大西智博の現在!彦根警察官射殺事件の経緯や判決・生い立ちや家族も総まとめ

2018年に起きた「彦根警察官射殺事件」は未成年の警察官が上司を拳銃で射殺したショッキングな事件で世間を騒然とさせました。

 

今回は事件の経緯や背景、大西智博の実家の家族(両親)と生い立ち、判決など現在をまとめました。

「彦根警察官射殺事件」の犯人・大西智博を凶行に駆り立てた言葉とは?

 

それは大西智博巡査が警察学校を卒業し、初めて彦根署河瀬駅前交番に配属されてから約2週間たった2018年4月11日の夜のことでした。

 

「おまえがアホなんは親がアホやからちゃうんけ」

 

同僚であり厳しい指導役でもあった井本巡査部長が、夕食のお弁当を電子レンジで温めていた大西智博巡査に対して聞こえよがしに吐き捨てた言葉です。

 

 

出典:https://bungu-uranai.com/

 

この言葉は、やっとのことで保っていた、当時19歳だった大西智博巡査の心の中の一本の糸を断ち切りました。

 

大西智博巡査は、そのまま交番内の別の部屋へ移動し、上司に悟られぬよう拳銃の撃鉄を起こします。

 

そして、再び井本巡査部長がいる部屋に戻ると、パソコンの前で作業していた上司の背後に立ち、目をつむったまま引き金を引いたと言います

 

至近距離から後頭部に1発。そして、机に突っ伏した井本巡査部長の背中めがけて、さらに1

発。

 

その後、駆けつけた署員に発見された井本巡査部長は、同市内の病院に緊急搬送されるも、22時過ぎに死亡を確認。

 

その後の司法解剖の結果、井本巡査部長の死因は頭部を撃たれたことによる脳幹部損傷で、ほぼ即死の状態でした。

 

 

出典:https://twitter.com/

 

大西智博被告は公判の被告人質問の中で、当時の心境について次のように語っています。

 

「撃つ瞬間ためらいはなかった」

そのときは『この人が死ねば楽になる』という異常な考えしかなかった

 

引用:【衝撃事件の核心】すれ違った「親心」 彦根警官射殺事件の背景 https://www.sankei.com/

 

 

出典:https://gangarasan72630757.at.webry.info/

 

以上は、大西智博が2018年4月11日に起こした、未成年の警察官による日本で初めての殺人事件である「彦根警察官射殺事件」の犯行の瞬間と、犯行動機の一端です。

 

今回は、この大西智博の「彦根警察官射殺事件」についてまとめてみたいと思います。

 

 

大西智博が起こした「彦根警察官射殺事件」の概要

 

「彦根警察官射殺事件」は、2018年4月11日20時15分頃、彦根署河瀬駅前交番から南に約4.5キロ離れた愛荘町の田んぼに突っ込んだパトカーを近隣住民が発見したことから始まりました。

 

 

出典:https://news.tv-asahi.co.jp/

 

この通報で、20時45分頃、確認のために同署員がパトカーの配備先だった河瀬駅前交番に向かったところ、交番内で頭と背中から血を流して倒れている井本光巡査部長が発見されました。

 

その際、交番の出入り口は施錠されており、井本巡査部長は机に突っ伏した状態で発見されています。

 

 

後頭部と背中に銃創が確認でき、また、井本巡査部長の拳銃は交番にあり、実弾は全部残っていたこと。

 

その日、交番は3人で勤務する予定だったものの、1人が病欠だったため、井本巡査部長と大西智博巡査の2人で勤務していたはずであること。

 

さらに、当時一緒に勤務していたはずの大西智博巡査が行方不明になっていること。

 

以上の3点から、大西智博巡査が事件に関与し、前述した田んぼの中にパトカーを乗り捨てたとみられました。

 

 

出典:https://twitter.com/

 

当時、大西智博巡査は19歳の未成年でしたが、拳銃を所持し、近隣住民に危害を及ぼす恐れがあったため、滋賀県警はすぐに大西智博巡査の実名や顔写真を公開し、捜査を開始しました。

 

そして、翌4月12日午前1時35分頃、交番から南へ約4キロ離れた同県愛荘町内の近江鉄道線路内で、制服姿で歩いていた大西智博巡査を捜査員が発見。

 

落ち着いた様子で、抵抗することなく身柄を確保され、同日5時半頃に逮捕されました。

 

 

出典:https://www.sanspo.com/

滋賀県警本部で記者会見する武田一志警務部長

 

 

 

同日8時、滋賀県警本部で記者会見が行われ、武田一志警務部長が「警察官が貸与された拳銃を使用して殺人事件を起こしたことは極めて遺憾で、深くおわび申し上げる」と謝罪しました。

 

 

「彦根警察官射殺事件」の犯人・大西智博のプロフィールと犯行後の行動

 

「彦根警察官射殺事件」の犯人・大西智博のプロフィール

 

出典:https://twitter.com/

プロフィール

 

