國母和宏さんと言えば、腰パン騒動や、薬での逮捕と保釈時のガッツポーズなど反省のない言動が話題です。
今回は國母和宏さんの家族(両親と兄弟・嫁や子供)、腰パン騒動や逮捕事件とその後、北海道の自宅など現在をまとめました。
この記事の目次
- 國母和宏のプロフィール 【出身は北海道石狩市】
- 國母和宏の家族① 両親や兄弟
- 國母和宏の家族② 学生結婚した嫁・子供3人
- 國母和宏の腰パン騒動① 日本代表公式スーツを着崩しバッシングに
- 國母和宏の腰パン騒動② 「反省しまーす」など記者会見での発言が問題に
- 國母和宏の腰パン騒動③ 反省のない態度のせいで五輪出場危機に
- 國母和宏の逮捕騒動① 大麻ワックスの密輸で逮捕
- 國母和宏の逮捕騒動② 裁判でも反省が見られず重い判決に
- 國母和宏の逮捕騒動③ 弁護士がイチローに例えて批判殺到
- 國母和宏の逮捕騒動④ 保釈時の反省なしのガッツポーズが話題に【画像あり】
- 國母和宏の現在① バックカントリーの映像製作で世界一に
- 國母和宏の現在② 北海道の自宅公開・年収1億円の噂も
- 國母和宏の現在③ コーチとしても活躍
- 國母和宏の現在④ 成田童夢の國母和宏へのコメントが話題に
- まとめ
國母和宏のプロフィール 【出身は北海道石狩市】
名前:國母和宏(こくぼ かずひろ)
生年月日:1988年8月16日
出身地:北海道石狩市
身長:163cm
血液型:AB型
学歴:東海大学国際文化学部卒業
國母和宏さんは、当時21歳だった2010年、バンクーバーオリンピック日本代表として8位入賞を果たした、日本を代表するスノーボード選手です。
しかし、バングーバーオリンピック選手団のスーツを腰パンで着崩したことで注意を受けた上、記者会見では「チッうっせーな」「反省してま〜す」と発言し、大きな批判を浴びました。
さらに、2019年11月6日には大麻取締法違反で逮捕されています。
ここではまず、そんな國母和宏さんのプロフィールを紹介します。
北海道石狩市出身で、11歳の時にプロ試験合格
小学生時代の國母和宏と先輩プロスノーボーダー荒井善正のツーショット画像
國母和宏さんは、1988年8月16日に北海道石狩市で生まれました。
4歳の時にスキー場で見たスノーボードに惹かれ、父親に頼んで作ってもらった、父親自作のスノーボード板でスノーボードを始めたそう。
11歳の時に史上最年少でプロになり、12歳でバートン・スノーボードとプロ契約しました。
トリノオリンピック出場時の國母和宏
2006年にはトリノオリンピックのハーフパイプに出場し、予選敗退。しかし2010年、2011年のUSオープンでは2年連続の優勝しています。
2010年にはバンクーバーオリンピック出場、2016年にはアメリカのスノーボーダー・マガジンのライダー・オブザ・イヤーの1人に選ばれました。
國母和宏の家族① 両親や兄弟
世界的なスノーボード選手でありながら、日本ではなにかと批判も集めがちな國母和宏さん。
そんな國母和宏さんの家族構成や、家族がどんな人なのかも、気になる人は多いのではないでしょうか。父親は意外とお堅い職業についているようです。
父:自衛官
國母和宏さんの父親は芳計さんといい、職業は自衛官です。
國母和宏さんの子供時代、冬の間は毎日父親がスノーボードの練習に付き添ってくれていたとか。
バンクーバーオリンピック制服姿の國母和宏(右から2人目)
やんちゃなイメージのある國母和宏さんとは対照的に、父・芳計さんは厳格な性格のようで、バンクーバーオリンピックの腰パンにも苦言を呈していました。
「あの服装は日本人として恥ずかしい。反省するよう、二度も三度も言うしかない」
出典:asahi.com
スーツの着こなしが良くなかったことを親として恥じる一方で、とても息子思いな一面も覗かせています。
素顔を尋ねられると、言葉が揺れた。「どこでもいる、ただ、犬好きな子です」「親の思いは、子どもがいくつになっても変わらないと思います」
出典:asahi.com
大事な息子だからこそ、世間からバッシングを受けた時は自分のこと以上にショックだったかもしれませんね。
ちなみに、國母和宏さんが世界的なスノーボーダーになりたいと思ったのは、父親が世界を目指せと言っていたことが、大きなきっかけだそうです。
母:不明
父親の名前や職業は判明していますが、國母和宏さんの母親については全く情報がありません。
