長島☆自演乙☆雄一郎のプロフィール

前例のないスタンスですが、同じプロの格闘家からは「あのようなパフォーマンスを試合で実行する覚悟が凄い」と賞賛されています。

長島☆自演乙☆雄一郎のプロフィール

長島☆自演乙☆雄一郎さんはキックボクサー、総合格闘家(K-1)、プロレスラーと各種格闘技のリングにアグレッシブに上がっています。

出身地は兵庫県西宮市で、父親、母親、ボクサーをしている弟の長島謙吾さんと愛犬「バター」という家族構成です。

愛犬バターは、ヤンチャな性格のようで商売道具となるマウスピースを、齧られて壊されたことが過去に何回もあったんだとか。

声優業に強い芸能事務所の「アミュレート」と契約を結んで、声優として活動する機会もあります。

長島☆自演乙☆雄一郎の名前の由来とは？

本名は、長島雄一郎さんですが現在の「長島☆自演乙☆雄一郎」という名前はリングネームで、2007年から使われています。

2ちゃんねる(現在は5ちゃんねる)が好きで、ネットスラングからミドルネームを付けています。

自作乙は、「自作自演おつかれ様」を略しています。間に☆の記号を付けているのは、つのだ☆ひろさんからヒントを得ています。

つのだ☆ひろさんの星の数が1つであることから、もう1つ追加して、憧れの存在を超えたいと考えたそうです。

実は、他にもリングネームとして「長島☆シャキーン☆雄一郎」が候補に挙がっていました。他の名前を付けるにしても「☆」のを付けることは欠かせないようです。

長島☆自演乙☆雄一郎さんの2ちゃんねる好きは格闘界でも有名で、インタビューではネットの利用について質問されて、つい掲示板を覗いてしまう生活が習慣化していることが分かります。

　自分の名前を検索して自演活動にいそしんでいます。2ちゃんねるで、別の誰かが自分になりすまして登場しているスレッドを発見したときは、「書いていることが間違ってるなー」と思いつつ眺めてます。

引用：「練習はアニメ4時間見てから」長島☆自演乙☆選手 – ITmediaNEWS https://www.itmedia.co.jp/

長島☆自演乙☆雄一郎の若い頃①　いじめに悩んでいた

小学生の頃にいじめが元で、不登校と引きこもりだった時代を経験しています。

中学生の頃は部活にも所属していましたが、クラスにも部活にも顔を出せない程、いじめは重いものだったのです。

それでも、アントニオ猪木さんに憧れを抱いて近所の柔道教室に通うようになったことから、少しずつ生きる楽しみができたことで、人生が変化するきっかけになりました。

通っていた道場は、空手の先生と生徒はサラリーマンの男性しかおらず、「逆に同級生が居なかったことが良かった」と、気楽に通えたことが継続できた理由になったそうです。

学校に行かなくなった時期や理由に関して当時の心境も吐露しています。

学校の方は相変わらずいつから休みだしたしたかは覚えてないなぁ。

たまぁに行ったら「なんで学校こんねん」とか言われるんも嫌やし友達もあんまいんかったしなぁ。そんなん言われる位なら一人になろ みたいな？

今考えると甘いなぁ。そんときはそうするしかなかった。

引用：自己伝乙- 長島☆自演乙☆雄一郎オフィシャルブログhttps://ameblo.jp/

学校に行かずとも、空手道場という居場所を見つけたことで、心が安定するようになったようです。

本格的に格闘家になる決意を固めたのは、中学校3年生の頃テレビで放送されたK-1の試合に出場したアンディ・フグさんを見たことがきっかけだったようです。

長島☆自演乙☆雄一郎の若い頃②　将来の夢は

長島☆自演乙☆雄一郎の経歴

学生時代に格闘家として、生きる決意をした長島☆自演乙☆雄一郎さんがデビューしたのは、2005年のことでした。

これまでの経歴を一部試合の紹介も交えて、振り返ってみましょう。

2005年に長島雄一郎のリングネームでデビュー

2005年に本名である「長島雄一郎」のリングネームで、「POWERGATE 2」に出場しています。しかし、初戦は一本負けで終わりました。

初の勝利は2006年に「REALRHYTHM 4th STAGE」で、KO勝ちを獲得しています。

以降の試合は、KO勝ちをする格闘スタイルで有名になっていきます。

2007年に長島☆自演乙☆雄一郎へと改名

2007年からはリングネームを「長島☆自演乙☆雄一郎」に変更して、キックボクシングに名乗りを上げて、4月15日にデビュー戦が行われています。

初戦からハイキックを放ち、KO勝ちという輝かしいデビューを飾りました。

2008年には、キックボクシングの大会「MARS 11 “2nd ANNIVERSARY”」のAブロックにエントリーしました。

結果、Aブロックのチャンピオンの座を手にしています。後日、王者決定戦に参戦してBブロックの優勝者である浦野貴之さんと戦う予定でした。

しかし、決勝戦が開かれないまま、大会自体が無くなってしまいました。

2009年にK-1デビュー

そんな不安を吹き飛ばすように2010年3月に開催された「K-1 WORLD MAX 2010 〜-70kg Japan Tournament〜」では、全試合KO勝ちという華々しい結果でチャンピオンになりました。