・名前: 大西 智博(おおにし ともひろ)

・事件時年齢: 19歳

・職業: 元巡査

・在住: 滋賀県彦根市

・所属: 滋賀県警彦根署

・出身高校: 安曇川高校

・経歴:

・2017年4月採用

・2018年1月29日に彦根署へ配属

・2018年3月26日河瀬駅前交番に配属

 

 

「彦根警察官射殺事件」の犯人・大西智博の犯行後の行動

 

大西智博巡査は、犯行直後に交番近くのコンビニのATMで50万円を引き出していたことが分かっています。

 

 

出典:https://style.nikkei.com/

 

当初は、そのまま逃走するつもりだったのかも知れませんね。また身柄が拘束される約15分前には、両親と電話で話をしていたことも判明しています。

 

県警の説明では、巡査は11日午後7時47分に河瀬駅前交番で巡査部長に発砲し、その数分後に交番を出た。午後8時ごろには、パトカーで近くのコンビニに乗り付け、たばこ2個とライターを購入し、ATM(現金自動預払機)から50万円を下ろした。

 

愛荘町内を徒歩で逃走している12日午前1時20分ごろ、両親からかかってきた電話に出ている。同35分には抵抗することなく身柄を確保されていることから、逃走をやめるように話した両親の説得に応じた可能性がある。

 

引用:「2人だけの勤務」2度目 警官射殺、逃走中両親と電話 https://www.kyoto-np.co.jp/

 

 

「彦根警察官射殺事件」の犯人・大西智博が井本巡査部長を殺害した動機とは?

 

滋賀県警によると、殺害された井本巡査部長と大西智博巡査が上司・部下の関係になったのは、事件が起きるわずか16日前のことだったそうです。

 

 

出典:https://mainichi.jp/

事件が起きた彦根署河瀬駅前交番

 

滋賀県彦根市の滋賀県警彦根署河瀬駅前交番で、同署の井本光(あきら)巡査部長(41)が拳銃で撃たれて死亡し、殺人容疑で同僚の男性巡査(19)が逮捕された事件で、2人はともに事件の16日前に同交番へ配属されたばかりだったことが12日、県警への取材で分かった。

 

(中略)

 

県警によると、男性巡査は昨年4月に採用され、警察学校卒業後の今年1月に同署へ配属。井本巡査部長とともに3月26日から河瀬駅前交番の勤務となり、同僚になったばかりだった。同交番では、2人と、別の巡査の計3人が勤務しており、井本巡査部長は2人の指導役だった。

 

引用:【彦根警察官殺害】同じ日に交番配属、わずか16日後に凶行…逮捕の巡査と死亡の巡査部長 https://www.sankei.com/

 

大西智博巡査は、“職場実習”という3ヶ月間の交番勤務のために河瀬駅前交番に配属され、そして、彼の“職場実習”の指導役として、同日に配属されたのが井本巡査部長だったわけです。

 

この“職場実習”では、指導員とワンツーマンで、交通事故の処理や巡回、被害届の受理などの実務を学ぶことになっていたのですが、井本巡査部長は厳しい指導で知られていたと言います。

 

 

出典:https://koku-byakunews.com/

 

また、刑事課にいたこともあるという井本巡査部長は、言葉づかいも荒かったようで…

 

「なんでわからんねん!」

「全然違う!」

 

井本巡査部長からは、何をしてもこのような厳しい言葉が返ってきたそうです。同じ交番に勤務していた別の同僚は次のような証言も…。

 

 

「元巡査は書類の訂正を10回以上命じられることが何度もあり、深夜3時に及ぶこともあった」と証言。元巡査は「書類なんて30分あれば作れて当たり前なのに、自分には警察官の資質がないのでは」と不安と劣等感を募らせたという。

 

休みを返上して作成し自信を持って出した書類も繰り返し訂正を要求され、次第に頭痛や不眠にも悩まされ、心のバランスを失っていったという。

 

引用:【衝撃事件の核心】すれ違った「親心」 彦根警官射殺事件の背景 https://www.sankei.com/

 

殺人容疑で逮捕された大西智博巡査は、その後の取り調べの中で、「(井本巡査部長から)叱られたので撃った」「怒鳴られたからやった」という趣旨の供述をしていると言います。

 

 

出典:https://plaza.rakuten.co.jp/

 

 

被害者・井本巡査部長の厳しい指導の裏には「親心」が…

 

一方、井本巡査部長の厳しい指導の裏には、“部下を育てたい”という強い思いがあったことが、事件後に証拠として提出された複数の警察官の供述調書から明らかになっていると言います。

 

 

出典:https://ameblo.jp/

 

井本巡査部長から厳しい教育を受けた元部下の中には、次のような証言をする者も…

 

何を言っても「それは違う」と否定するので「うっとうしく感じていた」と明かしたが、異動前の送別会で「よう頑張ったな。これからも頑張れよ」と声をかけられると、「自分を育てるために厳しくしていたのだ」と感じ、その場で号泣したという

 