あまり表に出てくるタイプではなく、北海道で静かに暮らしているのかもしれませんね。
兄弟:不明
國母和宏さんの場合、母親だけでなく兄弟もベールに包まれています。1人っ子なのか、それとも兄弟がいるのかも不明です。
もし兄弟がいてスノーボードや他のスポーツをやっていたら、國母和宏さんの弟として話題になっていることでしょう。
もし兄弟がいるとしても、國母和宏さんのようにスポーツはやっていないのかもしれませんね。
「國母」という名字の人は全国に約10人だけ
出典:https://daishi-shirokuma.com
ところで、國母和宏さん名字「國母」はとても珍しく、全国に10人ほどしかいないようです。
主に栃木県に見られる名字で、東京都にもごく少数存在しているとのこと。國母和宏さんのルーツは関東地方なのかもしれません。
國母和宏の家族② 学生結婚した嫁・子供3人
國母和宏さんは大学在学中の2009年、一般女性と結婚。バンクーバーオリンピック出場の前年のことです。
結婚した嫁は3歳年上の智恵さんという女性で、國母和宏さんがまだ高校生だった時に、知人の紹介で知り合ったそうです。
智恵さんは一般女性ではありますが、モデルやタレントさんのように美人と評判です。
そんな國母和宏さんと嫁・智恵さんのツーショット画像がこちらです。
目が大きくて色白でとてもかわいらしい女性ですよね!國母和宏さんととてもお似合いのカップルです。
スノーボードウェブマガジン『EPIC』に掲載されている國母和宏さんのプロフィールには、國母和宏さんの「嫁自慢」が掲載されています。
嫁自慢 / 俺の生活と仕事で家族持ててる時点で、どんなにできてる嫁かわかるでしょ?
出典:EPIC
國母和宏さんのような世界的なトップスノーボーダーと10年以上に渡って夫婦関係を保つことは、おそらく大変なことも多いと思います。
しかし、嫁・智恵さんはそうした苦労に負けず、國母和宏さんとの生活を続け、今でもラブラブなようです。きっとしっかりした女性なんでしょうね。
子供が3人いる
國母和宏さんと嫁・智恵さんとの間には3人の子供がいます。
長男の一之介くん、長女の六花ちゃん、そして2018年に生まれた次女の3人ですが、次女の名前は不明です。
こちらが國母和宏さんと3人の子供たちの画像です。
仲が良さそうな雰囲気が写真から伝わってきますよね。
犬を飼っている
國母和宏さんたち家族は、バセット・ハウンドという犬を飼っているようです。
バセット・ハウンドはフランス原産の中型犬で、かつては猟犬として活躍していました。のんびりした性格で、子どもとの相性も良いようです。
國母和宏さんのインスタグラムには、愛犬のバセット・ハウンドたちが度々登場しています。
國母和宏は「子煩悩なパパ」
いろいろと批判を集める國母和宏さんですが、近所では子煩悩で有名なんだとか。薬物で捕まった時も、そのように報じられていました。
世界を股にかける仕事なため、北海道の自宅には年に2~3か月程度しか戻れないが、近所では子煩悩で有名だった。
出典:東スポWeb
2017年8月放送の『消えた天才3時間SP』には、國母和宏さんが家族で登場。
子供たちを保育園に送迎する様子が撮影された他、腕に家族の足型をタトゥーで入れていることを明かしました。
子どもたちの足型のタトゥーは、子煩悩な父親でないと入れない感じがしますね。
國母和宏の腰パン騒動① 日本代表公式スーツを着崩しバッシングに
2010年のバンクーバーオリンピックに日本代表として参加した國母和宏さん。
バンクーバー入りする前、選手団の公式スーツを腰パンで着崩しで物議を醸し、スノーボードに詳しくない人の間でも一躍名前が知られるようになりました。
成田空港に現れた国母は、選手団正装のジャケットを着用していたが、ワイシャツのすそをベルトの外に出し、スラックスを腰までずり下げていた。国母独特のファッションがだらしないと、全日本スキー連盟には抗議が殺到した。
出典:JIJI.COM
服装の乱れについて厳重注意され、選手村への入村式への参加は自粛しました。
國母和宏の腰パン騒動② 「反省しまーす」など記者会見での発言が問題に
記者会見で「ちっ、うっせーな」と舌打ち
腰パンの件で厳重注意された國母和宏さんは、その後スノーボードハーフジャンプの記者会見に出席したのですが、その時の態度や発言がさらなる批判を集める結果に。
