成海花音さんは役者ですが、母親はホラークィーンと異名を持つ役者の佐伯日菜子さん、父親も元日本代表の奥大介さんで家族も話題です。
今回は成海花音さんの本名、母親・父親・兄弟&姉妹、学歴(高校や大学)と経歴、現在も紹介します。
この記事の目次
成海花音のプロフィール
生年月日:2002年10月7日
出身地:神奈川県
所属事務所:ヴィヴィアン
成海花音さんは、芸能事務所「ヴィヴィアン」に所属している役者です。
デビュー直後の「ミスiD2021」でネクストアクトレス賞、48時間映画祭2021「Food 2.0」において最優秀主演女優賞を受賞するなど、早くから注目を集めていました。
成海花音の本名は「可鈴」との噂も
成海花音さんは本名を明かしておらず、母親・佐伯日菜子さんも役者であることから安全面などを考慮し、芸名で活動している可能性があります。
なお一部ネットでは、本名が「可鈴(かりん)」ではないかと噂されているようです。
成海花音の家族:父親は元サッカー選手・母親は役者として活躍
成海花音さんの父親は元プロサッカー選手・奥大介さん、母親は役者の佐伯日菜子さんであることが分かっています。
役者を目指したのは、母親・佐伯日菜子さんの存在がきっかけだとか。成海花音さんはデビュー時のインタビューで、以下のように語っています。
女優を目指すきっかけになったのは、母親である佐伯の存在だった。「昔からいろんな撮影現場に連れていってもらいました。よく台本の読み合わせの手伝いなんかもしていたので、それが私の基礎にもなっています」。
しかし、両親は2013年に離婚。離婚の原因は奥大介さんのDVだと言われており、同年に奥大介んは脅迫容疑で逮捕されています。
その後、佐伯日菜子さんが被害届を取り下げたことにより、起訴猶予で奥大介さんは釈放。ただし、接近禁止命令が出されています。
その後離婚が成立し、成海花音さんら2人の娘の親権は佐伯日菜子さんが持つこととなりました。
逮捕容疑は今月4日午後3時半ごろ、佐伯に電話をかけ「今から殺しに行く」など脅した疑い。佐伯が同日夜、警察にDV被害を電話相談し、後に被害届を出していた。2人は02年に結婚した。関係者によると、結婚前から奥容疑者には嫉妬深いところがあり、佐伯の浮気などを疑う傾向があった。結婚後はさらにエスカレート。佐伯の携帯電話の電話帳を全削除することもあったという。
成海花音の父親・奥大介のプロフィール
生年月日:1976年2月7日
出身地:兵庫県
所属:元横浜FC
奥大介さんは日本代表経験もある元サッカー選手で、プロサッカーチーム「ジュビロ磐田」「横浜F・マリノス」「横浜FC」などでプレーしていました。
小学校3年生時にサッカーを始め、1991年に神戸弘陵学園高等学校へと進学。
2年生・3年生の時に「全国高等学校サッカー選手権大会」に出場し、大会ベスト8進出&大会優秀選手に選出された経験を持ちます。
1994年にプロサッカーチーム「ジュビロ磐田」にてプロ入りを果たし、U-19・U-20の日本代表にも選出。
リーグ戦においては1996年5月に初出場を果たし、翌年からはレギュラーとして定着して、1998年に日本代表デビューを飾ります。
その後「横浜F・マリノス」にレンタル移籍を経て移籍。キャプテンを務めたほか、2003・2004年のシーズンではチームを優勝&Jリーグ連覇に導きました。
同チームを退団し、2007年には「横浜FC」へと入団しますが同シーズン終了後に引退。
引退後は同チームが運営するサッカースクールのテクニカルアドバイザー、そしてフットサルクラブ「エスポラーダ北海道」のテクニカルアドバイザーを兼任していました。