2010年は語り継がれる名試合を披露

2010年、大晦日に開催された「Dynamite!! 〜勇気のチカラ2010〜」において転機が訪れました。対戦相手となった青木真也さんは、アジアレベルで名が通る実力者です。

関係者の予測では、青木真也さんが有利であると見られていました。

しかし、試合が開始すると青木真也さんは、反則と取られてもおかしくない行為を繰り返しました。例えばドロップキックや、首相撲と呼ばれる相手の首を抱え込んだ状態で膝蹴りなどです。

青木真也さんの一方的な試合が続き、会場からは盛大なブーイングが沸き起こりましたが、レフリーからは停止されませんでした。

第1ラウンドでなすすべもなくダメージを受け続けた長島☆自演乙☆雄一郎さんでしたから、観客からは第2ラウンドでKO負けをするだろうと考えられていたようです。

第2ラウンドに入り、長島☆自演乙☆雄一郎さんは、繰り出されたタックルを交わし、膝蹴りをヒットさせて見事なKO勝ちとなりました。

膝蹴りを食らった青木真也さんは失神してしまい、病院へ送られることになったのです。

観客は大いに盛り上がり、試合のイライラをスカッと解消させた名試合としてファンの記憶に残り、現在も語り継がれています。

なお、試合が始まる前のインタビューにおいて青木真也さんは、「第2ラウンドに入ったら五体満足で帰れないから」と挑発するようなコメントをしていました。

しかし、結果的にKO負けをしたことで青木真也さんが自身で放った言葉が、そのまま戻ってくる形で終わったことは皮肉な話でした。

2011年からはプロレスにも挑戦

長島☆自演乙☆雄一郎さんは、2011年5月にプロレスの試合に初参戦し、回転十字固めで勝利を手に入れています。

続く2011年6月、曙さんのタッグで橋本大地さん、大谷晋二郎さんというビッグネームが揃う中で試合を行い勝利しました。

2012年には、ボブ・サップさんと対戦して勝利を収めるなど、次々に輝かしい戦歴を残していきます。

長島☆自演乙☆雄一郎のユニークエピソード

格闘技は趣味で本業はコスプレイヤー？

周囲を驚かせた名言の1つに「キックボクサーがコスプレをしているのではない。(コスプ)レイヤーがキックボクシングをしているのだ」という発言があります。

日頃から格闘技は趣味であると公言している長島☆自演乙☆雄一郎さんらしい、良くも悪くも周囲を気にしない発言です。

時間の使い方が格闘家らしからぬと話題に

プロの格闘家の日常生活として、朝目を覚ましたらランニングを行い、朝食後に筋肉トレーニングをストイックに行う、というタイムスケジュールを思い浮かべるのではないでしょうか。

しかし、長島☆自演乙☆雄一郎さんは、格闘家とは思えないタイムスケジュールで生活を送っています。インタビュアーから時間の使い方を聞かれた際に、仰天回答しています。

午前10時くらいに起床して、ご飯を食べながら、アニメ専門チャンネル「アニマックス」をチェックしたり、DVDやネットでアニメを見ます。3～4時間見ると目が疲れてくるので、格闘技のトレーニングのため2時間ほど走り込みます。

引用：長島☆自演乙☆選手、K-1戦う“ヲタ”の日常 –  ITMediaNEWS https://www.itmedia.co.jp/

インタビュアーから、トレーニングよりもアニメ鑑賞時間の方が長いと指摘されると、「走り込みが終わるとシャワーを浴びて、急いでアニメを見始めます」と回答し、呆れられていました。

入場曲が独特すぎる

キックボクシングやK-1、プロレスなど様々なジャンルの大会に出場し、大好きなアニメのコスプレ入場曲が大きな話題を呼びました。

格闘技は趣味であるとしながらも、KO勝ちを重ねて結果を出しています。現在は、格闘家をしながらジムをオープンしています。

プライベートでは、2012年に一般人女性と結婚しています。2018年には、嫁との間に子供が1人誕生しています。

これからの長島☆自演乙☆雄一郎さんの動向にも、注目していきましょう。