答える前に国母は小声で「ちっ、うっせーな」と舌打ちし、報道各社のマイクで拾われてしまう。さらに「反省してまーす」と反省しているとは思えない、間延びした声で答えた。
出典:JIJI.COM
「ちっ、うっせーな」は、聞こえないだろうと思って言ったのが聞こえてしまったのでしょうか。それとも、あえて聞こえるように言ったのでしょうか。
また、「反省しています」ではなく「反省してまーす」と馬鹿にしたような受け答えで、とても反省しているとは思えない様子だったため、世間から再びバッシングを受けました。
こちらの動画でその時の様子が分かります。
國母和宏さんとしては、本当は悪いことだと思っていなかったものの、謝罪するように言われて仕方なく謝った感じだったのかもしれません。
國母和宏の腰パン騒動③ 反省のない態度のせいで五輪出場危機に
全日本スキー連盟から辞退の申し入れも、オリンピック出場
記者会見でさらに事態が悪化したことを受け、全日本スキー連盟は國母和宏さんのバンクーバーオリンピック出場辞退を申し入れました。
しかし、日本代表選手団団長・橋本聖子さんは國母和宏さんを出席させると発表。
この会見に同席していた國母和宏さんは、今度は真剣な面持ちで「責任を重く感じています」と発言しています。
國母和宏さんが出場した、バンクーバーオリンピック・ハーフパイプ決勝の動画がこちらです。
メダルを期待されていた國母和宏さんですが、最終結果は8位入賞。
競技では予選二組目を2位で突破し直接決勝に進んだが、決勝では1回目は最後の技で転倒し流血、2回目でも最後のダブルコーク1080の着地が乱れたものの最終順位8位の記録を残して入賞となった
出典:Wikipedia
大技ダブルコークでなく別の技を選んでいれば、メダルも狙えたかもしれないものの、あえてダブルコークに挑み続けたようです。
國母和宏と橋本聖子
日本代表選手団団長・橋本聖子さんは、國母和宏さんがオリンピックで戦う姿を見て、出場させた自分の判断は間違いではなかったと確信したとのこと。
冬季夏季合わせて7度の五輪に出場した「五輪の申し子」に「自分の判断は間違いではなかった」と言わしめた。
出典:JIJI.COM
メダルこそ逃したものの、そのかっこよさで多くの人の感動を呼びました。
大切なのは自分のスタイル
腰パンで世間からバッシングを浴びた國母和宏さんですが、そうした態度をとったことに後悔はしていないと明かしています。
「まったく後悔していない。自分のスタイルほど大事なものはない。空港でビシッとして、まともなインタビューというのは、自分の中でスノーボードじゃない」
出典:SANSPO.COM
品行方正なスノーボーダーというのが、國母和宏さんが大事に思うスノーボーダーのイメージとは異なっているみたいですね。
「結果よりも内容。(滑りを見て)格好いいと思ってもらえればいい。最近のスノーボードはすげぇダセえから」
出典:Wikipedia
世間からバッシングを受けても、ダサいスノーボードより、かっこいいと思ってもらえるスノーボードを追求したいという気持ちが強いようです。
國母和宏の逮捕騒動① 大麻ワックスの密輸で逮捕
2019年11月6日、國母和宏さんが大麻取締法違反容疑で逮捕されました。
アメリカから営利目的で大麻を密輸した疑いが浮上し、関東信越厚生局麻薬取締部が家宅捜索。
その後、國母和宏さんが東京都千代田区にある関東信越厚生局麻薬取締部に出頭し、容疑を認めたということです。
【速報】元五輪選手。國母和宏(プロスノーボーダー)を大麻取締法違反で逮捕。 pic.twitter.com/UimmP8IgrS
— 林 志行 (@linsbar) November 6, 2019
報道によれば、國母和宏さんは2018年12月、国際スピード郵便で大麻ワックス約57グラムをカリフォルニアから知人の家に送ったとのこと。
2018年12月に共犯の男(執行猶予付きの有罪判決が確定)に半分譲る条件で、国際郵便で日本に輸入して男の自宅に送ろうとしたが、東京税関の検査で発見されたと説明した。
出典:朝日新聞DIGITAL
大麻ワックスとは、大麻の花から抽出される大麻の加工品で、大麻に特徴的な匂いがあまりなく、1グラム1万円以上で取引されるとか。
國母和宏さんが輸入した大麻ワックスは、ハチミツのような見た目で、紙に塗りつけられていたそうです。