引用:【衝撃事件の核心】すれ違った「親心」 彦根警官射殺事件の背景 https://www.sankei.com/

 

また、井本巡査部長は大西智博巡査についても、次のように話していたことが元同僚の供述により明らかになっています。

 

あいつを育ててやらなあかんし、これからなんやわ

 

しかし結局、そんな井本巡査部長の“親心”が大西智博巡査に届くことはありませんでした…。

 

 

出典:https://zaitakudemamawork.com/

 

 

「彦根警察官射殺事件」の犯人・大西智博の生い立ち・実家の家族(両親)とは

 

今回、大西智博の生い立ちや実家の家族、両親について調べてみたのですが、現在のところ詳しい情報はほとんど見当たりませんでした。

 

ただ、大西智博は学生時代から野球一筋の真面目な好青年で、学生時代から将来、警察官になることを目指していたそうです。

 

 

出典:https://blog.goo.ne.jp/

 

高校卒業後は、彼の野球の才能を惜しんだ高校時代の恩師からは、大学へ行って野球を続けることを勧められるも、大西智博は進学することなく、警察官採用試験を受けたのでした。

 

その結果、見事に難関の警察官採用試験に合格を果たした際には、その恩師や野球部員達も一緒になって喜んだと言います。

 

しかし、事件後の2019年1月30日に開かれた初公判の中で、大西智博はそのことについて気になる発言をしているんですよね。

 

野球部の活動に打ち込んだ高校時代から警察官を志望していた元巡査は、幼少期から成績の良い兄や妹に対して劣等感を抱いていたという。被告人質問では「警察の採用試験に合格して初めて自分に誇れるようなことができ、うれしかった」と振り返った。

 

引用:【衝撃事件の核心】すれ違った「親心」 彦根警官射殺事件の背景 https://www.sankei.com/

 

この発言から、少なくとも兄と妹という2人以上の兄弟がいること。そして、野球バカな自分に比べて、兄と妹は成績優秀だったことが窺えます。

 

その意味で大西智博は、幼少期から高校時代まで、ずっと両親に対して“引け目”を感じていたのかも知れませんね。

 

 

出典:https://www.asahi.com/

 

それが遂に、“警察官になる”という夢を実現したわけですから、ようやくこれで子供として両親に恩返しができる…そんな気持になっていたことは想像に難くありません。

 

しかし、そんな両親に対する想いが、事件の引きがねになってしまった…と考えると、残念でなりません。

 

 

「彦根警察官射殺事件」の犯人・大西智博への判決など現在  

 

大西智博には懲役22年の判決が下され、現在は服役中

 

そんな大西智博は、2019年2月23日に懲役22年という非常に重い刑が確定しており、現在は服役中となっています。

 

 

出典:https://twitter.com/

 

大津地裁の伊藤寛樹裁判長は、このような重い判決となった理由について次のように述べています。

 

「公の信託を受けて例外的に拳銃の携帯を許されている警察官が、社会を揺るがせる不正な拳銃使用に及んだ」

 

引用:【彦根警官射殺】警察に育成見直し促す 判決で異例の言及 https://www.sankei.com/

 

出典:https://www.sankei.com/

 

このように大西智博の犯行を強く非難する一方で、滋賀県警の新人警察官の教育態勢に対して異例の言及をしたんですよね。

 

新人警察官の教育は警察学校を卒業した時点ではまだ不十分で、一人前になるためには現場の担当者からの教育が欠かせないとした上で、「担当者の個性や余力、新人との組み合わせ次第で達成度に差が生じかねない」と指摘。

 

「熱意を込めて指導にあたった被害者の思いは伝わらず、被告人が感情を鬱積させ、犯行が引き起こされた側面も認められる」などと述べ、教育態勢の再検討を促した。

 

引用:【衝撃事件の核心】すれ違った「親心」 彦根警官射殺事件の背景 https://www.sankei.com/

 

これを受けて滋賀県警は、1人の新人警官に対してマンツーマンではなく、複数の先輩警察官が指導を担当したり、新人のメンタルケアを学ぶ研修を行うなどの新たな取り組みを始めているようです。

 

 

まとめ

 

いかがでしたでしょうか。

 

2018年4月11日、未成年の警察官による日本初の殺人事件であり、しかも指導役の上司を背後から拳銃で射殺するという、大変ショッキングな「彦根警察官射殺事件」をまとめました。

 

「井本巡査部長の指導はとても厳しく、しんどかったが、1年たつと警察官としての知識が身についていた」

 

かつて、井本巡査部長から指導を受けた、他の警察官の調書にはこのように記されていたと言います。

 

 

出典:https://iwate-shihoshoshikai.jp/

 

その調書を読んだ大西智博は「井本巡査部長は彼にしたのと同じことをして、自分のことを成長させたかったのだとわかり、申し訳ない気持ちが溢れてきた…」と、涙を流したと言います。

 

最後になりましたが、井本光巡査部長のご冥福を心よりお祈りいたします。

 

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