在、大島幸広さんはどんな仕事をしてどんな生活をされているのかは非公開ですが、「ジャニーズ性加害問題当事者の会」に参加してジャニー喜多川から受けた性被害を告発する活動を行われています。