さらに、多摩大学目黒高等学校のサッカー部監督に就任。
2011年からは横浜FCの強化部長にも就任していましたが、翌年12月に同職を辞任しています。
サッカー界を離れてからは、お好み焼き店やリゾートホテルに勤務。
しかし、2014年に勤務先へ向かう途中で交通事故を起こし、心肺停止の状態で病院へと搬送。1時間半後に死亡が確認されています。
享年38歳で、骨盤骨折などが要因だと報じられました。
17日午前4時25分ごろ、宮古島市上野宮国の県道202号で、軽乗用車が電柱に衝突し、運転していた元サッカー日本代表の奥大介さん(38)=同市下地=が心肺停止の状態で病院に搬送されたが、骨盤骨折などにより同6時2分、死亡が確認された。事故現場は片側1車線の左カーブ。県警によると、奥さんは上野交差点から宮国交差点方面に進行中、何らかの理由で対向車線にはみ出し、電柱に衝突したとみられる
成海花音の母親・佐伯日菜子のプロフィール
生年月日:1977年2月16日
出身地:奈良県
所属事務所:ヴィヴィアン
佐伯日菜子さんは、16歳の時に1994年公開の映画「毎日が夏休み」で役者デビュー。
同年の「日本アカデミー賞」で新人俳優賞・山路ふみこ賞新人賞などを受賞し、世間の注目を集めました。
その後、1997年にテレビ東京系列で放送された「EKO EKO AZARAK エコエコアザラク」で主演。
1998年公開の映画「らせん」で山村貞子役を演じたことを機に”ホラー・クイーン“と称されるように。多い時には100本のオファー中100本すべてがホラー作品だったこともあったそう。
以降、2000年にテレビ朝日系列で放送されたドラマ「アナザヘヴン〜eclipse〜」「TRICK」や、2001年公開の主演映画「ギプス」などの作品に出演。
プライベートでは、2002年に当時サッカー選手だった奥大介さんと結婚し、2人の娘を出産してからは、育児のために仕事をセーブしていました。
2013年に離婚し、2014年より役者として本格的に復帰。
2016年公開の映画「メッセージ episode1 みえちゃんからの伝言」、2017年に北米で放映された短編ドラマ「Sand Whale and Me」でも主演を務めました。
現在も役者として第一線で活躍しており、2023年は映画を中心に活躍。2024年には出演した映画「瞼の転校生」の公開や、ドラマ「めぐる未来」が日本テレビ系列で放送されます。
成海花音の兄弟&姉妹:妹が1人
成海花音さんは兄弟の存在について公式の場では発表していませんが、過去報じられた記事によると佐伯日菜子さん・奥大介さんには2人の娘がいるとのこと。
また、佐伯日菜子さんはインスタグラムで”次女”を紹介しており、妹がいることは確実なようです。そんな妹は「萌奈(もえな)」という名前だと噂されています。
現在は芸能界で活動されていないようですが、2013年に公開された映画「メロディ・オブ・ファンハウス」に”MOENA”名義で出演。佐伯日菜子さんと親子共演を果たしているそうです。
短編映画『さまよう心臓』やテレビ番組「みんなのうた」などの人形アニメを手掛ける秦俊子が監督と脚本を務めた短編の人形アニメーション。ロックバンド・N’夙川BOYSの曲をフィーチャーし、空想の世界に迷い込んだ少女が繰り広げる冒険と、少女を助けるN’夙川BOYSのメンバーの活躍を実写とアニメを融合させて描く。実写部分では『アサルトガールズ』などの佐伯日菜子と、彼女の娘であるMOENAが共演。
成海花音の学歴:高校は鎌倉女子大学高等学校?大学進学は?
卒業しました!!!