57グラムは100回分にも当たるようで、その量の多さも注目されました。
國母和宏の逮捕騒動② 裁判でも反省が見られず重い判決に
2020年1月28日、國母和宏さんの判決公判が開かれ、懲役3年、執行猶予4年が言い渡されました。
初犯の薬物事件は懲役1〜2年の場合がほとんどですが、再犯の可能性が高いと判断され、懲役3年という重い判決が下されたようです。
検察側は論告求刑で、「携帯電話の所在も、大麻の入手元に関しても、真摯に供述しておらず反省の態度は見受けられない」と切り捨てた。
出典:文春オンライン
「被告人の態度及び薬物に対する規範意識の低さ等からすれば、被告人には再犯の可能性が高いと言わざるを得ない」
出典:文春オンライン
判決を言い渡された國母和宏さんは、終始無言だったそうです。
大麻を使い始めたのは14歳の時
國母和宏さんは、2020年1月8日に開かれた初公判で、14歳の頃から大麻を吸っていたことを明かしました。
当時すでにカナダやアメリカで活躍しており、英語が話せない中で、周囲の人とのコミュニケーションの一環として大麻を吸っていたのだとか。
「米国での生活が長くてまひしていた。反省している」
出典:朝日新聞DIGITAL
バンクーバーオリンピックで服装の乱れや会見での態度が問題になった時も、すでに大麻を使っていたのでしょうね。
國母和宏の逮捕騒動③ 弁護士がイチローに例えて批判殺到
2020年1月8日に東京地裁で開かれた國母和浩さんの初公判で、弁護人が國母和浩さんを「イチロー選手と同じくらいすごい人物だ」と発言し、物議を醸しました。
「(国母)被告はイチローと同じく国民栄誉賞級の人物」
出典:livedoorNEWS
ちなみに、イチロー選手はこれまで国民栄誉賞を3度辞退しています。
イチロー選手と一緒にするなという意見も多かったですが、なによりも、国民栄誉賞級の人物だからといって、犯した罪の重さは同じはずですよね。
同時に、「イチローと同等だから減刑しろって意味不明すぎる」、「どんな罪でも弁護するのが仕事とはいえ、ちょっと主張がおかしくないか?」、「それならよけいに人々のお手本にならないといけないだろ」という疑問や苦言も数多く寄せられている。
出典:livedoorNEWS
イチロー選手としても、このような場で自分の名前を出されるなんて嫌かもしれませんよね。
國母和宏の逮捕騒動④ 保釈時の反省なしのガッツポーズが話題に【画像あり】
國母和宏さんは2019年12月3日に保釈された際、報道陣にガッツポーズして、「全く反省していない」と話題を集めました。
こちらがその時の要素を捉えた画像です。
ガッツポーズ姿を激写した東スポによれば、國母和宏さんは威嚇したりはしていないものの、落ち込んだ様子ではなく、むしろある種の達成感が感じられたとのこと。
威嚇する感じではないものの、落ち込んでいたり、深く反省しているようには見えない。11月6日の逮捕から続いた長い勾留生活を終えた、あるいは報道陣をケムに巻いた、一種の達成感を表現しているかのようだ。
出典:東スポWeb
このガッツポーズについて、ネットでは再び國母和宏さんに対する批判が噴出した一方で、マスコミに対しても批判のコメントが上がっていました。
反省してるどころか、か
— 天川ろずびる@rose work's (@roseville39) December 4, 2019
檻の中か大麻合法国行って戻ってくるな
保釈された國母和宏被告 追ってきた東スポのカメラにガッツポーズ – ライブドアニュース https://t.co/790SMoNdzN #ニューススイート https://t.co/ONvVlIfoQM
感情が抑えられない人なんだな
— ツンデレブログ 喧嘩腰じゃねーよ (@tsundereblog) December 4, 2019
保釈された國母和宏被告 追ってきた東スポのカメラにガッツポーズ #ldnews https://t.co/NXuPSOCIwp
保釈された國母和宏被告 追ってきた東スポのカメラにガッツポーズ #ldnews https://t.co/plreZFAi6S
— フジサワさん (@8848_fujisawa) December 4, 2019
國母好きではないが、それにしてもこれはひどい記事。
法を犯したのは間違いないが、ボコボコに叩いていい訳ではない。
ガッツポーズが撮られたのはいつ?
実は、國母和宏さんは保釈されてすぐに報道陣の前でガッツポーズしたわけではありません。
保釈されて警視庁東京湾岸署から出てきた後、マスコミから逃れるために車を乗り換えながら移動していたそうです。
警視庁東京湾岸署には50人以上の報道陣が集まっていましたが、國母和宏さんはその報道陣を横目にタクシーで走り去りました。
さらに、タクシーからレンタカーに乗り換えて逃走したものの、その様子もマスコミに目撃されていました。
午後5時すぎ、タクシーは首都高から直接入れる都内某地下駐車場に滑り込んだ。本紙カメラマンが追い付いたとき、国母被告らは料金の支払いか領収書か何かをめぐり、運転手と問答している最中だった。
出典:東スポWeb
ガッツポーズは、タクシーからレンタカーに乗り換える際に見せた姿だということです。
國母和宏の現在① バックカントリーの映像製作で世界一に
國母和宏さんは2014年以降、大会には出場せずにバックカントリースノーボードの映像製作に専念しているようです。
映像製作でも世界トップレベルの評価を得ているようです。
2016年には、一部パートに出演したスノームービー「STORONGER..」でRIDRES POLL18で最優秀ビデオパート賞を日本人として初受賞。
2016年、スノーボード界のアカデミー賞に位置づけられる授賞式において最優秀ビデオパート賞を獲得。
出典:Wikipedia
こちらが「STRONGER」の國母和宏さん出演パートです。
整備されていない自然のままのエリアを滑るバックカントリーは、常に死と隣り合わせで、國母和宏さんもこれまでに数回命の危機を感じたことがあるといいます。
前述の子供たちの足型のタトゥーは、バックカントリーで滑る時のお守りという意味合いもあるとか。
山の上に1人で立ったときの心の支えにしています。タトゥーは全部、お守りですね。滑り出す前の決心で、迷わないように。バックカントリー(自然の雪山)で滑るのは命がけなので。
出典:集英社新書プラス
スノーボーダーとしての才能やスキルはもちろん、かなりの度胸がないとできないですよね。
國母和宏の現在② 北海道の自宅公開・年収1億円の噂も
逮捕前の2017年放送『消えた天才3時間SP』で、國母和宏さんの生活スタイルが明かされました。
それによると、國母和宏さんは1年間のうち10ヶ月間を仕事のためにアメリカ・カリフォルニアで生活し、オフシーズンの2ヶ月だけ家族のいる北海道の自宅へ帰るということでした。
北海道に200坪の土地を購入し、そこに一軒家を建てて、敷地内で野菜を作ったりしているそうです。
年収1億円弱
『消えた天才3時間SP』では、現在の年収が1億円弱だとも明かしていました。
「五輪以外の大会では何度も世界一に輝いています。(中略)メーカーとのスポンサー契約も10社以上と結んでおり、年収は1億円近いと語っていました」
出典:文春オンライン
バックカントリースノーボードで世界的に評価されているために、これだけ稼げるようです。
國母和宏の現在③ コーチとしても活躍
國母和宏さんはコーチとしても活動していて、2014年ソチオリンピックでは全日本チームの技術アドバイザーに就任。
「昨年の春に、彼から『選手の支えになりたい』と申し出がありました。彼自身も4年前に自ら犯したものを認識していて『オリンピックで精神状態が厳しい状態でプレーしたことを(伝えて)今の選手に同じ思いをさせたくない』と言っている。彼も滑り手なので(正コーチとして)縛ることなくいい部分を生かすことにしたんです」
出典:東スポWeb
そして、コーチとして平野歩夢さんの銀メダル獲得に貢献しました。