— 成海 花音 (@narumikanon) March 3, 2021
小学校から同じ学校で12年間お世話になった校舎はやっぱり離れがたくて案の定泣きました、、、
素敵な一生の友達に出会えて、これから別々の道を進むとしてもちょくちょく会いたい仲間たちです。
そしてここまで育ててくれた母に感謝します。ありがとう。 pic.twitter.com/WC2EeGEefh
成海花音さんは2014年に高校を卒業。
出身校は明かしていませんが、高校卒業の際に「小学校から同じ学校で12年間お世話になった校舎は」とコメントしているため、小学校~高校までの一貫校であることが推測できます。
調べてみると、神奈川県には小学校からの一貫校は公立ではありませんでした。また、写真の校舎・制服などから、私立の鎌倉女子大学高等学校卒業である可能性が高いとみられています。
なお、同高は鎌倉女子大学への内部推薦制度もありますが、成海花音さんは大学には進学せず、役者の道一本でいくことを決意したのだとか。
2021年3月のインタビューでは、その心境について以下のように語っています。
この春、高校を卒業。今後は女優として生きていく。「映画の撮影現場で、出演者やスタッフの方に、『大学に行くべきか?』を聞いてまわりました。意見は、ちょうど半々で……最後は自分で決断しました。このグラビアが掲載されるころには、次作の役作りで、髪をばっさり切っているはずです。役で容姿を変えることが初めてなので、なんだか嬉しいです(笑)」
成海花音の経歴:映画「ブレイブ -群青戦記-」でスクリーンデビュー
成海花音さんは、2021年公開の映画「ブレイブ -群青戦記-」でスクリーンデビュー。
同作では薙刀部の生徒・与田花音役を演じていますが、成海花音さん自身も薙刀経験者なのだそう。
中学時代には神奈川県大会で優勝、全国大会でも3位に入賞したほどの実力の持ち主だといいます。
映画では薙刀部の後輩役を熱演。自身も9年前から薙刀を始め、中学時代には神奈川県大会で優勝、全国大会で3位に入賞するなどの実力者だが、オーディションでは薙刀を披露する機会はなかったという。「ただひたすら首や背中を斬られていました…。自分の最大の武器を披露できず、受かるかどうかドキドキでしたね(笑)」。
「ミスiD2021」でネクストアクトレス賞、48時間映画祭2021「Food 2.0」では最優秀主演女優賞を受賞するなど、デビュー直後から世間が注目。
さらに同年は写真週刊誌「FLASH」で初グラビアを経験、舞台「時空警察SIG-RAIDER 彷徨~エトランジェから」にも出演しています。同舞台では主演を務め、主人公・神薙リコ役を演じました。
また、2022年に放送された日本テレビ系列のドラマ「漆をめぐる物語」にも出演しています。
成海花音の現在:役者として映画・舞台・ドラマと幅広く活躍中
- 成海花音さんは現在も役者として第一線で活躍しています。
2023年は映画「GOLDFISH」に出演したほか、Netflixで配信されたドラマ「舞妓さんちのまかないさん」第8話に出演。
同年11月~12月にかけては、舞台「SHELL」に出演していました。
また、同年10月よりTOYOTAが運営するYouTubeチャンネル「トヨタ YouTubeショールーム」に登場。
成海花音さんが出演しているショートドラマ「【トヨタの安全安心】前しか見ない彼女篇」が公開されています。
さらに、2024年には映画「1%er ワンパーセンター」が公開です。
まとめ
成海花音さんは役者で、役者の佐伯日菜子さん・元サッカー選手奥大介さんの長女です。
また、兄弟には妹が1人おり、過去には佐伯日菜子さんと親子共演も果たしているのだとか。
そんな成海花音さんは2021年公開の映画「ブレイブ -群青戦記-」でスクリーンデビュー。学生時代より得意としていた薙刀を生かした役どころを演じて話題を集めました。
以降、ドラマ・映画・舞台と活躍している成海花音さん。
今後、母親の佐伯日菜子さんが注目されるきっかけとなったホラー作品に、娘である成海花音さんも出演するのか、親子共演はあるのかも気になりますね。