平野歩夢さんは、ソチオリンピック・平昌オリンピックの銀メダリストで、冬季オリンピック日本代表最年少メダリスト記録を持っています。
名前:平野歩夢(ひらの あゆむ)
生年月日:1998年11月29日
出身地:新潟県村山市
今後も国母和宏さんの指導の下、世界で活躍する選手たちが育っていくのかもしれません。
國母和宏の現在④ 成田童夢の國母和宏へのコメントが話題に
成田童夢さんと言えば、國母和宏さんと同じく、トリノオリンピックにスノーボードハーフパイプ日本代表として出場した元スノーボード選手です。
そんな成田童夢さんの國母和宏さんに対する批判が、2019年12月発売の『FLASH』に掲載されました。
それによると、成田童夢さんが2005年のスノーボードのワールドカップで日本人で唯一表彰台に登った際、國母和宏さんが成田童夢さんの後頭部をテキーラの空き瓶で殴ったといいます。
後頭部を殴られ、傷口から出血するほどだったとか。
名前:成田童夢(なりた どうむ)
生年月日:1985年9月22日
出身地:大阪府住之江区
身長:162cm
さらに、成田童夢さんが大阪出身であることをバカにしたこともあったそうです。
大阪出身の私に対して、北海道出身の國母が『雪国出身でもないのに五輪に出てんじゃねーよ』とか、『たこ焼きだけ食っていればいい』などと言ってきました。逆に、私が國母を無視するような態度を取ると、『無視すんじゃねーよ』と絡んでくる。
出典:FLASH
殴ったりバカにしたり、まるでいじめっ子ですね。
成田童夢さんは國母和宏さんの逮捕に対して、ルールを破っていいという考えはおかしい、誘惑に負けてどうするのかとコメントしています。
「残念で仕方ない。強ければ、うまければ、それでいいのか? いくら技術があっても、アスリート以前に人としてダメだろう。有名アスリートは“上級国民”でルールを破っていいとでも思っていたのだろうか。臨時とはいえ、指導する立場にあった人間が、誘惑に負けてどうする!」
出典:東スポWeb
有名アスリートであっても、ルールはルール。成田童夢さんの言うことはもっともと言えるのではないでしょうか。
本当は優しいとの評価も
國母和宏さんの先輩プロスノーボーダー・荒井善正さんは、國母和宏さんは世間で言われているような悪い人間ではないと語っています。
荒井善正さんは2006年に慢性活動性EBウイルス感染症を患い、骨髄移植をしなければ2、3年しか生きられないと宣告されたのだとか。
骨髄ドナーが見つからず、貯金も尽きたところで、國母和宏さんがメディアから取材を受けるたびに募金を呼びかけ、大会ではファンにドナー登録をお願いしてくれたそうです。
そして、お見舞いに来てくれることも多かったといいます。
「海外遠征で忙しい中、移動の合間を縫い、入院先の病院に何度もお見舞いに来てくれた」
出典:asahi.com
國母和宏さんの呼びかけのおかげで、2008年夏に骨髄移植を受けることができ、生き続けることができたようですよ。
「自分を助けてくれる活動が、瞬く間に広まった。極端なことを言えば、カズがいなければ生きていなかった」
出典:asahi.com
先輩のためにこれだけ行動できるのはすごいですよね。
そんな荒井善正さんは現在、若者に対して献血・骨髄ドナーを呼びかける活動に力を注いでいるそうです。
まとめ
バンクーバーオリンピックでの腰パンで物議を醸したスノーボード選手・國母和宏さんの現在についてまとめると…
・大麻取締法違反で逮捕される
・バックカントリースノーボードの映像製作で世界的な評価を得ている
・コーチとしても活躍している
大麻で逮捕されてしまったので、今後の映像製作やコーチの仕事に影響があるかもしれませんが、國母和宏さんの今後にも注目ですね。